パスファインダー特集|現役ガイドおすすめのスーツケース4選&口コミ評判

 

「ビジネスで頼れるスーツケースが欲しい!」という方から絶大な信頼を寄せられるパスファインダー(Pathfinder)

知る人ぞ知るスーツケースブランドですが、今回の記事では…

  • パスファインダーとはどんなスーツケースブランド?
  • パスファインダーでおすすめのスーツケースはどれ?
  • パスファインダーのスーツケースの修理はどうしたらいい?

といった疑問にお答えします。

愛用者である筆者のレビュー利用者の口コミや評判も交えてご紹介するので、お気に入りのスーツケースを見つけるのにお役立てください。

この記事の筆者:ジンベエ
海外ガイド&コーディネーター歴12年。使用したスーツケースは50台以上。世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。
パスファインダーのPF1817Bを愛用。

Pathfinder/パスファインダーとは?

パスファインダーのロゴ
「パスファインダー」は、アメリカ生まれのビジネス・ラゲージブランドです。

落ち着きのあるデザインと質の高さで、世界中のパイロットやビジネスマンに愛用されています。

パスファインダーならではの魅力を、詳しく見ていきましょう。

国内外のパイロットからの絶大な支持

ANAの飛行機
パスファインダーは創業30年弱の若いブランドながら、アメリカのビジネスマンの間で確固たる地位を築いています。

理由は…プロスペックの高い品質と機能性

その信頼性の高さは、日本の航空会社が日本ブランドのスーツケースではなく、わざわざアメリカの歴史の浅いパスファインダーを正式採用しているところからも明らかです。

国内でもエアーニッポン(現ANA)ソラシドエアに正式採用されるなど、航空関係者から高い評価を得ています。

  • 2007年 エアーニッポン(現ANA)正式採用:PF6824DAX
  • 2009年 ソラシドエア(スカイネットアジア航空)正式採用:PF6819DAX
  • 2012年 エア・ドウ 正式採用:PF6819DAX

Pathfinder/パスファインダーのスーツケースの2つの特徴

Rolling Single Brief / PF1817B

*画像は筆者愛用のRolling Single Brief / PF1817B

パスファインダーのスーツケースを一度使うとやめられなくなる2つのポイントをまとめてご紹介します。

1.“QUALITY IS EVERYTHING”の絶対的品質

パスファインダーの骨組み
「品質こそがすべて」がモットーのパスファインダー。

マニアックな画像ですが、筆者が愛用するRolling Single Brief / PF1817Bのポリカーボネート製フレーム部分です。

他のスーツケースとは比べ物にならないほど頑強なフレームが組まれています。

出張用の衣類に加えて、資料やノートPCなど満載にした状態でもヨレずに安定感があるのは、パスファインダーならではです。

ジンベエ
とにかく頑丈な分、他ブランドの同サイズスーツケースと比べると約1kg重いです。
ですが剛性がしっかりしているので、重さを感じさせない快適さがあります。

パスファインダーのキャスター

パスファインダーのスーツケースには、80mm大型のキャスター(一般的なキャスターの2倍サイズ)が搭載されていて、どうしても仕事でスーツケースの総重量が20kgを超えるような時にもしっかりとスムーズに動いてくれる快適性があります。

タフな環境下でも使える耐久性の高い素材を採用しているので、頻繁にスーツケースを買い換える必要はなく、意外とコスパは高いです。

ほぼハンドメイドといわれるパスファインダーのスーツケースは台湾の専用工場にて熟練の職人が一つ一つ製造しています。

そしてパスファインダーの耐久性の高さにさらに貢献しているのがボディに使用されるバリスティックナイロンです。

バリスティックナイロンとは

パスファインダーのバリスティックナイロン
パスファインダーには、「1682Dデュラマックスバリスティックナイロン」という素材が使用されています。*ちなみに他メーカーは620D程度の生地です

防弾チョッキにも用いられる頑丈な素材なので、ハードな環境での使用でも安心です。

ジンベエ
パスファインダーのスーツケースは一応「ソフトタイプ」に分類されます。
ただ、中はポリカーボネートをハニカム状にしたフレームが組まれ、その上からデュラマックスバリスティックナイロンで覆われているため、耐久性という点でもハードタイプを超えるような強さがあります。

2.ビジネスバッグの延長線上のような使いやすい機能性


デザインをシンプルにまとめながらも、出張族のニーズを考え尽くした多彩な機能もパスファインダーの魅力です。

メインスペースに設けられた複数のポケットや、ペットボトルや傘が収納できる「防水ポケット」、スプリング内蔵で手軽に使えて拡張幅も調節可能な「拡張機能」など、ビジネスシーンでの利便性を考慮した数多くの工夫が施されています。

ジンベエ
パスファインダーの機能性は、ほぼ“快適なビジネスバッグ”にスーツケース性能がプラスされたような使い心地と考えるとわかりやすいと思います。

手軽に容量を拡張できる「ダブルオートエクスパンドシステム」といった特許機能の搭載や、チェックポイントフレンドリーへの対応など、最新技術の開発と採用にも積極的です。

ジンベエ
ほとんどのスーツケースの拡張幅は3cm程度が平均的。でもパスファインダーのRevolution XTは10cmもの拡張幅を確保しています。
これはスプリング式のフレームを採用しているからこそ。耐久性を保ちつつ、容量の大幅アップが可能です。

Pathfinder/パスファインダーで評判のスーツケース4選


ここからは、パスファインダーで特に人気の高いおすすめのスーツケースをランキング形式でご紹介します。

順位 モデル名 参考価格
1位 Pathfinder/パスファインダー
Revolution XT
DAX TROLLEY
45,000円~
2位 Pathfinder/パスファインダー
Revolution XT
Rolling comp Brief
47,000円~
3位 Pathfinder/パスファインダー
AVENGER
23,870円~
4位 Pathfinder/パスファインダー
Revolution 3
30,000円~

*2024年1月執筆時の価格

ジンベエ
パスファインダーのスーツケースは店頭では定価販売ですが、Amazonでは一部製品が10%ポイント還元のことが多く、リーズナブルに購入できます。

1位:Pathfinder/パスファインダー Revolution XT DAX TROLLEY

パスファインダーが誇るフラッグシップモデル

パスファインダーのフラッグシップモデルである「Revolution XT DAX TROLLEY」

機能性とすぐれた耐久性で、多くの航空関係者に愛用されています。
航空会社に公式採用されているスーツケースはどれもRevolution XTシリーズです。

ケース内側のベルトバックルを押し下げれば、約10cmの拡張が可能
また、バッグの吊り下げに使えるカーゴストラップも付属しているので、荷物が多くなっても両手を塞ぎません。
*よくパイロットの方がスーツケースにビジネスバッグを取り付けている“アレ”です。

静音性にすぐれた大口径の「ポリウレタンホイール」や、TPU素材のYKKアンブレーカブルジッパーなど、実用度の高い工夫も各所に施されています。

旅から出張までパスファインダーの品質&機能性をフル活用できるスーツケースを探している方におすすめです。

ジンベエ
パスファインダーの中でもフラッグシップモデルなので決して安くはありませんが、リピーターの方が多いベストセラーです。
モデル名 PF6819DAX PF6822DAX PF6824DAX
サイズ 53.5×37.5×23.0〜33.0(cm) 61.0×38.5×27.0〜37.0(cm) 66.0×46.0×27.0〜37.0(cm)
容量 30〜44L 37~53L 50~72L
重量 約4.6kg 約5.5kg 約6.1kg
素材 1682Dバリスティックナイロン
機能 ダイヤル式TSAロック/カーゴストラップ/拡張機能

Pathfinder/パスファインダー Revolution XT DAX TROLLEYの口コミ・評判

いい買い物をしました

自分へのご褒美に購入。これまで使ってきたスーツケースの2倍以上の価格のためかなり悩みましたが正解でした。ファスナーを開くだけの拡張ではなく、フレーム自体が拡張するため、容量を増やした状態でも非常に安定しています。前面ポケットも細かく収納が分かれているため出張に行くのにガジェットポーチやパッキングバッグが必要なくなりました。航空会社から選ばれるのも頷けます。迷っている方にはおすすめですよ~。
利用者の口コミ

2位:Pathfinder/パスファインダー Revolution XT Rolling comp Brief

デイリーユースから出張までマルチにこなすビジネストローリー

ビジネスに欠かせない機能豊富な「Revolution XT Rolling comp Brief」

使いやすいB4対応サイズで拡張を閉じた状態では24Lとコンパクトなので、出張だけでなくデイリーユースにも最適です。

マチを拡張すれば容量は30Lになるため、1~2泊の出張にもこれだけで対応可能。
フロントポケットはW構造になっていてウォータープルーフポケットも装備しているため、衛生的に荷物のパッキングが可能など、小さなボディにパスファインダーのこだわりが詰め込まれています。

日常の業務から出張までこなせるマルチトローリーです。

モデル名 PF6877B
サイズ 37.5×45.0×23.0〜28.0(cm)
容量 24〜30L
重量 約4.1(kg)
素材 1682Dバリスティックナイロン
機能 IDタグ/PCケース/ダイヤル式TSAロック/拡張機能

Pathfinder/パスファインダー Revolution XT Rolling comp Briefの口コミ・評判

ビジネスキャリーとしては最高

一つで仕事道具と着替え両方を収納できるキャリーを探していて購入。私物と仕事用品を分けて収納できるので営業先でも荷物の出し入れがしやすく、求めていた条件をすべて満たしてくれるキャリーでした。最近はリモートでパソコンや周辺機器をまとめて持ち運ぶのにも重宝しています。
利用者の口コミ

3位:Pathfinder/パスファインダー AVENGER

イチオシ!

コスパとサイズ感が人気の新シリーズ

キャリーオンタイプでも3万円台で購入できるリーズナブルな価格が魅力のパスファインダー新シリーズ「AVENGER」

価格はリーズナブルですが、ボディ素材にはフラッグシップモデルと同じくパスファインダー自慢の1682Dバリスティックナイロンを使用しています。

また、ビジネスからレジャーまで幅広く使える豊富な収納スペースや、海外渡航時に活用できる「ダイヤル式TSAロック」など基本機能が充実しているため、コストパフォーマンスはかなり高めです。

トロリーのほかにもトートバッグや3ウェイなど、クラシックスタイルが楽しめる豊富なラインナップがそろっているので、用途に応じたモデルが選べます。
ただし、サイズは30L以下とコンパクトなので、セットアップできるビジネスバッグと合わせて使用する方が多いです。

ジンベエ
拡張機能が付いていないのが残念ですが、XTシリーズと比べるとリーズナブル&軽量なので初めてのパスファインダーにもおすすめです。
モデル名 PF1817B PF1827B PF1834
サイズ 39×44×23(cm) 39X44X24(cm) 44.0×35.5×20.0(cm)
容量 28L 26L 18L
重量 約3.2(kg) 約3.2(kg) 約2.7(kg)
素材 1682Dバリスティックナイロン
機能 ダイヤル式TSAロック/フロントオープンポケット

Pathfinder/パスファインダー AVENGERの口コミ・評判

軽くて、車輪が大きい

パイロットが使っているブランドらしく作りはすごく頑丈。思ったよりも軽かったので階段で持って運ぶのも意外と苦になりません。何より車輪が大型でアスファルトのガタツキも気にならなくなりました。良い商品です。
利用者の口コミ

4位:Pathfinder/パスファインダー Revolution 3

防水性能の高さが魅力の新シリーズ

パスファインダーが独自に開発した低公害性PVCとナイロン、ニット素材を3層構造にした「デュラマックス・コンポジット・ファブリック」を採用したRevolution 3シリーズ

傷や汚れに強いのはパスファインダーなら当たり前ですが、さらに非常に高い防水性能を持っているのが特徴。
防水性能を高めるためにYKK製の止水ファスナーを組み合わせています。

雨の多い日本のビジネスマンにとって使いやすいビジネストローリーです。

ジンベエ
良い意味でパスファインダーっぽくない光沢の生地で高級感があります。
モデル名 PF5418 PF5427
サイズ 34.5×54.0×22.0(cm) 44×39×24(cm)
容量 30L 20L
重量 約3.4(kg) 約3.5(kg)
素材 コンポジットマテリアル
機能 ダイヤル式TSAロック/止水ファスナー/防水マテリアル

Pathfinder/パスファインダー Revolution 3の口コミ・評判

新シリーズのため口コミ募集中です。愛用しておられる方で口コミを投稿してくださる方はコメント欄からどうぞ!
利用者の口コミ
pathfinder/パスファインダー Revolution3
Pathfinder(パスファインダー)

Pathfinder/パスファインダーの機内持ち込みサイズの選び方

機内持ち込みサイズのスーツケース

パスファインダーのスーツケースを購入する方のほとんどは機内持ち込みサイズを選ばれます。

初めてパスファインダーを購入する方のために、機内持ち込みサイズの選び方も簡単にご紹介します。

20L以下の機内持ち込みサイズ:主にデイリーユース、たまに1泊の出張

機内スーツケース

20L以下の機内持ち込みサイズだと、容量のイメージは大型のバックパックくらいです。

「毎日の出勤でビジネスバックやリュックを持つのがつらい…」という方がデイリーユースに購入することが多いです。出張でも1泊なら余裕があります。

スタッフ
2泊の出張だと、効率良く衣類を収納しないと結構ギリギリです。

20L以下のラインナップ

  • 筆者所有!パスファインダー AVENGER PF1817B 28L 
  • パスファインダー AVENGER PF1827B  26L 
  • パスファインダー AVENGER PF1834 18L 

30L以下の機内持ち込みサイズ:2泊~3泊の出張

飛行機の機内

30L以下の機内持ち込みサイズだと、2泊~3泊までの宿泊でも一つのスーツケースで対応できるようになります。

特に21L以上のパスファインダーのスーツケースには拡張機能が搭載されているモデルが多いため、宿泊日数や荷物の量に合わせて調整も可能。

冬場の衣類がかさばる時期の出張にも、パスファインダーの機内持ち込みサイズスーツケース+セットアップビジネスバッグで対応可能です。

30L以下のラインナップ

  • おすすめ!パスファインダー Revolution XT PF6819DAX 30~44L
  • パスファインダー Revolution XT PF6877B 24~30L
機内持ち込みサイズで迷ったらコレ!

Rolling Single Brief / PF1817B

フラッグシップモデルと同じ素材クオリティー。ギリ2泊の出張まで対応可!
拡張機能がない分、重量が1kg以上軽く、お値段も2万円台からと神コスパ!

Pathfinder/パスファインダーを購入できる店舗は?

パスファインダーの店舗
サックスバーより

パスファインダーのスーツケースは、下記のような国内主要店舗でも購入できます。

  • 東急ハンズ
  • ヨドバシカメラ
  • ノエルヤマモト
  • サックスバー
    など

店頭では定価販売が基本ですが、サイズや仕様の確認をしてから購入するのも一つの手です。

パスファインダーで最高のビジネスパートナーを

ビジネスシーンで見かける機会が多いパスファインダー。活用幅が広いので、ビジネスだけではなく、トラベルやレジャーで使えるスーツケースを探している方にもおすすめです。

2万円台から購入できるモデルもあるので、今回ご紹介した商品の中から、お気に入りのビジネスパートナーを見つけてみてくださいね。

【まとめ:パスファインダーの選び方】

  • 「高くても高機能なものを!」→拡張機能のPF6819DAX 
  • 「コスパ良くパスファインダーを」→シンプルモデルのPF1817B

 

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