
スーツケースは海外旅行に行くための必須アイテム。
でもいざ選ぼうと思うと「どれを選んだらいいかわからない…」と悩む方も少なくありません。
そこで、予算別に、収納性・機能性・快適性にこだわった、満足度の高いおすすめのスーツケースを予算別にランキング形式でご紹介します。
各スーツケースの使用レビューも用意しているので、リアルな口コミや使用感が気になる方は参考にしていただければ幸いです。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
【予算別】海外旅行におすすめのスーツケースランキング
では早速、予算別のスーツケースのランキングを見ていきましょう。
ランクインしているスーツケースはどれも収納性・機能性・快適性に優れたものばかりなので、海外旅行をより快適にしてくれるはずです。
【予算:1万5,000円以下】コスパ重視なおすすめスーツケース!
最近では、当たり前のように1万円以下の激安スーツケースが販売されています。
ただし、長く使えるまともな製品は少ないのが現状です。
快適に使えるスーツケースを探すなら、少なくとも1万円前後の製品から探しましょう。
中には、有名メーカーの品質とほぼ変わらないコスパ最高なスーツケースもあります。
・海外旅行は数年に1回行くかどうかぐらい…
3位:グリフィンランド FK1037-1
他の激安スーツケースとはモノが違う神コスパスーツケース
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- 素材:ABSハイブリッド
- タイプ:ファスナー
- キャスター:50mmキャスター
- 価格:6,480円~
楽天市場のスーツケースランキング受賞歴を持つグリフィンランドのFK1037-1。
グリフィンランドで一番キズが付きにくいマットラフ加工で、いつまでも綺麗に使用できます。
Mサイズで7,000円台と非常にリーズナブルですが、内装には両側に仕切りを採用し、使いやすさにもこだわっているグリフィンランドらしいスーツケースです。
さらに拡張機能も搭載されていて、帰りに荷物が増えてしまったら、ファスナーを開ければ一気に収納スペースが15L(2Lペットボトル7.5本分)も増えるので、余裕をもってパッキングできます。
拡張タイプは耐久性が心配ですが、ファスナーはYKK製を採用しているので安心して使用できます。
同価格帯のスーツケースはほとんど無名ブランドのものばかりですが、他の激安スーツケースとはモノが違う神コスパなスーツケースです。
グリフィンランド FK1037-1の口コミ
おすすめ!
傷も付きにくく、安いのでガンガン使えます。
3回ほど海外旅行で使用しましたが、まだまだ大丈夫そうです。
他のサイズも欲しくなりました。
2位:グリフィンランド PC7000
圧倒的コストパフォーマンスの人気フレームタイプスーツケース
- 素材:ポリカーボネート100%
- タイプ:フレーム
- キャスター:50mmキャスター
- 価格:7,980円~
PC7000は、高品質なスーツケースがリーズナブルに購入できるグリフィンランドで最も人気の高いフレームタイプスーツケースです。
同ブランドの中では10年以上続くベストセラーモデルで、ユーザーの声に応えながら細かい改良が施され、フレームタイプの耐久性×機能性の備わったスーツケースです。
現行モデルでは、まずボディに高級スーツケースと同じく頑丈なポリカーボネート素材を100%使用。軽量化にも貢献しています。
また、移動快適性を決めるキャスターには、日本メーカーで信頼できるHINOMOTOグリスパックキャスターを採用しています。
走行しながら少しずつグリスがホイールに補充されるため、摩耗に強く、長期間スムーズで滑らかな回転がキープできます。
長く使えるしっかりしたスーツケースをお探しの方から選ばれているモデルです。
グリフィンランド PC7000の口コミ
ガイドさんと同じ
1位:レジェンドウォーカー 5122
レジェウォカのベストセラー最新モデル
- 素材:ポリカーボネートハイブリッド樹脂
- タイプ:ファスナー/フレーム
- キャスター:60mmダブルキャスター
- 価格:7,040円~
レジェンドウォーカーのベストセラーとなった「5022」の口コミや評価をもとにさらに改良を加えたリニューアルモデルが「5122」です。
累計50万台以上売れているシリーズの最新モデルはすでに熟成の域。
機能は大きく改良しつつも、重量は前モデル比較で最大800g軽量とより使いやすくなっています。
「安くて品質の良い高コスパなスーツケースを探している」という方にはコレ以上ない選択肢と言えます。
5122は、機内持ち込みサイズはファスナータイプ、Mサイズ以上はフレームタイプです。
【前モデルからの主な変更点】
- 大型静音ダブルキャスター採用
- 剛性を強化したキャリーバー採用
- コーナーパットをアルミ製に変更
- 袋やバッグを掛けるのに便利な台座フック採用
- ボディーフレームの剛性強化
レジェンドウォーカー 5122の口コミ
コスパ最強
キャスターもとてもスムーズで、2,3年使ってもし万が一壊れてもまた同じものをリピートします。
【予算:2万5,000円以下】品質重視なおすすめスーツケース!
予算が2万円前後になってくると、スーツケースのいわゆる一流メーカーのエントリーモデルの中にも手が届くものが出てきます。
品質的にも有名メーカーのエントリーモデルは、耐久性で高級モデルに劣っている訳ではなく、主な違いは機能面での差になってきます。
・毎年スーツケースを持って海外旅行に出かける!
3位:ace. コーナーストーン2-Z
利便性抜群のフロントオープンポケット搭載スーツケース
- 素材:ABS樹脂
- タイプ:ファスナー
- キャスター:50mmダブルキャスター
- 価格:20,900円~
日本が世界に誇るトップ鞄ブランド「エース」のエントリーモデルにあたるのがコーナーストーン2-Zです。
スクエアフォルムで小さなボディに最大限の収納容量を確保しているため扱いやすく、老若男女問わず使いやすいスーツケースに仕上げられています。
内装は両側に仕切りのファスナーがあり、片側は中の見えないプライバシー仕様です。
内装の蓋部分にはふくらみを持たせていて、本来デッドスペースになりやすいスーツケースを閉じた時の中心部分までしっかりと荷物の収納に活用できるなど、エースならではの細かいところへの気配りが特徴です。
エースのスーツケースは、基本的に3万円前後からが相場ですが、コーナーストーン2-Zなら約2万円から手が出ます。
「今まで安いスーツケースを使ってきたけど、ちょっと良いスーツケースを使ってみたい!」という方におすすめの高コスパモデルです。
ace. コーナーストーン2-Zの口コミ評判
さすがエース
2位:無印良品 キャリーバーの高さを自由に調節できるストッパー付きハードキャリー
丁寧な作りのポイントをおさえた高コスパキャリー
- 素材:ポリカーボネート
- タイプ:ファスナー
- キャスター:50mmダブルキャスター
- 価格:14,900円~
「しるしの無い良い品」を作り続ける無印良品。スーツケースメーカーではないものの、丁寧に作られたハードキャリーは、他の有名メーカーを上回る耐久性を持ちます。
キャスターは2017年モデルから双輪静音キャスターへ。ボタン一つでストッパーが止まるので、電車やバスの中でも安心です。
高さ調節は1cmごとにできるため、身長や引き方に合わせて調整可能。
各メーカーの高級モデルについているような機能を搭載し、2万円を切る価格から購入できるコストパフォーマンスに優れたキャリーケースです。
2年保証。
無印良品 ストッパー付きハードキャリーの口コミ
使いやすい!
1位:バーマス/BERMAS ヘリテージ
ドイツ伝統ブランドの多機能スーツケース
- 素材:ポリカーボネート+
- タイプ:ファスナー/フレーム
- キャスター:HINOMOTO サイレントランキャスター
- 価格:22,000円~
100年以上の歴史を持つドイツを代表するラゲージブランドであるバーマス。
堅実なものづくりを得意とするメーカーで、質実剛健なスーツケースはデザインこそシンプルなモデルが多いですが、その耐久性や機能性の高さからビジネスマンを中心に多くのファンを持ちます。
ヘリテージは、そんなバーマスが代表モデルである「プレステージ」に変わる新シリーズとして開発したモデルです。
ポリカーボネートプラスという耐久性に優れた素材で本体を作り、多機能性を付与しているのが大きな特徴。
日本が世界に誇るHINOMOTO最新のサイレントランキャスターにキャスターストッパー、スマホの充電に便利なUSBポートを標準装備しています。
実はバーマスの3万円以上するフラッグシップモデルよりも機能性に優れ、2万円台で購入できるスーツケースとしては非常にコストパフォーマンスが優れているモデルです。
ファスナータイプとフレームタイプが各サイズで設定されています。
バーマス ヘリテージの口コミ評判
飾らない格好良さ
【予算3万5,000円前後】一流メーカーの上質感あるおすすめスーツケース
3万5,000円前後になると、スーツケースの高級ブランドのメインラインナップにも手が届くものがでてきます。
軽量性や耐久性など、各メーカーごとの特徴となるような性能を持ったスーツケースも選べるので、自分がどんな機能を必要としているか考えてから選ぶことが重要です。
丁寧に作られたスーツケースは、格安スーツケースと比べると、はるかに長く使えるので、飽きのこないデザインを選びましょう。
上を見ればいくらでもさらに高額なメーカーのスーツケースがありますが、値段がこれ以上高くなってもスーツケースとしての性能自体はほとんど上がりません。
・良いものを長く使いたい!
3位:プロテカ フラクティ
基本機能を見つめ直した正統派なMADE IN JAPANスーツケース
- 素材:ポリカーボネートハイブリッド樹脂
- タイプ:ファスナー
- キャスター:50mmキャスター
- 価格:31,900円~
プロテカは日本一のスーツケースメーカーであるエース株式会社のフラッグシップブランド。
すべてのスーツケースの生産を熟練の職人を抱える北海道の工場で行っています。
フラクティシリーズは水面を走る波をイメージして作られたボディデザインが印象的なファスナータイプのスーツケースです。
軽さと強度を両立させたポリカーボネートハイブリッド樹脂を使用し、落ち着いたデザインでビジネスからプライベートまで使用シーンを問わず活躍してくれます。
プロテカ独自の静音性に優れたサイレントキャスターや手にフィットする持ちやすいハンドルなどが採用され、日本製らしい使いやすさにこだわった基本性能の高さが特徴です。
また世界的に見てもプロテカだけである、通常使用による故障や航空会社に預けている間の故障などに回数無制限で無償修理に3年間対応するプレミアムケアで、安心の旅行が楽しめます。
「プロテカを使ってみたいけど、値段が高い…」なんて方にぜひおすすめしたいスーツケースです。
プロテカ フラクティの口コミ
スーツケース
決め手は、軽量かつ丈夫であることに加えて、求めやすい価格であったことです。海外の製品も含めて検討したのですが、容量のバリエーションはラインナップで違うことで、たくさん展開されていることになっており、最終的にこのブランド数点にしぼる形になり、その中から選ぶことになりました。
スーツケースに関して、信頼のおけるブランドであったことも理由の一つでした。
2位:SUNCO スーパーライトNGC
SUNCOの技術がつまった旗艦モデル
- 素材:HTポリカーボネート
- タイプ:フレーム
- キャスター:50mmHINOMOTOグリスパックキャスター
- 価格:28,600円~
旅行好きの間では“フレームタイプならサンコー”と言われるほど、歴史のあるサンコーの代表作がスーパーライトMGCです。
他のメーカーがアルミを使う中、サンコーのスーツケースはマグネシウムでフレームを作ることで、軽量性と頑丈さを高い次元で両立しています。
2万円台後半からと少しお値段はしますが、マグネシウムを使ったフレームを扱っているのは、世界でも数えるほどしかなく、非常に高い技術力が求められるスーツケースです。
フレームタイプながらMサイズで3.5kgと、ファスナータイプと変わらない軽さを実現しています。
またハンドルには世界初となる抗菌素材を使用し、衛生面でも安心です。
納得の品質でリピーターの非常に多いメーカーのフラッグシップモデルなので、何より安心して使用できます。
SUNCOスーパーライトMGCの口コミ
本当に軽い!
1位:サムソナイト コスモライト
水よりも軽い素材を使ったコスモライト
- 素材:CURV
- タイプ:ファスナー
- 重量:2.5kg
- 価格:28,200円~
サムソナイトの超軽量スーツケース「コスモライト」。
使用されている“カーヴ”という素材は、サムソナイトが独占使用している素材。
ポリプロピレンを積み重ねて作られたカーヴは水よりも軽く、衝撃や歪みなどの圧力に対して、高い耐久性と復元力を持ちます。
さらにカーヴは軽量化にも貢献し、容量68.0Lサイズのスーツケースで重量は2.5kgと”抜群の軽さ”です。
丸みを帯びた独特のフォルムは、貝殻の強さにインスピレーションを受けて開発され、スタイリッシュな存在感があります。
サムソナイト コスモライトの口コミ
海外旅行用のスーツケースのベストサイズとは
まずスーツケースを選ぶ時にはサイズ選びが重要です。
自分の旅行プランでどれくらいの大きさのスーツケースが必要になるのか、なかなかイメージがわかないですよね。
一般的に言われている目安は以下の表のようになります。
スーツケースの容量と宿泊日数の目安
SSサイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | LLサイズ | |
1~2泊 | 2~3泊 | 3~5泊 | 5~7泊 | 8~10泊 | 10泊以上 |
~25L | 26~40L | 41~60L | 61~80L | 81~100L | 101L以上 |
2泊3日ほどで近場のアジアの国々にしか旅行に行かないつもりなら、LCCなどでは預け入れ荷物に追加料金が取られることもあるので、機内持ち込みサイズのスーツケースが重宝します。
fa-arrow-circle-right特集記事機内持ち込みで1万円以下の神コスパスーツケースランキング10選
でも、「これから海外のいろいろな国に行ってみたい!」という方の場合は、『Mサイズ』がおすすめです。
中でも60L~80Lくらいのサイズがあると、冬の海外旅行で洋服が増えたり、お土産をたくさん買ってしまったりした時にも、スペースに余裕があって安心です。
「大は小を兼ねる」とも言いますが、逆に『Lサイズ』以上の大きいサイズは、大きくて便利な反面、取り回しがしづらく、女性には扱いづらいこともあるので注意しましょう。
Lサイズ以上のスーツケースは基本、長期出張や留学する方向けのサイズと考えて良いでしょう。
予算に合わせて自分にピッタリのスーツケースを見つけよう
今度の海外旅行で使いたくなるようなスーツケースは見つかったでしょうか?
スーツケースの値段はピンキリですが、それでもよく選べば本当に自分が必要としているものが見つけられるはずです。
今回の情報を参考にしながら、旅行をもっと楽しくさせてくれるスーツケースを見つけましょう。