【デボネア5レビュー】サムソナイトらしい“上質さ”で通勤最適

 

「周りとは少し違うものが欲しい」という大人のビジネスマンに人気の高いサムソナイトのビジネスリュック

中でもデボネア5は、改良が続けられてきたベストセラービジネスリュックの5代目である最新モデルです。

今回はそんなデボネア5の使用レビューをお届けしたいと思います。

口コミ評判ではわかりにくいような長所・短所までレビューにてご紹介します。

デボネア5が気になっている方の参考になれば幸いです。

サムソナイト・デボネア/Debonairとは

デボネア5のロゴ
サムソナイトは1910年にコロラド州デンバーで設立された鞄ブランドです。

丈夫で高品質な旅行かばんが富裕層を中心に人気となり、米国で不動の地位を築きました。
現在では旅行かばんの分野では押しも押されもせぬ世界シェアNo.1になっています。

サムソナイトの製品は洗練された上品なデザインや機能性から、“周りとはちょっと違うものを持ちたい”という大人のビジネスパーソンによく支持されています。

特にデボネア5は5代目まで続くロングセラーモデルで、モデルチェンジのたびに改良が重ねられ、デザインや機能性は“成熟の域”です。

デボネア5のコンセプトは“軽量×ミニマル”

ジンベエ

デボネア4と5の違いは主に3点。
・サイドポケットの搭載
・PC収納が14インチまで可能に
・エキスパンダブル機能搭載モデルを追加

デボネア4から5になり、順当にアップデートされています。

サムソナイトの鞄作りのDNAが注ぎ込まれています。

ビジネスリュックというと他メーカーではオフィスカジュアルなイメージの製品が多い中、サムソナイトのデボネア5は、キッチリとしたオフィスフォーマルな雰囲気。

年代や使用シーンを問わず使いやすいビジネスリュックです。

詳しい使い勝手についてもレビューしていきます。

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サムソナイト・デボネア5はこんな方におすすめ
  • 上品でフォーマルなビジネスリュックを探している
  • 電車通勤で薄マチタイプじゃないとダメ
  • スーツケースへのセットアップ機能は必須

サムソナイト・デボネア5の基本スペックをさらっとチェック!

デボネア5のサイズ
まずは、簡単にデボネア5の特徴を簡単にレビューしたいと思います。

デボネア5のサイズは高さ42cm×横27cm×幅12.5cm

デボネア5はビジネスリュックのサイズが2種類あるのですが、購入したのはバックパックMというモデルです。

最近のビジネスリュックの主流になりつつある薄マチタイプで、電車通勤時に後ろ持ち・前持ちの両方に対応しています。

デボネア5の重さ

重量はメーカでは1.0kgとなっていましたが、実測では1.1kgになっていました。

製品の誤差か、スケールの誤差かは不明です。

ただ、リアルレザーや質感の良い厚手の生地を使ったビジネスリュックで約1kgはかなり健闘している印象です。

デボネア5のテクスチャ

リュック本体は艶のあるナイロンツイル素材が使われています。

奇抜なデザインなわけではないのに、実物を見ると上質感があるのはサムソナイトならでは。この生地感も高級感に大きく貢献していると思います。

ナイロンツイル生地自体にテフロン加工が施されていて、高い撥水機能が特徴。面白いくらいに水を弾きます。

この撥水機能がどれくらいキープできるかはまだわかりませんが、雨の多い時期には安心です。

ざっと細かい仕様をご紹介したので、ここからは細かい使い心地や使ってみて感じたメリット・デメリットをレビューしたいと思います。

サムソナイト・デボネア5の使用感レビュー

デボネア5を背負った様子

これまでスーツケースのコスモライトなど、いくつかサムソナイト製品を使ってきましたが、サムソナイトは上質感を出すのが本当に上手です。

ビジネスリュックってどうしてもカジュアルに見えがちですが、デボネア5はところどころに使われたリアルレザーや本体の生地など、全体的におしゃれで落ち着きがあるので、年齢層を問わず使いやすいところが魅力に感じます。

サムソナイト・デボネア5の外部ポケット・機能について

デボネア5のボトルポケット

まずはデボネア5の外部ポケットや機能について

満足度がかなり高いのですが、唯一短所に感じたのがサイドポケット…

何も入れてない状態ではビジネスリュック本体にピタッとくっついているのでスッキリして見えるのですが、その分かなり穴のサイズがキツめ。

差し込むボトルの太さはペットボトルが限界です。
普段からマイボトルを使っているかたは、ペットボトルくらいかそれよりも細いものを用意する必要があるでしょう。

サイドポケットが片方にしか付いてないので、「折りたたみ傘はどうするの?」と思われたかもご安心を。

前面ポケットの下部を開けると、ポケット裏地はPVCコーティングされていて、防水機能があるので、濡れた傘をしまっても安心です。

また、サイドポケットの裏地にも同様のPVCコーティングが施されています。

ジンベエ
こういう裏地の一工夫に、安いリュックと高級ビジネスリュックの違いが出ますよね。

 

デボネア5の背面部

デボネア5には、当然のようにセットアップ機能が搭載されています。

そのため、スーツケースと一緒に移動する際には、リュック本体をスーツケースの上に載せて移動できます。

スーツケースにデボネア5をセットアップ

セットアップ機能があると、移動中も基本的にはリュックを背負わなくていいので、身体の疲れ方がかなり軽減されます。

よく出張したり、飛行機を使った旅行が好きな方には必須の機能です。

デボネア5のショルダーハーネス

背負心地を決めるショルダーハーネスは、クッション性に優れた厚みのある素材になっているので、荷物を沢山いれた状態で背負っても重さを感じにくいです。

背負ってみるとショルダーハーネスが立体構造になっているので、背中全体で荷物の負荷を分散してくれるイメージです。

サムソナイト・デボネア5の内装&収納

デボネア5の収納力

薄マチスタイルのコンパクトに見えるデボネア5ですが、収納力はかなりのものです。

上の画像にあるのが筆者が普段リュックに収納している仕事道具です。

細かい収納が充実しているので、小物も整理整頓しながら収納できます。

デボネア5のPC収納

ビジネスリュックとしては必須であるパソコン収納には、しっかりと衝撃吸収性のあるポケットが採用されています。

パソコンを入れた状態で底に当たらないように工夫されているので、リュックを床に置いた際にも衝撃から電子機器を守れます。

デボネア5にファイルを収納

デボネア5のバックパックMは1気室タイプなので、パソコン収納部分がそのままメイン収納になっています。

A4ファイルなどもまったく問題なく収納できます。

ジンベエ
筆者はiPadも持ち歩かないといけないので、できればデボネア6ではタブレットスリーブも欲しいです。

デボネア5に弁当箱

薄マチスタイルだと、お弁当男子の方の中には「普段使っているランチボックスは入る?」と心配な方もおられると思います。

縦長タイプの幅約10cmのランチボックスなら、画像のように収納できました

ランチボックスを収納した状態でも、ギリギリA4ファイルが収納できるので安心しました。

デボネア5の細かいポケット

細かいものは、2つに分かれたメッシュポケットに収納することになります。

前面ポケットの丈夫は、少しマチのある2つのポケットがあるので、ここにメモ帳やスマホ、モバイルバッテリーなどを収納できます。

ポケット生地がパイル地で、スマホをちょっとがさつにいれても安心です。

サムソナイトによると、ここにはタブレット端末も収納できるらしいのですが、重さのバランスが悪くなるような気がして、タブレットはもっぱらメイン収納にしまっています。

デボネア5の内装は、全体的にとても考えられていて、細かい収納が便利でメイン収納が散らかりにくい設計になっていました。

5代目まで改良が続けられているリュックなので、使いやすさは流石の一言です。

デボネア5の使うとわかる魅力BEST3!

デボネア5の3つの魅力

デボネア5の大体の特徴はすでにご紹介したのですが、ここからは特に使っていて気に入っているデボネア5の3つの魅力をご紹介します。

1.自立してくれるリュック自体の作りの“しっかりさ”

デボネア5の底鋲

デボネア5は、値段を考えれば当たり前ですが、実際に持ってみるとかなりしっかり作られているというのが瞬間的にわかります。

ビジネスパーソンの持ち物は、営業先や仕事仲間に与える印象にも影響するので、やはりしっかりしたものを持った方がいいですよね。

例えば、細かいポイントなんですが、デボネア5には底に底鋲が取り付けられていて、名刺交換する際にさっとリュックを床に置くのにも安心。

さらにリュック自体がしっかりしているので、きれいに自立してくれます。

ジンベエ
意外とビジネスリュックで底鋲が取り付けられている製品は少数派です。

2.薄マチスタイルで電車通勤に最適

デボネア5の横からの画像

ビジネスリュックはしっかりと通勤バッグとして地位を確立しましたが、それでも電車内ではやはり周りに迷惑をかけていないか気を使いたいです。

画像はデボネア5を背負った横からのものですが、薄マチスタイルが採用されているので、そんなに混んだ電車でなければ、そのまま乗ってしまっても周りに迷惑をかけにくいです。

満員電車では、前持ちに切り替える方も多いかと思いますが、前持ちスタイルにあわせて、手前に小さいポケットも採用されています。

スマホや文庫本を取り出すのに最適なサイズで、電車内でもスマートに取り出せます。

3.ミニマルながら出張スタイルにもマッチ

ミニマルスタイルがコンセプトのデボネア5ですが、セットアップ機能を搭載して、しっかり出張スタイルにも対応してくれる懐の深さが魅力です。

デボネア5の出張

デボネア5だけで出張に行くというパターンはあまりないかもしれませんが、仕事用の荷物がPCとA4ファイルぐらいであれば、1泊分の荷物は余裕で収納できます。

ただし、薄マチスタイルで1気室タイプになっているため、仕事先でバッグを開けてPCや資料を取り出す必要のある方は、圧縮バッグなどを使って私物が見えないようにする工夫が必要です。

デボネア5のラインナップ

デボネア5は今回レビューしたバックパックMを含め以下のサイズのリュックがラインナップされています。

ワークスタイルや好みにあわせて選べるのも魅力です。

ジンベエ
「仕事柄、まだビジネスリュックは無理…」という方は3WAYタイプがすべてを解決してくれます。

デボネア5は上品・快適なビジネスリュック!

デボネア5の外観

サムソナイトのビジネスリュックでも特に人気の高いデボネアシリーズの最新モデル・デボネア5の使用レビューをお届けしました。

モデルチェンジの度に改良が重ねられ、使いやすさは熟成の域です。

また、サムソナイトのビジネスリュックらしい上質感も大きな魅力です。

ビジネスリュックはどちらかというと若く見えがちですが、デボネア5なら大人の洗練された品質で、どなたでも使いやすいと思います。

他メーカーとは一味違う、サムソナイトならではのデボネア5を使ってみるのはいかがでしょうか?

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