【フリーウォーカーGLレビュー】“走り”を極めたプロテカのスーツケース!

プロテカのフリーウォーカーシリーズから新たにフリーウォーカーGLが登場しました。

今回のレビューでは…

この記事でわかること
  • フリーウォーカーGLの詳しい使用感について
  • フリーウォーカーGLと旧モデルの違いについて
  • フリーウォーカーGLはどんな人におすすめ?

といったポイントについてご紹介したいと思います。

フリーウォーカーGLのリアルな口コミ評判が気になっている方は参考にしてみて下さい。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。

フリーウォーカーシリーズとは

フリーウォーカーGLのボディ

フリーウォーカーシリーズは、スーツケースの一般的な引き方であるヨコ走行や4輪走行に加えて、新スタイルのタテ走行が可能な移動快適性にこだわったモデルです。

「スーツケースを引くのにストレスを感じたことがある…」
「荷物を入れるとスーツケースを引く力に自信がない…」

という方におすすめです。

フリーウォーカーGLの引き方

エースさんには申し訳ないのですが、実はこのシリーズは個人的にこれまでそこまで魅力を感じませんでした。

ただ、今回の新モデルであるフリーウォーカーGLが登場し、大幅改良が施され、かなりおすすめなモデルに仕上げられています

ジンベエ

旧モデルからの進化ポイントなども詳しくレビューします。

フリーウォーカーGLの4つの注目ポイント

フリーウォーカーGLの特徴

フリーウォーカーGLを使ってみてよかった点や気になった点を4つのポイントでご紹介します。

1.キャスターサイズ大口径化で走行性大幅UP!

フリーウォーカーGLの大口径化キャスター

フリーウォーカーGLへとモデルチェンジとなり、大きく変わったポイントがキャスターサイズです。

プロテカの現行モデルとして最大サイズの70mmが採用されました。
*機内持ち込みサイズは50mmです。

ジンベエ

私の知る限りでは、フリーウォーカーGLのみに搭載されているキャスターサイズです。このモデルのためだけに開発できるエースさんの力がすごいです。

キャスターのサイズの違い

画像の左がフリーウォーカーGLで、右側が一般的なプロテカのキャスターです。

見ると明らかにサイズが違いますが、実際に荷物を入れた状態で引いてみると、一瞬でその違いがわかります。

引いた使いやすさの違いは、例えば折りたたみ自転車から27インチの自転車に乗り換えたような感覚が近いかもしれません。

フリーウォーカーGLの移動快適性

今までだと苦労していたような凸凹した道やホテルの絨毯などでもスイスイと進んでいく感覚は、筆者もこれが初めてでした。

フリーウォーカーGLのキャスター

なおかつ、フリーウォーカーGLの中には精密部品メーカーのミネベアミツミ社の摩擦抵抗を極限まで抑えたクロム鋼ベアリングが採用されています。

普通ならスーツケースを引くのが重くなるくらいパンパンに荷物を詰め込んでも、滑るようにキャスターが動いてくれます。

ジンベエ

このキャスターの滑らかさだけでもフリーウォーカーGLを選ぶ価値があると思います。

2.遂にプロテカ独自のマジックストップ搭載

フリーウォーカーGLのマジックストップ

フリーウォーカーGLへのモデルチェンジで、遂にキャスターストッパー機能のマジックストップが搭載されました。

これまで世界散歩でフリーウォーカーシリーズにあまり注目してこなかったのは、マジックストップが未搭載だったからです。

電車での移動時や、傾斜のある道でなど、マジックストップをONにするだけで安心してスーツケースの動きを制御できます。

ジンベエ

一度使うと手放せなくなる機能で、プライベート用のスーツケースを選ぶ時にも必ずマジックストップ搭載モデルを選んでいます。

最近になって、キャスターストッパー機能付きのスーツケースはかなり増えてきましたが、マジックストップが優れているのはメンテナンス性です。

キャスターストッパー

このマジックストップは、画像だとわかりにくいかもしれませんが、ワンタッチでストッパーをかけると、スパイクが下りてきてキャスターの動きを制御する方式です。

一般的なキャスターストッパーだと、ストッパー部分に髪の毛やゴミが絡まることがあるのですが、マジックストップだとストッパーOFF時はスパイクが上がるのでほぼノーメンテナンスで長期間使用できます。

3.内装の収納スペースが使いやすい!

フリーウォーカーGLの内装

フリーウォーカーGLの内装です。

右面は荷崩れしにくいラウンドファスナーになっていて、左面はバックルで止めるポケット付きの仕切りがついています。

フリーウォーカーGLの内装ポケット

左側の仕切りは荷物の量に合わせて長さを自由に調整できるようになっています。

ポケットも上下に分かれているので、小物を整理整頓するのに便利です。

フリーウォーカーGLの内装ポケット

上のメッシュポケットの上には、中身が見えない布地のポケットも搭載しています。

ホテルや空港でスーツケースを周りに人のいる所で開けなければいけなくなった時でも安心です。

こういう細かい使いやすさが日本のトップブランドならではです。

4.もっと大きなサイズも欲しい!

フリーウォーカーGLを置いたところ

唯一少し残念なポイントだったのがサイズラインナップです。

フリーウォーカーGLは…

  • 34Lサイズ(~2泊3日)
  • 50Lサイズ(~3泊4日)
  • 67Lサイズ(~4泊5日)

と、一番大きなサイズは一般的なMLサイズくらいでしょうか。

これだけ引きやすいスーツケースなので、たくさん荷物を入れて移動する出張や長期旅行用に、もう少しサイズの大きなモデルをぜひ使ってみたいです。

フリーウォーカーGLの概要

フリーウォーカーの概要

フリーウォーカーGLの各型番のサイズやカラーラインナップなども簡単にご紹介します。

型番 容量 サイズ 重量
02341 34L 55×35×25cm 3.1kg
02342 50L 63×42×27cm 3.7kg
02343 67L 69×46×29cm 4.0kg

*型番をタップすると公式サイトが開きます。

カラーラインナップは…

  • ブラック
  • ダークシルバー
  • ロイヤルブルー

の3色があります。

業界唯一のプレミアムケアがもちろんフリーウォーカーGLにも適用されます。

3年間の保証期間中は、航空会社などに預けていて壊れてしまった場合にも何度でも無償で保証サービスが受けられます。

ジンベエ

プロテカはこの安心感に大きな価値があります。

旅好きにこそフリーウォーカーGLを!

フリーウォーカーGLのハンドル

今回は、プロテカのフリーウォーカーシリーズ最新モデルであるフリーウォーカーGLのレビューをお届けしました。

大型のキャスター3WAY走行機能は、充実したラインナップのプロテカの中でもフリーウォーカーGLだけの魅力です。

旅先でよく歩いて観光したり、スーツケース引いて頻繁に出張に出かけるというようなガチ勢の方や、少し力に自信がなくなってきたという方にこそおすすめしたいモデルです。

旅の相棒にフリーウォーカーGLを選んでみてはいかがですか?

【フリーウォーカーGLの記事中で伝えきれなかった魅力】

ボディのマットな質感

ボディのマットな質感が魅力的です。キズも目立ちにくい。

フリーウォーカーGLのエルゴノミックハンドル

持ち手側に傾いたエルゴノミックハンドル。重い時に手の負担を軽減します。

フリーウォーカーGLの内装生地

ちょっと厚みのある内装生地で、荷物への衝撃も和らげてくれそう。

フリーウォーカーGLのTSA

TSAロックは意外とぶつかって壊れやすい部品。フラットタイプでリスクを極限まで下げてます。

ジンベエ

上質なスーツケースは持っているだけで次の旅が楽しみになりますね。

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