【スイッチバックⅢレビュー】ドイターNo1ビジネスリュックがすごい!

120年以上の歴史を持つドイツの老舗バックパックブランドであるドイター/deuter

近年はビジネスリュックのラインナップも充実してきていて、その中でも人気No.1なのがスイッチバックⅢです。

今回はそんなスイッチバックⅢの魅力や長所・短所をレビューでご紹介します。

ドイター スイッチバック3/SWITCHBACKⅢとは

スイッチバックⅢの背負った様子

スイッチバックⅢは、deuterのビジネスリュックシリーズの3WAYリュックサックです。

ちなみに、スイッチバックⅢの“3”は3WAYではなく、3代目の“3”です。

現行モデルで3代目になるロングセラーモデルで、モデルチェンジの都度、ユーザーの声に応えながらブラッシュアップが繰り返されています。

ジンベエ
ドイターのビジネスリュックで人気No.1で、個人的にも一番おすすめのモデルです。

スイッチバック3レビュー:機能性の高さで手放せなくなる!

スイッチバックの背面部分

では、早速スイッチバック3のレビューをお届けしたいと思います。

スイッチバック3の全体的な印象は“羊の皮を被った狼”的なビジネスリュックです。

見た目はシンプルデザインのビジネスリュックですが、使ってみると「冒険者のパフォーマンスを高める」をブランドコンセプトとしているドイターのプライドをひしひしと感じるリュックに仕上げられています。

細かくレビューするとたくさん紹介したいポイントがあって長くなるので、今回は特に気に入っている…

  1. 通気性の高さ
  2. エキスパンダブル機能
  3. 使うとわかる細かいポイント

の3つをご紹介したいと思います。

1.3WAYバッグとは思えない圧倒的な通気性&背負心地

スイッチバックの通気性

ビジネスリュックにはいろいろなタイプがありますが、中でも通勤時はリュックとして、仕事場では肩掛けや手持ちカバンとして使える3WAYのものが人気です。

ただ、ほとんどの3WAYリュックは、リュックスタイルの時に背面がぺたっとしていて、長く背負うと背中に汗をかきやすいんですよね。

その点、ドイターのスイッチバック3は全然違います

画像でもわかるように、プロアルピニストから高く評価されているドイターの通気性に優れた背面システムがしっかり搭載されています。

背負った時に煙突効果”で中央部分には常に空気が流れる仕組みのため、こもりやすい熱を上方へと排出してくれます。

「ビジネスリュックは背中のムレが心配…」とか「自転車通勤でリュックは背中の汗が気になる…」という方にぜひおすすめしたいリュックです。

ジンベエ
ショルダーハーネスも山登り用のような肉厚なタイプが採用されているので、負荷を分散してくれて疲れにくいです。

3WAY仕様のスイッチバック3

スイッチバック3のリュックスタイルは間違いなく快適なんですが、肩掛けスタイルや手持ちカバンスタイルも使いやすいです。

特に手持ちカバンとして使うときには、側面と上部の両方に厚手のハンドルが採用されているため、タテヨコどちらでも持ち運べます。

*追記:手持ちの時には、↑この持ち方↑が正解だそうです。

*エキスパンダブルを開いた状態です。

また、電車通勤などで前向きにスイッチバック3を背負うと、丁度よいところに小さめのポケットがあるので定期やスマホをサッと収納できます。

2.エキスパンダブル機能で通勤から出張まで

スイッチバック3のエキスパンダブル機能

ビジネスリュックはサイズ選びで迷う方が多いです。

  • スリムタイプは、容量が小さくて荷物が多い時や出張時に対応できない…。
  • 大容量タイプは、普段の電車通勤でかさばるから背負って使いづらい…。

どうしてもコチラを立てるとアチラが立たずになるんですよね。

その点、スイッチバック3は、エキスパンダブル機能を搭載することで非常に幅広く活躍してくれます。

ファスナーを閉じた状態では、マチは15cmと薄マチスタイルのビジネスリュックなので、背負った状態でも電車通勤しやすいのが魅力です。

そして、ファスナーを開けば4L分の容量が追加できるので、荷物が多くなってしまった時や、1泊程度の出張ならスイッチバック3一つで対応できます。

唯一、背面の特性上、スーツケースへのセットアップ機能が付いていないのが短所なのですが、いずれ出るであろうスイッチバック4に期待です。

ジンベエ
実は3WAY仕様でエキスパンダブル機能まで搭載しているビジネスリュックはかなり珍しいです。多機能で重くなりがちの所、重量も1150gに抑えてあります。

3.3代目まで改良され続けた細かい使いやすさ

スイッチバック3の細かい機能

スイッチバック3を使っていると、あえて公式サイトや取り扱い説明書にも書いていないような細かい機能なのですが、普段から重宝する細かい工夫がいろいろなところに施されているのに気が付きます。

ドイターのアルパインモデルのようにレインカバーは付いていないのですが、雨水をかなりしっかり弾いてくれます。そのため多少の雨なら心配なく使えています。

また、ビジネスリュック(特に3WAY仕様)では珍しく、チェストストラップが付いているので、自転車通勤だったり、時間に遅れそうで走ったりしてもリュックが安定してくれるので安心感があります。*自転車通勤の安全性のためにリフレクターも搭載

そして厚手のハンドル以外に、細いループ(輪っか)が付いています。

これ実は駅のトイレですごく助かります。
厚手のハンドルは、トイレのドアのフックに上手くかからなかったりするのですが、このループだと簡単にかけられるのでとてもスムーズです。

初代に始まり、3代目までユーザーの声に応え続けて改良が加えられているので、“こんな機能があったらいいな!”というのがしっかり反映されています。

ジンベエ
おそらくまだまだ使いこなせていない細かい工夫があるので、ユーザーの方でご存知だったらコメント下さい。

ドイタースイッチバックⅢの仕様

ドイタースイッチバックの仕様

スイッチバック3の使用感についてはレビューしたので、最後に簡単に仕様やどれくらいの収納力があるのかご紹介したいと思います。

スイッチバック3は、ワンサイズのみです。

といっても、エキスパンダブル機能があるので、基本的にはどのビジネスパーソンのニーズにも対応できる懐の深さがあると思います。

仕様は以下の通りです。

  • サイズ:H43cm×W30cm×D15cm
  • 重量:1,150g
  • 容量:16(+4)L
  • 素材:420Dナイロン

スイッチバックⅢの収納力

スイッチバックの収納力

スイッチバック3に普段から収納している荷物を並べてみました。

まず、パソコンは14インチサイズでもかなり余裕を持って収納できます。

細かいポケットが充実しているので、小物も整理整頓しながら収納できます。

そしてメインコンパートメントは結構マチがあるので、幅9cmくらいの縦長タイプのお弁当箱はそのまま収納できました

出張で使う時には、エキスパンダブルのファスナーを広げて使用します。

メインコンパートメントとパソコンを収納するスリーブ付きのサブコンパートメント2気室タイプなので、出張時にはパソコン用のサブ気室に仕事道具をまとめて入れ、メインコンパートメントに着替えなどプライベートなものを、と分けて収納できます。

見た目をすっきり収納したい方には圧縮バッグもおすすめです。

快適通勤を目指すならスイッチバックⅢ

ドイターでも特に人気の高いビジネスリュックのスイッチバック3

3代目まで改良が重ねられ、見た目はシンプルなビジネスリュックでも、中身はドイターならではの背負心地と機能性の高さで驚かされます。

ビジネスリュックで少しでも快適な通勤がしたいというビジネスパーソンに特におすすめのモデルです。

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