かさばる衣類をぺったんこにしてスーツケースやバックパックのスペースを有効活用できる旅行用圧縮袋。
トラベルグッズの定番アイテムですが、数ある商品の中でも常にAmazonや楽天市場などのランキングで上位なのが「リムーブエアー」という圧縮袋。
実際に使用してみたところ、高いクチコミ評判が納得できる確かな商品でした。
筆者:ジンベエ
リムーブエアー/REMOVE AIRとは?
リムーブエアーは、ビニールタイプのトラベル用圧縮袋。
他のほとんどの圧縮袋は中国製ですが、リムーブエアーは完全日本製の品質の高さが人気で、楽天市場の公式ショップだけでも300件以上の口コミが寄せられていて、平均評価4.58と高評価で満足度が高い圧縮袋です。
*2019/12/14のデイリーランキングでも2位でした。
従来のような掃除機による吸引は必要なく、くるくると丸めるだけで逆止弁構造の排気口から空気が抜けて圧縮が完了します。
衣類のタイプにもよりますが、リムーブエアーを使うことで60%~30%くらい圧縮できます。
ビックリ!
Lサイズのみを購入し100均ですまそうかと思ってたのですが、試しに服を入れて圧縮すると楽に空気は抜けるし作りもしっかりしてて使いやすいので再度アソートを購入。お試しで入れた服は未だに圧縮されていてビックリです(^^)
色んな圧縮袋を使いましたが、こちらの商品が1番良いと思います☆
リムーブエアーが他と違う5つのポイント
最近はトラベル用の圧縮袋なら100均でも購入できます。
ただ、一回リムーブエアーを使ってみると、100均はもちろんほかの有名メーカーの圧縮袋とも違う愛用し続けたくなる使い心地です。
1.日本製圧縮袋は素材自体が高品質
日本製のリムーブエアーが他の圧縮袋と違う一番大きな魅力なのが「エンボス加工」。
リムーブエアーの表面を見ると、単純な一枚のビニールではなく、凹凸があるのがわかります。
これがリムーブエアーの抜群の使い心地の秘密で、エンボス加工を施すことで手触りが良く、衣類を入れる時にもとてもスムーズなんです。
また、普通のビニールタイプの圧縮袋って、くるくる丸めて繰り返し圧縮していると、バリバリと角ができてしまって、そこに穴があいて空気が抜けて使えなくなるのですが、リムーブエアーはエンボス加工で表面がなめらかになっているので、くるくる圧縮する時にもフィルムへのダメージを最小限に抑えられて何度も繰り返し使用できるんです。
座って圧縮にも対応!
座って1秒圧縮の「PETAKO」という圧縮袋がメディアで取り上げられていますが、リムーブエアーの説明書にも“座って圧縮しても大丈夫”と記載されています。
PETAKOも良質な圧縮袋ですが、1枚あたりの価格はリムーブエアーの倍以上です。
2.圧縮袋の生地に厚みがあり耐久性高め
ちょっとマニアックな情報なのですが、圧縮袋はフィルムの厚みが耐久性に直結しています。
フィルムの厚みはマイクロメーターという専用の器具で測ります。
*実は中国では販売している圧縮袋の厚さが記載されています。
日本で販売している圧縮袋の平均的な厚みは大体0.05mm~0.06mm。
それに対して、リムーブエアーは0.07mm。
一般的な圧縮袋と比べて、20%前後厚めに作られています。
激安の圧縮袋の中には0.04mmもない商品もあるのですが、薄い分使っているとすぐに穴があいて役に立たなくなります。
厚く作る分コストはもちろん掛かっていると思いますが、何度使ってもなかなか破れないリムーブエアーの秘密です
3.中身が見えにくい気配り
一昔前はトラベル用圧縮袋といえば、無色透明なものがほとんどでした。
空港でスーツケースを開けなきゃいけない時に、中身が丸見えで恥ずかしい経験をしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リムーブエアーは、中心の窓部分以外がプリントされているため中身は見えず、真ん中部分も透明ですがエンボス加工がされているため中身がはっきりとは見えません。
旅行者のプライバシーにも配慮した日本製の圧縮袋ならではです。
4.特許製法の圧縮で密封度が高い
くるくる巻くタイプの圧縮袋もだいぶ一般的になってきましたが、リムーブエアーは密閉度の高さが抜群です。
2本の糸を使って空気の逆入を防ぐリムーブエアーだけの特許製法を採用していて、長時間抜けた空気が戻らないことで真空状態が長く続きます。
ビニールタイプの圧縮袋は低品質なものだと「目的地ついてスーツケースを開けたら空気が入ってた…」なんてトラブルも多いので、安心して使えるリムーブエアーは頼りになります。
また、排気口が4ヶ所も設置されているので、くるくる巻くとあっという間に衣類がカチカチになるまで圧縮できるので、パッキングがスムーズなのも助かります。
5.リムーブエアーはコスパが非常に高い!!
- Mサイズ10枚セット 2,006円
- Mサイズ5枚+Lサイズ5枚セット 1,915円
- Mサイズ5枚+Lサイズ3枚+LLサイズ2枚 2,016円
*価格は2023/09現在
トラブル圧縮袋って進化していて、最近の流行はファスナータイプの圧縮袋なんですが、値段は割高…。
例えば、トラベラブ圧縮バッグのセットは6,000円以上します…。
便利は便利でも、衣類用の圧縮袋に6,000円以上ってちょっと高めですよね…。
リムーブエアーはその点、非常に優等生。
リムーブエアーのどのサイズのセットでも基本的に1枚あたり約200円で購入できるんです。
100均でもリムーブエアーの各サイズだと、1枚100円~200円はするため、100均とほぼ同じ値段で購入できちゃいます。
日本製の特許製法で作られた圧縮袋なことを考えると、コストパフォーマンスは抜群です。
仕事柄、たくさんの圧縮袋をこれまで試してきましたが、品質・耐久性・価格でここまで3拍子揃った圧縮袋はまだ見つかっていません。
個人的には12年のガイド業の中で一番オススメしたいトラベル用圧縮袋です。
買ってよかった!
素材も破れにくくタフで、何度も使っています。
全ての袋にスライダーがついているのも、楽です。
S,M,Lの3サイズあることも、用途によって使い分けしやすく、便利です。
もうこれなしでは出張や旅行できないくらいです!
リムーブエアーのサイズの選び方
リムーブエアーには、3サイズがあります。
- Mサイズ 32cm×39cm
- Lサイズ 34cm×49cm
- LLサイズ 45cm×65cm
圧縮袋って普段から頻繁に使うものでもないので「サイズのイメージがわかない…」という方も多いのではないでしょうか?
それぞれのサイズの収納イメージは大体以下のとおりです。
- Mサイズ
下着4枚~5枚
靴下3足~6足
Tシャツ2枚~3枚 - Lサイズ
長袖シャツ3枚~5枚
セーター 2枚
フリース2枚 - LLサイズ
ダウンジャケット1枚
トレーナー4枚
パジャパ4枚
大体3泊4日の旅行用の1人分の衣類だと、時期にもよりますがMサイズ2枚+Lサイズ1枚で十分でした。
LLサイズは、圧縮袋自体の大きさもあるので、空港で預けるサイズのスーツケース専用といった印象です。
旅行は期間や時期によって衣類の量が結構変わるので、3サイズがセットになったアソートが一番人気です。
とても使いやすいです
リムーブエアーはどこで売ってる?販売店は?
「リムーブエアーの実物を確認したい!」という方もいらっしゃるのではないかと思うので、実際にどこの店舗で販売しているのか確認してみました。
確認した店舗はそれぞれ1店舗なので、他の地域の店舗で取り扱いがあるかどうかは事前に電話連絡で確認してみて下さい。
- ヨドバシカメラ 新宿西口本店 なし
- ドン・キホーテ 中目黒本店 なし
- ロフト渋谷 なし
- Amazon ○
- 楽天市場 ○
- Yahoo!ショッピング ○
トラベルグッズってコーナー自体がそんなに大きくないので、狙った商品を見つけるのは結構難しいです。
リムーブエアーも電話で在庫確認してみましたが、現段階では取り扱いはないそうです。
購入したい方はとりあえずネット通販一択です。
メール便が使えるので、送料無料のところがほとんどでした。
リムーブエアーでパッキング上手を目指そう!
トラベルグッズの大定番である衣類用圧縮袋。
これまで職業柄いろいろな圧縮袋を趣味のように試してきましたが、リムーブエアーは抜群に使い心地が良くてコストパフォーマンスに優れているスキのないトラベルグッズです。
これから旅行に行く予定で圧縮袋をお探しの方には自信を持っておすすめできます。
気になる方はお試しください。