
スーツケースの購入を検討中ですか?
スーツケースには大きく分けるとフレームタイプとファスナータイプがあるので、どっちを選んだらいいかお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
- フレームとファスナーはどちらを選んだらいい?
- フレームとファスナーのメリット・デメリットは?
- それぞれどんなタイプの人が向いているの?
といった疑問にお答えしたいと思います。
ファスナーとフレーム!おすすめはどっち!?
ファスナータイプとフレームタイプは…
- フレームタイプ:金属フレーム。バックルで開閉する方式
- ファスナータイプ:フレーム部分は布製。ファスナーで開閉する方式
の違いがあります。
一昔前までは、フレームタイプのスーツケースがメインでした。
でも、最近では各メーカーが軽量化を図るためにファスナーを採用しているので、売り場でもファスナータイプのスーツケースが多くなっています。
スーツケースのフレーム&ファスナーのメリット・デメリット
スーツケースのファスナータイプとフレームタイプそれぞれのメリット・デメリットを確認してみて、自分がどちらを購入したらいいのか決めましょう。
フレームタイプのメリット・デメリット
フレームタイプのスーツケースは、ボディ自体はポリカーボネートなどの樹脂でできていますが、開閉する真ん中の部分に1周ぐるりと金属製のフレームが取り付けられています。
フレームのスーツケースのメリット
- 中のものが壊れにくい
金属フレームなため、衝撃が中に伝わりにくく、割れ物などを入れても壊れにくい。 - 安定感がある
ある程度荷物を入れてもたわまないので、引いたり、持ち上げたりする時にも安定感がある。 - 防犯性が高い
無理やり開けるにはファスナーとは違い、鍵をこじ開けるしかなく防犯性が高い
フレームのスーツケースのデメリット
- 重量が重い
金属フレームな分、ファスナーと比べて同じサイズで約1kg~2kgほど重い。 - 金額が高い
各メーカーのフレームタイプはファスナータイプと比べると若干割高です。
fa-check-square-oフレームのスーツケースが向いている人
- お土産で現地のお酒や香水など割れ物のお土産をよく買う方
- 発展途上国など、治安が心配な地域へも旅行でよく行く方
ファスナータイプのメリット・デメリット
金属フレームの代わりにファスナーでスーツケースを開閉するタイプのスーツケースです。
店舗などで販売されているスーツケースの多くがファスナータイプになっています。
最近では、重量制限の厳しいLCC(格安航空会社)を利用する方が増えていますが、“スーツケースが軽い=荷物が+αで入れられる”なので、特にフレームタイプにこだわりが無ければファスナータイプがおすすめです。
ファスナータイプのスーツケースのメリット
- 軽量性に優れる
フレーム部分が布製なため、フレームと比べて重量差は歴然。 - スーツケース自体が壊れにくい
衝撃を受けても、中央のファスナー部分が衝撃を吸収するため、意外と壊れにくい。 - 値段がフレームより安い
フレームより相対的に値段がリーズナブル。
ファスナータイプのスーツケースのデメリット
- ファスナー部分から水が染み込みやすい
フレームと比べると、雨に弱い。 - 衝撃が中に伝わりやすい
衝撃で布地部分の幅が変化するため、しっかりパッキングしておかないと割れ物は心配。
fa-check-square-oファスナーのスーツケースが向いている人
- 重量制限の厳しいLCC(格安航空会社)を利用することがある
- 軽くて扱いやすいスーツケースを探している
フレームタイプとファスナータイプでどちらのスーツケースが欲しいか決まったでしょうか?
ではフレームタイプとファスナータイプごとに人気の高いスーツケースも見てみましょう。
おすすめのファスナー&フレームのスーツケース
各メーカーからいろいろなスーツケースが販売されているので、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
実際に約1万円・約2万円・約3万円の価格帯別に人気の高いスーツケースをご紹介します。
好みのタイプをタップしていただければ、それぞれの情報へジャンプします。
ファスナータイプのおすすめのスーツケース3選
価格帯別にファスナータイプのスーツケース3モデルを確認してみましょう。
約1万円:グリフィンランド SELICA-F
キャスターストッパー付きのコスパ抜群モデル
しっかり使える品質のスーツケースをお求めやすい価格で提供するグリフィンランド。
楽天市場でも人気ランキング1位になるなど非常に人気が高いですが、その中でも注目なのがキャスターストッパーを搭載したSELICA-Fです。
実際、1万円程度でキャスターストッパー搭載のスーツケースは他にもあるのですが、スイッチがキャスター部分に取り付けられた簡易なものがほとんど。
簡易式のキャスターストッパーは毎回しゃがむ必要があり、手も汚れやすいので実用性は低めなんですよね…。
SELICAは、ツマミを回してキャスターストッパーをONにするタイプなので、毎回しゃがむ必要がありません。
高級スーツケースと同じようなキャスターストッパーが搭載されていて、価格は約1万円とSELICAのコスパはかなり高めです。
またHINOMOTO製キャスターを採用するなど、快適性に磨きをかけています。
なかなかの耐久性
十分に毎回重い荷物を運び5年で上部にひびが入ったので次回はLサイズを購入予定
約2万円:ace. コーナーストーンZ
ace.のスーツケースで神コスパはコーナーストーンZ
日本を代表する鞄メーカーであるエースのスーツケースは3万円台がメイン価格帯なのですが、その中でも2万円以下から購入できる神コスパなのがコーナーストーンZです。
ポリカーボネート100%のボディに安定感のあるダブルキャスターを組み合わせています。
ポリカーボネートは耐久性だけでなく軽量性にも貢献していて、74Lサイズでも4.1kgしかありません。
ace. TOKYO LABELのスーツケース全般に共通している点なんですが、スーツケースが角張ったデザインになっています。
これは収納スペースを効率良く確保するための工夫みたいですが、確かに今まで使用してきた70Lサイズ前後のスーツケースと比べるとボディサイズがコンパクトです。
特に74Lサイズでも高さは67cmと高くないので女性の方でも扱いやすいと思います
詳しいレビュー記事もあるのでもしよければどうぞ
良い買い物でした!
荷物も、両面にファスナーがついていて、しまいやすいです。
何より、高級感があって、おしゃれです!!
約3万円:Samsonite コスモライト
憧れのSamsoniteが並行輸入なら約3万円で手に入る!
100年を超えるサムソナイトの歴史に革新をもたらしたコスモライト。
発売からモデルチェンジを繰り返しながらすでに10年ですが、現在でも人気不動の第1位です。
Curv素材を使用したスーツケースは、68Lサイズでも2.3kgしかありません。
あまりの軽量さに「指一本で持てる軽さ」とよく言われています。
*軽さスペシャル的なモデルなので内装はシンプルですが…
貝殻の強さに発想を得て開発された独創的なシェルデザインも美しく、所有する悦びを感じさせてくれるスーツケースです。
楽天市場のGULLIVERなど並行輸入なら2万円台後半から購入できます。
めちゃくちゃ軽い!
フレームタイプのおすすめスーツケース3選
スーツケースの中身を守れる安心感が魅力のフレームタイプのスーツケース。
最近は軽量化が進み、ファスナータイプとそこまで変わらないようなモデルもあります。
特におすすめの3タイプをご紹介します。
約1万円:グリフィンランド PC7000
熟成を重ねたグリフィンランドのベストセラー
2019年の楽天市場上半期ランキングで1位を受賞したグリフィンランドのPC7000。
フレームに深溝式強化アルミフレームを採用し、歪みに強く、軽量性と耐久性に優れるポリカーボネートを外装にコーティングしているのでキズにも強く、同時に滑らかな光沢で高級感があります。
新モデルからはキャスターの耐久性も向上しています。
快適性を決めるキャスターにはHINOMOTO製のグリスパックキャスターを使用しているので、走行しながら少しずつグリスが補給されスムーズな回転が可能。
内装もフラットになっているので、荷物を効率よくパッキングする事ができます。
荷崩れを防ぐクロスバンドと仕切板は両側に配置しています。

とても良いと思います
約2万円:ワールドトラベラー サグレス
キャスターストッパー×フレームの安心感
ワールドトラベラーはエースのオリジナルブランドです。
そしてサグレスはワールドトラベラーを代表するような安心感が魅力。
約2万円から購入できるモデルですが、高級素材であるポリカーボネート100%をボディに使用しており、耐久性だけでなく軽量性にも貢献しています。
フレームタイプでもMサイズで4kg台と扱いやすいので女性にもおすすめです。
評価の高いエースのキャスターストッパーも採用しているので、手元のスイッチを切り替えるだけで「動く」も「止まる」も自由自在です。
キャスターには大型の静音性に優れた4輪キャスターを採用しています。
コスパサイコーです!
また、何といってもローラーの軽さ、スムーズさは持っている同容量のリモアと遜色ないです
傷の付きやすさだけは仕方ないところですが…。これとて、旅の想いで。ですね。
約3万円:サンコー鞄 極軽(スーパーライト)MGC
サンコーの技術がつまったフレームタイプの旗艦モデル
サンコーのベストセラーとなっているスーパーライト(極軽)シリーズの最新モデル。
マグネシウム合金フレームとHTポリカを採用するとこで抜群の軽量性と堅牢性を高い次元で両立。
フレームタイプでありながら、93Lサイズでも重量約4.2kgと女性でも扱いやすい軽さです。
また移動の要になるキャスターには、HINOMOTO製グリスパック大型キャスターを搭載して重い荷物でも移動が楽々です。
ハンドルには日本初の抗菌素材を使用し、いつでも清潔。
マグネシウムの結晶構造からヒントを得た洗練されたボディデザインで、老若男女問わず使いやすいスタイリッシュな見た目です。
良い商品です。
ファスナー?フレーム?ぴったりなスーツケースを選ぼう
フレームとファスナーそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
fa-check-square-oフレームのスーツケースが向いている人
- お土産で現地のお酒や香水など割れ物のお土産をよく買う方
- 発展途上国など、治安が心配な地域へも旅行でよく行く方
fa-check-square-oファスナーのスーツケースが向いている人
- 軽量で扱いやすいスーツケースが欲しい方
- LCCなど重量制限の厳しい航空会社をよく利用する方
それぞれの用途に合わせるのが、正しいスーツケースの選び方です。
海外旅行から出張まで、快適に使用できるスーツケースを見つけましょう。