マレーシアのコンセントタイプはBFタイプ、電圧は220V。
極上のビーチを求めて世界中から旅行客が集まるマレーシア。
豊かな自然やイギリス統治下の面影を残すクアラルンプールの近代建築、世界遺産の街など、様々な景色を楽しむことができます。
日本人にも人気の高い旅行先ですが、日本とはコンセントのタイプが異なるため、スマートフォンの充電のためには変換プラグが必要になります。
筆者:ジンベエ
ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。海外旅行に役立つリアルなトラベル情報をお届けします。
マレーシアのコンセントタイプはBFタイプ
日本のコンセントは縦線が2本平行に並んだ“Aタイプ”と呼ばれるコンセントの形状ですが、世界中では他にも様々なタイプのコンセントの形状があります。
マレーシアのコンセントはBFタイプと呼ばれる3つ又形状をしています。
このBFはブリティッシュ・フラット(British Flat)の略で、イギリス統治下にあった国々でよく使用されるコンセント形状です。他にもアジアではカンボジアやブルネイ、シンガポールなどでBFタイプのコンセントが使用されています。
日本のコンセントとは形状が異なるため、日本の電子機器を使用するには変換プラグが必要になります。
マレーシアのコンセントの特徴として、コンセントの横にON-OFFの切り替えスイッチが付いています。
電圧が高いためONのままコンセントプラグを挿すと、電子機器が故障することがあります。OFFにしてから抜き挿しするようにしましょう。
変換プラグは300円前後で購入可能
変換プラグはネット通販や家電量販店で購入できます。価格の相場は、日本メーカーのしっかりしたものでも、300円前後とリーズナブルです。
- 海外旅行にはめったに行かない
- 東南アジアのBFタイプの国にしか行かない
という方なら、BFタイプのみに対応した変換プラグを購入しておけば、旅行中もコンセントでは困らないでしょう。
ダイソーなど100均の変換プラグはイマイチかも…
実は、最近では、ダイソーなどの100均でも変換プラグが購入できます。
もちろん値段は100円です。
筆者も使い捨てスリッパなど、100均商品で重宝している旅グッズはたくさんあるのですが、変換プラグに関しては、あまりおすすめはしません。
確かに普通に使える物もありますが、中には作りが甘くて挿し込めなかったり、挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまう商品が多いです。
「海外で試したら使えなかった…」となると、本当に大変です。普通の商品とは100円ちょっとの差なので、ここは節約せずにしっかりしたメーカーの変換プラグを購入することをおすすめします。
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クアラルンプール空港でのコンセント事情
マレーシアのクアラルンプール空港内では、万が一BFタイプの変換プラグがなくても利用できる日本のAタイプのままで利用できるスポットがあります。
- 到着出口出て左右にある“charging station"
- 到着出口出てモール内1階にある“ダンキンドーナツ”
この2ヶ所では、Aタイプのコンセントが差し込めるコンセントやUSB差し込み口があるので、BFタイプがなくても電源利用できます。
他のスターバックスやマクドナルドなど、あっても良さそうなスポットはすべてBFタイプのみなので気をつけましょう。
もし変換プラグを購入したい場合は、到着出口でて真っ直ぐ進むと左手にあるJaya Grocerというスーパーで、1個600円弱で購入できます。
ただ日本で購入すると半額くらいなので、あらかじめ準備しておきましょう。
マレーシアの電圧は220V
マレーシアの電圧は220Vです。
日本の電圧は100Vなので、日本の100V電源専用の電化製品を使用する場合には、220Vから100Vへ下げるための変圧器が必要になります。
ただし、海外旅行で必要な電子機器の多くは全世界の電圧対応なことが多く、その場合は変圧器は必要ありません。