自然豊かなニュージーランドは旅行や言語留学先として日本人に人気の高い国です。
しかし、ニュージーランドの航空券の相場は時期や航空会社によって価格が大きく異なるため、お得にフライトを楽しむためにはコツがあります。
そこで今回の記事では、
- ニュージーランドの航空券の相場はどれくらい?
- ニュージーランドの航空券が安くなる時期は?
- ニュージーランドの航空券を安く見つけるコツは?
といった疑問にお答えします。
ガイド歴13年。小さな旅行情報会社の代表をしております。お得に海外旅行を楽しむためのコツをご紹介しています。
ニュージーランドの航空券の相場とは
- ニュージーランド航空…13万円~36万円
- ANA…18万円~39万円
- ジェットスター…8万円~30万円(オーストラリア乗継)
ニュージーランドの航空券の相場は8万円〜38万と大きく異なります。
ちなみにニュージーランド行きのフライトが設定されているジェットスターはLCCです。
直行便ではなくオーストラリアを経由します。
ジェットスターは乗り継ぎ便ながら、乗り換え時間が2時間半ほどなので、かなりスムーズに移動できます。
関西国際空港からはニュージーランドへの直行便は出ていません。
また、羽田空港からはニュージーランド行きの便が出ていますが、成田よりの数万円高くなることが多いの、コスパを求めるなら成田から出発するのがおすすめです!
「エアトリ」は世界中の航空会社から最安値の航空券を表示してくれるアプリです。旅好きなら持っておくと損しません。
時期によって変わるニュージーランドの航空券料金
- 安い時期…6月、9月下旬~12月上旬
- 高い時期…7月〜8月、12月下旬〜2月、GWや夏休み、年末年始
ニュージーランドは南半球で、日本と季節が逆になります。
そのため北半球の国への航空券と安くなったり高くなったりする時期が異なります。
ニュージーランドの航空券が安い時期
ニュージーランド行きのチケットが安くなる時期の狙い目は季節の変わり目や大型連休の後です。
特に6月と9月下旬~12初上旬の時期航空券が安くなる傾向があります。
- 6月
6月はニュージーランドのホリデーシーズンが終了し、かつ冬に入るため、航空券が安くなる傾向にあります。
ニュージーランド の季節は冬に入ったばかりで、7月や8月の真冬よりも比較的過ごしやすく、季節的にもおすすめの時期です。 - 9月下旬~12上旬
この時期は、南半球に位置するニュージーランドは春から夏へ移り変わっていく季節です。
ウィンタースポーツをする観光客も減少し航空券の比較的価格は安くなります。
この時期ニュージーランドは春から初夏となります。朝晩は冷え込むので防寒着を準備しておくと重宝するでしょう。
ニュージーランドの航空券が高い時期
ニュージーランド行きの航空券相場が高くなる時期は7〜8月、12下旬〜2月、GWや夏休み、年末年始です。
- 7月~8月
7月と8月は日本を含む北半球全体が夏休み時期となるため、ニュージーランドを訪れる旅行者や短期留学生が増えて航空券が高くなります。 - 12月下旬〜2月
ニュージーランドは、豊かな自然が残されていて、この時期は観光のベストシーズンです。世界中から観光客がニュージーランドを訪れるため、航空券が高くなります。 - GWや夏休み、年末年始
長期休暇は観光客が多くなるため、航空券は高くなります。
ニュージーランドは、夏でも気温の変化が大きいため、長袖の衣類を持参することをおすすめします。
航空券購入がまだならホテルとセットが絶対お得!
もし航空券とホテルの購入がまだであれば、『航空券+ホテル』のセットで予約すると最安値になる場合がほとんどです。
なぜセットにすると安くなるかというと…
実は航空券には、個人に売る「PEX運賃」と、旅行会社に売る「IT運賃」の2種類があるけど、セットなら安い「IT運賃」で良いよ!
航空券とセットだとキャンセル率がぐっと下がるから、普通より安くしてあげる。
まだ航空券とホテルのセット料金が安くなる理由はあるのですが、長くなるので詳細が知りたい方は関連記事からどうぞ。
実際にどれくらい安くなるかというと、特に閑散期なら、セットにすることでホテル代が3割引から無料くらいになるイメージです。
元々は安いIT運賃の航空券は団体旅行専用だったのですが、1994年から1人でも利用できるようになりました。あやしい仕組みではないのでご安心を!
航空券+ホテルセット購入のメリットデメリット
【メリット】
- びっくりするほど料金が安い
- 出発直前でも金額があまり変動しない
- 満室でもセットなら泊まれるかも
【デメリット】
- 出発日前でもキャンセル料が発生
- 周遊タイプの旅行には向かない
航空券+ホテルのセットで買えるところ
国内航空券とホテルのセット販売を取り扱っているところは多いのですが、海外航空券とホテルの組み合わせに対応しているところは限られています。
おすすめの旅行サービス3選と簡単な特徴をご紹介します。
ニュージーランドの航空券をお得に購入するコツ
多くの方は「ニュージーランド旅行を満喫するために、少しでも航空券代を浮かせたい…」と考えておられるのではないでしょうか?
最近はどこの航空会社もアルゴリズムを組み、航空券の料金は予約状況や時期、需要など様々な要素で変動します。
そのため同じ予約日でも、実は同グレードの航空会社で航空券の値段が大きく違うことはよくあります。
一昔前はそれぞれの航空会社の公式サイトで検索して安いところを探す必要がありましたが、最近はお得な航空券を見つけるのに便利なサービスが沢山あります。
例えば、無料アプリの「エアトリ」なら、希望した条件で一番安い航空券を世界中の航空会社から比較して一発で見つけてくれます。
便利なサービスを賢く利用して、お得に旅行を楽しみましょう~
レガシーキャリアとLCC(ローコストキャリア)のサービスの違い
すでにご紹介したように、LCCが安いのは間違いないのですが、航空券を予約する際に、値段だけを見てしまうと失敗することがあります。
それがニュージーランド航空のようなレガシーキャリアと、ジェットスターのようなLCCのサービスの違いです。
- 座席の広さ
LCCは座席間隔が狭いため、少し窮屈です。
筆者は身長が185cmと比較的高いほうなので、LCCの座席だと常に膝があたっている状態です。身長が170cm以上ある男性だと、基本的には座席の前には握りこぶし1つ分あるかないかというぐらいなので、これで直行便で7時間弱だと、辛いと感じる方もいるかもしれません。
*追加料金で広い足元の広いシートを選択することは可能。
- 機内サービス
レガシーキャリアではしっかりとした食事が出るのに対して、LCCは値段設定が非常に安いため、機内サービスも最低限です。
食事はもちろん、お菓子や飲み物も提供されません。そして飲食物の持ち込みも禁止されているので注意が必要です。
ただし、事前に予約すれば、1食500円前後と比較的リーズナブルに購入できるので、航空券が安い分ある程度割り切って利用するのも手かもしれません。
- 荷物制限
レガシーキャリアとLCCで気をつけたい違いが荷物制限です。
レガシーキャリアはスーツケースの重量制限が23kg以内、ニュージーランド航空も23kg以内となっていますが、LCCは荷物制限が厳しいです。
例えば、ジェットスター航空なら無料なのは機内持ち込み荷物のみで、重量制限も7kg以内。
ジェットスターの手荷物の検査は厳しくチェックされますので追加料金払わないようにしたいですね!
レガシーと比べると、LCCは航空券の値段を安くする分、サービスが必要最低限です。
LCCにサービスをいくつも追加してしまうと、結局レガシーと料金がそんなに変わらなかったということもよくあります。
そのため…
- 『飛行機は移動手段は移動手段!』と割り切れる方なら、ジェットスターなどのLCC
- 『余裕を持ってゆったり旅行したい!』という方なら、ニュージーランド航空などのレガシーキャリア
と航空会社を使い分けると、自分に合った航空券が見つけられるはずです。
お得な航空券を選んでニュージーランド旅行を楽しもう!
- ニュージーランド航空…13万円~36万円
- ANA…18万円~39万円
- ジェットスター…8万円~30万円(オーストラリア乗継)
今回は、ニュージーランド-日本の航空券の相場にポイントを絞ってご紹介しました。
チケットが安くなる時期の狙い目は季節の変わり目や大型連休の後などです。
また、とにかく航空券をリーズナブルに抑えたいという方は、LCCのジェットスターを利用するのがおすすめです。
航空券を一括検索できるエアトリなどのアプリを使って、お得にニュージーランド旅行を楽しみましょう。