ほんの4,5時間で行けてしまう気軽さから、リピーターも多い香港。
世界三大夜景にも選ばれた百万ドルの夜景の美しさはもちろん、ショッピングとグルメの街でもあります。
旅行前に確認が必要な香港のコンセント&電圧事情について最新の情報をご紹介します。
筆者:ジンベエ
ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。海外旅行に役立つリアルなトラベル情報をお届けします。
香港のコンセントタイプはBF
香港で使われているコンセントはBFタイプです。古いホテルなどではBタイプが残っていることもあります。
3ピンタイプのコンセントプラグ形状のため、日本のAタイプはそのままでは使用できません。
日本のスマホの充電や家電製品を使うには、コンセントの形状を変えるための変換プラグが必要になります。
変換プラグには、1つのコンセント形状だけに対応した変換プラグと、複数のコンセント形状に対応するマルチ変換プラグがあります。
BFの形状にだけ対応した変換プラグでよければ、Amazonや楽天市場で300円~500円ほどで購入できます。
海外ガイド愛用のコンセント系2点セット
海外のホテルだと、空いているコンセントが1口しかないことがよくあります。
でも、最近の旅行だとスマホにモバイルバッテリー、デジカメ、タブレットなど、充電しなきゃいけないものがたくさんあります。
それも1部屋で2人だとデバイスの量が倍になるので、ホテルで休んでる間に全部の充電が終わらないことも…。
筆者はガイド業という仕事柄、できる限り荷物は少なくミニマリストを目指しているのですが、それでも常に持ち歩くようにしているのが片手に収まるコンパクトサイズのマルチ変換プラグと充電ポートです。
「海外旅行に年1回は行きたい!」という方なら…
- カシムラ マルチ変換プラグ サスケ 1,800円くらい
- Anker パワーポート 2,500円くらい
の2つはおすすめです。
カシムラのサスケは65gしかなくこんなコンパクトサイズですが、世界160カ国に対応したベストセラーマルチ変換プラグです。
Ankerのパワーポートはコンセントが1口しかなくても4台のデバイスの充電ができて、それぞれのポートが2.4A、合計8Aの高速充電に対応しています。
筆者的には何よりこのコンパクトさが気に入っています。
このモデルはパワーポート4で、必要な方はPD対応のとかもあります。高くなりますが…。
片手に収まるこの2つがあれば、基本的に世界中どこに行ってもコンセント絡みの問題から解放されます。
「海外旅行はコレっきり」という方には必要ないかもですが、「年1回くらいは海外旅行に…」という方にはおすすめです。
香港の電圧は220V
香港の電圧は220Vです。
日本の電圧は100Vのため、日本の電圧にしか対応していない家電製品はそのままでは使用できません。
電圧を変える変圧器が必要になります。
ただし、海外旅行に持っていくスマホやデジカメの充電器などは全世界の電圧に対応したマルチボルテージ仕様のものがほとんどです。
海外旅行で変圧器まで必要というお客様は非常にまれです。
*必要ないのに高額な変圧器を買ってしまう方もいらっしゃるのでご注意を
iPhoneなどのスマートフォンなら変圧器は必要なし
iPhoneを例に、対応電圧の確認方法をご紹介します。
電圧の対応範囲は、電化製品本体か充電アダプターに表記されています。iPhoneの場合は充電アダプターのプラグ面を確認します。
(画像出典:Apple)
電圧の対応範囲のところに『Input:100-240V』とあります。これは100V-240Vに対応しているという意味です。
そのため香港でiPhoneを充電するのに変圧器は必要ありません。
スマートフォンなどの電子機器は全世界対応な場合が多いです。
*ちなみに先程ご紹介したAnkerのパワーポート4も当然全世界対応
海外旅行に持っていく予定の電化製品を確認して、全世界の電圧に対応していれば変圧器は必要ありません。
- スマートフォン
- ノートパソコン
- モバイルバッテリー
- デジタルカメラ
長期滞在なら変圧器があると便利
旅行で必要な多くの電子機器は全世界の電圧に対応している場合が多いですが、生活家電の中には100V電源専用のものも少なくありません。
例えば、筆者が使用している日本の電動歯ブラシや蚊取り線香は100V電源専用なので、変圧器に繋いで充電・使用しています。
これから香港に長期滞在する予定の方で、使い慣れた生活用品を海外でも使用したい場合は、1つ変圧器を用意しておくと重宝します。
変圧器は使用する家電の消費電力や種類によっても選ぶタイプが変わってきます。必要な方は関連記事からご確認ください。
変圧器としてだけでなく、海外で変換プラグとして、USBポート付きのマルチタップとして、電圧が安定しない途上国などで電子機器の保護装置としてなど、マルチに使用できるので重宝しています。
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コンセント事情に注意して香港を楽しもう
香港のコンセント形状はBFタイプがメインです。
日本のAタイプのコンセントはそのままでは挿し込めないので変換プラグを用意しましょう。
旅行で電子機器だけを持ち込む場合は変圧器が必要ない方がほとんどです。
海外は日本と電気事情が異なる場合が多いです。
香港の場合もコンセント形状と電圧が日本と違うため、旅行の前に何が必要なのかよく確認しましょう。
また旅行前には必ず外務省が用意している安全情報の確認をお忘れなく。
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