ビジネスパーソンから絶大な信頼を寄せられる“知っている人は知っている”ブランドであるバーマス(BERMAS)。
今回の記事では…
- バーマス(BERMAS)とはどんなブランド?
- バーマス(BERMAS)のスーツケースの特徴は?
- バーマス(BERMAS)で評判の良いおすすめのスーツケースはどれ?
といった疑問にお答えします。
バーマスで人気の定番スーツケースや2024年に発表されたモデルチェンジ後のスーツケースをご紹介するので、旅や出張の相棒になるスーツケースを見つけるのにお役立てください。
使用レビューもリアルな口コミ評判を確認するのに参考にしていただければ幸いです。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
*バーマスのブランドの特徴を飛ばして、すぐにバーマスで評判の良いおすすめスーツケース5選を確認したい場合はコチラをタップすると下までスキップできます。
バーマス(BERMAS)とは?
*画像は筆者愛用のヘリテージ
バーマス/BERMASは、1919年に創業した100年以上の歴史を持つドイツの老舗鞄メーカー。
革鞄作りから始まったバーマスの歴史は、堅実な職人によって支えられ、ドイツをはじめヨーロッパで確かな地位を築きます。
時代のニーズの変化とともに、新しい技術も積極的に挑戦し、アルミ製のスーツケースやインジェクション・モールド構造のフライト・スーツケースなど、ヨーロッパのスーツケースの歴史の中でもパイオニア的存在です。
1994年のリレハンメル、1996年のアトランタ五輪では、同じくドイツブランドであるリモワなどを抑えてドイツの公式スーツケースも作成しています。
そして100年の歴史を持つバーマスは、2008年に日本の鞄の聖地と呼ばれる兵庫県豊岡市で200年以上の鞄作りの歴史を持つ衣川産業がブランドを取得します。
ドイツの“質実剛健なものづくり”に、日本の“繊細さ”が加わり、バーマスは新たなステージで日々進化を続けています。
バーマス(BERMAS)のスーツケースの3つの特徴
なぜバーマスのスーツケースが日本の多くのビジネスマン・ビジネスウーマンから選ばれているのか、共通する3つの特徴をご紹介します。
1.質実剛健なドイツブランドらしい高品質なスーツケース
100年の歴史の中で今も変わらず貫かれているバーマスのものづくりの姿勢は「基本に忠実であること」。
どこまでもバッグとしての基本性能にこだわり、頑固なまでに品質と耐久性を探求してきた。
100年近い歳月に磨かれた、飾らない風格。ドイツ人の気質に育まれた堅実なものづくり。その質感は、時に強く、時にやさしく、使う人に語りかけてくる。
華美な装飾は、いらない。ひたすら、基本に忠実であればいい。
時代に流されず、時分に逆らわず。そんなマインドを持つ、全てのビジネスユーザーへ贈りたい。
ビジネスを、旅する人へ。その鞄、「BERMAS」。
バーマスのスーツケースには、サムソナイトやロンカート、アントラーのようにひと目で「バーマスだ!」とわかるような特徴的なデザインや装飾があるわけではありません。
ただ、一度使うとその品質の高さに魅了されます。
滑らかなキャスター、手にフィットするハンドル、荷物をしっかり守るテフロン加工が施された1200Dポリエステルやポリカーボネートプラスのボディなど、「分かる人にはわかる」という“本物志向”の方向けのスーツケースブランドです。
2.HINOMOTOのフラッグシップキャスターを採用
バーマスには、日本が世界に誇るキャスターメーカーである日乃本製のキャスターが搭載されています。
そして少しマニアックな話になりますが、一部モデルに搭載されているHINOMOTOキャスターはフラッグシップモデルのサイレントランというキャスター。
これは日乃本が三菱マテリアルと共同開発したLisofというエストラマー系の新素材を使用していて、一般的なPUキャスターやHINOMOTOのPUキャスターよりも静粛性に優れています。
また、一般的なPUキャスターは空気中の水分と反応して加水分解という現象が起こり、早ければ2,3年で劣化していきますが、サイレントランキャスターに採用されているLisofはエストラマー系の特許を取得した素材で空気中の水分と反応しないという大きな特徴を持っています。
そのため、加水分解による劣化は起こりません。
バーマスの購入を考えいる方の中には、「しっかりとしたスーツケースを長く使いたい」という方が多いと思いますが、まさにぴったりなキャスターが採用されています。
*通常、他メーカーで純正品への交換を依頼すると15,000円~20,000円ほどかかる。
3.品質を考えるとコストパフォーマンスは高い
- バーマスの価格帯:2万円~4万円
- サムソナイト・リモワ・プロテカ・トゥミの価格帯:4万円~8万円
バーマスと一緒に選択肢に入ってくるスーツケースブランドと言えば、サムソナイト、リモワ、プロテカ、トゥミのあたりでしょう。
これらのスーツケースブランドのスーツケースは、基本的に4万円~8万円が相場となります。
しかし、バーマスはすでにご紹介したように品質に非常に優れ、キャスターを交換することで長期に渡って利用できますが、価格の相場は2万円~4万円ほどです。
品質と価格を考えてみると、非常にコストパフォーマンスに優れていることがわかります。
こうした“コスパの良さ”も多くのビジネスマン・ビジネスウーマンから長年愛され続けている理由の1つです。
- 品質に優れた長く使えるスーツケースが欲しい
- 流行に流されない落ち着いたスーツケースが欲しい
- 見る人が見ればわかる大人の上質さを感じるスーツケースが欲しい
【評判◎】バーマス/BERMASのおすすめスーツケースランキング5選
では、実際に本物志向の働く人達から非常に評判が高いおすすめのバーマスのスーツケース5選をご紹介します。
順位 | モデル名 | 定価 |
1位 | ヘリテージ | 22,000円~ |
2位 | インターシティ | 28,600円~ |
3位 | ユーロシティⅡ | 29,700円~ |
4位 | インターシティプラス | 30,800円 |
5位 | ヘリテージⅡ | 27,500円~ |
1位:バーマス/BERMAS ヘリテージ
バーマスのプライドが込められたニュースタンダード!
2019年6月にこれまで定番モデルとして愛されてきた「プレステージ2」に変わる新たなスタンダードモデルとして発表された「ヘリテージ/HERITAGE」シリーズ。
あっという間にバーマスの人気No.1スーツケースになりました。
『変えてはいけないもの・守り続けるもの』という意味を込めて「ヘリテージ/HERITAGE」というシリーズ名が付けられています。
これまでプレステージ2で高い評価を受けている軽量さと耐久性を高い次元で両立するポリカーボネートプラスを採用したボディに加えて、バーマスの最先端技術が搭載されています。
プレステージ2からヘリテージ/HERITAGEでの改良点
- キャスターストッパー搭載
- TSAロック部分に充電可能なUSBポート×2を搭載(ファスナータイプ)
- コーナーパッドの追加
- HINOMOTO50mmキャスターからHINOMOTOサイレントランキャスターへ
- ダブルコイルファスナーはYKK製へ(ファスナータイプ)
追記
マイナーチェンジで、USBポートがtype-Cへ、ロックがダイヤル式へとアップデートされました。
機能性と品質が高く、これぞバーマス!というような優等生スーツケースです。これが2万円台からというのは非常にコスパが高いと思います。
軽量なので大容量サイズ用におすすめ。
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バーマス/BERMAS ヘリテージ/HERITAGEの口コミ・評判
飾らない格好良さ
2位:バーマス/BERMAS インターシティ
ビジネスユースをより快適にしてくれるフロントオープンキャリー
インターシティは、バーマスのラインナップの中でもビジネストリップでのニーズに応えることを追求したスーツケースです。
主に…
- キャスターストッパー
- HINOMOTOサイレントランキャスター
- USBポート(USB・typeC)
- フロントオープンポケット
といった4つの機能が搭載されています。
フロントオープンポケットには一般的な13.3インチパソコンが収納できる衝撃吸収素材のポケットがあるので、搭乗までの待ち時間にパソコンで作業するのにもスムーズ。
電子機器のバッテリーが少なくなったら、USBポートがUSB・typeCと2つ搭載されているので、スムーズに充電が可能です。
フロントオープンポケットは、保安検査で電子機器をスマートに出し入れできるので助かります。
これがあるだけで、背負うリュックの中身が減らせて出張移動の疲労感が変わってきます。
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バーマス/BERMAS インターシティの口コミ・評判
至れり尽くせり。
ビジネスバッグでバーマスが使いやすかったのでスーツケースもコチラを選びました。キャスターがスムーズだったり前から荷物が取り出せたりととても多機能でこれまで使ってきたものとは別物です。電車の中でもスーツケースが動かないので助かります。さすがのドイツブランド。
3位:バーマス/BERMAS ユーロシティー2
拡張機能を備えたバーマスのトラベルシリーズ
ユーロシティー2は、バーマスでも人気の高いトラベルシリーズのスーツケースです。
搭載されている機能は以下になります。
- キャスターストッパー
- HINOMOTOサイレントランキャスター
- USBポート(USB・typeC)
- フロントオープンポケット
- 拡張機能
実は、他のビジネスキャリーモデルに搭載される機能は全て持ちつつ拡張機能が採用されたかなりの多機能モデルになります。
「旅行帰りにお土産でスーツケースが閉まらなくなってしまった」なんて経験のある方におすすめです。
ラウンドファスナーを開けるだけで、2Lペットボトル3.5本分の収納スペースが新たに生まれます。
トラベルシリーズということで、カラーラインナップも充実しています。
機能を充実させつつ、メイン素材にポリカーボネートハイブリッド樹脂を採用することで重量は機内持ち込みサイズで3.1kgと軽量。厳しい重量制限のLCCでも重宝するスーツケースです。
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バーマス/BERMAS ユーロシティー2の口コミ・評判
楽しみな旅行のために
二泊三日の旅行を控え新調しました。 機内持ち込みサイズのフロントオープン、拡張、軽量、キャスターストップと、全て希望が揃った商品だったので 少し高いですが決めました。色は水色にしましたが、優しい綺麗なカラーでとても気に入りました。 作りもしっかりしているのでおすすめです。
4位:バーマス/BERMAS インターシティプラス
インターシティシリーズが改良でさらに使いやすく!
インターシティプラスは、バーマスでも人気の高いインターシティシリーズの改良版モデルです。
インターシティシリーズのフロントオープン・キャスターストッパー・サイレントランキャスターという3つの基本機能に加えて…
- ビルトインカップホルダー
- サブアタッチメント
を搭載しています。
サブアタッチメントは取り外しが可能で、ビジネスバッグや買い物袋などをバックルでスーツケースに取り付けられる装備です。
空港で待ち時間に購入したものを手で持ち歩かなくて済み便利な機能です。
空港で手提げ袋はアタッチメントへ、飲み物はドリンクホルダーへと、待ち時間の快適性がぐっと向上します。
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バーマス/BERMAS インターシティプラスの口コミ・評判
他にない機能が良い
5位:バーマス/BERMAS ヘリテージⅡ
バーマスのプライドが込められたニュースタンダード!
遂にバーマスのヘリテージにアップデートモデル「ヘリテージ/HERITAGEⅡ」が登場しました。
ヘリテージシリーズの飾らない良さや機能性を高さはそのままに、細かなポイントがブラッシュアップされています。
ヘリテージからヘリテージⅡでの改良点
- USBポートがタイプCを搭載
- ロストバゲージの際に戻ってきやすい「TRAVEL SENTRY ID」を搭載
- アンダーハンドルを搭載
現状、初代モデルも引き続き販売されています。価格差とアップデートされたところを比較すると、個人的には初代モデルの方がお得かなと感じています。
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バーマス/BERMAS ヘリテージ/HERITAGEⅡの口コミ・評判
格好良い
本物志向のバーマス/BERMASで旅や出張をより快適に
質実剛健なドイツのものづくりへのプライドと、日本の繊細さが組み合わさった“本物志向”のスーツケースブランドであるバーマス/BERMAS。
飾らない質の高さや、コストパフォーマンスの高さで、ビジネスマンやビジネスウーマンを魅了しているスーツケースブランドです。
「リーズナブルで長く使えるしっかりしたスーツケースが欲しい」という方にはこれ以上無いスーツケースブランドと言えます。