【ガイド解説】イタリアのコンセントはCタイプ|電圧の違いに要注意!

 イタリアのコンセントはCタイプ、電圧は220Vです。

コンセントのタイプ Cタイプ/電圧 220V

世界遺産の宝庫であるイタリア

芸術や文化、観光、グルメと観光客を惹きつける魅力満載で、日本人にも人気の高い旅行先です。

イタリアのコンセントは、日本とは種類が異なるため、ホテルや空港などの旅先では変換プラグが必要になります。

また電圧も220Vと高いため、海外旅行に持っていく電子機器が全世界の電圧に対応しているかどうか確認が必要です。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。現役ガイドならではの視点から本当に役立つ“生”のトラベルグッズ情報をお届けします。

イタリアのコンセントはCタイプ

イタリアのコンセントの差込口は小さな丸い穴が二つ開いたCタイプのコンセントです。

日本のコンセントプラグは縦線が2本並行に並んだAタイプと呼ばれるコンセントプラグで、そのままではCタイプのコンセントには使用できないので変換プラグが必要になります。

イタリアのCタイプはヨーロッパの多くの国でメインとして使用されているコンセント形状なため、ヨーロッパ旅行を考えている方は変換プラグを用意しておくと重宝します。

Cタイプが利用できるヨーロッパの国
  • フランス
  • スペイン
  • オランダ
  • スイス
  • ドイツ
  • ポルトガル
  • ベルギー
  • オーストリアなど

コンセントの変換プラグは300円前後

Cタイプの変換プラグ

海外旅行で使用できる変換プラグはネット通販などで購入可能です。

値段の相場は日本メーカーのしっかりしたものでも、200円~300円ほどとリーズナブル。

  • ほとんど海外旅行には行かない
  • ヨーロッパのCタイプの国にしか行く予定がない

という方なら、Cタイプのみに対応した変換プラグでも問題ありません。

ジンベエ

変換プラグが故障してしまって電子機器が海外で充電できなくなると大変です。
予備も考えて2つは用意しとおくと安心です。

ダイソーなど100均の変換プラグはイマイチかも…

100均と日本メーカーの変換プラグ

実は、最近では、ダイソーなどの100均でも変換プラグが購入できます。

もちろん値段は100円です。

筆者も使い捨てスリッパなど、100均商品で重宝している旅グッズはたくさんあるのですが、変換プラグに関しては、あまりおすすめはしません

確かに普通に使える物もありますが、中には作りが甘くて挿し込めなかったり、挿し込んでも緩くてすぐに抜けてしまう商品もあるようです。

「海外で試したら使えなかった…」となると、本当に大変です。

日本メーカーの商品とは100円ちょっとの差なので、ここは節約せずにしっかりしたメーカーの変換プラグを購入することをおすすめします。

ジンベエ

イタリアでは、他にも消費電力の大きな家電向けのドイツ式コンセントがあります。
同じような2つ穴ですが、サイズが違うためCタイプは使えません。
ただし、部屋全体がドイツ式ということはないので、Cタイプのコンセントを探しましょう。

海外旅行好きならマルチ変換プラグが便利!

Cタイプのマルチ変換プラグサスケ

イタリアだけなら、Cタイプのみの変換プラグでも事足りるのですが…

  • 毎年海外旅行に出かけている
  • ヨーロッパ以外にも海外旅行に行ってみたい

という方の場合、毎回の目的地に合わせてコンセントの種類を調べて新たに購入する必要があります。

そのため、海外旅行好きの方なら、世界中のコンセント形状に1つで対応できるマルチ変換プラグを持っていると便利です。

価格も2,000円前後とそこまで高いものではありません。

イタリアの電圧は220V

イタリアの電圧は220Vです。

日本の電圧は100Vで2倍以上の差があるため、日本の100V電源専用の電化製品を使用すると、一瞬で壊れます。

最悪発火する可能性も…。

そのため100V電源のみに対応している電化製品を使用するには変圧器が必要になります。

ただし、海外旅行で多くの方が持っていくスマートフォンなどの電子機器は、全世界の電圧に対応していることも多く、その場合は変圧器なしで使用可能です。

iPhoneはイタリアで変圧器必要なし

iPhoneやスマートフォンの充電アダプターを確認してみましょう。

(画像出典:Apple)

上記画像はiPhoneの充電アダプターですが、ほとんどの充電器には以下のような表記が見つけられるはずです。

Input: 100-240V 1A 50-60Hz

確認するのは100-240Vのところです。これは電圧が100Vから240Vであれば使用できることを意味します。

そのため、イタリアに持っていこうと考えている電子機器に上記のような表記があった場合、変圧器なしでも直接変換プラグでコンセントの形状だけ合わせれば使用できます。

全世界対応の場合が多い電化製品
  • スマートフォン
  • ノートパソコン
  • タブレット
  • モバイルバッテリー
  • WiFiルーター

ただし、対応電圧の表記が『Input:100V』とあれば、日本の電源専用なためイギリスで使用するには変圧器が必要です。

筆者も駐在生活で5年ほど愛用しているマルチ変圧器

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イタリアのコンセント事情を確認

芸術からグルメまで魅力満載なイタリア

日本人旅行者にも人気ですが、多くの方が出発前に気にするイタリアのコンセント形状はCタイプで電圧は220V

日本と電源事情が異なるので必要に合わせて変換プラグや変圧器を用意するようにしましょう。

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ジンベエ

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また、イタリアは比較的治安の良い国ではありますが、日本人のひったくりやスリ被害は以前として発生しています。

出発前には外務省が用意している海外安全情報を確認するようにしましょう。

安全で楽しい海外旅行を!

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