
スーツケースの新しいカタチとして利用者が増えているレンタルサービス。
便利なのですが、利用している方の中には「レンタルしたスーツケースを旅行中に傷つけてしまった」なんてことも…。
そこで今回の記事では、レンタルしたスーツケースに傷が入ってしまったといったトラブルの対応の仕方をご紹介します。
スーツケースは消耗品!細かな傷はトラブルじゃない!?
まず、始めにですが、スーツケースは消耗品です。
空港に預けた際には、海外の空港などではかなり手荒に扱われます。
そのため非常にしっかりしている高級スーツケースでも、使用できる回数は20回から30回と言われていて、使っているうちに傷がいろいろなところに入ったり、キャスターやハンドルが壊れたりというトラブルは頻繁に発生します。
そのため、「ボディ部分に細かな傷が付いてしまった」というくらいでは、基本的にスーツケースレンタル業者も問題にしないのでご安心下さい。
ただし、大きな傷ができてしまった場合や使用が困難なほど損傷してしまうこともあります。
その場合には、利用しているスーツケースレンタル業者によって対応の仕方が異なります。
レンタルのスーツケースに傷がついた時のトラブル対応
大手と呼ばれるスーツケースレンタル業者別に、スーツケースに大きな傷ができてしまった時のトラブル対応方法をご紹介します。
スーツケースレンタル | 対応方法 | 公式HP |
R&Y Rental | 使用中の破損や傷、汚れ等は無償補償。 旅行会社に預けている時の傷や破損は、航空会社のラゲージ・クレームカウンターで破損証明書を受け取る(無くても無料補償)。 |
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DMM.COM | 使用中の破損や傷、汚れ等は無償補償。 通常利用の範囲内の場合、修理費用が請求されることはありません。 |
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サービス終了 |
故障時には直ちにレンタル会社に連絡。 1日200円のReReあんしん補償に加入していた場合は免責金額5,000円で修理代金を補償。 未加入の場合は実費請求。 |
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Ace Service | 使用中についた傷等の破損、空港で預け入れ中に付いた傷等の破損はすべて無償保証。 修理代金は必要なく、そのまま返送可能。 |
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安心補償(加入金はレンタル料金の10%)加入の場合は、基本的には傷等の修理代金請求なし。 空港に預けて傷など破損の場合は、破損証明書が必要。安心補償未加入でのキズ等の破損は全額実費請求。 |
破損証明書とは、スーツケースが流れてくる荷物受け取り(Baggage Claim)のところにあるサービスカウンターで取得できる証明書のとこです。
スーツケースが預けている時に破損してしまったことを証明する書類なので、空港でスーツケースにトラブルがあったら取得するようにしましょう。
スーツケースの特性上、細かな傷などで修理費用が請求されることはほとんどありません。
ただし、中にはかなり悪質なスーツケースレンタル業者もあり、そういったところは小さな傷で修理代金を請求してくるといったトラブルも発生しています。
万が一そういった業者に遭遇してしまった時には、国民生活センターなどに相談してみることをおすすめします。
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クレジットカードの海外旅行保険はスーツケースの傷や破損といったトラブルにも対応
スーツケースはしっかりしているところで選んでトラブルを避けよう
スーツケースレンタルは大手を比較してみても、スーツケースに傷・破損といったトラブルの時の対応が違うことがわかりました。
できればR&YレンタルやDMM.COMといった、無償補償制度がしっかりしているところからレンタルすると、安心して海外旅行を楽しむことができます。
万が一、「スーツケースに傷が入ってしまった」という時には、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。