LOJEL/ロジェールでも不動のベストセラーであるCUBO(キューボ)の使用レビューをお届けします。
CUBOは…
- 旅好き納得の便利なスーツケースが欲しい
- へこたれない耐久性のある旅の相棒を探している
- 一目惚れするようなスタイリッシュなスーツケースが良い
といった方におすすめのスーツケースです。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリットについても詳しくご紹介したいと思います。
LOJEL・CUBOを選ぶかどうかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
LOJEL(ロジェール)は逆輸入で注目の日本ブランド
「LOJEL」は、実は1988年に日本で誕生したスーツケースブランドです。
「Let Our Journeys Enrich Life(旅で人生を豊かにさせましょう)」を略したブランド名で、「旅の目的」と「その目的に合った商品デザイン」を重視しています。
海外での販売をメインに展開していましたが、高い機能性と洗練されたデザイン性で、日本でも逆輸入の形で人気を集めるようになったユニークなスーツケースブランドです。
LOJELのスーツケースブランドについてさらに詳しく知りたい方は、関連記事も確認してみて下さい。
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LOJEL(ロジェール)のCUBOレビュー|旅の玄人好みの使いやすさが癖になる!
LOJELのCUBOの使い心地は、一言でまとめると“旅の玄人好み”。
旅行を楽しむためのこだわりがたくさん込められています。
中には好みが分かれるポイントもあると思うので、旅行ガイドの視点からご紹介します。
LOJEL・CUBOのパッキング方法は好みが分かれる!
まず、大きな魅力でも好みが分かれそうなポイントからご紹介します。
それは、ソフトケースのような「パッキング方法」。
よくスーツケースと聞くと多くの人が思い浮かべるような両開きではなくて、LOJEL・CUBOのスーツケースは蓋を開けて上から収納する方式なんです。
これは、海外では主流のソフトタイプと同じ収納方法です。
どんなメリットがあるかというと…
- 狭いスペースでスーツケースを広げなくても物が出し入れできる
- マチを深く使える
- パッキングでデッドスペースが出来にくい
などがあります。
特に、狭いホテルの部屋だと「スーツケースを広げられるスペースがベッドの上だけ」なんてこともあります。でも、これから休むスペースに今まで外で引いてきたスーツケースを置くのって抵抗がありますよね。
LOJEL・CUBOなら、片面分のスペースで荷物が出し入れできるので、狭い空間でかなり重宝します。
普通のスーツケースみたいに左右のバランスを考えながらパッキングする必要がなく、マチもスーツケース分を丸々利用できるので、とても合理的です。
ただ、ソフトタイプのスーツケースを使ったことがなくて、初めてLOJEL・CUBOを使う人だと、少し慣れが必要かもです。
フロントポケットは快適な旅には必須かもしれない
LOJEL・CUBOは全サイズにフロントポケットが搭載されています。
ちょっと大きなサイズは確認できてないのですが、筆者所有の機内持ち込みサイズのSサイズは、パソコン収納用のクッション付きスリーブもあります。
そして、メッシュポケットやファスナーポケットが付いているのですが、パスポートピッタリのサイズです。
これがあるだけで、保安検査場でパスポートやノートPC、スマホなんかをストレスフリーで取り出せて、空港での手続きがスムーズになります。
LOJEL・CUBOのようなフロントポケットは、一度使うと旅行でもビジネスでも手放せなくなる機能ですね。
おしゃれなだけじゃない収納力でお土産も余裕
実際にLOJEL・CUBOに、春頃の2泊3日の荷物を全部入れてみました。
- シャツ…3枚
- パンツ…2枚
- 水着…1枚
- 下着…3枚
筆者の機内持ち込みサイズでも37Lあるため、2泊3日くらいの旅の荷物だとまだまだ若干の余裕があります。
そして、LOJEL・CUBOには、拡張機能が全サイズに搭載されています。
真ん中のファスナーを開けると、容量がさらに5L分アップします。
拡張機能:37L→42L
なので、「もうスーツケースがいっぱいなのに免税店でお土産を買っちゃった」なんて場合にも、拡張機能を利用すればさらに収納スペースが作れます。
目立たなくても大事な見えないところの耐久性
高品質なスーツケースとすぐに壊れるスーツケースの違いは“見えないところ”にあります。
メンテンスファスナーの中を確認すると、スーツケースの骨組みの部分が確認できます。
*メーカーは開けることを推奨していません。
LOJEL・CUBOは、がっしりとした樹脂のベースでスーツケース本体とキャリーバーが接続されています。
重い荷物をキャリーバーを出して引いた時の安心感が違います。
実はLOJELは資料や器材などを運ぶプロ用のスーツケースも販売しています。
しっかりと耐久性を確保するために蓄積されたノウハウがCUBOにも活かされているので、安心して使用できます。
ちなみにLOJEL・CUBOのボディは、耐衝撃性と軽量性のバランスに優れたポリカーボネート100%製です。
LOJEL・CUBOはマットな質感が特徴のスーツケースですが、このカラーリングも傷の目立ちにくさに貢献しています。
意外と助かる側面のスタッド(鋲)
最後に地味でもぜひ紹介したいポイントがLOJEL・CUBOの側面にあるスタッドです。
飛行機でスーツケースをキャビン上部の収納に置いたり、車のトランクに載せる時って大体横向きですよね。
その時にこのスタッドがないと、引いたり押したりする時に地面や収納スペースなどとスーツケースが直接擦れるので、傷や汚れの原因になるんですよね。
大きいサイズのスーツケースはほとんどのモデルにスタッドが付いているのですが、機内持ち込みサイズは結構省かれてしまっていることが多いんです。
LOJEL・CUBOは全サイズに標準で搭載されています。
機能説明でも紹介されないような地味なポイントなんですが、さすが旅好きなデザイナーさんが作っているこだわりのスーツケースだなと感じられるポイントです。
LOJEL(ロジェール) CUBOの仕様、人気色など
LOJEL・CUBOの細かいレビューをご紹介したので、ここからは簡単に仕様について解説します。
どのサイズを選んだら良いのか迷っている方が入れば、参考にしてみて下さい。
LOJEL・CUBOは、4サイズがラインナップされています。
国内旅行やLCCを使った数日の海外旅行ならSサイズで十分です。
LOJEL・CUBOは100%ポリカーボネートのボディのため、多機能ですが3.1kgと軽量です。LCCの厳しい重量制限でも重宝します。
もし空港で預けるサイズのスーツケースをお探しなら、おすすめはMサイズです。
経験上、海外旅行で一番便利なのは70L前後のサイズです。
基本的には100Lサイズのスーツケースが必要なのは、留学生さんや駐在さん、家族の荷物を一つにまとめるファミリーなどだけです。
ちょっと派手に見えても意外と使いやすいLOJEL・CUBOのカラーリング
LOJEL・CUBOの最大の魅力は他のスーツケースブランドにはないおしゃれなデザインですよね。
実際、周りでも一目惚れでCUBOを買っている知り合いがちらほらいます。
デザインが気に入ったら、後はカラーを選ぶだけです。
LOJEL・CUBOには全7色が用意されています。
- Burgundy
- Off White
- Warm Gray
- Rose
- Mustard Yellow
- Black
- Navy Blue
おすすめは「ひと目見てビビッときたカラー」です!!
「少し派手かな…」と思うようなカラーでも、LOJEL・CUBOは温かみのあるマットカラーなので、意外と気になりません。
それにスーツケースは少しくらい目立つカラーの方が、空港でも探しやすいのでおすすめです。
CUBOは旅に出るのが楽しみになるスーツケース!
LOJEL・CUBOの使い心地についてレビューしてみました。
LOJEL・CUBOは、主張しすぎないおしゃれなデザイン・旅好きにハマる機能性・見えないところまでしっかりな耐久性と3拍子が揃ったスーツケースです。
何より、持つだけで次の旅行はどこへ行こうかと楽しみにさせてくれるスーツケースはそんなにありません。
これからの旅の相棒にLOJEL・CUBOを選んでみるのはいかがですか?