日本発祥のトラベルブランドとして人気が高まっている&WEAR。
今回は代表モデルであるPIANOの使用レビューをお届けしたいと思います。
- &WEARのブランドの特徴について
- &WEARのスーツケースの◯✕なところ
- PIANOシリーズの種類と選び方について
良いところから少しイマイチなところまでレビューしているので、&WEARのリアルな口コミ評判が気になっている方のお役に立てば幸いです。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
&WEARってどんなブランド!?
&WEARは、「FASION & FUNCTION」をコンセプトに、美しさと機能性の両立を実現するスーツケースを提案する日本発祥のトラベルブランドです。
“THE BASIC”だからこそ、おしゃれに、上品に寄り添える。
“THE BASIC”だからこそ、新しいライフスタイルを彩れる。
“THE BASIC”だからこそ、一生のパートナーとして愛用できる。コロナ禍から回復した新しい世界を、不遇の時代を経験したからこそ、あえておしゃれに。
あなたの新しいパートナーとして、寄り添っていきたい。
&WEARを手掛けているのは株式会社KURUKURUです。
これで「あ、KURUKURUさんね」とわかった方は相当のスーツケース好きです。
KURUKURUはあの『MAIMO』を手掛けるスーツケースメーカーさん
&WEARを手掛ける株式会社KURUKURUは、セルフで交換できるHINOMOTO製キャスターを採用したMAIMOシリーズを手掛けているメーカーさんです。
MAIMOも非常に基本性能がしっかりしたスーツケースでした。
&WEARも高いデザイン性に目が行きがちですが、作りがしっかりしていて『長く使ってほしい!』というメーカーの想いが感じられて高評価です。
【使用レビュー】&WEARのスーツケースについて
では、さっそく&WEARのスーツケースの使い勝手について、良いところや気になるところについて4つのポイントに分けてご紹介したいと思います。
先に結論からご紹介すると…
&WEARのスーツケースは“デザインだけでなく品質も高い”ベーシックスーツケース
という感じです。
Amazonや楽天市場でも口コミ評判が4.4以上のモデルですが、購入を考えている方や口コミ評判が気になっている方にレビューが参考になれば嬉しいです。
何か質問などがあれば、コメント欄からお寄せいただければ分かる範囲でご返答いたします。
1.デザイン性の高さは同価格帯で断トツ
&WEARのスーツケースの何よりの魅力はこのデザイン性です。
スーツケースの企画自体は日本で行われていますが、デザインはイタリアにて行われたそうです。
斜めに入ったリブ(凸凹)や落ち着いたボディカラーにブラウンに統一されたファスナーやハンドルが良いアクセントになっていて、とても上品なイメージのスーツケースです。
この価格帯のスーツケースは、個性のない「ザ・スーツケース」みたいな製品が多い中、&WEARのスーツケースはおしゃれな格好をして引いても全く恥ずかしくないデザインです。
日本で一番スーツケースのレビューをしていると自負していますが、1万円台のスーツケースの中では断トツのデザイン性だと思います。
ハンドルなどは少し離れて見るとレザーのように見えます(もちろんレザーではないのですが…)。
ファスナートップにも「&WEAR」というロゴがプリントされていたり、素材の異なるパーツが同じカラーで統一されていたり(色を合わせるのに手間がかかる)と、丁寧に開発されたのがわかるスーツケースです。
おしゃれなスーツケースは持っているだけで旅に出かけたくなるのが良いですよね。
2.PIANOⅡならキャスターはヒノモト製で交換可能
&WEARのスーツケースの初代モデルには45mmのウレタン系キャスターが採用されています。
これは一般的なキャスターで特筆するところはありませんが、最近になって次世代モデルが発表になりました。
PIANOⅡでは、株式会社KURUKURUが得意とする交換式HINOMOTOサイレントランキャスターが採用されました。
55mmと大型のキャスターのため道の凸凹やホテルの絨毯敷きでもスムーズにスーツケースが引け、静粛性にも優れています。
また、スーツケースの中で一番壊れやすいパーツであるキャスターが、摩耗したらセルフで純正品へと交換できるため、実質ボディが破損するなどしない限りずっと同じスーツケースを愛用できます。
もう少しマニアックなHINOMOTOサイレントランキャスターの特徴については以下の関連記事からどうぞ
3.しっかりとした作りで耐久性◎
デザインに目が行きがちな&WEARのスーツケースですが、長く愛用できるように目立たないところにも力が入れられています。
ボディには、2万円以下のスーツケースでは珍しいドイツ開発のポリカボネート素材を100%使用しています。
防弾ガラスにも使われる素材で耐久性と軽量性を両立させています。
ポリカボネートはスーツケースにとって理想的な素材ですが、高いので安価なスーツケースは他の樹脂と混ぜた混合素材を使うケースが多いです。
&WEARのスーツケースのメンテナンスファスナーの中です。※開ける場合は自己責任で…
キャリーバーの留め具なども一体型のパーツで固定されていて、頑丈です。
横のハンドル部分の留め具です。
この部分も同じような価格で販売しているノーブランド品だと、ほぼ直付けのような状態もありますが、&WEARのスーツケースは目の届かないところまでユーザー目線で作られたスーツケースで長く愛用できるでしょう。
4.内装の仕切りだけ両面にしてほしい!
唯一残念、、というかもう少し頑張って欲しいのが内装部分ですかね。
&WEARのスーツケースの収納部分は、片側がラウンドファスナー、片側がXバンドという一般的なスタイルです。
この方式だと、スーツケース閉じる時に間違えると衣類が崩れたりするんですよね。
日本メーカーの中には同じような価格帯でも両面に仕切りを用意しているメーカーも増えているので、次回のマイナーチェンジでアップデートされると嬉しいです。
ただ、メッシュポケットが大きいサイズが一つに、小さいサイズが一つ取り付けられているので、細かい荷物なども整理整頓しながらパッキングできると思います。
&WEARのPIANOⅠ・PIANOⅡの違いについて
&WEARのスーツケースを選ぶ上で間違えやすそうなので、新旧モデルの違いを表でまとめてご紹介しておこうと思います。
Amazonでは、型番表示などなく「ストッパーあり・なし」で分けられています。
ストッパーなし→PIANOⅠ(初代モデル)
ストッパーあり→PIANOⅡ(次世代モデル)
となるのでご注意下さい。
PIANOⅠ | PIANOⅡ |
|
左に加えて
|
13,980円~ | 15,980円~ |
価格差は2,000円ほどで新モデルは大幅に機能性をアップさせているので、基本的には迷ったら新モデルを選んでおくと間違いないと思います。
特にキャスターが交換式のHINOMOTO製になっているのが大きく、キャスターサイズも大幅にアップしているため、引いた時の感覚は全く別物のスーツケースといっても過言ではありません。
キャスターストッパーが搭載されている&WEARのスーツケースなら最新モデルです。
&WEARのスーツケースで上品な旅を楽しもう
今回は&WEARのスーツケースの使用レビューをお届けしました。
Amazonや楽天市場などでも平均評価の高いスーツケースですが、使ってみるとその口コミ評判の高さも納得の仕上がりでした。
デザイン性の高さはもちろん、目の届かないところまでユーザー目線で作られたスーツケースです。
&WEARのデザインに惹かれてこのスーツケースが気になっている方は、迷わず選んでしまって間違いないと思います。