コンセント C・SEタイプ/電圧 220V/周波数 50Hz
海外旅行の準備で確認しておきたいのが現地のコンセント形状と電圧。
ベルギーはどちらも日本と違うので、事前にしっかり必要なものを用意して、到着してから困らないようにしましょう。
筆者:ジンベエ
ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。海外旅行に役立つリアルなトラベル情報をお届けします。
ベルギーのコンセントは?変換プラグは必要?
ベルギーでは、CタイプとSEタイプのコンセントが混在しています。
どちらも丸ピンタイプのコンセント形状なので、日本のAタイプのプラグを挿し込むには変換プラグが必要です。
ただし、変換プラグは、CタイプとSEタイプの両方を用意する必要はなく、Cタイプだけで大丈夫です。
変換プラグはCタイプを用意
CタイプとSEタイプの違いは、ピンの直径だけです。
Cタイプが直径4mm、SEタイプが4.8mmなので、SEタイプの方がよく見ると少し太くなっています。
それ以外のピンの長さや間隔は、全く一緒です。そのため、細めのCタイプのプラグをSEタイプコンセントに差し込むことが可能です。
Cタイプのみに対応した変換プラグなら、日本メーカーのものでも1個200円~300円ほどで購入できます。
ベルギー以外にも周遊旅行で他のヨーロッパの国を訪れる方や、海外旅行で他の国にも行ってみたい方は、1つで世界中のコンセント形状に対応できるマルチ変換プラグを購入したほうが、荷物が少なく、リーズナブルかもしれません。マルチ変換プラグならヨーロッパや世界中のコンセントに対応
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- ブリュッセル空港…健康志向のベルギーらしく、自転車のペダルを漕いで自家発電するタイプのフリーチャージゾーンがあります。
- アントワープ空港…カフェなどには自由に利用できるコンセントがあります。
- ブリュッセル市内のカフェ…ゆったりできるカフェが多く、全座席ではありませんが一部の席でコンセントが利用できます。
100均の変換プラグはイマイチかも…
実は100均のダイソーでもベルギーで使用できるCタイプの変換プラグは販売されています。
値段はもちろん100円です。見た目も国内メーカーとほぼ同じ…。
ただし、筆者も100均のトラベルグッズはいろいろ活用していますが、変換プラグに関してはあまりおすすめしていません。
緩くて勝手に抜けてしまうものや、差し込みづらいものが多いです。
海外で変換プラグが普通に使えないと本当に困ります。
しっかりしたメーカー製のものと100円前後の差なので、海外旅行で快適に過ごしたいなら、日本メーカーのちゃんとしたものを購入することをおすすめします。
関連記事fa-arrow-circle-right100均のトラベルグッズ|海外ガイドおすすめ13選&買ってはダメな物は3つ!
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ベルギーの電圧は?変圧器は必要?
ベルギーの電圧は220Vです。
日本の電圧が100Vなので、2倍以上の差があります。
そのため、日本の100V電源用の電化製品などを使ってしまうと、「ボンッ」と音をたてて一瞬で壊れます。最悪の場合、発火したり、ホテルのフロアが停電になったりするので気をつけましょう。
日本の100V電源専用の電化製品をベルギーで使用するには、変換プラグとは他に、電圧を下げるための変圧器が必要になります。
関連記事:変圧器と変換プラグの違い|海外旅行の豆知識をおさらい
ただし、海外旅行でよく使う電子機器の多くは、全世界の電圧に対応しているマルチボルテージ仕様なので、変圧器は必要ありません。
iPhoneなどのスマートフォンは全世界の電圧に対応
iPhoneを例に、電子機器の電圧の対応範囲を確認してみましょう。
対応電圧は、電子機器本体や充電アダプターに表記されています。
iPhoneの場合は充電アダプターのプラグ部分です。
(画像出典:Apple)
対応する電圧について『Input:100ー240V』と表記されています。これは100Vから240Vの電圧で使用できるという意味なので、iPhoneはベルギーでも変圧器に繋げずに充電してしまって問題ありません。
他にもスマートフォンやモバイルバッテリー、デジタルカメラ、海外WiFiのルーターなどは、全世界の電圧に対応している場合が多いです。
ベルギーで使用する予定の電子機器を確認してみましょう。
逆に、対応電圧のところに『Input:100V』とあれば、日本の電源専用なので、ベルギーで使用するには変圧器が必要になります。
関連記事:変圧器の選び方|海外10年目が伝授!3ステップで選ぶ旅行用変圧器
コンセント・電圧について確認を忘れずに
ベルギーのコンセント事情についてまとめてみると、
コンセント形状 C・SEタイプ/電圧 220V/周波数 50Hz
となります。
日本とはコンセントの形状が違うので、変換プラグは必須アイテムです。変圧器は必要に応じて持っていくようにしましょう。
また旅の前には、外務省が用意している海外安全情報のご確認をお忘れなく。
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