
兵馬俑といった世界遺産を含め、歴史的な価値のある観光スポットの多い西安。
日本人にも人気の観光地で、「西安旅行を計画していて地図を探している!」という方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、西安の主な観光スポットの地図をご紹介したいと思います。
西安の観光に便利な地図
出典:2017西安手绘旅游地图
西安の全体像を手書きでまとめた地図です。
それぞれの西安の観光スポットがどのあたりにあるのかまとめられているので。とても見やすいと思います。
ではさらに、西安のそれぞれの有名な観光スポットを地図で確認してみましょう。
西安のグルメスポット!回民街の地図
西安のグルメスポットと言えば「回民街」。
イスラム教を信仰する回族の人たちが多く住むエリアで、彼らの独特なスパイスの効いた羊肉の串焼きや羊肉や牛肉のパン粥スープなど、ここでしか食べられない西安グルメがたくさんあります。
回民街という名前はエリアの総称で、“回民街”という名前の道路があるわけではありません。
地図を確認してもらえればわかりますが、“鼓楼”から北に向かって広場までの“北院門“、東西に回民街を横切る“西羊市”、西羊市からさらに北に2本続く“小皮院”と“大皮院”、そして“小皮院”と“大皮院”から“清真寺”までつながる“北広済街”のあたりが回民街と呼ばれます。
ぶらぶらと散歩するだけでも西安らしさが感じられる観光スポットなので、西安にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。
西安の地下鉄を利用する時は地図を確認
西安も北京や上海ほどではありませんが、日中や通勤時間帯はかなり渋滞します。
そのため西安で観光を楽しむなら地下鉄がおすすめです。
路線図でも確認できますが、現在までに4路線が開通しています。切符代も約30円~と日本と比べるとかなりリーズナブルなので積極的に利用しましょう。
詳しい西安の地下鉄の利用方法は関連記事をご確認ください。
関連記事:西安の地下鉄|現地ガイドの2022年路線図&乗り方ガイド
西安・兵馬俑の地図
西安に来たら見ずに帰るわけにはいかないのが「兵馬俑」。
中国のスケールの大きさと歴史を感じられる観光スポットです。
始皇帝陵兵馬俑坑では、現在までに約8000体の俑が確認されている。兵士の俑にはどれ一つとして同じ顔をしたものはない。
また、かつては兵士の俑のそれぞれに顔料で彩色がされていたこともその後の発掘調査で判明した。指揮官・騎兵・歩兵と異なる階級や役割を反映させた造形は、始皇帝麾下の軍団を写したものである。兵馬俑の軍団は東方を向いており、旧六国を威圧したものとみなされている。
21世紀に入った現在でも、兵馬俑の調査・研究は継続されており、近年の調査では、来世へと旅立った始皇帝の為に造設されたこの遺跡は、身を守る軍隊だけでなく宮殿のレプリカや、文官や芸人等の俑も発掘されている。そのため、生前の始皇帝の生活そのものを来世に持って行こうとしたと考えられている。
西安市内から約30kmほど離れているため、団体であればチャーターした車、個人であればタクシーかバスで移動することになります。
- 公共のバスを利用西安火车站から「遊5」のバスに乗車。各駅停車なため約1時間ほどかかりますが、乗車料金は7元(約150円)と格安です。
事前にお金を払う必要はなく、バスに乗車してから払います。 - タクシーを利用西安市内から兵馬俑までのタクシー料金は、出発地点にもよりますが160元(約3,000円)くらいが目安になります。
- チャーターバスを利用利用する車のサイズや人数にもよりますが、基本的には7人乗りで往復800元(約15,000円)くらいからが相場です。
兵馬俑の広さを地図で確認
地図で見てもちょっとわかりにくいかもしれませんが、兵馬俑はかなり面積の広い観光スポットです。
普通に観覧すると、歩き続けながらでも約3時間ほどはかかります。
博物館内には有料ですが観覧車もあるので、体力に自信のない方や、余裕を持って観覧したい方は利用してもいいかもしれません。
地図で確認して西安旅行を存分に楽しもう!
西安旅行の準備に役立ちそうな地図をまとめてご紹介しました。
海外旅行の時には、旅行先の地図を眺めているだけでも旅行気分が楽しめますよね。
今回ご紹介した地図や情報も参考にしながら、ぜひ西安旅行を楽しまれてください。