サンコースーパーライトMGCの口コミレビュー

 

知る人ぞ知る老舗スーツケースブランドのサンコー鞄

広告費をほとんど使わない職人気質なメーカーなので知名度はそこまで高くありませんが、サンコーのスーツケースは非常に優秀

中でもベストセラーであるスーパーライトMGCと最新モデルであるスーパーライトMGC Containerを使用してみたのでレビューをご紹介します。

口コミ評判ではわからないメリットデメリットの確認にお役立てください。

この記事の筆者:ジンベエ
海外ガイド&コーディネーター歴12年。使用したスーツケースは40台以上。
世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。

サンコースーパーライトMGCの基本情報

サンコーのスーパーライトMGC

スーパーライトMGCはこんな方におすすめ
  • 軽いフレームタイプのスーツケースを探している
  • 防犯性の高いスーツケースが欲しい
  • 長く使えるしっかりしたスーツケースがいい

 

簡単にサンコースーパーライトMGCの基本情報を確認しておきましょう。

モデル名MGC1-57MGC1-63MGC1-69
サイズ57×40.5
×28cm
63×45
×29cm
69×48
×30cm
容量56L73L93L
重量3.5kg3.8kg4.2kg
目安3泊~4泊5泊~1週間1週間以上
素材HTポリカ
価格
(税込み)
28,600円30,800円33,000円

サンコーのスーパーライトMGC3サイズがラインナップされています。

機内持ち込みサイズはなく、すべてフライトの際に預け入れる受託手荷物サイズです。

今回のレビューで使用しているのは93Lサイズで一番大型のMGC1-69です。

サンコー鞄とは?
サンコーは明治26年に名古屋で創業。すでに120年以上の歴史を持つ日本でも有数の老舗鞄メーカーです。
商品価格を無駄に高くしないために「広告にほとんどお金を使わない」ことでも有名な職人気質なメーカーです。

外観のレビュー

スーパーライトMGCのボディ

サンコーのスーパーライトMGCには美しい六角形のマグネシウム元素構造をイメージしたデザインが採用されています。

ボディ表面にはエンボス加工が施されているため、キズが目立ちにくくなっています。
光の当たり具合で光沢具合が変化して高級感があります。

スーパーライトMGCのキャリーバーの長さ調節

キャリーバーは3段階での調整が可能です。

筆者は身長が189cmあるためキャリーバーが短いと引きながら足に当たってしまうのですが、スーパーライトMGCは問題ありませんでした。

身長の高い方から低い方まで使いやすいと思います。

サンコーのロゴ

ボディの上部にはサンコーのブランドロゴがあしらわれています。

収納部分のレビュー

スーパーライトMGCの収納

内装は片面がラウンドファスナーの付いた収納でメッシュポケットが2箇所に設置されています。

右側の収納もシートで固定するタイプなので荷崩れしにくいのが助かります。

軽量性を売りにしているスーツケースは軽くするために片側の収納をXバンドにしてしまうことが多いのですが、スーツケースを閉じるときに荷崩れしやすくなるのが大きなデメリットです。

サンコーのスーパーライトMGCは軽さを追求しつつも、こうしたユーザー目線の使いやすさもしっかりキープしてくれているのが売れ続けている秘密だと思います。

見えないところまでしっかり品質

キャリーバーの仕組み

世界散歩でスーツケースレビューを掲載する際に必ず確認するのが収納部分のメンテナンスファスナーの中

ジンベエ
注意書きに”開けないでください”とあるので開ける場合は自己責任で…。

キャスターやキャリーバーを取り付けている樹脂製の土台となるパーツが確認できます。
薄っぺらい樹脂部品が使われていると、使いながら緩んだり折れたりする原因になります。

また、メンテナンスファスナーは修理の時に業者が利用するもので、私たちユーザーが開けることはまずありません。
そのため低品質なスーツケースメーカーだと中が汚いままだったり、バリ取りが不十分なこともよくあります。

*バリ取り…製造段階で不要な突起を研磨する作業

ジンベエ
これまで12年のガイド経験からすると、中がダメなスーツケースはすぐダメになります。

キャスターの仕組み

サンコーのスーパーライトMGCはさすが日本ブランドで、取り付けの樹脂部品もしっかりしています。
汚れなどもなくきれいにクリーニングされてから発送されているのがわかります。

見えない部分までしっかりしているスーツケースなので安心して使用できます。

サンコースーパーライトMGCのメリット&デメリット

簡単にサンコースーパーライトMGCの仕様については確認したので、ここから口コミ評判にはなかなか載っていないメリット・デメリットを旅行ガイドの目線からご紹介します。

メリット1:フレームタイプで軽量性と耐久性の両立

フレームタイプのサンコースーパーライトMGC

なんと言ってもサンコーのスーパーライトMGCの魅力はその軽量性

現在では軽量性のために主流はファスナータイプになっていますが、スーパーライトMGCはフレームタイプでも圧倒的な軽量性が自慢です。

実際に他メーカーのフレームタイプと重さを比較してみたいと思います。

モデル名容量重量
サンコー
スーパーライトMGC
93L4.2kg
グリフィンランド
PC7000
77L6.2kg
レジェンドウォーカー
5122
83L5.3kg
プロテカ
エキノックスライト
96L5.0kg

人気の高いグリフィンランドとレジェンドウォーカーと比べると、約30%~50%ほど軽いです。

サンコーのスーパーライトMGCは一般的なファスナータイプのスーツケースと比べてもほとんど遜色ないほどの重量です。

ジンベエ
例えば、筆者が現在所有しているエース・コーナーストーンZ(ファスナータイプ)は74Lで4.1kgです。

 

最近はLCCで重量制限が7kg、10kgなど厳しいフライトが増えています。

スーツケース自体の重量が軽ければその分荷物が沢山入れられたり、受託手荷物分の追加料金を安く抑えたりできるので、スーツケースの2kg,3kgの重量の違いは非常に大きいです。

耐久性の鍵はマグネシウムフレームにあり

マグネシウムフレームのスーパーライトMGC

「そんなに軽くて耐久性は大丈夫?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。

少し専門的な内容になりますが、サンコー・スーパーライトMGCの軽量性の秘密はフレームにあります

一般的なフレームタイプのスーツケースにはアルミニウムが利用されますが、サンコースーパーライトMGCにはマグネシウム96%合金を使用。

マグネシウムはアルミニウムよりも剛性が高くアルミニウムフレームと比べて約30%の軽量化に成功しています。

ジンベエ
ただし、マグネシウムは加工に高い技術が必要で、現在日本メーカーでもマグネシウム合金フレームを採用できているのは筆者の知る限りサンコーとプロテカの2ブランドのみです。

メリット2:キャスターには日本メーカー製を採用

スーパーライトMGCのキャスター

荷物をたくさん入れた状態で快適に使えるかどうかは“キャスター”の性能にかかっています。

サンコーのスーパーライトMGCには日本製メーカーであるHINOMOTO製の静音グリスパックキャスターが採用されています。

走行しながらグリスを補給してくれるので、長期間使用しても快適な走行性が持続します。

キャスターサイズは大型の50mmなので、海外で石畳引いて歩く時や日本で点字ブロックなどちょっとした段差を乗り越える時にも非常にスムーズです。

ジンベエ
これまでいろいろなスーツケースを使用してきましたが、スーツケースを選ぶ際には“HINOMOTO製のキャスター”を採用しているスーツケースなら一安心です。

メリット3:抗菌ハンドルで清潔

スーパーライトMGCの抗菌ハンドル

コロナウィルスの影響で衛生に関する話題がよくテレビなどでも取り上げられますが、サンコーは2017年から早くもスーツケースの衛生に取り組んでいます。

そしてスーパーライトMGCには世界初となる「抗菌ハンドル」を採用

キャリーバーとハンドルの樹脂・塗料に抗菌剤を配合することで24h後の生菌数を99%減らし、菌の繁殖を抑制することができます。

簡易的に表面にコーティングするのではなく樹脂自体に練り込んであるので、効果が長期間継続するのが特徴です。

*採用された抗菌樹脂はSIAA(抗菌製品技術協議会)ISO22196に認められています。

メリット4:スクエアボディで効率収納

スーパーライトMGCで収納

サンコー・スーパーライトMGCで気に入っているポイントの一つがパッキングのしやすさ

スーツケースのボディがスクエアフォルムなため、スペースを無駄にすることなくパッキングが可能です。

特に最近の海外ブランドのスーツケースは丸みを帯びたラウンドフォルムが流行中ですが、実はパッキングしにくいんです。
デザイン的にはおしゃれなのかもしれませんが、やはり使いやすいのはスーパーライトMGCのようにスクエアなタイプです。

ちなみにパッキングには、圧縮バッグを利用しています。

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メリット5:「OKOBAN」落とし物発見連絡サービス

スーパーライトMGCのOKOBAN

サンコーのスーパーライトMGCには、OKOBANという落とし物発見連絡サービスが搭載されています。

TSAロックを管理しているトラベルセントリーという企業が作ったサービスなんですが、シリアルコードを事前にWEB登録しておくことで、ロストバゲッジの際などに荷物が発見されやすくなります。

ジンベエ
一度ロストバゲッジの際にラゲージタグが剥がれてしまい大変な事になりましたが、OKOBANのようなサービスに登録しておけば安心です。無料です。

メリット6:品質を考えるとコスパは高し

サンコーのスーパーライトMGCは税込みで約2万8千円からと、決して一番安いスーツケースなわけではありません。

ただし、フレームタイプとは思えないような軽量性とマグネシウムフレームを使った耐久性を考えると実は非常にコスパが高いんです。

同じくマグネシウム合金のフレームを採用しているスーツケースと価格を比較してみましょう。

モデル名価格(税込み)
サンコー
スーパーライトMGC
28,600円~
プロテカ
エキノックスライト
64,900円~
プロテカ
ブリックロック
80,300円~

比べてみるとサンコースーパーライトMGCのコスパの高さがわかりますね。

ジンベエ
この品質のフレームタイプで、これだけコスパに優れるスーツケースを筆者は他に知りません。もしあればぜひコメント欄からご紹介ください。

デメリット1:キャスターストッパーがあれば…

日本老舗ブランドのフラッグシップモデルであるスーパーライトMGCは頑張って探してもほとんど不満点が見つかりません。

ただ使っていて少し残念なのはキャスターストッパーが搭載されていないことでしょうか…。

あるとかなり便利な機能なので、次回モデルに期待です。
ただ、重量の関係でどうしても搭載できないのかもしれませんが…。

デメリット2:TSAロックが鍵式…

スーパーライトMGCのTSAロック

サンコーのスーパーライトMGCに限らず、フレームタイプのスーツケースは基本的にTSAロックが鍵タイプです。

形状的にダイヤル式にするのが難しいらしいです。

そのためファスナータイプから初めてフレームタイプを使用する方は、鍵の紛失だけはご注意を…

ジンベエ
筆者も鍵をなくしてしまった時は、ピンセットで1時間ほど格闘しました。ちなみにサンコーはカギ番号を伝えれば、スペアキーを発送してくれます。
【まとめの評価】

サンコーのスーパーライトMGCについていろいろレビューしてきましたが、総合的に見ると非常にバランスに優れた良質なスーツケースです。

ほとんど利用者の口コミだけで売れ続けている理由もわかる気がします。
*楽天市場で421件のレビューで平均4.55とものすごく評価が高いです。

実際に筆者もスーパーライトMGCを使ってみて…

  • 「しっかりしたフレームタイプを探している」
  • 「荷物を守れるスーツケースが欲しい」
  • 「フレームタイプがいいけど“軽さ”も捨てられない」

といった方には手放しでおすすめできる、これ以上ないスーツケースだと思います。

これからの旅で頼りになる相棒を手に入れてみてはいかがでしょうか?

スーパーライトMGC Containerが登場!

スーパーライトMGC Containerの外観

サンコーのフラッグシップモデルであるスーパーライトシリーズの最新モデルとしてMGC Containerが登場しました。

早速使用してみたので簡単にレビューでご紹介したいと思います。

スーパーライトMGC Containerの外観のレビュー

MGC Containerで注目なのが、スーパーライトシリーズで初めて搭載されたフロントオープンポケット
*搭載はMGCB-54のみ

フロントオープンポケット

実際に試してみたところ、コンパクトサイズの14インチノートパソコンまではなんとかぴったり収納できました。

ノートパソコンの収納部分は厚みのあるクッション性の生地が使われているので衝撃吸収性も十分

パソコンの他にもパスポートやスマホ、モバイルバッテリーなどを収納するのに便利そうな小さめのポケットも搭載されているので、フライトのチェックインやちょっとした空き時間の荷物の出し入れに便利です。

深マチタイプのContainer

そして今回のスーパーライトMGC Containerは深マチモデルなのも大きな特徴

45LサイズでスーパーライトMGCの一番大きなMGC1-69と同じ幅になります。

留学や出張でかさばる調味料を持っていったり、旅行のお土産に現地の置物を購入したりなんてシチュエーションで深マチタイプはかなり活躍します。

そしてスーパーライトMGCは落ち着いた老若男女問わず使いやすいデザインでしたが、スーパーライト MGC Containerは縦のリブデザインでよりクールな印象になりました。

スーパーライトMGC Containerの収納部分のレビュー

スーパーライトMGC Containerの内装

内装についても簡単にご紹介します。

スーパーライトMGC Containerのポケット

いままで30台近くスーツケースを使ってきましたが、この収納の仕方は初めてです。

上下で独立した収納スペースを持っています。
それぞれがラウンドファスナーになっているので種類に合わせてパッキングできます。
ただ、まだ使いこなせてなくて、もう少しメリット・デメリットがはっきりしたらご紹介します。

*大きなサイズのモデルは両面が高さ調節可能な専用幕になっているようです。

内装ベルト

こちらの高さ調節機能付きの収納用ベルトはものすごく便利でした。

荷物の量に合わせてバンドの長さが調節できるので、旅行の行きにお土産スペースが空いているような状態でもベルトを閉めればしっかりタイトに固定してくれて荷崩れしません。

実用新案登録らしいです。

サイズ違いで揃えたくなります…。

サンコー スーパーライトMGC Containerのサイズ一覧

モデル名MGCB-54MGCB-63MGCB-71
サイズ59×36.5×30cm67.5×42.5
×35cm
74.5×46.5
×36cm
容量45L75L100L
重量3.7kg4.4kg4.8kg
目安3泊~4泊5泊~1週間10泊以上
価格(税込み)30,800円33,000円35,200円

*MGCB-54は機内持ち込みサイズではないのでお間違えなく

軽量フレームタイプをお探しならスーパーライトMGCは大本命!

職人気質な日本老舗ブランドであるサンコー

その中でもフラッグシップモデルであるスーパーライトMGCと最新モデルであるスーパーライトMGC Containerの使用レビューをご紹介しました。

最近ではフレームタイプ自体の選択肢がかなり少なくなっていますが、フレームタイプにはファスナーにはない魅力があります。

中でもスーパーライトシリーズは3万円以下から購入できてマグネシウムフレームを採用するなど日本屈指の技術力で作られているスーツケースです。

フレームタイプをお探しの方には全力でおすすめです!

愛用者の方の口コミで売れ続けているメーカーなので、使ってみて良かったらぜひ周りの方にも勧めてくださいね笑。