旅行先でいつでもどこでもおいしいコーヒーを飲むために、何を持っていったらよいのか試行錯誤してきましたが、最近になって落ち着いた旅行用の2つのコーヒーグッズをご紹介します。
筆者：ジンベエ
旅行用にハンドドリップコーヒーをやめた理由
旅行先でのハンドドリップにこだわっていた時期もあったのですが、ハンドドリップだとそれだけでドリップケトル、ドリッパー、抽出後のドリッパー置きと3つの道具が必要になります。
特にドリップケトルが場所を取る上、収納するのにも気を使います。
もちろんハンドドリップで淹れたコーヒーが大好きなのですが、かかる手間が大きくて、どうしても『できるだけシンプルに挽きたてコーヒーを飲む』という感じに落ち着かなかったんです。
それで自宅ではハンドドリップを楽しみ続けていますが、旅行用や出張用ではハンドドリップをやめることにしました。
旅行用に持っていくコーヒーグッズは2つだけ
旅先でおいしいコーヒーを飲みたいと思って、これまで旅行用にいろいろなコーヒーグッズを試してきましたが、『シンプルに挽きたてコーヒーを楽しむ』ために、現在は以下の2つに落ち着いています。
- ボダム トラベルプレス
- カリタ コーヒーピクニック(ミル)
それぞれの魅力をお伝えしたいと思います。
ボダムのトラベルプレスなら旅行先どこでも使える
旅行用のコーヒーグッズには、ボダムトラベルプレスを愛用しています。
旅行用に選んでいる理由が3つあります。
1.手軽にどこでもコーヒーが淹れられる
まず、どこでもシンプルに淹れたてコーヒーが飲めるのが大きな魅力です。
タンブラーに直接プレスしたコーヒーを作るので、熱湯さえ用意できるところなら、どこでもコンスタントにおいしいコーヒーが飲めます。
それこそ激安ホテルでのケトルはほとんど置いてありますし、私がベースにしている中国なら駅や空港などにもお湯スタンドがあります。
ハンドドリップのように広いスペースも必要なく、手で持った状態でもコーヒーが淹れられます。
2.ぼちぼちな保温性能
ボダムのトラベルプレスはプラスチック製ですが二重構造になっているので、飲み頃の温度を1時間弱くらいキープしてくれます。
*もう少し予算があれば、ステンレス製二重構造のトラベルプレスもあります。
もちろん真空断熱ボトルとかのほうが保温性能はもっと優れていますが、使った後に洗うのが手間になります。
ボダムのトラベルプレスは、コレ一つでコーヒーの抽出から飲むところまで完結できるのが優れているところです。
そして旅先では、淹れたコーヒーを何時間もかけて飲むというパターンが私の場合にはあまりないので、ボダムのトラベルプレスはちょうどいいくらいの保温性能です。
3.飲んだ後の手入れが楽!
これはトラベルプレスだけでなく、フレンチプレスに共通しているポイントですが、飲んだ後の手入れが楽です。
特に旅行先では、コーヒーかすをゴミ箱に捨てたら、後は水で細かい粉を流したらOKです。
もし中性洗剤があるなら水と入れてプランジャーを上げ下げすればもっとキレイになります。
旅行から帰ってきたら、各部品を緩めたりして、しっかりめにメンテナンスしてあげます。
カリタ コーヒーピクニックなら場所を取らない
あらかじめ挽いてあるコーヒーの粉を持っていけば、ボダムのトラベルプレスだけで淹れたてコーヒーが飲めますが、やはり挽きたてのコーヒーは味や香りが違います。
なのでシンプルにこだわっても、旅行用でもミルを携帯するのは譲れませんでした。
それでトラベルプレスと一緒にカリタのコーヒーピクニックを持ち運ぶようにしています。
正直、ちゃんとしたメーカーの携帯用に特化したコーヒーミルならどれでも大丈夫だと思います。
ただ、カリタのコーヒーピクニックは本体のほとんどがステンレス製なので、旅行中少し雑に扱っても頑丈で安心です。
トラベルプレス用に粗目に挽いても微粉が少なく、おいしいコーヒーが淹れられます。
長年登山にも使っていて、愛着のあるコーヒーミルです。
旅先でコーヒーを楽しもう!
旅行用に愛用しているコーヒーグッズをご紹介しました。
『できるだけシンプルに挽きたてコーヒーを飲む』を目的にあれこれ試行錯誤した結果、現在はボダムのトラベルプレスとカリタのコーヒーピクニックに落ち着いています。
旅先で飲む自分で淹れた一杯は格別の味です。
ぜひお気に入りのコーヒーグッズを見つけて、旅コーヒーを楽しみましょう。
