【リエーヴェレビュー】”ちょうど良い”スーツケースを現役ガイドがブログ解説!

フリクエンターで人気No.1モデルのスーツケースがLIEVE/リエーヴェです。

もしかしたら『旅道具大賞で1位を獲得したスーツケース』として初めて存在を知った方もおられるかもしれません。

そこで今回はLIEVE/リエーヴェについて気になっている方のため、実際に1年以上愛用している筆者がおすすめポイントから短所に感じるポイントまでわかりやすくご紹介したいと思います。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。

フリクエンターのリエーヴェ/LIEVEとは

フリクエンターのリエーヴェ/LIEVEは、『フリクエンター史上、最軽量』をコンセプトに開発されたスーツケースです。

ジンベエ

ちなみにフリクエンターを手掛ける「エンドー鞄」は創業200年の日本でも有数の老舗鞄メーカーです。

フリクエンターのスーツケースは、クラムアドバンスやグランドなど、多機能性を売りにしたモデルが多く便利ですが決して軽量級とはいえないものが多かったです。

その点、リエーヴェ/LIEVEは、旅行好きの人がスーツケースに本当に求めている機能に絞ることで、フリクエンターの良さをそのままに指一本で持てる軽量性を実現しています。

世界に誇る高性能キャスターや、フリクエンターならではの高品質に設計されたスーツケースは、旅行用にはじめてスーツケースを探している方から、23kgギリギリまで荷物を詰め込んで移動するようなヘビーユーザーにもおすすめできます。

フリクエンターは、モノ好きの聖地である東急ハンズが毎年発表している旅道具大賞でも2023年・2024年と2連覇を達成。

「旅道具大賞」はトラベルグッズのメーカー各社にご協力いただき、ノミネートされたアイテムの中から自社以外の商品を選んで投票して最も優れたトラベルグッズを決めるという企画で、今年は24社55名のみなさまにご協力いただきました。

旅道具大賞2024/ハンズ

 

メーカー投票での1位とスーツケースを作成しているプロ達からも高く評価されているスーツケースです。

【ブログレビュー】フリクエンターリエーヴェの5つのポイント(短所も)

リエーヴェのポイント

では、早速フリクエンターのリエーヴェを使ってみた感想をブログならではの自由な立場からレビューしてみたいと思います。

評判がすこぶる良いスーツケースですが、良いところだけ紹介してもブログレビューの意味がないので、ちょっと残念に感じている部分もご紹介したいと思います。

使用感が気になっている方は、参考にしてみていただければ幸いです。

1.世界一のキャスター性能

フリクエンターのリエーヴェは兎にも角にもキャスターが素晴らしいです。

フリクエンターの全モデルに共通する装備ではあるのですが、このキャスターだけでリエーヴェを選んでしまってもOKと言えるくらいすごいです。

キャスターの静音性能はリモワや国産のプロテカを抜いて世界一位の静粛性を実現しています。

フリクエンターのキャスター

↑↑上の画像↑↑で確認するとわかりやすいと思うのですが、フリクエンターのリエーヴェに搭載されるキャスターは内輪と外輪がそれぞれ独立して回る二重構造になっています。

そしてキャスター素材にゴムを採用することで、従来の振動音を70%カットしています。

そしてすごいのは静粛性だけでなく、リエーヴェを引く際の軽さも異次元です。

特にスーツケースを荷物で満載にした状態でも軽く動いてくれるので、移動のストレスが大幅に軽減されます。

↓↓公式の検証動画↓↓

 

ジンベエ

キャスター性能の差は意外と移動の疲れ方にも結構影響します。すでにフリクエンターのキャスターが出てから数年…。まだ太刀打ちできるキャスターを他のメーカーは作れていません。

さらにフリクエンターのキャスターは自分でリーズナブルに交換が可能

何年かしようしてキャスターが摩耗してきたら、自分で交換してまた新品の使い心地に戻せるのが素晴らしいです。

2.フリクエンター史上最軽量!

リエーヴェの大きな魅力は、抜群の軽さ

機内持ち込みサイズが2.8kg、フロントポケット付きのモデルでも3.0kgと、指一本で持てる軽さです。

ジンベエ

一般的な機内持ち込みサイズのスーツケースが3.3~3.7kgくらいの重量なので、約ペットボトル1本分軽いことになります。

これは夏なら1日分の衣類の重さになります。

最近はLCCを利用して海外旅行を楽しむ方も多いですが、7kgなどの制限重量が結構大きなハードルになります。

リエーヴェなら、制限重量内でより多くの荷物が収納できるので、追加料金無しでLCCを利用したい方の強力な味方になってくれます。

そして、目立たないポイントなのですが、軽さのために基本的なスーツケースの機能性を犠牲にしていないのが素晴らしいです

たとえば、サイドハンドルをなくすだけでさらに重量が削れますが、これがないとキャビンからの出し入れがしづらくなります。

軽量性を売りにしたスーツケースは無くしちゃうところが多いですが、リエーヴェはしっかり搭載。

サイド部分にもしっかり横にしてスーツケースを置いた時に汚れたり傷ついたりするのを防ぐための底鋲が取り付けられています。

軽さにこだわっても必要なものまでは省かないというフリクエンターのこだわりを感じられます。

3.考え抜かれたフロントポケット

フリクエンターでリエーヴェを選ぶ方の多くがフロントオープンポケットを搭載した【1-254】を選ばれるかと思います。

リエーヴェは軽さを追求したモデルながら、シンプルでありつつしっかり使いやすいフロントポケットが好印象です。

パソコン収納スペースにはしっかり衝撃を吸収してくれるクッションがついているので、電子機器を収納するのにも安心です。

13インチのノートパソコンが楽々収納できました。ホームページでポケット部分のサイズを確認したところ、 横30cm×縦39cmだそうです。

そして、パソコン収納の反対側には、パスポートや航空券など細かいものを旅行中に収納しておくのに便利なメッシュポケットが上下で2個所あります。

メッシュポケットになっているので、どこに何が入っているか確認しやすく、出し入れがスムーズです。

そして、リエーヴェのフロントポケットは、中のメイン収納にアクセスできるタイプになっています。

そのため、気温や空調の変化に合わせて衣類を出し入れしたい時にも、わざわざスーツケースを横にして開く必要なく、フロントポケットからさっと取り出す事が可能です。

ジンベエ

ここらへんの機能もファスナーを省いてアクセスできないようにすれば、さらに重量を軽くできると思うのですが、ユーザーの使い勝手がしっかり考えられています。

4.安心して使える品質の高さ

リエーヴェは2万円台半ばから購入できるスーツケースです。

値上がりが続く国産メーカーの中では、エントリーモデルの価格帯です。

ですが、よく考えられたデザインや工夫で、高級感とまでは言わないまでもずっと使い続けたくなる心地よさのあるスーツケースです。

ポリカーボネートでできたボディ本体のリブは耐衝撃性の向上だけでなく、スタイリッシュなデザイン性にも寄与しています。

シンプルなデザインながら、各パーツにオリジナルロゴがしっかりデザインされています。

※メンテナンスファスナーの開封は自己責任でお願いします。

普段開けないメンテナンスファスナーの中を見ても、しっかりした樹脂パーツでキャリーバーやハンドルが固定されています。

しっかりしたパーツが使われているので、旅行で使っていても異音やガタツキなどもなく、使用した印象は高級スーツケースの品質と遜色ないです。

他のメーカーが手を抜きがちな内装生地にもオリジナルロゴがデザインされていて、質感が良いです。

キャスターを交換式にするなど、長く使ってもらうことにこだわっているので、内装にも消臭・抗菌効果のあるデオドラントネームが取り付けられています。

リエーヴェは立てた時にもスーツケースができるだけフラットになるように工夫されています。

なので搭乗時間までの間にパソコンを置く机代わりにもなります。

こうやってノートパソコンを置いた時に安定してくれるありがたみは、ビジネスユーザーの方ならわかっていただけるのではないでしょうか?

2万円台半ばでここまでこだわって高品質なスーツケースというのは、コストパフォーマンスは悪くないです。

5.内装のXバンドだけがちょっと残念。。

唯一残念だったのが、内装のXバンドでしょうか…。

左の収納と同じようにラウンドファスナーにしてもらえると、スーツケースの開けしめするのがもっとノンストレスになるんですよね。。

ただし、フリクエンターのスーツケースはどのモデルを選んでもこの仕様です。

いつかこんなブログレビューの声や口コミ評判の声がメーカー様に届いてアップデートされたら嬉しいです。

「キャスターストッパーがついていない」という方はそもそもフリクエンターのクラムアドバンスを選ぶでしょうし、リエーヴェは必死に探して短所がこれくらいです。

本当によくできていて、全てのバランスが“ちょうど良い”スーツケースなので、初めてのスーツケース選びの方から、ヘビーユーザーの方まで、だれにでもおすすめしたくなるスーツケースです。

ジンベエ

このバランスの良さが旅道具大賞2連覇なんだと思います。『本当に良いスーツケースってこういうスーツケースなんだよな」 としみじみさせられます。

フリクエンターLIEVE/リエーヴェの仕様について

*公式サイトより

では、フリクエンターリエーヴェの細かい仕様についても確認してみましょう。

現在、リエーヴェは老若男女を問わず扱いやすい全6色がラインナップされています。

サイズや重量については、以下の表でご確認下さい。

容量 重量 サイズ 材質
1-251 機内持込可
22L 2.4kg 33.5*48.5*21.5cm ポリカーボネート
1-250 33L 2.7kg 35*55*23cm  
1-254
(フロントポケット)
32L 3.0kg 35*55*25cm  
1-252 受託手荷物
52L 3.4kg 41.5*64.5*26.5cm  
1-253 98L 4.4kg 49.5*75*31.5cm  

フリクエンターLIEVE/リエーヴェの口コミ評判は?

口コミ評判

せっかくなので、他にもフリクエンターのリエーヴェを愛用している方の口コミ評判も集めてみました。

全体的に皆さんの評価も高く、さすがです。

全てがちょうど良いスーツケースで旅に出よう!

今回は、フリクエンターで最軽量を誇るリエーヴェ/LIEVEのブログレビューをご紹介しました。

特許キャスターの抜群の静音性や快適性に加えて、ユーザーの使い勝手が考え尽くされた老舗鞄メーカーらしい作り込みなど、2万円台半ばから手に入るスーツケースとして非常にバランスが優れた“ちょうど良い”スーツケースです。

もしリエーヴェで悩んでいる方には迷わずおすすめします!!

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