
“スーツケースの王様”と呼ばれ、トラベラーにとって圧倒的なステイタスシンボルとなっているリモワ(RIMOWA)。
「いつかはリモワを使ってみたい…」と思っている旅行好きの方や出張族の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の特集では…
- リモワとはどんなスーツケースブランド?
- リモワのおすすめスーツケースはどれ?
- 用途に合わせたリモワの選び方は?
といったリモワに関する疑問に2019年の最新モデルや口コミ評判を交えつつお答えします。
世界散歩ではトラベルグッズのレビューを担当しています。お役に立つ“生”の情報をお届けします。
リモワの魅力とは?
リモワは1898年にドイツ・ケルンでスーツケース工場として始まりました。
当初は家族経営の小さな工場で、木材と牛革を使って作られる木製のスーツケースが主力商品でした。
そして1950年代に入り、リモワの代名詞ともなったジュラルミン製のスーツケースが生み出されると、リモワは世界を飛び回る人たちのシンボルとなります。(上記の画像は、リモワがインスピレーションを得た世界初の全金属製旅客機Junkers F.13)
以降、伝統にあぐらをかくことなく、革新的なスーツケースを世に送り出し続けるリモワのスーツケースは、セレブリティ達のステイタスシンボルとして愛され続けています。
リモワを愛用する著名人たち
世界中の著名人にもリモワの愛用者がたくさんいます。
ジェイソン・ステイサムやケイティ・ペリー、キャサリン・ケイト・アプトンなどもリモワを愛用。
日本では羽生結弦やEXILE・ATSUSHI、GACKT、福山雅治などもリモワを愛用しているところがテレビなどで明らかになっています。
リモワのスーツケースの特徴
リモワのスーツケースを一言で表現するなら“限りなく完全”。
120年の歴史の中で常に「旅を愛する人に、最高のトラベルソリューションを提供」することをコンセプトにスーツケースを作り続け、圧倒的に高品質で圧倒的にかっこいいリモワのスーツケースは不動の地位を築いています。
リモワがリモワたる所以に注目しましょう。
革新的な進化を続けるリモワ
リモワは初代から第3代までが家族経営。
家族経営で代が変わるごとに企業の“良さ”が失われていくのはよくあることですが、リモワはそうではありません。
2代目、3代目へと代を変えるごとに、伝統を守りつつ革新的な進化を続けています。
2代目でリモワは世界初のアルミニウム製スーツケースを販売
2代目のリチャード・モルシェックの代になり、航空機に魅せられた彼は15階から落としても中身を守ることのできる剛性を持つアルミニウム製のスーツケースを作り上げます。
“堅牢性”と“軽量性”を併せ持つジュラルミン製スーツケースは世界的ベストセラーとなり、リモワのトレードマークのようになっています。
木材や革が使われていた頃と比べると、樹脂素材の開発によってアルミニウム製の素材としての魅力は薄れてきているかもしれませんが、現在でもリモワの高いデザイン性とステータス性で世界中には多くのファンがいます。
3代目でリモワは世界で初めてポリカーボネート素材を使用
高級スーツケースメーカーを中心にラゲージ素材として現在主流になっているのが高級素材であるポリカーボネート。
この素材を2000年に世界で初めてスーツケースに採用したのがリモワの三代目経営者であるディーター・モルシェックです。
他にも、走行性を安定させるダブルキャスターや、シールを貼る必要がなくなる液晶表示のエレクトロニック・タグなど、リモワは常に革新的な進歩を続けています。
リモワを試すならレンタルもあり
リモワは新品で購入すると10万円前後もする高級ラゲージブランド。
「できれば一度は使ってみたい…」「購入前に使い心地を確認したい」という方には、レンタルもおすすめです。
レンタルスーツケース最大手のR&Y Rentalなら最低価格保証があり、3,000円台からエッセンシャルコレクションなど最新のリモワのスーツケースが利用できます。
【口コミ&評判】リモワのおすすめスーツケースランキング5選
では、2020年最新モデルも含めたリモワの人気スーツケースをランキング形式で確認していきましょう。
口コミ評判も含めてご紹介するので参考にしてみて下さい。
順位 | モデル名 | 正規価格 |
1位 | エッセンシャル キャビン | 80,300円~ |
2位 | エッセンシャル チェックイン | 95,700円~ |
3位 | エッセンシャルライト チェックイン | 154,000円~ |
4位 | クラシック チェックイン | 143,000円~ |
5位 | オリジナル チェックイン | 154,000円~ |
1位:リモワ エッセンシャル キャビン
耐久性の高さと軽量性を高いバランスで融合
サルサとサルサデラックスコレクションが統合され「エッセンシャル」になりました。
カラー展開も以前のサルサで採用されていたマット系と、サルサデラックスで採用されていたグロス系を合わせた全9色がラインナップされています。
これまでにない明るいカラーリングも用意されていて、ちょっとリモワっぽくない感じも新鮮で若い女性を中心に人気があります。
- コーラルピンク
- スレートグレー
- セージグリーン
- サフランイエロー
世界で初めてポリカーボネートを採用したリモワが作り続けるポリカーボネート製のイノベーションを体現したスーツケースです。
特に耐久性と軽量性のバランスが絶妙で、容量36Lサイズで重量は3.2kgです。
キャビンには他にも、34LサイズのキャビンSと45LサイズのキャビンPlus(機内持ち込み不可)の2サイズがラインナップされています
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リモワ エッセンシャル キャビンの口コミ・評判
さすがリモワです
2位:リモワ エッセンシャル チェックイン
細部にこだわった設計
1位もエッセンシャルコレクションでしたが、2位もエッセンシャルの受託手荷物サイズのチェックインがランクイン。
荷物の量に合わせて高さを調節できるフレックスディバイダーや、ジップ開閉式ネットポケットなど受託手荷物で預けても煮崩れをおこしにくい工夫もされていて、何も心配せずに使える安心感がリモワです。
20kg以上荷物を入れるような場合でも、ベアリング搭載のマルチホイールシステムなら、ストレスフリーな移動快適性をキープできます。
60L・4.1kgのチェックインMと85L・4.8kgのチェックインLの2サイズがラインナップされています。
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リモワ エッセンシャル チェックインの口コミ・評判
さすがの世界品質
長く使えそうな逸品です。マットな質感は傷が目立ちづらい所もGOOD。
各部の作りは非常に正確で、さすがに工作王国ドイツの製品です。
ため息が出るくらいの機能美に加え左右対称のところはきちんと左右対称と
当たり前の事を当たり前にやっている仕事の正確さと信頼性が製品よりにじみ出ています。
安心感を買うというのはまさにこういう事をいうのかなぁと感じました。
とにかく軽く、車輪の動きもスムーズ軽快!! いままで使っていた重いスーツケースは
何だったのか?というくらいのスマートさです。これで旅の負担が随分軽減されるなぁと、
今からこれを引き連れて旅をするのが楽しみです。
3位:リモワ エッセンシャルライト チェックイン
リモワで最も軽いコレクション
サルサエアーの後継コレクションであるエッセンシャルライト。
リモワのラインナップの中で最も軽量性に優れているのが特徴。
特に受託手荷物サイズのチェックインの人気が高いです。
59L・3.1kgのチェックインMと81L・3.7kgのチェックインLの2サイズ展開です。
受託手荷物制限目一杯のサイズで3kg台なため、荷物の多い旅行や出張に重宝します。
若干エッセンシャルコレクションと比べるとサイズもコンパクトで、重量もM・Lともに3kg台と扱いやすいため、女性にも人気が高いです。
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リモワ エッセンシャルライト チェックインの口コミ・評判
期待通り
4位:リモワ オリジナル チェックイン
リモワの象徴“RIMOWA Original”
時代を超えて愛され続けるリモワの象徴的なモデルであるリモワ オリジナル。
トパーズという前コレクションから名称がオリジナルになり、どんなシリーズなのかイメージしやすくなったリモワのフラッグシップコレクションです。
圧倒的な強度と軽さを兼ね揃えたアルミニウムを使い、リモワの熟練した職人たちによって作られるドイツのクラフトマンシップとテクノロジーの結晶です。
ポリカーボネートの登場によって、一番軽いスーツケースではなくなりましたが、手に取ることで悦びを感じさせてくれる特別な一台です。
5.4kg・60LのチェックインMと6.2kg・86LのチェックインLの2サイズがラインナップされています。
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リモワ オリジナル チェックインの口コミ・評判
リピート
いくつかは娘達や息子にとられ、無くなるとまた欲しくなり買ってしまう。
存在感、機能美、耐久性は他の追随を許さないものがある。
他に高価なものは沢山あるが、やはりリモワがスーツケースの逸品である。
正規店での在庫切れが多いなか、このショップはかなりの確率で欲しい時に手に入る。スタッフの努力に脱帽。
配送も迅速で急いでいるときににも安心して注文できる。
5位:クラシック チェックイン
生涯使えるリモワのクラシックコレクション
オリジナルと同じくアルミニウム製のシェルを持つクラシックコレクション。
前コレクションのクラシックフライトから名称はシンプルにクラシックになりました。
トレンドに敏感な方でも生涯にわたって愛用し続けられる上品で飽きのこないデザインが特徴。
61L・5.3kgのチェックインMと84L・6kgのチェックインLの2サイズがラインナップされています。
見た目で「オリジナルとの違いがよくわからない」という方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に違いをまとめておきます。
- サイドの持ち手
オリジナルはアルミニウム製
クラシックはレザー製 - テレスコープハンドル
オリジナルは無段階調整
クラシックは2段階 - デザイン
オリジナルはラウンドフォルム
クラシックは角張ったデザイン
デザイン性の違いから女性の方の多くはオリジナルを、男性の方はクラシックを選ばれる場合が多いです。
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リモワ クラシック チェックインの口コミ・評判
ようやく買いました
価格が安かったので多少不安もありましたが保証書も入っており、他のサイトでもこちらは本物を扱っているということでした。現物を見てもしっかりした本物と確信します。あとは実際に飛行機に預けてどの程度ダメージがあるのか…大事に使いたいと思います。翌日配送で対応もよかったです。
120年の伝統を感じるリモワと旅に出よう
リモワで口コミ評判の高い人気のスーツケースをランキング形式でご紹介しました。
120年間スーツケースの王様として不動の地位を保ち続けたリモワなら、持つ悦びを感じさせてくれる“一生モノ”のスーツケースが手に入ります。
自分へのご褒美や、特別な人へのプレゼントに選んでみるのはいかがでしょうか?