
2001年創業と歴史は古くないものの、ここ数年で急成長しているスーツケースブランド・シフレ(siffler)。
シフレのスーツケースはお値段がリーズナブルでも、安いだけの格安ブランドと違い品質も良く口コミ評判はかなり高め。
機能性にもこだわった自社ブランドのオリジナルスーツケースを数多くラインナップしているのも人気の秘密です。
この特集を読んでいる方の中にはスーツケースを購入予定で「シフレの評判が気になる…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
- シフレとはどんなスーツケースブランド?
- シフレでおすすめのスーツケースはどれ?
- 実際に使用している人からの評判は?
といった疑問にお答えします。
口コミも交えてご紹介するので、お気に入りのスーツケースを見つけるのにお役立てください。
世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。
シフレとはどんなブランド?
シフレは2011年に国内でスーツケースなどの卸業を専門とする会社としてスタートしました。
直接シフレのスーツケースとして販売をはじめたのは2013年のことです。
これまで卸業で培ったノウハウを生かして、中国の生産工場から仲介業者を通さずに直接スーツケースを仕入れることで、高い品質を保ちつつもリーズナブルなスーツケースを提供しています。
知名度は決して高くはありませんが、ラインナップされているスーツケースはどれも使ってみると丁寧な設計・製造がされているのがよくわかり、リーズナブルな価格でも信頼できるスーツケースブランドです。
またここ数年では、オリジナルの機能性に特化したスーツケースの開発・販売にも力を入れています。
特許を3件、実用新案も26件保持していて、既存のあり方にとらわれない斬新なスーツケース作りが特徴です。
店舗販売も信頼性の証
ネット販売のみのスーツケースブランドもありますが、シフレは店舗でも購入可能です。
シフレ取り扱い店舗の例
- マルイ
- 伊勢丹
- 東急ハンズ
- ロフト
- ヤマダ電機
- 松坂屋 など
日本の有名百貨店でも販売されおり、しっかりとしたスーツケースを販売している信頼性の証とも言えるでしょう。
・アマクサかばん
・激安スーツケース専門店ミナショコ
・MM-COMPANY(スーツケース・雑貨)
・comme billet<コムビエ>
が正規代理店になっています。
シフレのスーツケースの特徴
シフレのスーツケースはオリジナルのブランドによって特徴や機能性が異なります。
口コミ評判の高い人気スーツケースは後ほどランキングでご紹介しますが、ここではシフレの各ブランドの特徴を簡単に確認しておきましょう。
1.シフレ・HAPI+TAS(ハピタス)
「あなたの旅にハッピーをプラス!」をブランドコンセプトに、スーツケースに限らず旅のアイテムを数多くラインナップしているHAPI+TAS(ハピタス)。
HAPI+TAS(ハピタス)のスーツケースは機能性だけでなく、個性的なプリントデザインやカラーリングが特徴で、旅を楽しくしてくれるようなスーツケースが見つかります。
スターウォーズやミッフィーとのコラボバッグやスーツケースもラインナップされています。
2.シフレ・ESCAPE'S(エスケープ)
使いやすさを追求しながらも価格を抑えて、幅広い年齢層の方に使いやすいスーツケースがラインナップされているESCAPE'S(エスケープ)。
リーズナブルでも高い機能性のモデルが多く、コストパフォーマンスに優れるブランドシリーズです。
3.シフレ・GREEN WORKS(グリーンワークス)
シフレのフラッグシップブランドとも言えるのGREEN WORKS(グリーンワークス)。
創業当時から培ってきたスーツケース作りのノウハウを結集させたスーツケースは軽さと強度を高い次元で両立させ、機能性も追求しているのが特徴です。
価格帯は1万円前後から2万円くらいまでです。
同じ品質・機能性のスーツケースを他の有名ブランドで購入しようと思うと軽く2~3万円はするのでコストパフォーマンスは高いです。
4.シフレ・ZERO GRA(ゼログラ)
「zero gravity」(=無重力)をコンセプトに作られたブランド・ゼログラ。
軽量性はもちろんのこと、洗練されたデザイン性や機能性にもこだわっているのが特徴。
LCCなど、重量制限が厳しいフライトで重宝します。
雑誌などの各メディアのスーツケース特集でもよく取り上げられています。
値段が2万円台なのですが、個人的には一番オススメなシフレのブランドです。
5.シフレ・TRIDENT(トライデント)
「道具にこだわる男」をコンセプトにしたメンズブランド・トライデント。
機能性と耐久性がしっかり考えられたスーツケースで、旅行からビジネス用途まで使い倒せます。
洗練されたデザイン性も魅力で、カッコいいスーツケースが多いです。
価格は1万円台から4万円台まで幅広いです。
口コミ評判◎|シフレのおすすめスーツケースランキング5選
では、実際に口コミ評判も高いシフレの人気スーツケースをランキング形式でご紹介したいと思います。
順位 | モデル名 | 参考価格 |
1位 | シフレ B5851T | 4,980円~ |
2位 | シフレ B1116T | 10,000円~ |
3位 | シフレ ゼログラ ZER2088 | 20,900円~ |
4位 | シフレ グリーンワークス B5891T | 10,780円~ |
5位 | シフレ エスケープ YU1802TS | 18,230円~ |
シフレのスーツケースは店舗でも購入可能ですが、ネット販売では頻繁にポイント還元セールや割引セールが実施されているのでネットから購入した方がお得です。
1位:シフレ B5851T
レンタル価格で購入できるシフレ・B5851T
4,000円前後からという抜群のコストパフォーマンスで累計55,000台以上販売されているシフレの人気モデルB5851T。
ファスナータイプで軽量性に優れているのが特徴で、最大41Lにもなる機内持ち込みサイズで3.1kg、97Lの大型サイズでも4.5kgしかありません。
拡張機能で荷物が増えた時にも安心ですし、モデルチェンジでキャスターは単輪タイプから動きがスムーズなダブルキャスターへと改良されました。
ABS樹脂がメインのハイブリッド素材をボディに使用しているなど、コストカットのために割り切っているところもありますが、「年に1、2回海外旅行に行く」というくらいなら十分です。
何よりレンタルスーツケースと同じ料金で新品のスーツケースが購入できるというのがすごいです。
シフレの中間マージンを徹底的に排除した企業努力です。
*1位・2位のスーツケースはAmazonで取り扱いがありませんのご注意を。
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シフレ・B5851Tの口コミ・評判
期待以上
デコボコの面では少し音がしますが、平面では静かです。
初めてのキャリーバッグでしたが、可なり気に入ってます。
傷防止のビニールシートが貼り付けて有るのが良かったです。そのまま剥がさず使ってます。
内側は大容量で2~3泊位なら十分な広さです。
軽いしマチ付なので助かります。Sにしては思ってたより大きいと思いました。
2位:シフレ B1116T
フレームタイプの安心感が魅力
シフレ・B1116Tは1万円前後で購入できるリーズナブルさとフレームタイプの安心感が魅力のモデルです。
最近ではファスナータイプが主流になっていますが、荷物に貴重品を入れる方や、お土産でワインなどのお酒をよく購入する方はフレームタイプが安心です。
また、シフレ・B1116Tには大型の50mm双輪キャスターを採用しているので、荷物をたくさん入れてもスムーズな移動快適性をしっかりキープできます。
中の仕切りも高級スーツケースに多い両面タイプで、荷崩れを防止できます。
ファスナーポケットも5ヶ所設置されているので、ついつい増えがちな旅の小物も整理整頓しながら収納できます。
*1位・2位のスーツケースはAmazonで取り扱いがないのでご注意を。
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女性の方やお年寄りの方はMサイズがおすすめです。
シフレ・B1116Tの口コミ・評判
プロが選んだ1万円以下のスーツケース!!
とにかく何もわからない初心者なものですから。
購入後約7ヶ月くらい経っており、月に1回、約2週間程度の出張に使用しています。
これまでに7往復程度使用していることになります。
空港での扱いが激しいようで、外観上の傷はかなりついていますが、今のところ機能上は特に問題無いようです。
どれくらい使用できるのかはわかりませんが、これまでの使用感では、良い買い物だったのではないかと思っています。
3位:シフレ ゼログラ ZER2088
究極の軽量性を追求したゼログラ・ZER2088
前モデルZER2008が各メディアでも取り上げられ非常に高い評価を受けましたが、そこからさらに開発に2年をかけて作られたのが新モデル・ZER2088です。
ZER2088の重量
- 機内持ち込み42Lサイズ 2.3kg
- 60Lサイズ 2.9kg
- 105Lサイズ 3.6kg
機内持ち込みサイズは2.3kgと楽々指一本で持てる軽さです。
またゼログラのすごいところは、軽量性を追求しながらも利便性と耐久性を犠牲にしていないところです。
ボディには軽量性と耐久性に優れた高級素材ポリカーボネートを100%使用。
スーツケースの要であるキャスターには、30%静音に成功したHINOMOTO製のキャスターを採用。
内装は両面に間仕切りがあるためスーツケースを開ける時にも荷崩れの心配がいりません。
*他ブランドの軽量スペシャル系のスーツケースは間仕切りがないものが多い
グリップにもソフトグリップが採用されているので、上げ下ろしも楽々です。
これだけのクオリティのスーツケースを2万円から購入できるのは驚きです。
「これまで格安スーツケースを使ってきたけど、品質の良いスーツケースを利用してみたい」という方におすすめのモデルです。
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シフレ・ZER2088の口コミ・評判
軽い!!
家でも計量してみましたが、2.3Kg弱でした。
LCC機も利用するので、スーツケース重量は少しでも軽いほうが良いのです!
キャスターもスムーズでとても静かです。
オススメ
4位:シフレ グリーンワークス B5891T
機内持ち込みサイズ最大容量のB5891T
実売価格1万円のリーズナブルさで、機内持ち込み最大容量である40Lを実現したシフレ・B5891T。
拡張機能も搭載されていて、ファスナーをぐるりと一周回せば容量は10%アップして44Lになります。
また内装の間仕切りも拡張できるので、本体を拡張した時にも荷崩れをしっかり防ぎます。
40Lあるので、3~4泊くらいの近場の海外旅行ならコレ一つでOK。
ターンテーブルで待つ必要も、預け入れ荷物の追加料金も必要ありません。
また、キャスターにはHINOMOTO製のグリスパックキャスターを採用しているので、スムース走行が長持ちします。
機内持ち込みサイズのスーツケースとしてはとても高機能ですが、価格は1万円と神コスパのスーツケースです。
個人的には、機内持ち込み用スーツケースを購入するなら、1位のシフレ B5851Tよりもコチラのほうが一つ一つ長く使えるパーツが使われているのでおすすめです。
ちなみに、同じラインナップで300円コインロッカーに入る22Lサイズのモデルもあります。
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グリーンワークス・B5891Tの口コミ・評判
期待したとおりの使いやすさです
ビジネス用途が主ですが、プライベートにも使用できることを意識して、メタリックワインを選択しました。画面で見た通りのきれいな色で満足しました。
また、ファスナーによる拡張性も便利です。
重さも軽くて取り回しもよく、期待した通りの使いやすさでした。
5位:シフレ エスケープ YU1802TS
キャスターストッパー付きのソフトタイプ
軽量性と片開きで荷物の出し入れの容易さが魅力のソフトタイプスーツケース。
シフレエスケープのYU1802TSは軽くて強いハニカム構造のフレームを採用。
軽量性と耐久性を高い次元で両立しています。
またモデルチェンジを重ね、最新モデルではキャスターストッパーも搭載。
電車や傾斜のある道などでも簡単にキャスターをロックできるので安心です。
エスケープのソフトタイプスーツケースはすでに10年近く続く隠れた人気シリーズです。
*実は筆者も5年ほどお世話になりました。
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エスケープ・YU1802TSの口コミ・評判
このスーツケースはすんばらしい!です。
まず、ソフト系のスーツケースで中底がほぼ平らである、というのはすごくポイント高いです!
大抵、ハンドル2本分ボコボコなっているもんなのに。いつもあれがすごくイヤだったんですけど、まさかこんなスーツケースがあるとは……
TSAロックが付いているので、アメリカ便でも気軽に使えるし、ソフト系スーツケースなのに、結構丈夫な生地を使っていて、角は全て補強されています。
滑り止めのロックが付いているのもポイント高いです。
中にはスーツが掛けられるハンガーも付いていて、中の仕切りや物入れも本当にいい感じに付いています。 外の大きなポケットも便利です。
あと、タイヤが4つ付いているので転がせますし、ハンドルを長くして引いて歩くこともできます。
こんな素晴らしいスーツケースなのに、値段が2万円を切るなんて!とすごく得したような気分になりました。
これで旅行も楽しくなります♪
シフレのスーツケースで旅に出よう!
知名度は高くないけど、知っている人は知っているスーツケースブランド・シフレについてご紹介しました。
品質の良いコストパフォーマンスの高いスーツケースが多く、有名ブランドの同程度のスーツケースと比べて約1万円~2万円ほどお安く購入することができます。
「安くて、品質の高いスーツケースを探している」という方は、今回の内容を参考にしてシフレで自分にぴったりのスーツケースを見つけてみるのはいかがでしょうか?
シフレ以外のスーツケースブランドについて
今回はシフレに注目してスーツケースをご紹介しましたが、それ以外のスーツケースブランドについても知りたいという方は、ぜひ特集記事もご確認下さい。