HINOMOTOキャスターのスーツケース

 

日本が世界に誇るHINOMOTO(ヒノモト)キャスター

「とりあえずスーツケースはHINOMOTOキャスターが付いていれば一安心」という旅行好きの方もいらっしゃるほど、絶大な信頼感のあるキャスターメーカーさんです。

そこで今回の特集では、HINOMOTOキャスターと他の一般的なキャスターの違いや、HINOMOTOキャスターを搭載しているおすすめのスーツケース情報をご紹介したいと思います。

この記事の筆者:ジンベエ
海外ガイド&コーディネーター歴12年。使用したスーツケースは50台以上。
世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。

HINOMOTOキャスターとは

HINOMOTOキャスター

HINOMOTOキャスターは、日本の日乃本錠前というメーカーが開発・製造しているキャスターです。

日乃本錠前は1932年に創業した老舗企業で、ヒノモトキャスターの他にランド錠などの錠前でもリーディングカンパニーだそうです。

当社は、簡単で優秀な技術(簡秀技術)をモットーに、鞄・スーツケース類の錠前及び、キャスター等の付属パーツの開発を行っております。
創業時より長年にわたり蓄積された技術とノウハウを使い、世界基準の品質とコスト要求に応えられるよう日々努力しております。

ジンベエ
特にヒノモトキャスターは、高級スーツケースにも採用されるなど、非常に信頼感があります。

HINOMOTOキャスターとHINOMOTOサイレントランキャスターについて

一口に“HINOMOTOキャスター”といっても、大きく分けると2種類があります。

“HINOMOTOキャスター”“HINOMOTOサイレントランキャスター”です。

ジンベエ
サイレントランキャスターには“SILENT RUN”と刻印されています。

違いを表で簡単に確認してみましょう。

名称ノーブランド
キャスター
ヒノモト
キャスター
ヒノモト
サイレントラン
素材PU系PU系エストラマー系
静粛性
経年劣化
価格

ノーブランドのキャスターや、ノーマルのHINOMOTOキャスターに使用されているのはPU(ポリウレタン)系の素材です。

ポリウレタンは転がるときの騒音が小さく、耐摩耗性も高いためほとんどのスーツケースに採用されています。

それに対して、HINOMOTOサイレントランキャスターには、日乃本が三菱マテリアルと共同開発した特許素材であるエストラマー系のLisofという素材が採用されています。

静粛性について

HINOMOTOキャスターの性能表

同じPU系キャスターでも、HINOMOTOキャスターはノーブランドのキャスターと比べるとはるかに静粛性に優れています

そして、HINOMOTOサイレントランキャスターは、従来のHINOMOTOキャスターよりもさらに静粛性を高めるられるよう開発されたため、スーツケースをひく時の“ガラガラ”という音が小さく移動快適性が高まっています。

ノーブランドのキャスターとHINOMOTOサイレントランキャスターだと、20dbほどの差があります。

どれくらいの違いかというと…

  • 一般的なキャスター:74db 騒がしい街中、セミの鳴き声
  • HINOMOTOサイレントランキャスター:54db 静かな事務所

同じキャスターでも、全く性能が異なっているのがわかります。

朝早くや夜遅くの移動でもキャスターの音が静かだと安心です。

経年劣化について

スタリアVsのキャスター

PUキャスターは耐摩耗性に優れるのが大きな魅力ですが、弱点として加水分解があります。

加水分解とは、物質と水が反応して分解を起こす現象のこと。

PUキャスターも、空気中の水分と反応して劣化するため、早ければ2,3年で使い物にならなくなります

これに対してサイレントランキャスターは、PUキャスターのように加水分解しないという特徴があります。

スーツケースの故障はキャスターが8割から9割と言われていて、「ボディは問題ないのにキャスターがだめになったから買い換えた」なんて方も多いのではないでしょうか?

スーツケースをできるだけ長く愛用したいという方は、HINOMOTOでもサイレントランキャスターを搭載しているかどうか確認するようにしましょう。

HINOMOTOキャスター搭載のおすすめスーツケース5選

では、早速HINOMOTOキャスターを搭載しているスーツケースでおすすめのものをご紹介したいと思います。

HINOMOTOキャスターを採用したスーツケースの価格帯は…

  • HINOMOTOキャスター:1万円以上のスーツケース
  • HINOMOTOサイレントランキャスター:2万円以上のスーツケース

くらいが、大体の目安です。

予算や好みに応じて選ぶようにしましょう。

1グリフィンランド
SELICA
11,980円~
2レジェンドウォーカー
6016
9,800円~
3サンコー
スーパーライトMGC
28,600円~
4イノベーター
INV48~63
17,600円~
5バーマス
ヘリテージ
20,000円~

1.グリフィンランド SELICA-F

ヒノモトキャスター&ストッパー搭載でこの価格!

  • 搭載キャスター:HINOMOTOキャスター
  • ボディ:ファスナー
  • 機能:キャスターストッパー・拡張機能

楽天市場でもスーツケースの年間ランキング1位になったグリフィンランド

5,000円前後の格安スーツケースが人気ですが、実は狙い目はSELICA-Fというグリフィンランドでは高価格帯のモデル。

格安モデルはノーブランドキャスターですが、SELICA-FにはHINOMOTOキャスターが採用されています。

そしてちょっとマニアックですが、実は日乃本はキャスターストッパーも開発していて、SELICA-Fにはヒノモトキャスターストッパーも搭載されています。
手元のスイッチを回すだけでロックできるので、電車での移動中も安心です。

これだけの性能を持つスーツケースが約1万円で手が届くというのは非常にコスパが高く、グリフィンランドならではです。

従来使っていたものよりキャスターが滑らかで音も静かですし引き心地抜群です。乳児と一緒に移動する際に使用しましたが、ストッパーのおかげで電車内でも安心して手を離せたので乳児の相手に集中出来ました。
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2.レジェンドウォーカー 6016

レジェンドウォーカー6016

基本性能を高めた人気モデル

  • 搭載キャスター:HINOMOTOキャスター
  • ボディ:フレーム
  • 機能:100%ポリカーボネート

グリフィンランドと並んでリーズナブルさで人気の高いレジェンドウォーカー

中でもHINOMOTOキャスターを搭載して基本性能をしっかりと高めた人気モデルが6016です。

高級スーツケースメーカーと同じ3層構造のポリカーボネート素材をボディに採用しています。

そしてユニークな特徴として前輪には50mmキャスター、摩耗しやすい後輪には60mmの大型キャスターを搭載しています。

HINOMOTOキャスターを搭載して、レジェンドウォーカーでも5,000円台のモデルとは一味違う品質にこだわったモデルです。

6日間の海外旅行に使用

まだ一回だけの使用だが、自重、内部構造、キャスター、ハンドルすべて満足。静音キャスターと言っても通用する。全体に扱いやすかった。表面の塗装は汚れがかなり目立ちやすいが、思っていたほど傷つくこともなかった。よい買い物をしたと思っている。
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3.サンコー スーパーライトMGC

極軽(スーパーライト)MGC

HINOMOTOキャスター×軽量フレームの絶大な安心感

  • 搭載キャスター:HINOMOTO軽量静音キャスター(サンコーと共同開発)
  • ボディ:フレーム
  • 機能:100%ポリカーボネート・マグネシウム合金フレーム

“フレームといえばサンコー”といわれるほど安心感のサンコースーパーライトMGC

世界でも数少ないマグネシウム合金を使ったフレームタイプのスーツケースで、高い耐久性を持ちつつ56Lサイズで3.5kgと非常に高い軽量性が魅力です。

そしてサンコーは昔からHINOMOTOキャスターを採用しており、スーパーライトMGCには、日乃本と共同開発した軽量静音キャスターが採用されています。
グリスパック仕様で、使いながらグリスが自動で補給され、高い移動快適性をキープできます。

サンコーさんはお値段もボチボチしますし、知名度ではそこまで高くないかもしれませんが、知っている人は知っているリピーターの多い日本メーカーです。

出張に

出張の機会が増えたため、新調しました。以前愛用していたスーツケースは某有名メーカー製品でしたが、年期もので重量があり苦労をしていたので、軽量かつスタイリッシュなこちらを選びました。軽さはもちろんのこと、キャスターの動きが大変良いです。エンボスと六角形のモチーフを模した柄も、高級感があり気に入りました。
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4.イノベーター INV-48・55・63

デザインだけじゃない機能性の高さ

  • 搭載キャスター:HINOMOTOサイレントランキャスター
  • ボディ:ファスナー
  • 機能:ー

イノベータークロスのあしらわれた洗練されたデザインに一目惚れして購入する方も多いイノベーターのスーツケース

デザインだけじゃなく機能性にもこだわっており、1万円台後半から手が届く価格帯ながらHINOMOTOサイレントランキャスターを採用

そして軽量性も魅力で、機内持ち込みサイズのINV48だと重量はわずか2.7kgしかありません。

LCCなど重量制限が厳しいフライトでも重宝する軽量スーツケースです。

サイズがちょっとわかりにくいのですが…

  • INV48:機内持ち込みサイズ
  • INV55:Mサイズ
  • INV63:Lサイズ

となっています。

大満足です!

とても軽くて大変使いやすかったです。50Lのホワイトを購入したのですがカタログスペック以上に軽く感じました。と、いうのもキャスターがとてもなめらかなんです!静音性を実現する中でキャスターの摩擦が減少したせいか、引っ張って移動するときに他のキャリーとは比べ物にならないほど軽いです。またハンドルが2か所備わっているため、階段で持ち上げるときなどは横のハンドルをとても重宝します。もうこれなしの旅行など考えられません!
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5.バーマス ヘリテージ

質実剛健なドイツブランドのスーツケース

  • 搭載キャスター:HINOMOTOサイレントランキャスター
  • ボディ:ファスナー/フレーム
  • 機能:キャスターストッパー・USBポート

1919年にドイツで創業した100年以上の歴史を持つ老舗鞄メーカーのバーマス

ヘリテージはバーマスの一番新しいシリーズで、HINOMOTOサイレントランキャスターに加えてキャスターストッパーUSBポートを備えた次世代のスタンダードモデルとも言える機能性の高さが魅力です。

機能性を見ると、バーマスのフラッグシップモデルであるプレステージ3(3万円台後半~)とほとんど変わらず、それでいて価格が約2万円からと、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。

フレームタイプとファスナータイプが用意されていて、フレームタイプにはUSBポートが搭載されていないのでご注意を。

頼れる相棒

持って軽く、押して軽いので快適です。
キャスターがスムーズすぎて電車内では取っ手を握りしめてないと若干不安なくらい。
その分、たくさんいれても滑らかに取り回せます。
音はほとんど気になりませんでした。
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HINOMOTOキャスター搭載の長く愛用できるスーツケース!

スーパーライトMGCのキャスター

日本が世界に誇る日乃本さんのHINOMOTOキャスターの特徴やヒノモトキャスターとサイレントランキャスターの違いについて簡単にご紹介しました。

スーツケースを選ぶ際に、キャスターは最も重要なパーツの一つです。

長く安心して愛用できるスーツケースを選ぶためにも、HINOMOTOキャスターを搭載したスーツケースを選んでみるのはいかがでしょうか?