Amazonや楽天市場で「スーツケース」と検索すると上位によく表示されているNew Tripのスーツケース。
でも、そこまで知名度の高くないブランドなので『どこの国のスーツケース?』『品質は大丈夫?』と不安な方もおられると思います。
そこで今回の記事では、これまでスーツケースを100台以上使用してきた世界散歩で実際に購入してNew Tripの質感などに加えて、スーツケースの開発や生産がどこの国で行われているかについてユーザーの視点からお伝えしたいと思います。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
New Tripのスーツケースってどこの国?
結論から先にご紹介すると…
New Tripのスーツケースは開発は日本企業、生産工場は中国
になります。
そこまで知名度はまだ高くないですが、New TripはSemiro Japan株式会社という日本の企業のオリジナルブランドです。
日本でデザインし開発したスーツケースの生産を、中国の工場に発注している形になります。
中華系のノーブランドとは違う
New Tripのスーツケースくらいの価格帯は本当に玉石混交です。
中国で販売している低品質なスーツケースを日本でそのまま売ってしまっているようなところも少なくなく、そんな中華系のノーブランド品はハズレをひくと空港で預けるまでの間に壊れます。
ただ、New Tripのスーツケースは、日本のユーザーに合わせて開発しているので、YKKファスナーを使ったり、キャスターにも静粛性に優れたものを採用したりと、品質にこだわっています。
そのため同じ価格帯でも、New Tripならわりとしっかりしたスーツケースが手元に届きます。
また、万が一初期不良などがあっても、New TripはAmazonや楽天市場に公式ショップを持っているので、ちゃんとしたアフターサービスが受けられます。
*ノーブランド系はだれが販売・発送しているかわからない場合がほとんど
New Tripのスーツケースのラインナップについては関連記事をご確認ください。
中国の工場で大丈夫?
現状、中国以外でスーツケースを生産しているのは各メーカーのごく一部の高級ブランドのみです。
例えば、100%日本製にこだわったエースのProtecAだと、価格は6万円~からが相場です。
では、「中国製のスーツケースはだめなのか?」というと、そういうわけでもありません。
製造が中国でも、日本のメーカーがしっかり監修していれば、品質上の問題はないです。
では、「New Tripのスーツケースはどうか?」というと、1万円以下のスーツケースとしては十分な品質だと思います。
もちろん2~3万円台のエースなど超大手ほどとはいかないまでも、よく1万円以下でこの品質のスーツケースを作れるなというレベルのものが届きます。
製造を依頼している中国の工場も有名ブランドの生産を担当しているところを選んでいるそうです。
なので、この価格帯のスーツケースを選ぶなら、なかなかコスパに優れた選択肢だと思います。
New Tripは日本開発で中国製造のスーツケース
「New Tripのスーツケースってどこの国?」「品質は大丈夫?」と疑問に感じている方のために、情報をご紹介しました。
New TripはSemiro Japan株式会社という日本の会社が開発・販売している日本のトラベルブランドです。
製造は中国で行っていますが、日本のユーザーに合わせてYKKファスナーなどしっかりしたパーツが選ばれているので、1万円以下のスーツケースとしてはなかなかコスパに優れています。