飛行機の長時間フライトを耐える助けになるのが、シートに付いたディスプレイで見られる最新映画やテレビ番組ですよね。
ただ、エコノミークラスに備え付けの有線ヘッドホンは、長時間使うには結構しんどいのも事実…。
そんな時にもBluetoothトランスミッターがあれば、飛行機のコンテンツサービスを自分の持っているAirPodsなどのワイヤレスイヤホンで楽しめるんです。
今回はおすすめのBluetoothトランスミッターや仕組み、接続方法をご紹介します。
筆者:ジンベエ
まず、飛行機でワイヤレスイヤホンは常時使える!
飛行機で電波を発するものに関してはいくつかの制限があります。
「飛行機でトランスミッターって使用しても大丈夫?」と不安になる方もおられるかもしれません。
ただし、ワイヤレスイヤホンやトランスミッターに関してはBluetoothを利用しているため、離陸・着陸時を含めていつでも使用できます。
国内線・国外線いずれも問題なく利用できます。
機器同士のBluetooth接続(ワイヤレスマウス、ワイヤレスヘッドホン、医療機器等)は常時ご使用になれます。
無線式ヘッドホン/イヤホンおよびほかの電子機器と無線通信を行う機能を有するもの(Bluetooth®など)は常にご使用いただけます。
そのため、離陸前からトランスミッターを使って映画などのコンテンツをワイヤレスイヤホンで視聴開始してしまっても問題ありません。
トランスミッターがあれば、飛行機でもワイヤレスイヤホンで映画やコンテンツが楽しめる!
エコノミークラスの有線ヘッドホンって、無料で使わせてくれるのはありがたいですが、結構欠点が多いです。
- 音質が悪い
- ノイキャンがついてない
- ケーブルがご飯食べたりするのに邪魔
こういう問題もBluetoothトランスミッターを使えばすべて解決します。
筆者はUGREENのBluetooth5.2 トランスミッターを愛用しています。
3,000円以下で購入できます。
Bluetoothトランスミッターをソニーのノイキャン付きワイヤレスイヤホンに接続して使用しています。
コレ一つで飛行機のフライト時間中の快適度が非常に向上しました。
アマゾンなどで検索するとBluetoothトランスミッターはいくらでも商品があるのですが、中でもUGREENの製品を選んだ3つの理由とポイントをご紹介します。
UGREENについて詳しくはこちらから
1.コンパクトサイズで自由に曲がる
UGREENのBluetoothトランスミッターは、いろいろあるトランスミッターの中でもかなりコンパクト。
それに加えて、イヤホンプラグの部分が曲げられるようになっています。
これがよく考えられているなと感じる部分で、結構シートのイヤホンジャックの形状によっては周りと干渉しやすい場合もあるのですが、コンパクトで曲げられるので、飛行機を選ばずに接続が可能です。
この前利用したエコノミークラス最前列のシートは机が格納式で取り出すとイヤホンジャックの前にほとんどスペースがなかったのですが、画像のようにちょっと曲げて問題なく使用できました。
2.満充電で28h使用が可能
コンパクトサイズで心配なのが電池の持ちです。
UGREENのBluetoothトランスミッターはワイヤレスイヤホンと接続した状態でも、バッテリー満充電の状態から約28時間連続使用が可能です。
10時間を超えてくるような日本ー米国便の往復も、基本的に充電することなくコンテンツを楽しめます。
ちなみに充電端子はType-Cなので、外出先でもモバイルバッテリーで簡単に充電できます。
3.Bluetooth5.2対応で音質◎
UGREENの製品にしろ、他のメーカーの製品にしろ、選ぶ際にはBluetoothのバージョンを確認することをおすすめします。
音楽や映像を楽しみたい場合には、Bluetooth5.2以上の製品を選びましょう。
Bluetoothは新たなバージョンの度に接続安定性が向上していますが、特にBluetooth5.2では音質が大きく改良されました。
Bluetooth 5.2、通称Bluetooth LE Audio:2020年初頭に発表された規格で、オーディオ作業に使用されるすべての接続機器のエネルギー効率と音質を向上させる。
実はUGREENの旧製品がまだ流通していてBluetooth5.0.やBluetooth5.1の製品も販売されています。
値段もちょっと安いのですが、通信安定性や音質のことを考えると数百円プラスしてBluetooth5.2搭載のモデルを選びましょう。
飛行機でFMトランスミッターとワイヤレスイヤホンの接続方法
ここからは実際に飛行機でFMトランスミッターとワイヤレスイヤホンを接続する方法をご紹介します。
といっても接続方法は非常に簡単です。
- 使用モードを『TX(送信機)』モードにする
飛行機で映画などのコンテンツをワイヤレスイヤホンで楽しむには脇にあるツメをTXモードに切り替える必要があります。 - トランスミッターをイヤホンジャックに差し込む
飛行機のシート付近もしくはモニター付近にあるイヤホン差し込み口に挿入しましょう。 - 多機能ボタンを3秒長押しして電源ON
中央のボタンを3秒長押しすると、青いライトが点灯して電源が入ります。 - 多機能ボタンを2度押してペアリングモードを起動
同じボタンを素早く2度押すと、トランスミッター側のペアリングモードが起動します。 - ワイヤレスイヤホンをペアリングモードにする
ワイヤレスイヤホンもペアリングモードにしましょう。ちなみにソニーのイヤホンは左右のイヤホン側部の長押しでペアリングモードが起動します。 - 自動接続完了
トランスミッターとワイヤレスイヤホン両方をペアリングモードにすると自動で接続され初期設定完了です。以降はトランスミッターの電源をいれると自動で接続されます。
トランスミッターでより快適に飛行機を楽しもう
今回は飛行機でワイヤレスイヤホンを使ってコンテンツサービスを楽しむためのBluetoothトランスミッターをご紹介しました。
これがあるだけで、普段から利用しているワイヤレスイヤホンのより良い音質でコンテンツサービスが楽しめます。
ノイズキャンセリング機能があるワイヤレスイヤホンなら、周りの騒音をシャットアウトしてよりコンテンツの内容に週中できます。
飛行機のフライト時間の充実度がぐっと上がるトラベルグッズなので、旅好きの方は持っておいて損はないですよ~。