韓国の主要なコンセントはCタイプ、電圧は220V、周波数は60Hz。
気軽に旅行に行けるお隣の韓国。
ただし、コンセント形状や電圧は日本と違うため、事前に準備しておかないと『コンセントに挿し込めなくて、電子機器が使用できない』なんてトラブルになる方も…。
必要になる変換プラグや、わかりにくい電圧事情までわかりやすくご紹介するので、旅行の準備にお役立て下さい。
筆者:ジンベエ
ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。海外旅行に役立つリアルなトラベル情報をお届けします。
【変換プラグ必須】最近の韓国は複数のコンセント形状が混在
日本のコンセントはAタイプで統一されていますが、韓国の場合、複数のコンセントプラグ形状が混在しているので注意が必要です。
メインになっているのはCタイプですが、最近ではSEタイプのコンセントも増えてきています。(場所によっては日本と同じAタイプがあるところも…)
韓国のCタイプとSEタイプのコンセントの違い
どちらも日本のAタイプとは形が異なるため、日本の電化製品を韓国で使用するには変換プラグが必要。
CタイプとSEタイプの見た目は似ていて、2つの丸ピンが並んだ形状ですが、Cタイプのコンセントの方が若干ピンが細いので、見分けがつきます。
そして、Cタイプのコンセントプラグは、CタイプとSEタイプ両方に使えるのでご安心ください。
変換プラグを購入する際には、メインとなっているCタイプを買っておけば間違いありません。
変換プラグは200円~300円くらい
変換プラグは1つのタイプにのみ対応している単体のものであれば、ネット通販で日本メーカー製のものが500円ほどで販売されています。
「あの国のコンセントはどれだっけ?」という悩みから開放されるマルチ変換プラグも2,000円弱で購入できて便利なので、旅好きの方には必須アイテムと言えるかもしれません。
ダイソーなど100均の変換プラグはイマイチかも…
実は、最近では、ダイソーなどの100均でも変換プラグが購入できます。
もちろん値段は100円です。
筆者も使い捨てスリッパなど、100均商品で重宝している旅グッズはたくさんあるのですが、変換プラグに関しては、あまりおすすめはしません。
確かに普通に使える物もありますが、中には作りが甘くて挿し込めなかったり、挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまう商品もありました。
「海外で試したら使えなかった…」となると、本当に大変です。
日本メーカー製の商品とは100円ちょっとの差なので、ここは節約せずにしっかりしたメーカーの変換プラグを購入することをおすすめします。
fa-arrow-circle-right関連記事100均のトラベルグッズ|海外ガイドおすすめ13選&買ってはダメな物は3つ!
韓国の空港や一部ホテルのコンセントはそのまま利用できる!
*仁川国際空港のコンセント
韓国のコンセントは基本的にCタイプもしくはSEタイプですが、外国人がよく利用する場所では、どのコンセントでも使えるユニバーサルタイプになっていることが多いです。
例えば、仁川国際空港のコンセントは画像のように日本のAタイプがそのまま使えるコンセントが用意されています。
ただ、1ブースに付きCタイプが2個なのに対して、Aタイプは1個のみと少なめです。
また、日本便の行き来する時間帯は他の日本人の方も多く早い物勝ちのため、やはり韓国旅行なら変換プラグは1個持っておくと安心です。
こちらはソウル市内のホテルのコンセントです。
空港と同じようにCタイプだけでなく日本のコンセントがそのまま使えるようになっています。
基本的に4つ星・5つ星クラスのホテルだと、こういった装備になっている事が多いと思います。
ただし、コンセントの形はそのまま使えても特に110Vと表記されていなければ電圧はそのままなので注意しましょう。電圧についてはこれからご紹介します。
韓国の電圧事情について
韓国のほとんどの電圧は220Vです。
日本の電圧は100Vなため、どちらにせよ日本の電源専用の電気製品を使用する場合は変圧器が必要になります。
ただし、最近の電子機器はほとんどが全世界対応になっているため、旅行で変圧器が必要な方は少数派です。
iPhoneなどのスマートフォンは変圧器必要なし
実は私達が普段使用している製品の多くは、全世界の電圧に対応したマルチボルテージ仕様です。
対応している電圧は製品本体や充電アダプターのところに表記があります。
iPhoneを例に見てみましょう。
(画像出典:Apple)
対応電圧のところに「Input:100-240V」と表記されています。これは、100Vから240Vまで使用できるという意味なので、韓国でも変圧器を通さずに直接使用して全く問題ありません。
他にも全世界対応の電気製品は少なくありません。
- スマートフォン
- タブレット端末
- ノートパソコン
- 電気シェーバー
- レンタルWIFI
- モバイルバッテリー
逆に、対応電圧のところに「Input:100V」とあれば、日本の電源専用という意味なので、韓国で使用するには変圧器が必要になります。
変圧器は使用する家電に応じて選び方が変わるため、詳しくは関連記事からご確認ください。
fa-arrow-circle-right関連記事変圧器の選び方|海外10年目が伝授!3ステップで選ぶ旅行用変圧器
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韓国のコンセントはCタイプ・電圧は220V!
韓国のコンセント形状はCタイプがメインで他にSEタイプも混在しています。
電圧は220Vがメインで、場所によっては110Vのところもあります。
日本のAタイプのコンセントは基本的に使用できないので、必ず旅行の際にはCタイプの変換プラグを持っていくようにしましょう。
海外旅行によく行く方ならマルチ変換プラグ、海外旅行は2,3年に1回という方ならCタイプのみの変換プラグでも大丈夫です。
旅行に出かける前には、外務省が用意している海外安全情報の確認をお忘れなく。
また、韓国旅行の予約についてお悩みの方は、haggyのトラベルinfoさんの『予約は個人手配と旅行代理店どっち?メリット・デメリットで比較』にも詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
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