中国旅行の持ち物|失敗しない!チェックリスト全26品目を解説

 

旅行のための持ち物って悩みますよね。『中国旅行に行くのに、特別必要なものはある?』なんてお悩みの方もいるんじゃないでしょうか?

そこで今回の記事では、

  • 海外旅行の必需品は?
  • 中国特有の必要になるものはある?
  • 逆に持っていかなくても大丈夫なものはある?

といった疑問にお答えします。

この記事の筆者:ジンベエ
主に中国西部を担当する現役ガイド&現地コーディネーター。中国旅行を満喫するためのお役立ち情報をお届けします。

中国旅行で絶対必用な持ち物の全26選

バックパックや機内持ち込み用のスーツケースに入れておきたい持ち物です。サッと取り出せるようにしておきましょう。

絶対に必要な貴重品の持ち物リスト

1.パスポート

日本人であることを証明できる唯一の身分証なので、紛失しないように厳重保管が必要。万が一の時に備えて、パスポートの顔写真のページのコピーも用意して、他の書類と一緒にしておきましょう。中国の入国時には有効期限が6ヶ月以上あることが望ましいとされています。

2.航空券

E-チケットの場合、航空券の提示が求められることは少ないですが、念のために往復航空券のコピーをプリントアウトして持っておきましょう。

3.現金

日本や中国の空港で両替できます。空港のレートが気になる方は、5,000円ほど移動費として両替しておいて、後から残りをホテルで両替することも可能。ただし、両替手数料を考えると、中国旅行ではクレジットカード決済するほうがお得です。

4.クレジットカード

中国では現金を使う決済が少なくなり、スマホ決済やカード決済がほとんどです。ホテルのチェックインのデポジットも、カードを使えば大量の現金をたくさん用意しなくて済みます。国際ブランドはVISAが無難

5.海外旅行保険証

海外でトラブルに巻き込まれる確率は交通事故の約4倍。医療費が高額になることも多いので、必ず海外旅行保険には加入しましょう。費用が気になる方は、年会費無料のクレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用することもできます。

ジンベエ
筆者は年会費無料で“海外旅行保険”が自動付帯するエポスカードを愛用しています。海外旅行好きの必携カードですね。

リュックサックに入れておきたい中国旅行の持ち物10選

6.スマートフォン

旅の必需品ですね。スマートフォンがあれば、地図から辞書、翻訳、リサーチまでなんでもできてしまいます。*海外ローミングは非常に高額になることがあるので、レンタルWiFiと組み合わせて使用しましょう。

7.レンタルWiFi

中国では、政府によってネット規制が敷かれているため、そのままではLINEやInstagram、twitter、You Tubeといった普段よく利用するサービスが使えません。

中国のこうした規制をパスできるVPNと呼ばれる機能の付いたレンタルWiFiを利用するようにしましょう。

8.折り畳み傘

天気予報で雨だとはっきりわかっている時には、バッグに入れておきましょう。

ただし中国では雨が降ると街中でも200円前後で使い捨て傘が購入できるので、急な雨対策は現地調達でも問題ありません。

9.PM2.5に対応したマスク

中国では、特に冬の時期には大気汚染が深刻になります。

PM2.5に対応したマスクを準備するようにしましょう。北京などは気温も氷点下まで下がるので、寒さ対策としても有効です。

夏の時期になるとマスクをする中国人は減りますが、喉や気管が弱い方は外出時には季節を問わずマスクを付けるようにしましょう。

10.ティッシュペーパー

基本的に中国ではトイレに紙はないと思っておいた方がよいです。*確実に紙があるのは空港くらいです…

現地でもコンビニで購入できるので、大量に持っていく必要はありませんが、2,3個はリュックサックに入れておきましょう。

11.除菌できるウェットティッシュ

飲食店で机を拭いたりするのに便利。
中国では、肉などの骨や食べ残しを机に気にせず捨ててしまう習慣があるので、机の上はかなり汚れています。

必ず料理を食べだす前に机はひと拭きしましょう。

12.アルコールスプレー

中国は衛生面でまだまだ発展途上国なので、除菌用のアルコールスプレーを持っておくと食事やトイレ、ホテルの備品をキレイにする時などに役立ちます。

13.上着

衣類とは別に、一枚上に着るための上着をバックに入れておきましょう。飛行機など思ったよりも空調が効いていることがあります。LCCなどは毛布が有料な場合もあるのでご注意を。

14.常備薬

普段飲んでいる薬は必ず持参してください。

中国料理は油や香辛料をよく使うので、胃腸の調子が悪くなる方が多いです。胃腸薬も用意しておくことをおすすめします。

ジンベエ
体調が悪い時に海外の薬を口にするのは、かなり勇気がいります…。

15.筆記用具

中国旅行では、筆記用具が必ず必要な持ち物です。

中国の空港では入国カードを記入する必要がありますが、ボールペンがないことも多く、記入するためだけにボールペンがあるところに行列ができることも…。

スムーズに入国するためにすぐ出せるところに携帯するようにしましょう。

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16.着替え

着替えを何着持っていくかは結構悩む方が多いですが、大人であれば基本的には“旅行日数+1日分”が基本です。

ただし、中国は場所や季節によって気候が全く違うので、事前に訪れる予定の街の気候を確認するようにしましょう。

17.生理用品

中国のスーパーなどでも、日本メーカーの生理用品は購入できますが、値段が割高。

中国メーカーの商品であれば値段もリーズナブルですが、使い心地はイマイチ…のようです。
数日分であれば持参したほうが探す手間もなく気楽です。

18.シャンプー&リンス

ホテルにも備え付けのものがありますが、品質はあまり良くないので、日本からトラベル用のミニサイズのものを持っていくと重宝します。安いホテルだと石鹸のみの場所もあるのでご注意を…。

19.ひげそり

シャンプー&リンスと同じように、ホテルのアメニティはあまり品質がよくありません。

100均や無印良品でトラベル用の小さな容器が購入できるので、用意しておくと旅行の際に重宝する持ち物です。

20.歯ブラシ

安いホテルだとアメニティで付いてこないといころも多いです。

衛生面も少し心配なので、口に入れるものは日本から持っていくと安心です。

21.サンダル

ホテルに使い捨てのスリッパが置いてない時に便利です。

裸足になったり、シャワー浴びた後など、サンダルがあるとホテルでのんびりするのに重宝します。

ジンベエ
筆者は無印良品の携帯用スリッパを愛用しています。

22.メガネ・コンタクト用品

中国でも購入できますが、普段から使い慣れたものを持っていくと良いでしょう。

23.便座シート

中国でも近年は衛生面が少しずつ改善されてはいますが、いまだにトイレが汚い飲食店も多くあります。

外出先でトイレに行く時には使い捨ての便座シートがあると安心です。

100均でも購入できるので旅先では携帯するようにしましょう。ウォシュレット派の方は、携帯用ウォシュレットがあると安心です。

24.海外用マルチタップ

中国は複数のコンセントタイプが混在しているため、Aタイプのコンセントの空きが部屋に1つしかないこともあります。

海外用マルチタップなら、コンセントの口数が増やせるので、いろいろなデバイスを一度に充電できます。*普通のマルチタップは100V専用がほとんどで、海外では使えないのでご注意ください。

25.エコバッグ

中国は基本的にスーパーのビニール袋は有料です。エコバッグを携帯しておくと、食料品やお土産を購入するのにも便利です。

26.斜めがけバッグ

観光用の小さめのバッグ(ファスナーで閉じられるタイプ)を持っていくと安心です。

中国ではポケットに財布やスマートフォンなどを入れておくと、地下鉄やバスでスリの標的になることがあるので、外出する時は斜めがけバッグに貴重品は入れて、後ろではなく前で持つようにしましょう。

無くても大丈夫&現地調達で大丈夫な中国旅行の持ち物

海外旅行の際に多くの方が必要かと思って購入してみたものの、ほとんど使う機会がなかったという持ち物をまとめてご紹介します。

1.変圧器

中国の電圧は220Vと日本より高いですが、iPhoneなどのスマートフォンやデジタルカメラなどの充電アダプターは全世界の電圧に対応しているので、基本的に変圧器は必要ないケースがほとんど。

(画像出典:Apple

充電アダプターのところにある対応電圧の表記が『Input:100V~240V』とあれば、変圧器が必要ありません。

長期滞在で海外電圧に対応していない生活家電などを持ち込むような駐在さんたちは変圧器が必要になります。

2.変換プラグ

中国は歴史的背景から、複数のコンセント形状が混在していますが、どのコンセントにも日本と同じAタイプが1つはあるので、変換プラグはなくても困りません。

スマホやデジカメ、パソコンなど一度にたくさんコンセントを使う必要がある場合には、「Oタイプ」の変換プラグを用意しましょう。しっかりした日本メーカーの製品でも2個で600円ほどです。

3.使い捨てカイロ

冬の北京はかなり寒くなりますが、日本と同じような値段でコンビニでも使い捨てカイロが購入できます。荷物の重さがギリギリなら現地調達でも困りません。

4.お水(ミネラルウォーター)

時々「中国のお水は心配で…」とミネラルウォーターを持ってくる方がいますが、本当に心配なら現地のスーパーでエビアンなど海外のミネラルウォーターも購入できます。

お水をスーツケースを入れるとあっという間に重量オーバーになるのでやめましょう。

緊急時の連絡先は確認しておこう

中国は海外の中では比較的治安の良い国ですが、万が一トラブルに巻き込まれたときのために、必要な連絡先はスマートフォンなどに登録しておきましょう。

  • 警察 110
  • 救急車120 or 999

救急車は有料で、数万円の乗車費がかかります。緊急時でなければタクシーを使っていった方がスピーディーなこともあります。

  • 大使館・領事館
在中華人民共和国大使館
住所:北京市朝陽区亮馬橋東街1号
TEL:010-8531-9800
在香港総領事館

住所:香港中環康楽廣場8號交易廣場第一座46樓及47樓
TEL:(852) 2522-1184
在上海日本国総領事館
住所:上海市万山路8号
TEL:021-5257-4766
在重慶総領事館

住所:重慶市渝中区鄒容路68号大都会商廈37F
TEL:023-6373-3585

中国へ旅行する前には、外務省が用意している海外安全情報の確認もお忘れなく。中国では反日感情が高まる祝日もあるので、気をつけましょう。

持ち物を準備して中国旅行を楽しもう

莫家街の門

これから中国へ旅行する方のために、中国旅行の持ち物で必要なもの・必要ないものをわかりやすくチェックリストでご紹介しました。

持ち物をしっかり確認して、中国旅行を楽しみましょう。

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