旅行からアウトドアまで1枚持っておくと重宝するコンパクトな速乾タオル。
中でもシートゥーサミットのタオルシリーズは、携帯性と機能性に優れるため非常に人気が高いです。
ただ、シートゥーサミットからは4種類がラインナップされているので「どれを選んだらいいか迷っている」という方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回は全4種類のタオルの違いや実際の使い心地など、詳しい比較情報のレビューをお届けしたいと思います。
筆者:ジンベエ
【全4種類比較】シートゥーサミットのタオルの選び方
シートゥーサミットのタオルは、どれも特徴や機能性が異なるので、用途によって選ぶモデルが変わってきます。
今回は…
- 軽量性
- 機能性
- 速乾性
の3つのポイントにこだわって比較しています。
【比較一覧表】
結果からご紹介すると…
- 軽さを求めるなら「エアライトタオル」一択!
- 携帯性や使いやすさにこだわるなら人気No.1「ポケットタオル」
基本的には、シートゥーサミットのタオルはこの2つから選んでおくと間違いありません。
では、それぞれのタオルの特徴や長所・短所をご紹介します。
1.コンパクトさ重視ならエアライトタオル一択!
全サイズがポケットに収納できるような超コンパクトサイズです。
- XXS:12g
- S:30g
- M:47g
- L:67g
筆者が愛用しているのはMサイズで男性なら風呂上がりになんとか使える大きさですが、くるくる丸めると画像のようにiPhone13よりも小さなサイズになってくれます。
S(40×80cm):フェイスタオル
M(50×100cm):普通のタオルサイズ。男性なら風呂用も可。
L(60×120cm):バスタオルサイズ。女性の風呂用も可。
XL(75×150cm):ビーチタオルサイズ。かなり大きめ。
シートゥーサミットのタオルのサイズ感は…
なのですが2番目にコンパクトな設計のポケットタオルと比較してみましょう。
両方とも同じサイズのタオルなので比較するとわかりやすいですが、シートゥーサミットのタオルでは2番目にコンパクトなポケットタオルと比較してもエアライトタオルは半分以下のサイズに収納できます。
この携帯性&軽量性は、非常に魅力的です。
できるだけ荷物のスペースと重量を小さくしたいリュック1つで旅するバックパッカーや、テントまで背負って縦走するような登山が趣味の方にはとても貴重な存在だと思います。
また、速乾性を比較しても、エアライトタオルは他の3種類のシートゥーサミットのタオルよりも圧倒的に優れています。
濡らして手で絞った状態から屋外でどれくらいで乾くかシートゥーサミットのタオル4種類全てで比較してみました。
乾くまでの時間の結果は…
- エアライトタオル:約17分
- ポケットタオル:約35分
- ドライライトタオル:約40分
- テックタオル:約65分
という結果でした。
エアライトタオルなら、シャワーを浴びて体を拭きタオルを干したら、出かける用意をしている間に乾いているくらい速乾性に優れています。
エアライトタオルは他の3種類のタオルのように木に引っ掛けるループは付いていませんが、付属のスタッフサックをボタンで付けられ、スタッフサックのループをそのままループのように活用できるため問題ありません。
ここらへんも軽量化を追求するためのこだわりです。
テントで夜寝るまでに体を拭いたタオルが乾いてくれるのはかなり助かります。
こういうコンパクトなタオルは「使った後付属のポーチにちゃんと収納できるか?」というのも気になるポイントですよね。
エアライトタオルは畳まずにくしゃくしゃとそのまま袋に詰めていってもちゃんと閉じられるところまでしまえるので安心です。
*普段はちゃんとくるくる丸めて入れていますが…
軽量性◎&速乾性◎&携帯性◎と3拍子揃っているので「ならエアライトタオル一択でいいじゃん!」となりそうですが、一つだけ短所があります。
他のシートゥーサミットのタオルと比較して唯一の短所は、タオルとしての使用感です。
決して拭き心地が悪いわけではないのですが、生地自体に厚みがほとんどないため、タオルで拭いている感覚とは異なり、慣れるのに数回使わないといけないかもしれません。
逆にシートゥーサミットの他の3種類のタオルは、ほぼタオルとしての使用感に近い形で使えます。
そのためシートゥーサミットのタオルで一番人気は、二番目に紹介する「ポケットタオル」で、この「エアライトタオル」は二番人気だそうです。
ただ、個人的にはエアライトタオルの軽量性や速乾性の性能の高さは絶対の正義で、この小さな欠点を補って余りあると思っています。
旅行や登山で荷物をできるだけミニマムにと考えている方には、ぜひエアライトタオルをおすすめしたいです。
2.バランスの良さでシートゥーサミット一番人気のポケットタオル
尖った性能では先程ご紹介したエアライトタオルが抜群なのですが、エアライトタオルの魅力はバランスの良さです。
筆者が愛用しているポケットタオルはMサイズで、大体男性がお風呂上がりに使えるくらいのサイズ感です。
ですが、付属の専用EVAケースに収納すると、iPhone13とほぼ同じサイズまでコンパクトになってくれます。
このサイズなら、リュックやスーツケースなど収納するのにも困りません。
ちなみに重量はケースに収納した状態で約100gとケース付きiPhoneの半分ほどです。
生地感もスエードやシルクのような肌触りの良さがあり、水もどんどん吸ってくれます。
メーカーさんによると、自重の3倍ほどの水を吸える性能があるそうです。
ポケットタオル本体にボタン式のループが取り付けられているので、木に引っ掛けたりできキャンプでもホテルの部屋でも干すのに困りません。
手で絞った状態から完全に乾くまでも気温25°くらいの屋外だと約35分だったので、キャンプで使った後でも干しておけば撤収する時には乾いてくれます。
付属のEVAケースは両開きなのでタオルをぐしゃぐしゃに収納することはできませんが、4つ折りにしてくるくる丸めれば、そんなにシビアにならなくてもケースには若干の遊びがあります。
収納するのに便利なEVAケース付属で携帯性が良く、吸水性や速乾性にも優れるポケットタオルは、シートゥーサミットのタオルの中でもスキのない優等生タオルです。
海外旅行からアウトドア、ジム通いまで、1枚持っておくと何かと重宝すること間違いなしです。
3.ドライライトタオルは肌触りが良い!
性能や機能面は、ほぼポケットタオルと同じと言っていいと思います。
そして、生地感はスエード調で、拭き心地は他のシートゥーサミットタオル3種類と比較して一番気持ちが良いと思っています。
ただ、人気はイマイチのようです。筆者も4種類のタオルの中では一番使用頻度が低くなっています。
理由はこの付属のケース。*あくまで筆者の場合
ちょっと安っぽいんですよね。それで値段は一番人気のポケットタオルの全く同価格。
ポケットタオルのEVAケースの雰囲気は気に入っていて、どちらかを選ぶようなシチュエーションではいつもポケットタオルに手が伸びてしまいます。
ただ、公平なレビューのためにドライライトタオルのメリットもご紹介しておくと、ケース収納時の厚みはポケットタオルよりもドライライトタオルの方が薄くすっきりしています。
そのため商品名とは矛盾しますが、ポケットに入れて出かけるのには、ポケットタオルよりもドライライトタオルの方が便利かなと思います。
釣りをやられる方で、フィッシャーマンズベストにタオルを入れておきたい場合、薄マチなドライライトタオルがおすすめです。
4.マリンスポーツやジム通いにはテックタオル
見た目も私たちが見慣れたマイクロファイバーそのものです。
そのためコンパクトさという点で比較すると他の3種類にはかなり見劣りします。
筆者が愛用しているのはテックタオルのXSというSサイズよりも小さなサイズなのですが、それでもケース収納時はエアライトタオルやポケットタオルのMサイズよりも大きいです。
ただ、テックタオルの魅力は他の3種類にはない抜群の吸水性です。
他の3種類が自重の3倍の吸水性なのに対して、テックタオルは6倍です。
ぐんぐん水を吸ってくれるので、趣味で通っているプールの休憩時間に水を拭いたりするのに重宝します。
シートゥーサミットもテックタオルをサーフィンなどのマリンスポーツやジムでの利用を考えて設計しているようです。
他のサイズにはないバスタオルより大きなビーチタオルサイズのXLが用意されています。
またシートゥーサミットの他の3種類と比較すると大きめですが、普通のタオルと比べると専用のEVAケースを使ってコンパクトに収納できます。
濡れることが前提の趣味のマリンスポーツやウォーターアクティビティで頼りになるタオルです。
シートゥーサミットのタオルについてのQ&A
よくあるシートゥーサミットのタオルの使い方についてもQ&A形式でお答えします。
・漂白剤
・乾燥機
上記3点の使用はNGです。柔軟剤や漂白剤を使うと吸水性が下がるそうです。またマイクロファイバーは熱に弱いため、乾燥機も使えません。
シートゥーサミットのタオルは比較して選ぶのが◎
シートゥーサミットの全4種類のタオルの比較情報をレビューでご紹介しました。
コンパクトになり、吸水性や速乾性にも優れているシートゥーサミットのタオルは、旅行からアウトドアまで頼りになるアイテムです。
それぞれ特徴が異なりますが、自分の使用用途に合ったベストなタオルを見つけるのに今回の比較情報を役立てていただければ幸いです。