【ガイド解説】プロテカのマジックストップの凄さ|搭載スーツケース一覧!

 

日本国内で唯一のオール日本製スーツケースブランドであるプロテカ/ProtecA

そして、ProtecAを日本のトップブランドとたらしめるものの一つがマジックストップです。

一般的なキャスターストッパーとマジックストップの違いや、マジックストップを搭載しているおすすめスーツケースをご紹介します。

マニアックで細かい情報が多いですが、旅の相棒を見つけるのに参考にしてみてください。

この記事の
筆者:ジンベエ

小さな旅行情報会社の代表をしています。プロテカ愛好者で、スタリアシリーズとマックスパスシリーズが大好きです。

プロテカのマジックストップとは|特許取得の「止まる」技術

プロテカのスーツケースに搭載されるマジックストップは、手元のスイッチを押すだけでスーツケース背面側の車輪にロックがかかるストッパー機能

ストッパー付きのスーツケースは他ブランドからも発売されていますが、プロテカのマジックストップは特許を取得した構造で抜群の安心感が魅力です。

マジックストップの内部の構造

スーツケース上部にストッパーの部品があり、その下はケーブルだけなのでスーツケースの収納部分への干渉もほとんどなく、パッキングのしやすさには影響しません。

スタリアCXで旅行

電車内でもスイッチを入れるだけでキャスターが動かなくなるので、移動の際にスマホで時間をつぶしたり、ガイドブックで調べ物をしたりするのにも安心です。

ジンベエ

スーツケースに荷物が満載してあると、電車内で動くスーツケースを抑え続けるのって、意外と疲れるんですよね。

マジックストップならこんなトラブルを回避!
  • 揺れる電車の中でコロコロ動いて近くの人にスーツケースがぶつかった
  • エスカレーターで取っ手を離した隙に、転がって下方に落ちてしまった
  • 坂道で立ち止まったら、スーツケースが転がってしまった

マジックストップの使うとわかる3つの特徴

旅の移動を安全・快適にしてくれるマジックストップの3つの特徴をご紹介します。

1.流れるような簡単操作でストッパーをかけられる

マジックストップの比較

マジックストップは、手元のスイッチを押すだけでオン・オフの切り替えが可能です。

一般的なストッパーは、スーツケースの横や背面に切り替えスイッチがあることが多く、安価なスーツケースだとキャスター部分にスイッチがあります。

ただ、これだとストッパーをかけるたびにしゃがむ必要があり、混んでいる電車内だと面倒なこともあります。

キャスターにスイッチのあるタイプのストッパーだと、雨の日など手が汚れるので論外です。

その点、マジックストップはスーツケースの上面にスイッチがあるので、切り替えもしゃがむ必要なくスムーズです。

『キャリーバーを下ろして、ストッパーをかける』という動作がノンストレスでスムーズです。

2.ほぼメンテナンスフリーで使える

マジックストップとストッパーの違い

メーカーさんは別に宣伝していないのですが、特にマジックストップが優れていると感じるのがメンテナンス性です。

上の画像の右のストッパーは、2万円~3万円台のスーツケースに良く搭載されている一般的なキャスターストッパー(実はHINOMOTO製)です。

一般的なキャスターはロックをかける機構がむき出しなので、使っているとどうしても髪の毛やホコリが詰まってしまってしまうのが大きな弱点です。

1万円前後のスーツケースによく搭載されるキャスター横でストッパーをかける方式はもっとひどいです。

その点、マジックストップはストッパーがキャスターハウジング(土台の部分)からスパイクが伸びてきてロックをかける方式

ロックを掛けていない時には何も引っかかる部分がないため、髪の毛やホコリが詰まったりということがほぼありません。

そのためメンテナンスフリーで使えるのがマジックストップの魅力です。

ジンベエ

実はエースでも、ProtecAはマジックストップですが、ace.のスーツケースはHINOMOTO製の一般的なストッパーが使われています。マジックストップは、フラッグシップブランドのProtecAだけの大きな魅力です。

3.坂道や揺れる車内でも安心

スタリアCXRのマジックストップ

画像からもわかるように、プロテカのマジックストップはスパイクが上から下りてきてロックをかける方式のため、スーツケースを止める力が強いです。

様々な路面状況でもしっかりとスーツケースを止めるために、バリアフリー基準である1/12勾配を上回る1/8勾配にも対応しています。

坂道でスーツケースを止めるパターンは少ないかもしれませんが、これが役立つのが揺れる電車やバスの車内です。

実はキャスターストッパーによってスーツケースを止める力には結構差があり、バスが曲がる時や電車が止まる時など、海外の荒い運転で意外と動いてしまうこともあります。

その点、マジックストップはスーツケースを止める力が強く、信頼しています。

プロテカのマジックストップ搭載モデル一覧

マジックストップを搭載しているプロテカのスーツケースをご紹介します。

ちなみにプロテカのスーツケースに搭載される独自の機能は全部で3つあります。

ProtecA独自の3つの機能
  • マジックストップ:メンテナンスフリーな特許取得のキャスターストッパー
  • サイレントキャスター:30%静かになった独自開発キャスターで移動ストレスを軽減
  • ベアロンホイール:摩擦抵抗を極限まで抑えたクロム鋼ベアリングで滑るように移動可能

ジンベエ

ベアロンホイールは見えないパーツながら、荷物をパンパンに詰めたスーツケースでも軽々引ける非常に頼りになる機能です。

1.プロテカ スタリアCXR

  • マジックストップ:
  • サイレントキャスター:
  • ベアロンホイール:

プロテカで長年人気No.1となっているスタリアシリーズの最新モデルがスタリアCXRです。

「フルスペックで堪能する大容量。」をコンセプトに、プロテカこだわりの3つの機能全てが搭載されています。

実際に使ってみると、純国産のプロテカらしく「快適性×機能性×耐久性」を非常に高いバランスで実現させています。

プロテカらしさが一番味わえる王道スーツケースの完成形と言えるかもしれません。

「プロテカで使いやすい高品質なスーツケースを探している」という方なら、選んで間違いのないスーツケースです。

ジンベエ

プロテカの色々なモデルを使いましたが、筆者は最終的にスタリアシリーズに落ち着きました。スタリアVS→CXとモデルチェンジごとに買い替えて愛用しています。

2.プロテカ 360T

  • マジックストップ:
  • サイレントキャスター:
  • ベアロンホイール:

360シリーズは、プロテカの旗艦モデルにあたるスーツケースです。

2015年からは、世界的なデザイナーであるデザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏がクリエイティブデザイナーとしてプロテカのデザインを手掛けるようになって登場したシリーズです。

現行モデルの360Tシリーズから、マジックストップが搭載されるようになりました。

どこからでも開けられる独自の360°オープンスタイルを採用していて、荷物の出し入れがしやすくデッドスペースなくパッキングできるのが魅力です。

ジンベエ

パッキングに慣れが必要なのですが、ハードタイプとソフトタイプのメリットを兼ね備えたようなスーツケースです。

3.プロテカ マックスパス3

  • マジックストップ:
  • サイレントキャスター:
  • ベアロンホイール:

マックスパス3は、機内持込みサイズで最大級の大容量42Lを実現したビジネスキャリーです。

新作のマックスパス3では旧モデルで要望の多かったマジックストップが搭載されました。

最大級の容量便利なフロントオープンがスピードを要求されるビジネスの最前線で抜群の使いやすさを生み出します。

特にフロントオープンポケットの質感が高く、厚みのあるパソコン収納スペースやペン差し、パスポートサイズのポケットなど、イメージ的にはビジネスバッグとスーツケースが一つになったような使いやすさです。

4.プロテカ トラクション

NEW

  • マジックストップ:
  • サイレントキャスター:
  • ベアロンホイール:

トラクションはビジネストリップにも対応したミニマルなデザインとカラーリングが特徴のプロテカの新シリーズです。

シェル中央から徐々に現れる縦リブとスリムなマチ幅がスタイリッシュな印象で、金属調のヘアラインプリントが施された上質感のあるスーツケースに仕上げられています。

マジックストップに加えて、サイレントキャスターベアロンホイールが搭載されているので、アクティブに働くビジネスパーソンのビジネストリップにもしっかりと対応してくれます。

5.プロテカ フリーウォーカーGL

  • マジックストップ:
  • サイレントキャスター:
  • ベアロンホイール:

フリーウォーカーGLは、移動快適性にこだわったプロテカの人気シリーズ最新モデルです。

通常の縦・横引きに加えて、駅構内などの移動で重宝する斜め引きにも対応した3WAY走行が可能です。

また、最大の特徴として、最新モデルのフリーウォーカーGLには、プロテカ史上最大となる70mmのキャスターが採用されています。

これまでスーツケースを引くのにストレスになっていた細かい段差や点字ブロック、ホテルに敷かれた絨毯でも、小気味よいくらい軽々走行できます。

マジックストップはもちろん、フリーウォーカー独自サイズのベアロンホイール&サイレントキャスターが搭載されています。

プロテカのマジックストップ搭載スーツケースなら旅が快適&安心

電車での移動中や、スマホを確認する時、傾斜のある道を移動する時など、スーツケースにストッパーが搭載されているだけで安心感が違います。

そして、やはり国内最高峰であるプロテカに採用されているマジックストップは、他メーカーとは使い心地が違います

日本が世界に誇るプロテカで快適な旅を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

プロテカでは、マジックストップを搭載したスーツケースのラインナップを拡大予定です。最新の情報は公式ページでご確認下さい。

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