イギリスのコンセントタイプはBFタイプ、電圧は240V、周波数は50Hzです。
歴史と伝統が感じられる街並みと、文化の最先端が混在するイギリス。
何度訪れても飽きることがないさまざまな表情を持った国で、海外旅行でも高い人気があります。
ただし、日本とは異なるコンセント事情に注意が必要。ホテルや空港などでは変換プラグが必要です。
また電圧も高いため、持っていく電子機器の対応電圧も確認しておきましょう。
筆者:ジンベエ
イギリスのコンセントタイプは独自のBFタイプ
イギリスのコンセント形状は、角型3ピンのBFタイプ(正式にはG型)。
日本のAタイプのコンセントプラグはそのままでは挿し込めないので、海外旅行で日本から持って行くスマートフォンやデジタルカメラなどの電子機器を充電・使用するには、変換プラグが必要になります。
またBFタイプは“British Flat”の略で、イギリス独自のコンセントタイプなため、ヨーロッパ内では使用しているのはイギリスのみです。
そのためヨーロッパ周遊などで他の国も訪れる場合には、その国に合わせた変換プラグも別途必要になります。
イギリスを除くほとんどの国で2つ丸のCタイプコンセントが使用されれています。
主にイギリス領だった国や地域では、BFタイプのコンセントが使われています。
他のBFタイプの国…香港、マレーシア、カンボジア、モーリシャス、ケニアなど
BFタイプの変換プラグは200円~300円くらい
BFタイプの変換プラグは、家電量販店や通販サイトなどで購入できます。
値段の相場は日本メーカーのしっかりしたものでも1個200円~300円くらいです。
変換プラグが故障すると、最悪、すべての電子機器が充電できなくなることもあります。
万が一に備えて予備も購入しておくと安心です。
ダイソーなど100均の変換プラグはイマイチかも…
実は、最近では、ダイソーなどの100均でも変換プラグが購入できます。
もちろん値段は100円です。
筆者も使い捨てスリッパなど、100均商品で重宝している旅グッズはたくさんあるのですが、変換プラグに関しては、あまりおすすめはしません。
確かに普通に使える物もありますが、中には作りが甘くて挿し込めなかったり、挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまう商品も少なくありません。
「海外で試したら使えなかった…」となると、本当に大変です。
国内メーカーのしっかりしたものとは100円ちょっとの差なので、ここは節約せずにしっかりしたメーカーの変換プラグを購入することをおすすめします。
イギリス&ヨーロッパ旅行の予定ならマルチ変換プラグが便利
BFのみに対応した変換プラグでも、イギリス旅行では問題ありませんが…
- 1,2年に1回は海外旅行に行く
- ヨーロッパの他の国も行ってみたい
という方であれば、マルチ変換プラグが便利です。
単体の変換プラグだと、毎回目的地のコンセント形状を調べて新たに購入するのが手間です。中には複数のコンセントタイプが混在している国もあるので、バラバラに持っていると荷物もかさばります。
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対応コンセント:A・B・BF・B3・C・SE・O・O2・CB
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もちろんイギリスのBFタイプやヨーロッパで使われるC・SEタイプにも対応しています。
イタリアの電圧は240V
イタリアの電圧は240Vです。
日本の電圧は100Vなので、比較すると2倍以上の差があり、日本の100V電源専用の電化製品をイギリスでそのまま使用すると、故障したり、最悪発火したりする原因になります。
そのため、日本の電圧専用の家電製品を使用する場合には、240Vの電圧を100Vに変えるための変圧器が必要になります。
ただし、海外旅行に持っていくようなスマートフォンなどの電子機器は、全世界の電圧に対応している場合も少なくありません。
iPhoneやタブレット、デジタルカメラは変圧器の必要なし
電子機器の本体や、充電アダプターに表記されている対応電圧を確認してみましょう。
iPhoneの場合は、充電アダプターのプラグのところに表記があります。
コンセント×3口、2.4A急速充電USBポート×2、1.0A USBポート×2が付いた万能変圧器。
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スイッチのオンオフ切り替えを忘れずに!
イギリスの電圧は240Vと高いため、各コンセントにオンオフを切り替えるためのスイッチが取り付けられています。
日本の節電用マルチタップと同じような仕組みです。
高い電圧の電気が急に電化製品に流れると、負荷がかかり故障する原因になることがあるので、必ずコンセントプラグを挿し込む際にはスイッチをオフにして、挿し込んでからオンにしましょう。
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イギリスのコンセント事情を確認して快適な海外旅行を!
ヨーロッパの中でも、観光地として人気の高いイギリス。
コンセント形状と電圧が日本と異なるので、旅行で訪れる際には注意が必要です。
イギリスのコンセント形状はBFタイプ、電圧は240Vです。
変換プラグは必須になるので、忘れずに用意しましょう。
持参したい電子機器の対応電圧に応じて、変圧器の購入は判断します。
またイギリスは治安が比較的良い方ですが、スリや置き引きなどの被害はよく出ているので、事前に外務省が用意している海外安全情報の確認をお忘れなく。
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