スーツケースは3泊4日だと何リットル?旅ガイドが解説!!

旅行関係の仕事をしているとよく…

「3泊4日の旅行だとスーツケースは何リットル必要?」
「3泊4日だと機内持ち込みサイズでも大丈夫?」

といった質問をされることがあります。

3泊4日の旅行くらいがおそらく一番スーツケースのサイズで悩むところだと思います。

そこで今回の記事では日数に応じた最適なスーツケースサイズの選び方の目安をご紹介します。

また、おすすめのスーツケースもご紹介するので参考にしてみて下さい。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。

3泊4日の旅行なら40~60リットルサイズがおすすめ

レジェンドウォーカーマリブ

結論からご紹介すると、3泊4日の旅行用ならスーツケースは40~60リットルがおすすめです。

40~60リットルサイズを選んでおけば、3泊4日分の衣類や細々したものをパッキングしても少し余裕があるので、帰国時のお土産スペースも確保できると思います。

ジンベエ

旅帰りに紙袋をたくさん手で持つとそれだけで疲れるので、基本はスーツケースに収まるように計画してスーツケースを選ぶと旅をストレスなく楽しめます。

スーツケース容量は「旅行日数×10リットル」で選ぶ

3泊4日のスーツケースサイズ

これから先、3泊4日以外の旅行期間でスーツケースのサイズで悩まないためにも、基本的なスーツケースサイズの選び方を知っておくと重宝します。

スーツケースサイズの選び方

旅行日数×10リットル

スーツケースは基本この方法で選ぶと、大きく失敗しません。

販売員さんによっては、泊数×10リットルで勧められることもあるんですが、例えば3泊4日で30リットルのスーツケースだと、かなり余裕のないパッキングになるかと思います。

それで少しのお土産スペースも残そうと思うと、最低限で旅行日数×10リットルくらいが必要になります。

40~60リットルのスーツケースは基本Mサイズ相当!

スタリアCXRの利用イメージ

3泊4日なら40リットルくらいの収納容量があれば事足りますが、例えば冬で衣類がかさばる場合や、毎回旅行でお土産をたくさん購入される方の場合、40から60リットルくらいまでを選ぶと安心です。

特に、海外で酒類や置物など、かさばるものを購入する場合には余分なスペースが必要になります。

シャオミのスーツケースでパッキング

40~60リットルサイズのスーツケースは、いわゆるMサイズに相当します。

そして、日本メーカーのラインナップが特に充実しているサイズ感なので、選択肢がたくさんあります。

基本的にはMサイズのスーツケースを1個持っておけば、それ以上の長期旅行でもバックパックを足したり、ボストンバッグを足したりして調節ができるので、かなり重宝するサイズです。

3泊4日用で機内持ち込みなら拡張機能付きを!

お土産が少なければ、3泊4日の旅行は40リットルでも対応できます。

そして最近は機内持ち込みサイズでも40リットル近い収納量のスーツケースも多くあります。

機内持ち込みサイズのスーツケースは、空港で預ける必要がないので到着時にすぐに手続きが終わりますし、手荒く扱われることもないのでスーツケース破損のリスクもぐっと下がります。

ただ、旅慣れてない方だと、3泊4日で40リットル以下だと、かなりギリギリかもしれません。

そこで活躍するのが、拡張機能付きの機内持ち込みスーツケースです。

マリブ5208の拡張機能

ラウンドファスナーを開くだけでSサイズのスーツケースがMサイズのスーツケースになってくれるので、帰国時に荷物が増えてしまっても安心です。

まさに『小が大を兼ねる』スーツケースで、特にLCCなんかはサイズの大きな受託手荷物は追加料金がかかるので、機内持ち込みサイズのスーツケースは重宝します。

ジンベエ

近年はMサイズのスーツケースよりも、機内持ち込みサイズのスーツケースのほうが主流になってきています。

3泊4日に合わせたサイズのおすすめスーツケース5選!

1万円以下の神コスパスーツケース

では、「3泊4日の旅行に合わせたスーツケースが欲しい」という方のために、Mサイズで扱いやすいスーツケース拡張機能を備えたSサイズのスーツケースをご紹介したいと思います。

旅行を手軽にしてくれるようなスーツケースを選ぶのにお役立て下さい。

ジンベエ

各スーツケースの使用レビューもあるので、使用感を確認するのにお役立て下さい。

1.フリクエンター LIEVE/リエーヴェ

 3泊4日ならMサイズの1-252!

1位はフリクエンターでベストセラーになっているリエーヴェです。

ちなみにメーカーが投票して決める東急ハンズの旅道具大賞を2年連続受賞しているプロから選ばれているスーツケースでもあります。

人気の秘密は世界1位の静粛性を誇る特許キャスターです。

フリクエンターのキャスター

20kgを超えるくらいの荷物を入れても、滑るように動いてくれるので旅行の移動がとても楽になります。

フリクエンター史上最軽量と軽さも優れているので、軽い分重量制限まで荷物をしっかり収納できるのも大きなメリットです。

3泊4日の旅行に選ぶなら、52リットルサイズの1-252を選ぶことをおすすめします。

特許のキャスターは自分でも簡単に新品に交換できるので、品質の良いスーツケースを長く愛用したい方から選ばれているスーツケースです。

型番 1-252
サイズ 41.5×64.5×26.5cm
容量 52リットル
重量 3.4kg
特長
  • 世界一の静粛性特許キャスター
  • キャスター交換可能
  • ポリカーボネート100%ボディ
値段 29,700円

2.ace. パリセイド3-Z

3泊4日なら拡張機能付きSサイズの06917!

日本のトップラゲージブランドのace.の中で最も人気が高いのがパリセイド3-Zです。

パリセイドシリーズはすでに3代目となり、常にユーザーのニーズに基づきながら改良が続けられ、パリセイド3-Zには手元でON/OFFが簡単に切り替えられるキャスターストッパーが搭載されています。

パリセイド3-Zのキャスターストッパー

キャスターストッパーは一度使うと手放せなくなる便利機能です。

電車移動でもスーツケースが勝手に動かなくなるので、移動の手軽さが大幅に向上します。

パリセイド3-Zの内装ポケット

06917は機内持ち込みサイズですが、ラウンドファスナーを開くと41リットルサイズへ容量が7Lアップします。

3泊4日の旅行でも特別に衣類が多くない限り対応できるサイズ感です。

ちょっと容量が心配という方は、Mサイズで52リットルの容量を持つ06914を選びましょう。

ジンベエ

拡張機能&キャスターストッパーと多機能ながら3.2kgと超軽量なので、厳しい重量制限のLCCを使った旅行でも重宝します。

型番 06917
サイズ 53×38×24/28cm
容量 33-41リットル
重量 3.2kg
特長
  • サイレントキャスター
  • 拡張機能
  • キャスターストッパー
値段 36,300円

3.レジェンドウォーカー  MALIBU

3泊4日なら拡張機能付きSサイズの5208-49!

神コスパのスーツケースで人気の高いレジェンドウォーカーですが、実は機能性に優れたスーツケースの開発も積極的に行っていてMALIBUはレジェンドウォーカーの集大成とも言えるような多機能スーツケースです。

マリブ5208の拡張機能は型崩れしない

Sサイズで業界最大級の拡張幅と言える7cmもマチが広がるため、35リットルのスーツケースが拡張すると46リットルのMサイズに様変わりします。

拡張幅を増やすと、中折れのようになりやすいのですが、レジェンドウォーカーは中央部分にプレートを内蔵することでこの問題を解決。

現在他のメーカーでここまでの品質の拡張機能を備えるスーツケースはないと言って過言ではないでしょう。

マリブ5208のフロントオープンポケット

それに加えてキャスターストッパー&フロントオープン機能まで備えており、レジェンドウォーカーの技術力が詰まった1台です。

マリブ5208のキャスターストッパー

3泊4日の旅行でも46リットルあれば十分にお土産スペースも確保できます

これだけ多機能で高品質なスーツケースを約2万円で作れるのはレジェンドウォーカーだけです。

ジンベエ

個人的には『今回の3泊4日サイズのスーツケースの中で一番コスパが優れているのは?』と聞かれたらこのMALIBUを選びます。

型番 5208-49
サイズ 55×37×23/30cm
容量 35~46リットル
重量 3.6kg
特長
  • 業界最大級の拡張機能
  • キャスターストッパー
  • フロントオープンポケット
値段 21,780円

4.プロテカ スタリアCXR

3泊4日ならMサイズの02352!

世界最高峰の安心感を求める方には、国内唯一の全モデルMADE IN JAPANにこだわるプロテカの人気モデルであるスタリアCXRをおすすめします。

北海道の赤平工場で作られる国産であることに加えて、10年間の製品保証、最初の3年間はプレミアムケアと言って、航空会社に預けている間の破損なども全て無料修理対応してくれます。

スタリアCXRの内装

特許を取得しているキャスターストッパー機能であるマジックストップに加えて、滑るような走行性能を実現したベアロンホイール、体感音量を大幅削減したサイレントキャスターと、プロテカの主要機能を全て搭載したモデルです。

スタリアCXRのキャスターストッパー

日本が世界に誇る技術力と安心感が何よりの魅力と言えるスーツケースです。

最高峰のスーツケースゆえに価格帯も3泊4日に適した52リットルサイズで7万円台とお安くはないのですが、予算的に許す方であれば選んで間違いのないスーツケースです。

ジンベエ

年間に20本~30本スーツケースのレビューをしていますが、筆者もプライベートで愛用させていただいています。

型番 02352
サイズ 56×44×29cm
容量 52リットル
重量 3.5kg
特長
  • マジックストップ
  • サイレントキャスター
  • ベアロンホイール
  • ポリカーボネートハイブリッド樹脂
  • プレミアムケア(3年間)
値段 74,800円

5.MAIMO ZIPUP

3泊4日なら拡張機能付きSサイズのZIPUP!

MAIMOは高級スーツケースに搭載されるHINOMOTOの最高峰キャスターを搭載かつ交換できるという特長でデビュー当時品切れが続いたメーカーです。

ZIPUPはMAIMOの良さをそのままに更に拡張機能を搭載したモデルです。

そして今回のスーツケース紹介の中では唯一の1万円台と、価格にこだわる方にはかなりありがたい価格設定です。

MAIMOスーツケースの評判を紹介

ZIPUPは機内持ち込みながら、ラウンドファスナーを開くだけで36リットルの機内持ち込みサイズが48リットルのMサイズになってくれます。

3泊4日でも48リットルあれば十分に対応できます

これ一つで2つのサイズのスーツケースを所有しているかのうように便利に使い倒せます。

足元で切り替える方式ですが、キャスターストッパーも搭載しているのも魅力のポイントです。

型番 ZIPUP Sサイズ
サイズ 54×34.5×25cm
容量 36~48リットル
重量 3.1kg
特長
  • HINOMOTOサイレントランキャスター
  • 拡張機能
  • キャスターストッパー
  • キャスター交換可能
値段 16,980円

3泊4日に合わせたピッタリサイズのスーツケースを見つけよう!

今回は3泊4日の旅行に合わせたサイズのスーツケースの選び方をご紹介しました。

基本的には旅行日数×10リットルで計算して、40リットル以上あれば、旅行に必要なものをしっかりパッキングしてなおかつお土産スペースも確保できると思います。

3泊4日に対応できるスーツケースは、拡張機能のついたSサイズか、60リットル以下のMサイズを選ぶと、失敗がありません。

旅行に合わせて最適なサイズのスーツケースを選んで、快適な旅を楽しみましょう。

迷ったらコレ!

レジェンドウォーカー MALIBU

Sサイズの小回りの良さと、業界最大級の拡張幅でMサイズの収納量にも対応できる懐の広さ。
キャスターストッパーやフロントオープンといった機能も備えた多機能感。
1台持っていると1泊~4泊まで幅広い旅行に対応できるThe・万能スーツケースです。

 

コメントを残す

CAPTCHA