コンセント C・SEタイプ/電圧 230V/周波数 50Hz
海外旅行で確認しておきたいのが“現地のコンセント形状と電圧”。
しっかり調べておかないと、ドイツに着いてから「コンセントに挿し込めない…」とか「電化製品がショートしてしまった…」なんてトラブルになることも。
ドイツは特に、コンセント形状が少しわかりにくいので、事前にしっかり確認しておきましょう。
筆者:ジンベエ
ドイツのコンセントはC・SEタイプの2つ
ドイツで一般的に使用されているコンセント形状は、CタイプとSEタイプの2つ。
どちらも丸ピン2つタイプのコンセントなので、日本のAタイプのコンセントプラグを挿し込むには、変換プラグが必要になります。
ただし、基本的にはCタイプとSEタイプの両方を用意する必要はなく、Cタイプの変換プラグだけあれば問題ありません。
変換プラグはCタイプだけ用意しておけばOK
CタイプとSEタイプのコンセントは見た目にはほとんど同じに見えますよね。
2つのコンセントプラグの違いは、ピンの直径のみです。Cタイプが直径4mm、SEタイプが直径4.8mmなので、SEタイプのほうがよく見ると、少し太くなっています。
それ以外のピン同士の間隔やピンの長さは一緒なので、SEタイプのコンセントには、細いCタイプのプラグがそのまま挿し込めます。逆にCタイプのコンセントには、SEタイプのプラグは太くて挿し込めません。
Cタイプの変換プラグ→Cタイプ・SEタイプどちらにも対応!
Cタイプの変換プラグだけ用意しておけば、どちらにも対応できるので困りません。
Cタイプのみに対応した変換プラグなら、日本メーカーのものでも1個200円~300円ほどで購入できます。
100均の変換プラグはイマイチかも…
実は、ダイソーなどの100均でも変換プラグは購入できます。
値段はもちろん100円。
筆者も100均のトラベルグッズはかなり活用していますが、変換プラグはあまりおすすめしていません…。
挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまったり、しっかり挿し込めなかったりするものが多いです。
しっかりしたメーカーの商品との差は100円前後。
海外でトラブルにならないように、ちゃんとしたものを購入することをおすすめします。
関連記事fa-arrow-circle-right100均変換プラグ検証|海外ガイドがダイソーと国内メーカーを徹底比較!
ドイツの電圧は230V
ドイツの電圧は230Vです。
日本の電圧が100Vなので、2倍以上の差があります。
そのため、日本の電源にしか対応していない電化製品をドイツで繋げてしまうと、「ボンッ」と音をたてて壊れます。最悪発火したり、ショートしてホテルのフロアが停電することもあるので、気をつけましょう。
日本の100V電源専用の電化製品をドイツで使用するには、変換プラグとは別に、電圧を100Vに変えるための変圧器が必要になります。
関連記事:変圧器と変換プラグの違い|海外旅行の豆知識をおさらい
ただし、海外旅行で必要になるスマートフォンなどの電子機器の多くは、全世界の電圧に対応したマルチボルテージ仕様になっているので、変圧器がなくても使用できます。
ドイツで使用したい電子機器の電圧の対応範囲を確認しましょう。
iPhoneなどのスマートフォンは変圧器は必要なし
iPhoneを例に、電圧の対応範囲の確認方法をご紹介します。
対応電圧は、電子機器本体や、充電アダプターに表記があります。
iPhoneの場合は、充電アダプターのプラグ部分に記載されています。
(画像出典:Apple)
対応する電圧範囲のところに『Input:100-240V』とあります。これは100Vから240Vの電圧に対応しているという意味なので、ドイツでも変圧器なしで使用してしまって問題ありません。
iPhoneの他にも、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、モバイルバッテリー、などの電子機器・充電アダプターは、基本的に全世界対応の場合がほとんどです。
最近では、海外旅行で変圧器が必要な方はかなり少数派です。
ただし、もし使用する予定の電子機器や電化製品に、『Input:100V』とあれば、日本の電源専用なので、ドイツで使用するには変圧器が必要になります。
関連記事:おすすめの海外用変圧器|3年使ってわかったBESTEKを正直レビュー!
変圧器は、使用したい電化製品の種類や消費電力によって選ぶものが変わってきます。必要な方は、関連記事からご確認ください。
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ドイツのコンセント事情まとめ
ドイツの電源事情をまとめてみると、コンセント形状はC・SEタイプ、電圧は230V、周波数は50Hzです。
コンセント形状・電圧ともに日本とは違うので、出国前に必要に合わせて変換プラグや変圧器を用意するようにしましょう。
ドイツをはじめ、ヨーロッパの国々は、比較的治安は良いですが、旅行前には一度外務省が用意している海外安全情報の確認もお忘れなく。
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