圧倒的なコストパフォーマンスと便利さが魅力のXiaomi(小米)のスマートバンド。
2018年に発売されたMi Band 3も日本のガジェット好きの間でかなり流行になっていました。
筆者も発売と同時に購入してすでに1年間使い倒しました。
そしてついに中国では6月14日から「Xiaomi Mi Band 4」が発売されました。
早速、Xiaomiの店頭で購入できたので使用レビューをご紹介します。
まご紹介したいと思います。
Xiaomi Mi Band 4でできること
今回新しく発売されたXiaomi Mi Band 4でできることを簡単にまとめて確認してみましょう。
- 完全日本語対応
- 22gの超軽量で一日中装着していても苦にならない
- トラッキング機能で歩数・睡眠・心拍数・運動量を測定
- 着信やメーッセージを通知&表示
- 5気圧防水で汗や水も問題なし(水泳トラッキング可能)
- タッチスクリーンの操作性&デザイン性が大幅向上
- 圧倒的なコストパフォーマンス(日本では4,000円台!?)
Xiaomi Mi Band 4開封の儀!
箱のデザインはMi Band3の時とほとんど変更なく、数字が3から4に変わったくらいです。
そして中は相変わらずのシンプルさです。
Xiaomi Mi Band 4のパッケージの中身
- Xiaomi Mi Band 4 本体
- 説明書
- リストベルト
- 専用充電器
筆者が購入したのは中国向けのMi Band 4なので、説明書は中国語のみでしたが、日本で購入できるインターナショナル版は日本語の説明書があります。
そして後ほどご紹介しますが、Mi Band 4で充電器は新しくなり、かなり装着性が向上しました。
もともと前モデルからすでにかなり高い評価を受けていたMi Bandですが、新モデルになってさらにどんな進化を遂げたのかレビューしていきたいと思います。
*執筆時にまだインターナショナル版が販売されていないため、日本語にアップデートできていません。数日で日本語にも対応予定です。
画像の表示は中国語ですが、購入してアップデートすると日本語になるのでご安心を。
コスパ最強に磨きをかけた「Xiaomi Mi Band 4」の8の魅力をレビュー
まずは、Xiaomi Mi Band 4のプレゼンテーションで発表された動画を確認しましょう。
1.液晶画面がカラーに!デザイン性も大幅アップ!
Xiaomi Mi Band 4から液晶画面がカラーになりました!!
こちらは筆者が1年使用した「XIAOMI MI BAND 3」です。
もちろん白黒です。
Mi Band 3は表示できる文字数も少なかったので、どちらかというと“電話やメーッセージの通知までしてくれる便利な活動量計”というようなイメージでした。
ただしMi Band 4は違います。
カラー表示になり、表示される情報量も増え“見る楽しみのあるスマートウォッチ”にランクアップした印象です。
好みに合わせてバンドディスプレイをカスタマイズ
Xiaomi Mi Band 4では、バンドディスプレイをたくさんあるデザインの中から選べます。
デザインも男性が好みそうなクールなデザインのものから、動物のイラストの可愛らしいものまで現段階で46種類もあります。
Mi Bandは頻繁にアップデートされてデザインも変わっていくので、おそらくバンドディスプレイの種類も増えていくのではと思われます。
2.液晶画面がサイズアップ!通知機能の利便性が大幅向上
Xiaomi Mi Band 3 | Xiaomi Mi Band 4 | |
液晶画面 | OLED液晶 | AMOLED |
画面サイズ | 0.78インチ | 0.95インチ |
解像度 | 128×80 | 240×120 |
液晶画面がカラーに変更になり、画面サイズも0.78インチから0.98インチへサイズアップ。
画面面積は39.9%もアップしました。
画面が大きくなったことで、解像度も240×120へアップしています。
メーッセージの内容確認がMi Band 4だけでできる
前モデルまでは通知が来ても、表示できる文字数が20文字だけと少なかったため、結局スマホを開いて確認する必要がありました。
でもMi Band 4では、画面サイズの大型化に伴い、表示できる文字数も日本語だと2倍の40文字に大幅アップしています。
もちろん長文は表示しきれませんが、簡単な連絡なら、Mi Band 4のディスプレイ上だけで確認ができます。
3.機能性アップでもサイズ感は変わらずコンパクト
Mi Bandのいいところは、装着しているのを忘れるくらいのコンパクトさ。
それこそ一日中着けていても全然苦になりません。Mi Band 4も機能性はしっかり向上させつつ、コンパクトな魅力は相変わらずです。
画像でも確認できますが、高さが若干高くなったくらいです。
ベルトに付けて腕に装着すると、ほとんど気にならない誤差です。
本体重量もベルトとセットでわずか22gと非常に軽量。
Apple Watch 4のステンレススチールモデルだと最大52.8g。
もちろん機能性も違いますが、重量も2倍以上の差があります。
一日中腕の先につけていたり、ランニングやスイミングなどアクティビティのトラッキングにも使いたいと思っている方には、Mi Band 4の軽量さは大きな魅力だと思います。
筆者も毎週バドミントンを楽しんでいますが、利き腕に着けたままでも全く気になりません。
シリコンバンドは前モデルと併用可能
液晶画面は大きくなっていますが、本体とバンドの装着部分のサイズは変わっていないので、引き続き旧モデルのバンドもMi Band 4で使用可能です。
Mi Bandシリーズは人気でサードパーティ製のいろいろな素材やデザインのバンドもあるので、選ぶ楽しみがありますよね。
バンドの取り外しは注意が必要
筆者はMi band 3の時には、本体をバンドの下の方から外していたのですが、Mi Band 4は本体の液晶部分がサイズアップしているので引っかかってしまってバンドが千切れそうになります。
Mi Band 4の本体を取り外す時には、バンド裏側のとろこにあるくぼみに指をかけて本体を上の方に取り外すと、スムーズに外れます。
4.電池容量アップで最大継続時間はしっかりキープ
Xiaomi Mi Band 3 | Xiaomi Mi Band 4 | |
電池容量 | 110mAh | 135mAh |
最大持続時間 | 約20日 | 約20日(NFCモデルは15日) |
Mi Bandの大きな魅力の1つが最大継続時間の長さ。
普通に使ってれば、余裕で20日間は持ちます。
スマートウォッチは便利でも「毎日外して充電するのが面倒…」と感じる方が多いですが、筆者の「Xiaomi Mi Band 3」は基本お風呂以外はずっとつけっぱなし。
そして忘れた頃に電池を充電してくださいと表示されます。
「Xiaomi Mi Band 4」は性能が大幅にアップしたので、「もしかして最大継続時間が短くなるのでは…」と不安になったのですが、同時に電池容量がアップしたのでしっかり継続時間もキープしてくれてます。
魅力は引き続きですね。
Mi Band 4は専用充電器が新しくなった
Mi Band 4の充電器は質感が前モデルよりもちょっと改善されています。
前モデルは差し込むようなタイプで、差し込んだ後コードも短いのでプラプラと安定感がありませんでしたが、Mi Band 4の専用充電器は上からカチャっとはめ込む仕様に変更になりました。
できればバンドから外さずにそのまま充電できれば理想ですが、基本充電は月に2回くらいなので、そこまでストレスにはならないかなと思います。
5.Mi Bandの液晶画面からできる操作が増えた
前モデルではほとんどの操作がスマホのアプリを通してでしたが、Mi Band 4では液晶画面上で直接できることが多くなりました。
- 音楽の再生や停止、選曲
- アラームの設定のオンオフ
- ストップウォッチ機能
- タイマー機能
- ナイトモード機能
- トレーニング選択
ストップウォッチ・タイマー機能は最近のアップデートでMi Band3でもできるようになりましたが、Mi Band 4の方が操作性はスムーズです。
個人的に嬉しいのがアラームのオンオフ。
Mi Band 4上から、設定しているアラームのどれをオンオフにするか選択できます。
仕事で遅くなって寝る前に次の日の早い時間のアラームをオフにしたい時に、わざわざスマートフォンを探さなきゃいけない手間がなくなり非常に助かります。
6.音声アシスタントによる操作が可能
NFCモデルのXiaomi Mi Band 4にはマイクが搭載されていて、音声アシスタントである「XIAO AI」に話しかけることで自宅にあるスマート家電を操作することも可能になります。
ただ、今回購入したMi Band 4は標準モデルで、NFCはまだどのショップにも入荷していませんでした。
また手に入り次第ご紹介します。
今から中国の空気清浄機を「Xiaomi Mi Band 4」で操作するのが楽しみです。
*現時点で中国語以外への対応は不明です。手に入れ次第ご報告します。
7.運動&健康トラフィック能力の向上
Xiaomi Mi Band 3 | Xiaomi Mi Band 4 | |
動作検知センサー | 3軸センサー | 6軸センサー |
トラッキング | ー | スイムトラックモード追加 |
防水 | 5気圧(50m) | 5気圧(50m) |
動作検知センサーは3軸センサーから「Xiaomi Mi Band 4」では6軸センサーへアップグレード。
より正確なトラッキングが可能になりました。
また防水機能は変わらず5気圧防水のままですが、トラッキングモードにスイムトラックモードが追加され、より豊富なアクティビティに対応するようになりました。
心拍数が一定以上になると、警告画面も表示されるそうです。
まだ購入してから運動できてないので、画面が確認出来次第ご紹介します。
8.圧倒的なコストパフォーマンス
XiaomiのMi Bandはなんと言っても圧倒的なコストパフォーマンスが魅力。
Xiaomi Mi Band 4でもそれは変わりません。
液晶画面が大きくなり、性能も大幅に向上していますが、値段はとても控えめでありがたいです。
- Xiaomi Mi Band 4 標準版 169元(約2,700円)
- Xiaomi Mi Band 4 NFC版 229元(約3,600円)
インターナショナル版だと、おそらく4,500円前後での販売になるのではと思います。