海外旅行では、普段日本では使わないものが必要になります。

その1つが変換プラグ

ただし、「使ったことがないから、どうやって選んだら良いかわからない…」という方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、

  • 変換プラグってどんな時に必要?
  • 変換プラグはどうやって選ぶの?
  • おすすめの変換プラグはある?

といった疑問にわかりやすくお答えします。10年間に渡っていろいろな国で生活してきた経験から、本当に役立つ情報をお伝えします。

変換プラグとは?

世界の国や地域によって、コンセントの差込口の形状は異なります。日本ではAタイプと呼ばれるコンセントタイプに統一されていますが、他のコンセント形状にはそのままで挿し込めません。

そこで必要になるのが変換プラグです。

変換プラグは海外で日本の電化製品を使用する際に、コンセント形状を合わせるために使用します。現在主要なコンセントタイプには6種類があります。

  • Aタイプ…日本、南北アメリカ、台湾、中国など
  • BFタイプ…イギリス、シンガポール、香港など
  • B3タイプ…インド、モンゴル、ケニアなど
  • Cタイプ…ヨーロッパ、韓国、インドネシア、タイなど
  • SEタイプ…フランス、韓国、インドネシアなど
  • Oタイプ…オーストラリア、ニュージーランド、中国など

日本で使用されるAタイプのコンセントは、他にも南北アメリカや台湾、中国などで使用されているので、同じコンセント形状の国に旅行や出張で出かける場合には、変換プラグは必要ありません。

しかし、他のコンセント形状の国では変換プラグがないと、持ち込んだスマートフォンやデジタルカメラなどの家電製品の充電・使用ができないので、旅行する前には必ず目的地のコンセント形状の確認が必要です。

また中国のように国によっては、複数のコンセントタイプが混在しているところもあるので注意しましょう。

関連記事:国別一覧|海外旅行のコンセントの種類と電圧の違いについて

変換プラグの使い方

変換プラグは、差込口が私達が普段使っているAタイプのコンセント形状になっているので、使用したい電子機器のコンセントプラグを差し込みます。

そしてもう片方が外国のコンセント形状になっているので、壁などにあるコンセントに挿し込んで使用します。

おすすめの変換プラグの選び方

変換プラグの選び方は大きく分けると3つあります。

それぞれのメリットデメリットも併せてご紹介するので、変換プラグ選びにお役立て下さい。

方法1:1つの形状にのみ対応した変換プラグを購入する

おすすめのタイプ:海外旅行はめったに行かない人

  • メリット…300円前後とリーズナブル
  • デメリット…1タイプにしか対応できない、旅行のたびにコンセント形状を確認する必要がある

いくつもあるコンセント形状の内、1種類だけに対応した変換プラグも販売されています。価格は日本メーカーのもので300円前後

今回の旅行でしか変換プラグを使用しない場合には、わざわざ他の国のコンセント形状の変換プラグを購入する必要はないので、1タイプのみの単品の変換プラグを購入するだけで問題ありません。

ダイソーなど100均の変換プラグはイマイチかも…

実は、最近では、ダイソーなどの100均でも変換プラグが購入できます。

もちろん値段は100円です。筆者も100均のトラベルグッズにはかなりお世話になっているのですが、100均の変換プラグに関しては、あまりおすすめはしません

中には作りが甘くて挿し込めなかったり、挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまう商品もあるようです。

日本メーカーの商品とは100円ちょっとの差なので、ここは節約せずに日本メーカーの変換プラグを購入することをおすすめします。

関連記事:100均変換プラグ検証|海外ガイドがダイソーと国内メーカーを徹底比較!

方法2:複数のコンセント形状に対応できるマルチ変換プラグを購入する

カシムラのBFタイプ

おすすめのタイプ:1,2年に1度は海外旅行に行く人

  • メリット…世界中のコンセントに対応
  • デメリット…単品の変換プラグよりは値段が高め

変換プラグで主流になっているのが、複数のコンセント形状に対応できるマルチ変換プラグです。価格は2,000円前後

コンパクトな製品が多く、手持ちの荷物にも簡単に収納できるので、空港や駅など場所を選ばずにサッと取り出せて使用できます。

一度購入しておけば、ほとんどの国に対応できる商品が多いので海外旅行のたびにコンセント形状を確認する手間も省けます

方法3:変換プラグ+αの高機能モデルを購入する

マルチ変換プラグを使って充電中

おすすめのタイプ:1つで色々な機能が欲しい人

  • メリット…多機能で便利
  • デメリット…大きい、重い

変換プラグの中には、1つでコンセントの口数が複数あったり、USBポートが付いていたりする多機能な製品もあります。1台何役にもなるので、例えばUSBポートを搭載したマルチ変換プラグであれば、スマホやタブレットの充電アダプターを持っていく必要がなくなります。

サイズが大きいため、空港の共用コンセントなどだとすき間が足りず差し込めないことがあるのですが、多機能さゆえの便利さは一度使うと手放せなくなります

おすすめのマルチ変換プラグ5選

では、実際に自信を持っておすすめできる変換プラグをご紹介します。

5位 カシムラ 海外用マルチ変換プラグ カムイNTI-598

  • 重量:118g
  • 対応コンセントタイプ:A,O,O2,BF,B3,B,C,SE,CB
  • 口数×1

亜種も含めた9種類のコンセントタイプに対応で、アフリカの一部を除く全世界で使用できる変換プラグ。

約120gと少し重めですが、ひとまとめになるので持ち歩きやすく、使い方も簡単です。

もう電源について考える必要なく、これを持っていけばいい、という点で、おおいに良い買い物をしたと思う。
今回はインドにもっていったけど、デリーとダラムサラ、Bと、B3でいけたとおもう。
行く前の情報は、いくつかに分かれていたので、そういうときにも安心ですね。

4位 ヤザワ 海外用マルチ変換プラグ USB対応 HPM4WH

  • 重量:77g
  • 対応コンセントタイプ:A,C,O,BF,SE
  • 口数×2、USB×1

主要5タイプのコンセント対応で150カ国以上で使用できます。

コンセント2口とUSBポート付きの多機能タイプでコンパクトな数少ない製品で、重量はわずか77g

値段も2,000円以下とリーズナブルです。

マルチ変換プラグ

これからの時代、どこの国へ行くかは解らないし、場所によって、マルチに変換出来るし、USB対応なのも良い。

3位 ロードウォーリア ゴーコンα

  • 重量:49,9g
  • 対応コンセントタイプ:A,B,B3,BF,C,CB,O,O2,SE
  • 口数×1

海外旅行好きや海外在住者から絶大な人気を誇るゴーコンシリーズ
累計で400万個以上販売している大ベストセラーです。

ゴーコンαは9種類のコンセントに対応で158カ国以上で使用可能。

50g以下の超軽量でコンパクトサイズ、専用キャップ付きなので、持ち運びにも便利です。

安心の3年保証付き。

便利です

いままで行く国によって、それぞれのコンセントを持参してました。これからは1つでどの国も使用できるし、小型なので荷物にもならない。容器にも入っていて満足です。

2位:USB&type-C対応マルチ変換プラグ

万能なマルチ変換プラグ

  • 重量:145g
  • 対応コンセントタイプ:A,C,O,BF,SE
  • 口数×1、USB×4、type-C×1

Amazonや楽天市場で「マルチ変換プラグ」と検索すると上位に表示されるのがこのtype-Cに対応したマルチ変換プラグ

ブランドが中華系なので「ちゃんと使えるの?」と心配な方が多いようなので、実際に出張の際に1ヶ月ほど長期間に渡って使用してみました

結論から先にご紹介すれば、非常に便利です。

マルチ変換プラグで4ポートすべて活用して充電

最大2.4Aの高速充電にも対応していて、USBポートも4口あるので、iPhoneからiPad、デジカメ、ノイキャンのワイヤレスイヤホンまで海外旅行に必要なガジェットは同時に充電できます。

また、type-Cはマックス3Aの出力まで対応しています。

コンセントも1口ついているので、安ホテルでコンセントに空きがないような場合も、家電を使いつつガジェットの充電ができます。

これ1台で他の充電アダプターが必要なくなるので、充電関連の荷物がぐっと減らせます

唯一のデメリットは、少しサイズが大きめなので、空港で他のコンセントに干渉してしまうことでしょうか…。

ただ何より多機能で充電関連はこれ1個で解決できるので、これからも長期出張なら愛用したいと思う良品でした。

1位:カシムラ マルチ変換プラグ「サスケ」

コンパクトサイズのマルチ変換プラグ

  • 重量:48g
  • 対応コンセントタイプ:A,C,O,BF,SE,B3,CB,O2,
  • 口数×1

ロードウォーリアのゴーコンシリーズと同じく分解タイプのマルチ変換プラグであるカシムラのサスケ

ネームバリューではちょっとゴーコンに負けるのですが、変圧器から変換プラグまで製造・販売している日本メーカーのカシムラのマルチ変換プラグということで安心感が魅力

実売価格はゴーコンとほぼ同じです。

分解する変換プラグ

そして大きな魅力はサイズと軽量性です。

ゴーコンよりも一回りコンパクトサイズで、手のひらにすっぽり入ってしまうコンパクトさ。
空港でもポケットに入れておける手軽さが気にっています。

対応しているコンセントゴーコンと同じく、新しいブラジルのCBにも対応していて、アフリカの一部地域を除けば世界中どこでも大丈夫

毎回旅行の度に「あの国はコンセント何だったっけ?」と調べる手間も心配もなくなります
海外旅行に出かける際にはこれを選んでおけば間違いない安心のマルチ変換プラグです。

電圧の違いにも注意

日本の電圧は100Vですが、これは世界的に見ても日本だけの特殊な電圧で、海外の電圧は110V~240Vとさまざま

日本の100V専用の電気製品をそのまま変換プラグを使用して電圧の高い国で使用してしまうと、故障したり、最悪発火する恐れもあります。

変換プラグで外国のコンセント形状には対応できますが、使用する電気製品が外国の電圧に対応しているかの確認を忘れずにするようにしましょう。対応していない場合は、変換プラグとは別に、変圧器も必要になります。

変換プラグ…コンセント形状を変えるためのもの
変圧器…海外の高い電圧を日本の100Vに変えるためのもの

使用したい電化製品の対応電圧は、電化製品の本体や充電アダプターなどに記載されています。

iPhoneの充電アダプターを例にしてみましょう。

(画像出典:Apple)

Input: 100V-240V 1A 50-60Hz

アダプターのところには、『Input:100V-240V』とあります。これは100V~240Vの電圧に対応しているという意味です。この表記があれば、外国に行った時にも変圧器は必要ありません

最近ではiPhoneなどのスマートフォンのように、全世界対応(マルチボルテージ仕様)の電気製品が増えています。

しかし、対応電圧のところに,

Input:100V 1A 50-60Hz
とあれば、日本の100V電源専用の家電製品なので、海外で使用するには変圧器が必要になります。使用したい家電製品によって選ぶ変圧器が変わってくるので、詳しくは関連記事をご覧ください。

海外旅行のお供に便利なマルチ変換プラグを!

海外旅行の必須アイテムの1つである変換プラグ

おすすめは1つでどこの国でも対応できるマルチ変換プラグです。

今回ご紹介した情報を参考にしながら、快適な海外旅行をお楽しみ下さい。

また海外旅行に出かける前には、必ず外務省の準備している海外安全情報の確認をお忘れなく。

安全で楽しい海外旅行を!