海外旅行のトラベルグッズで必需品の1つが変換プラグですよね。
でも、いろいろな種類の変換プラグがあるので、「どれを選んだらいいかわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、海外生活10年目を突破した筆者が、実際にAmazonなどでも人気の高い万能タイプのマルチ変換プラグを使用してみたレビューをご紹介したいと思います。
筆者:ジンベエ
手放せなくなる万能なマルチ変換プラグの使用レビュー
筆者は海外でガイドをしているため、荷物はできるだけ身軽にするように努めています。
でも筆者以外でも海外旅行で「バックパックやスーツケースの中はできるだけシンプルがいい!」という方が多いのではないでしょうか?
そういう方にこそ今回のマルチ変換プラグはぜひおすすめしたいです!
万能ポイント1:海外旅行の充電アダプターがこれ1つにまとめられる
画像は筆者が海外に行く際に持っていくデバイスたちです。
この万能なマルチ変換プラグなら、
- iPad
- iPhone
- ミラーレスカメラ
- モバイルバッテリー
を1口のコンセントですべて同時に充電することができます。
それもiPadとiPhoneはしっかり急速充電されているので、よくあるマルチ変換プラグのUSBポートのように1Aで充電にものすごく時間がかかるということもありません。
そして何より嬉しかったのが、それぞれの充電アダプターが必要ないことです。
これがいままで筆者が海外に行く際に携帯していた充電アダプターたちです。
マルチ変換プラグはUSBポートが4口にtype-cのポートも1口あるので、基本的にデバイスの充電アダプターは一切必要なくなりました。
あとはケーブルとマルチ変換プラグだけ持ち歩けば大丈夫です。
このマルチ変換プラグを手に入れてから、荷物はこれだけです。
バックパックに入れていてもかさばらないので、空港や列車に長時間乗る時にもさっと取り出せて使えます。
空港のフリーチャージゾーンってコンセントが1口しか空いてないことも多いので、これを差し込むだけでいくつもデバイスを同時に充電できるのは助かります。
グローバル通用+携帯性重視
出力5.6Aでipad2台同時に充電しても全然問題ナシ(検証済)
本体に付属ヒューズ1本付いておりますので、万一の時も安心ですね。
世界150ヵ国使えるとの通用性、本体重さ150gの軽さ(付属ケースに入ると約170g)、これからの海外旅行や出張にiphoneとipadの充電に困らないからうれしい
万能ポイント2:プラグはしっかりしていてマルチ変換プラグの弱点は解決済み
実は昔からマルチ変換プラグって結構いろいろな種類が発売されています。
でも、個人的にはあまり好きではありませんでした。
というのも、しっかり差し込んでもマルチ変換プラグ自体が重いものが多くて、自重で勝手にコンセントから抜けてしまうものが多かったからです。
でもこのマルチ変換プラグは割とコンパクトサイズで、コンセントもしっかりしているので、差し込んで振ってみましたが外れそうな様子はありませんでした。
ただ…SEタイプのコンセントは外れるかも
ちょっと気をつけたいのがSEタイプの変換プラグです。
画像で見るとわかると思いますが、ちょっと斜めになっていますよね。
この状態で利用していると、充電ケーブルを少しなにかの拍子で引っ張ったりしてしまうと抜けてしまうかもしれません。
特にSEタイプのコンセントは、Cタイプのプラグよりも穴のサイズが大きめなので、韓国やフランス、インドネシアなどSEタイプを使っている国のコンセントだともしかしたら抜けやすいかもしれません。
AタイプとOタイプ、BFはガッチリ差し込めるので問題ありませんでした。
このCとSEタイプの変換プラグは、国によってコンセントに丸いくぼみがあったりするため、ピッタリ差し込めるような変換プラグを作るのが難しいみたいです。
旅行で必要不可欠
他のUSB充電器もって行きましたが結局これしか使わなかったです。ただ、凹のあるコンセントがある国ではゲタを履かすように間に
別の海外プラグを刺してからでないとグラグラと不安定な場合もありました。USBポートも4つあるので取り合いにならずお互いにシェアして電源確保出来たのも得点材料。
その上、さらに様々な形状のプラグも刺せるので完璧。これだけ機能を備えてこの大きさも得点材料。
万能ポイント3:海外電圧対応ならドライヤーまで使用できる
マルチ変換プラグについてきた説明書(ペラペラで日本語はありませんが…)によると、対応出力は230V地域なら1840WまでOKです。
- 110V…880Wまで
- 230V…1840Wまで
台湾やアメリカは110Vですが、それでも880Wまでは使えるので、海外の電圧にも対応したドライヤーなんかだったら問題なくそのまま使用できます。
マルチ変換プラグは意外とドライヤーとか携帯用ケトルとかが使えないことも多いので、ハイパワーな家電も問題なく使用できるのは助かります。
ドライヤー使用可能表記が心強い
持ち運び用ケースが付属しているのと、ドライヤー使用可能が記載されているのでこちらを選びました。
iPhone・android・スマートウオッチ・モバイルバッテリー・デジカメの充電を同時に行いたくて購入しましたが
同時進行だと多少時間差はあるものの、1か所のみの充電使用であれば充電時間に不満はありません。
万能なマルチ変換プラグの細かな仕様紹介
主なマルチ変換プラグの機能はすでにご紹介しましたが、細かい仕様についてもご紹介しておきます。
世界中180カ国のコンセント形状に対応
このマルチ変換プラグは、ツマミを押し出すことでプラグが飛び出る仕組みになっています。
収納してしまえばコンパクトになりかさばらないので、バックパックに入れても邪魔になりません。
4つのプラグ形状で、世界中の180の国で使用できます。
これ1つあれば、海外旅行のたびに「あの国はどのコンセント形状だっけ?」と調べる手間から解放されます。
コンセントタイプ | C(SE)・O・BF・A |
サイズ | 73×54×53mm |
重量 | 145g |
ポート | USB×4、type-c×1 |
輸入 | 100-240V:8A |
素材 | 難燃性PC 94v0 |
ヨーロッパや韓国で使えるCタイプ
「EU」と表記されているのはCタイプのプラグ。
- イタリア
- スイス
- オランダ
- ドイツ
- デンマーク
- フィンランド
- 韓国
あたりがCタイプを利用しています。
ちなみに似たような形状のSEタイプがありますが、CタイプとSEタイプの違いはピンの口径です。
Cタイプが4mmでSEタイプが5mmです。
そのため、CタイプのプラグはSEタイプのコンセントにも問題なく差し込むことができます(若干グラつきますが)。
イギリスや香港、マレーシアなどで主流のBFタイプ
「UK」と表記されているのがBFタイプのプラグ。
- イギリス
- 香港
- マカオ
- ドバイ
- マレーシア
あたりがBFがタイプのプラグを利用しています。
オーストラリアや中国で使えるOタイプ
「USA/AUS」と表記されているのがAタイプとOタイプのプラグ。
Aタイプは日本で普段使っているプラグで、斜めに動かすとオーストラリアや中国で使われているOタイプのプラグになります。
USBポートは4つ搭載
このマルチ変換プラグには4つのUSBポートが搭載されています。
- 入力:100v~240V 800mA(8A)
- USB 1口:5V 2.4A MAX
- USB 全体:5V 5.6A MAX
合計で5.6AまでOKなので、4つのデバイスをつないでも全く問題ありません。
*ただ、何時間も使い続けると熱を持つことがあるので、繋ぎっぱなしで電子機器を長時間使用するのはあまりおすすめできません。
type-cにも対応でタブレットやパソコンの充電も可能
変換プラグのツマミ部分には、type-cのポートも用意されています。
- 5Vー3A MAX
アップル製品やノートパソコンなど、type-cが利用できる電子機器がどんどん増えていますが、このマルチ変換プラグならUSBポートと合わせると合計5台のデバイスを同時に充電できます。
そして上部のコンセントも活用すると、海外旅行でそんなに同時に充電する必要があるかは別として、6台の同時充電が可能です。
アンペア数をオーバーしても予備のヒューズあり
間違って電力量が8Aをオーバーしてしまった場合でも、安全装置が取り付けられているので安心です。
交換用のヒューズもプラグが出てくるところに収納されているので、安全装置が作動した後もヒューズを交換すれば引き続き使用できます。
万能なマルチ変換プラグで便利&身軽に旅行に出かけよう
今回は、USBポートとtype-cを搭載した万能型のマルチ変換プラグを実際に使ってみたレビューをご紹介しました。
普段変換プラグはコンパクトな単体タイプを好んで使っていたのですが、このマルチ変換プラグならほとんどの電子機器は充電アダプターを持ち歩かなくてよくなるので、思った以上に荷物がスッキリとして快適でした。
2,000円以下なら、非常にコストパフォーマンスの高いトラベルグッズだと思います。
これから海外旅行を計画していて、「マルチ変換プラグを探している」という方は参考にしていただければ幸いです。