フリクエンターのマーリエ使用レビュー

 

“世界一の静音性”と言われるキャスター性能が魅力のフリクエンター

中でもフリクエンター・マーリエ/MALIE拡張機能&4方向開閉で人気の高いモデルです。

今回は実際にフリクエンター・マーリエを使用してみて感じた、口コミ評判ではわからない長所・短所をレビューしていきたいと思います。

この記事の筆者:ジンベエ
海外ガイド&コーディネーター歴12年。使用したスーツケースは50台以上。
世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。

フリクエンター・マーリエの基本情報

フリクエンターのマーリエ

フリクエンターのスーツケースは機内持ち込みサイズだけのモデルも多いですが、マーリエに関しては機内持ち込みサイズから受託手荷物サイズまで3サイズがラインナップされています。

モデル名1-2801-2811-282
容量86(+12)L55(+11)L34(+5)L
サイズ49*68*28(+5)cm41*58*26(+5)cm35*46*24(+3)cm
重量5.4kg4.6kg3.7kg
機能フロントオープン・360°オープン・USBポート・高静粛性タイヤ
参考価格30,800円27,500円24,200円

ジンベエ
ちなみに筆者が利用しているのは85Lサイズです。
理由は後ほどご紹介しますが、受託手荷物サイズならマーリエ、機内持ち込みサイズならフリクエンターのクラムアドバンスがおすすめです。

フリクエンター・マーリエの外観レビュー

フリクエンター・マーリエのボディ

フリクエンター・マーリエのボディはフリクエンターのスーツケースに共通した波を打つようなリブデザインが採用されています。

高級感のある雰囲気で、耐久性強化とデザイン性の向上にも貢献しています。

フリクエンター・マーリエの充電ポート

そしてフリクエンターマーリエには、USBポートが搭載されています。

空港での待ち時間などに、モバイルバッテリーをセットしておけば手軽にスマホやタブレットを充電できるので便利です。

フリクエンターのハンドル

そしてほかのフリクエンターのスーツケースにはないマーリエの特徴として、ボディ下部にハンドルが取り付けられています。

サイドにもハンドルがありますが、特に受託手荷物サイズのスーツケースは荷物をたくさん入れて重くなることが多いので、ハンドルを使って両手で持ち上げられるのは、空港でのチェックインや海外で階段を登り降りする時に重宝します。

フリクエンターマーリエのフロントオープンポケット

後ほど詳しく紹介しますが、フリクエンターのフロントオープンポケットはとてもシンプル

まず、受託手荷物サイズのスーツケースにフロントオープンポケットが搭載されている事自体が珍しいですが、これがフリクエンター・マーリエの収納しやすさの秘密です。

フリクエンター・マーリエのキャスター

欠かせないのがフリクエンターならではのキャスターですね。

とにかく音が静かで、引いて歩いても振動がキャリーバーに伝わってこないので、スーツケースでの移動の疲れ方が全く変わりました。

では、外装はこれくらいで、次は収納部分も確認してみましょう。

フリクエンター・マーリエの収納レビュー

フリクエンター・マーリエの内装

片方がメッシュ素材の仕切りで、もう片方はXバンドになっています。

最初見た時には「30,000円のスーツケースでメッシュの仕切りはポケットなしで、もう片方はXバンド!?」とシンプルさにちょっとびっくりしたのですが、使ってみるとこのほうがフリクエンター・マーリエならではの機能が活きてきます

YKKのファスナー

ファスナーにはYKK製が採用されています。

目立たない部分ですが、ファスナータイプのスーツケースは荷物をたくさん入れるとファスナーに負担がかかるので、信頼できるファスナーだと安心です。

フリクエンターのマーリエの内装

日本メーカーのスーツケース収納部分の生地はシンプルなブラックのところが多いんですが、フリクエンターはモデル毎に異なるデザインの生地を採用しています。

フリクエンター・マーリエの口コミにない長所・短所レビュー

フリクエンター・マーリエの充電ポート

フリクエンター・マーリエは海外旅行に利用するのに本当に使いやすいスーツケースです。

特に使っていて気に入っているポイントを4つ、そしてここをできたら改善してほしいというポイントを2つほど正直にレビューしたいと思います。

長所1:キャスター性能だけで衝動買いしたくなる!

フリクエンターのキャスター

フリクエンターのスーツケースはとにかくキャスターが素晴らしいです。

画像のように自分で回して見るとわかりやすいのですが、内輪と外輪が浮いたような構造になっています。
*ちなみに特許取得しています。

そして、テストでは10万円以上するような高級スーツケースブランドのキャスターよりも静音性が高かったようです。

実際に世界散歩でもキャスター音をテストしてみました。
キャスターには厳しいアスファルトの上を引いて歩いてみました。

フリクエンターのキャスター音

平均音量は51デシベルでした。

51デシベルがどれくらいかというと…

  • フリクエンターのキャスター音…51dB
  • 静かな事務所の中…50dB
  • 高級国産スーツケースA社…53.9dB
  • ドイツ製高級スーツケース…62.6dB
  • 1万円程度の格安スーツケース…68.9dB
  • セミの鳴き声…70dB

大体、静かな事務所の中にいるのと変わらないレベルです。

さすが世界一と言われる静音性能です。

それも摩耗してきたら、交換キットを3,000円くらいで購入して正規品と交換できるのもかなりユーザー目線のサービスです。
*リペアはメーカーが儲かるサービスなので…

長所2:ソフトタイプのように使えるフロントオープンポケット

フリクエンター・マーリエの収納

実際にフリクエンター・マーリエを使ってみると、真ん中の開閉ファスナーはほとんど使わないです。

というのもフロントオープンを開けて、そこから収納するのがめちゃくちゃ便利で収納しやすいからです。

布地のソフトタイプスーツケースが好きな方も一定数おられるんですが、ソフトタイプの魅力の一つが収納性です。

収納スペースが一般的なスーツケースのように左右に分かれていないので、スペースを無駄使いすることなくフル活用できます。
フリクエンター・マーリエのこの収納方法はソフトタイプと一緒です。

最初は「なんでXバンド?」と思いましたが、真ん中くらいまでパッキングしてそこから一度固定するには、ラウンドジップの仕切りよりXバンドの方がフレキシブルで都合が良いんです。

“スーツケースの横幅”=“収納のマチの高さ”になるので、旅先で大きな置物のお土産なんかを買っても大丈夫です。

ラウンドジップにメッシュポケットがないと思っていましたが、この方法で収納すると、最後オープンポケットにメッシュポケットが搭載されているので問題ありません。

…よく考えられています。

ジンベエ
筆者は海外在住なので、日本から日本製の家電を持っていくことがあり、この収納方法なら割と大きな家電も収まり最高です。

シチュエーションに合わせて開閉は自由自在

フリクエンター・マーリエの開閉

普段から5つ星ホテルを使っている方は別として、筆者のようにビジネスホテルや安いホテルを利用することがある方には、フリクエンター・マーリエの開閉方法はすごく重宝します。

スーツケースが本来広げられないような狭いスペースでも、フロントオープンポケットの蓋が360°どの方向にも開けられるので、荷物の出し入れがスムーズです。

長所3:拡張機能で心配せずにお土産購入できる!

フリクエンター・マーリエの拡張機能

「できるだけコンパクトに…」と荷造りしていても、どうしてもパンパンになってしまうことってありますよね。

行きでパンパンだったのをわかっているのに、かさばるお土産をついつい購入してしまうこともよくあります…。

そんな時にも、フリクエンター・マーリエには拡張機能が搭載されているので、ラウンドファスナーを開くと86Lサイズなら+12Lも容量がUPします。

2Lペットボトル6本分のスペースが生まれるので、心置きなくお土産ショッピングが楽しめます。

長所4:見えないところまで日本品質

フリクエンターマーリエのメンテナンスファスナーの中

スーツケースの品質を確認するのにおすすめのチェックポイントがメンテナンスファスナーの中です。

ジンベエ
メーカーは“開けないでください”と言っているので、開ける際には自己責任で…

普段ユーザーが開けないところなので、適当なメーカーだと汚かったり、部品のバリ(研磨する前のザラザラ)がしっかり取れてなかったりします。

また、メンテナンスファスナーの中を除くと、キャリーバーやキャスターを取り付けている樹脂パーツを確認できます。
*激安スーツケースはこのパーツが脆い

フリクエンター・マーリエはさすが日本メーカーで、中はきれいですし、キャリーバーの取り付け部の樹脂パーツもしっかり頑丈そうになっています。

ジンベエ
何十台もスーツケースを使ってきましたが、経験からすると中が汚いスーツケースはだめになるのが早いです。

短所1:モバイルバッテリーの収納場所…

フリクエンターのUSBポート

フリクエンター・マーリエのUSBポート機能はとても便利なんですが、モバイルバッテリーがスーツケースを立てた状態だと取り出しにくいんです…

空港でスーツケースを預ける時にはモバイルバッテリーを取り出さないといけないので、ちょっと面倒。

モデルチェンジの際には、モバイルバッテリー用のポケットをフロントオープンポケットのすぐ近くに搭載するなど、改良されるともっと使いやすいと感じました。

短所2:機内持ち込みサイズならクラムアドバンスの方がおすすめ

フリクエンターのフロントオープンポケット

*画像はクラムアドバンスのフロントオープンポケット

まず、フリクエンター・マーリエの機内持ち込みサイズを購入しようと思っている方には、個人的にはフリクエンターのクラムアドバンスをおすすめします。

参考価格でみると4,000円ほど高いのですが、次のような違いがあります。

  • フロントオープンポケットのポケット類が充実
  • キャスターストッパーが搭載されている
  • クラムアドバンスの方が100g軽い

フロントオープンポケット搭載の機内持ち込みサイズスーツケースは、空港でのチェックインや保安検査で細かい電子機器をサッと取り出せるのが大きなメリットです。

その点、クラムアドバンスの方がペン差しやパスポート、チケットなんかを収納するのに便利な細かいポケットなど、フロントオープンポケットが充実していて使いやすいです。

そしてキャスターストッパーも、あると便利な機能です。

これが+4,000円なら、その後何年も使うことを考えると価値があると思います。
*クラムアドバンスは、機内持ち込みサイズのみのラインナップです。

フリクエンター・マーリエはスキのない万能派

フリクエンターのロゴ

実際にフリクエンター・マーリエを使ってみて感じた長所・短所についてレビューしてみました。

「口コミ評判を見たけど買うかどうか悩んでいる…」という方のお役に立てたら幸いです。

全体的なフリクエンター・マーリエを使ってみての感想は、非常に海外旅行のニーズに沿った万能派なスーツケースという印象です。

特にキャスターは、一度フリクエンターのスーツケースを使うと、1万円の格安スーツケースには戻れなくなると思います。
*初めてフリクエンターのスーツケースを使った時は、イメージ的には「商用バンからベンツに急に乗った時」のような衝撃がありました。

ぜひフリクエンター・マーリエで快適な海外旅行を楽しまれるのはいかがでしょうか?