【One miniレビュー】HOLICCから“分割×圧縮”の万能リュックがデビュー!

HOLICCのフラッグシップリュックのOneシリーズから新しくラインナップに登場した“One mini”の使用レビューをお届けします。

すでにOneも3年以上愛用しているので、サイズや仕様なども新しいOne miniと比較してみました。

リアルな使用感が気になっている方のお役に立てれば幸いです。

この記事の
筆者:ジンベエ
元バックパッカー。これまでに使用したリュックは40種類以上。現在は小さな旅行情報会社の代表をしています。トラベルからビジネスまで目的に応じたおすすめのリュックをご紹介します。
HOLICC One mini

HOLICCのOne miniの使い勝手をブログレビュー!!

HOLICC one mini

では、早速HOLICC One miniの使用感をバッグブログの筆者の観点からレビューしてみたいと思います。

まず、簡単にOneとOne miniのサイズや仕様の違いについてご紹介します。

【HOLICC One mini】Oneとの違いは?

HOLICCには通算5,000個以上を突破している人気リュックのOneがあります。

今回の『One mini』は、Oneのコンパクトサイズのリュックです。

サイズの違いだけでなく、使用されているメイン生地やカラーラインナップもアップデートされているので違いを簡単にご紹介します。

 1.サイズの違い

サイズの違い
  • One:46×28×13cm/1.4kg/28L →通勤&2泊までの旅用!
  • One mini:39×28×12cm/1.2kg/21L →3泊以上の旅&通勤用!

上の画像をぱっと見てもわかるように、高さが短くなりコンパクトになりました

また、幅も1cm小さくなっています。

Oneは、4日間くらいまでの旅行ならリュック一つでこなせるしっかりした容量でしたが、通勤に使うとなると少しサイズが大きめな印象でした。

ジンベエ

サイズの大きさは、Oneのほうはワーケーションリュックというコンセプトだったので当たり前かもしれませんが、、、。

特に女性が背負うと、大きなリュックを背負っている印象が強かったです。

169cmの妻が背負っている画像でも、左のOne miniはコンパクトでスッキリした見た目です。

One miniは、圧縮機能のおかげで2泊3日くらいまでの出張に対応できる収納力は確保しつつ、毎日の電車通勤でも扱いやすいサイズ感を実現しています。

ジンベエ

One miniは、一般的なビジネスリュックのS~Mに相当するサイズ感で毎日の使用でしっかり使える万能サイズです。

 2.生地の違い

One miniは、新しいメイン生地も選べるようになりました。

これまでのシルクナイロンコーデュラに加えて、Limova生地のブラックとグレージュが選べます。

*公式サイトより

シルクナイロンコーデュラは、肌触りがしっとりとしていて、抜群の撥水性能に優れた生地ですが、テカリ感がアウトドアっぽく、ビジネスユースだと気になる方もいたかもしれません。

Limovaは、程よいハリとマットな質感が特徴で、ビジネスからカジュアルまでどんな服にも馴染む上品さがあります。

筆者は両方とも持っていますが、比べてみるとLimovaのほうが高級感があって上品なイメージです。

HOLICC One miniはこんな人におすすめ!
  • 毎日の電車通勤使用がメインの方
  • 2泊3日くらいまでの出張リュックがほしい方
  • スリムでスタイリッシュなリュックを探している方
HOLICC One mini

HOLICC One miniの4つのポイント

実際にOne miniを使ってみて感じた良かったところと気になったところを4つのポイントに分けてご紹介します。

  1. 圧縮機能はさすがの便利さ
  2. 通勤やビジネストリップにもしっかり対応
  3. 旅のプロが考えたパッキングのしやすさ&注意点
  4. ずっと歩きたくなる背面システム

使い勝手などリアルな口コミ評判が気になっている方のお役に立てれば幸いです。

1.かさばる衣類を半分に圧縮!!

One miniの最大の特徴は、リュック自体に圧縮機能が搭載されているところです。

2泊3日くらいの旅行までならスーツケースは不要で、One miniだけで手軽にパッキングが完了します。

実際に2泊3日の旅行を想定して荷物を収納してみました。

2泊3日分の荷物
  • ポロシャツ×2枚
  • ロングパンツ×1枚
  • ハーフパンツ×1枚
  • 靴下×2足
  • 下着×2枚
  • タオル×1枚

ちなみに旅行用タオルもHOLICCの超速乾タオルのサビルを愛用しています。

One miniの収納容量は、3シーズンの2泊用の衣類でちょうどいいくらいでした。

収納する際には、かさばるものを両側に配置すると綺麗に圧縮できます。

外側のファスナーをまず締めましょう。

続いて圧縮ファスナーを閉めていきます。

圧縮ファスナーを閉める際に、左手でファスナー同士をたぐり寄せるようにするとファスナーが引きやすくなります。

圧縮ファスナーを閉めるだけで、サイズが約50%ダウンして、2泊3日の衣類まで入っているリュックとは思えないほどスッキリしています。

ジンベエ

耐久性を考慮して、外回りのファスナーはすべてYKK製が採用されています。
長く使って欲しいというHOLICCのこだわりを感じます。

衣類を圧縮した状態でも型くずれしないように、樹脂製のモールドが入っています

ビジネストリップなどの場合には、衣類を収納したまま仕事先へ行くこともあると思います。

圧縮した状態でもビジネスバッグとして“スッキリ”見えてくれるのは助かります。

ジンベエ

フタ部分は止水ファスナー付きのポケットで、着用済みと分けたり、濡れた衣類をしまったりするのに安心です。

2.毎日の通勤からビジネストリップにも対応【自立&ガジェット収納】

One miniの素晴らしいところは、旅リュックとしての抜群の機能性に加えて、ビジネスリュックの役割もしっかり果たせるところです。

まず単独でしっかり自立してくれるので、名刺交換からカフェでデスクワークする際にも困りません。

背面部分には厚みのあるパソコン収納スペースが用意されていて、なおかつポケットがあるのでA4のクリアファイルがそのまま収納できます。

そして収納上部のオーガナイザースペースは使い勝手の良いポケットが並んでいるので、充電器やケーブル、イヤホンなどガジェット類を整理整頓しながら収納できます。

そして素晴らしいのが、パソコン収納やオーガナイザースペースが衣類収納スペースとは完全に分離されているので、仕事道具を取り出す際に相手に私物を見られることもありません。

ビジネストリップで到着後にホテルで私物を出さずに直接仕事へ出かけられます。

出張にも利用するビジネスリュックとして必須とも言えるセットアップ機能も備わっています。

スーツケースも使った移動なら、One miniを上にのせられるので疲労を軽減しながら移動が可能です。

HOLICC One mini

3.旅のプロが考え抜いたパッキングのしやすさ【注意点も】

One miniは、元バックパッカーが多く所属しているHOLICCらしいパッキング機能へのこだわりが詰まっています。

パッキング技術として、重い荷物を上にのせて、軽い荷物を下にすると重心が背中の高い位置に来て軽く感じやすく、疲労が出にくいです。

ジンベエ

10kg以上の荷物で1日中歩く登山のパッキングでは常識のような技術です。

そしてOne miniは上下で収納が完全に分かれているため、重量に合わせてパッキングがしやすいです。

ただし、一般的なリュックのように上から荷物をどんどん詰め込むみたいな使い方はできません。

ちょっと旅の玄人向けの機能で、唯一好みのわかれるポイントでもあると思います

メイン収納にあたる下部のスペースは広く作られていて、お弁当箱やジム用の靴をしまうことも可能です。

そしてHOLICCユーザーの方なら、この下部の収納スペースはPackBag+のSサイズがピッタリ収納できるサイズになっています。

旅行での移動はOne miniを使って、目的地に到着したらPackBag+で身の回りのものだけを持って身軽に観光ができます。

そして秀逸なのがボトルスペース

前情報なしで500mlのペットボトルを入れてみたら、やたらとスペースに余裕が…。

実は、ペットボトルを入れた状態でも折りたたみ傘が収納できる容量が確保されているみたいです。

海外の旅行先や時期によっては折りたたみ傘が欠かせないので、収納した状態で飲み物もしまえるのはかなり助かります。

ジンベエ

外付けのボトルストッカーって見栄えがよくないですよね。
One miniは内側にしまえるのですっきり収納できます。
背負った状態でも簡単に取り出せます。

ファスナーにはすべて手袋をつけた状態でも握りやすいようにファスナートップが取り付けられているので、開閉もスムーズです。

海外を出歩く際にもシークレットポケットがあるので、パスポートやクレジットカードなど貴重品をしまっておくのに安心です。

ジンベエ

ONEでは横ファスナーだったのが、上から仕様に変更になって出し入れがしやすくなりました。

 

そして意外と便利なのが、圧縮せずにそのまま使う方法

収納容量が格段に増えるので、旅行先で気になるお土産を買ったりして荷物が増えてしまっても安心です。

4.どこまでも背負って歩きたくなる背面システム

HOLICCのOne miniはおそらくほとんどの方が圧縮機能に注目して購入すると思うのですが、個人的にOneとOne miniに共通して素晴らしいと思っているのが背負心地を決めるショルダーハーネスです。

もっちりとした低反発のフォームが使われていて、ハーネスも体のラインにピッタリフィットするようなフォルムになっているので、重量が分散されて荷物の重要を感じにくいです。

背負心地でいうと、バックパックのロールスロイスと言われるグレゴリーのリュックと似ています
*筆者は登山でグレゴリーのバルトロというバックパックを愛用しています。

そしてOneのほうはすでに3年以上使っていますが、へたらずに使えているので耐久性にも優れています

目立たないポイントですが、おそらくHOLICCはものすごくこだわってショルダーハーネスを設計していると思います。

ジンベエ

私はチェストストラップは必須派ですが、よりスッキリ見せたい方は取り外しも可能です。

HOLICC One mini

One miniで仕事も旅行も全力で楽しもう!

今回はHOLICCのONEシリーズから新しくラインナップされたOne miniをレビュー形式でご紹介しました。

コンパクトサイズになり、メイン生地も2種類から選べるようになり、よりビジネス用途での使いやすさもアップしました。

旅と日常を軽やかに行き来する相棒になってくれるOne mini、、、おすすめです。

HOLICC One mini
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