「不要になったスーツケースを処分するにはどうしたらいい?」とスーツケースの捨て方でお悩みの方は意外と多いです。
スーツケースはサイズも大きいので捨て方にも悩みますよね。
「出来るだけお金をかけずに処分したい!」という方がほとんどだと思います。
そこで今回の記事では…
- 壊れたスーツケースは直す方法がある?
- まだ壊れていない要らないスーツケースを処分するには?
- 壊れてしまったスーツケースを無料で処分するには?
- ゴミにするなら捨て方はどうしたらいいの?
といった疑問にお答えします。
海外ガイドとして、これまでたくさんの壊れてしまったスーツケースを処分してきましたが、出来るだけお得な方法で処分できる方法をご紹介します。
筆者:ジンベエ
1.故障したスーツケースは修理可能!
キャスターがボロボロになってしまったり、ハンドルが外れたり、ボディにヒビが入ってしまったりすると、スーツケースは普通に使えなくなってしまいます。
「何年も使ったから寿命かな…」と処分する方もいますが、実はかなり深刻な故障まで修理することが可能です。
例えば、山澤工房では、年間約3万個近いスーツケースの修理を行っています。
▼山澤工房のスーツケース修理特集▼
あまり知られていませんが、エポスカードなどのクレジットカードに付帯している海外旅行保険はスーツケースの修理にも対応しているので、加入している方はご活用下さい。
まだの方は、今後の旅行のことを考えて1枚用意してもいいかもしれません。
ただし、修理費用は送料を含めると1万円を超えてしまうこともあります。
最近の格安スーツケースであれば、直してもまたすぐに壊れてしまうので、処分してしっかりしたスーツケースを新たに購入することをおすすめします。
関連記事:予算&価格別|海外旅行に最適!スーツケースのおすすめランキング
2.使えるスーツケースは売れる可能性もあり!
まず大前提として、使用するのに支障をきたすような故障がないことが条件ですが、捨てるのではなく中古品として販売する方法もあります。
「こんな使い古し買う人いないでしょ…」と思われる方もいると思いますが、意外と売れるんです。
というのも、スーツケースを必要としている人の中には、「中古でいいから出来るだけ安くスーツケースを手に入れたい」という方が少なくないからです。
代表的なのはメルカリです。
販売価格を300円~500円くらいに設定して着払いで出品しておくと、意外と買い手がつきますよ。(もちろん比較的キレイなスーツケースはもっと高い値段を付けても売れます)
もともと不用品として処分するとお金がかかるものなので、数百円でも貰えるならうれしいですよね。
家の近くにあるリサイクルショップで販売するという方法もあるのですが、あまりおすすめではありません。
というのも、リサイクルショップは査定の時間に定価を調べて、お店の利益も出すための価格になるので、「メルカリで3,000円で売れたものが査定の時には500円だった」みたいなことがよくあります。
なにより、リサイクルショップまで大きなスーツケースを運んでいって買い取ってもらえないと完全な無駄足になってしまうので、少し気長な気持ちでネットで売る方がおすすめです。
3.壊れたスーツケースを無料で処分する捨て方は?
完璧に故障してしまったスーツケースは、売るわけにもいかないので処分することになります。
ただし、地方自治体でゴミとして処分してもらうのは費用がかかるので最後の手段です。
無料で処分する捨て方には、トラベル用品店の下取りサービスを活用します。
ネット通販でリーズナブルにスーツケースが購入できるサイトでも下取りサービスをしているところがあります。
例えば、レジェンドウォーカーでは、公式ストアでスーツケースを購入すると、1回の注文に付き1本のスーツケースを無料で回収してくれます。
スーツケースを送るための送料や処分にかかる手数料がすべて無料なので、簡単に要らないスーツケースが処分できます。
もし購入予定のスーツケースがあるのであれば、レジェンドウォーカーの引取サービスなら費用をかけずに処分できます。
環境保護に貢献できるサービスも!
日本のスーツケースブランドであるAceでは、20,000円以上のスーツケースを購入すると、不要になったスーツケースを1本回収してくれます。
そして、ただ回収するだけでなく、固形燃料へとリサイクルされるので、CO2削減にも貢献できます。
また、現在なら回収スーツケース1本につき、砂漠化が進む地域に1本の植樹を行うキャンペーンも実施しています。
人為的な温室効果ガスの排出量急増により、地球は今、深刻な事態を迎えようとしています。環境問題への取組みの一貫として、弊社はスーツケースのリサイクルを行うと同時に、環境コンサルティング業を展開するカーボンフリーコンサルティング株式会社と植樹契約を締結。カーボンフリーコンサルティング株式会社が管理する中国・内蒙古自治区の植林地に森を創設し、“回収したスーツケース1コ”につき“1本の植樹”を実施します。
植樹作業はCO2を削減するだけでなく、砂漠拡大や黄砂飛来の防止、現地の小中学生に対する環境教育や雇用創出など、さまざまな社会的価値を生み出す効果を発揮します。
不要になったスーツケースで環境保護にも貢献できるのは嬉しいですね。
4.地方自治体でのスーツケースの捨て方
最後の手段で、不要になったスーツケースはゴミとして処分しましょう。
それぞれの住んでいるエリアのゴミ捨てのルールを確認する必要がありますが、基本的には「粗大ごみ」として処分します。
処分にかかる費用は約500円前後が一般的です。
事前にネットや電話から粗大ごみの申込みをして、粗大ごみ用のシールを購入します。
指定された曜日にゴミ捨て場に置いておけば、自治体が回収してくれます。
例として、豊島区の粗大ごみの出し方を見てみましょう。
1粗大ごみ受付センターへお申込みください
インターネットあるいは電話でお申し込みを受け付けています。
お申し込み時に、収集予定日、「有料粗大ごみ処理券」の種類及び枚数などをご案内します。料金は受付センターでご確認ください。
日曜日の収集などご希望がありましたら、受付時にお伝えください。2「有料粗大ごみ処理券」を購入してください。
有料粗大ごみ処理券は、有料粗大ごみ処理券取扱所のあるお店(区内のコンビニエンスストア等)で販売しています。3「有料粗大ごみ処理券」を貼ってください。
シールに「氏名(集合住宅の場合は部屋番号も記入)」または「受付番号」をご記入の上、粗大ごみごとに、粗大ごみ処理手数料に応じた枚数を、見やすい所に貼ってください。4収集日の午前8時までに申込み時に確認した場所に出してください。
「(住んでいる)地域名+粗大ごみ」でネット検索すると、それぞれの自治体の情報が確認できます。
小さいスーツケースは燃えないゴミでもOK
機内持ち込みサイズのスーツケースなど、指定袋に入れられるものは、粗大ごみではなく燃えないゴミとしても処分可能な市町村が多いです。
実際にルールは各自治体によっても異なるので、捨てる前に一度確認するようにしましょう。
民間の業者はあまりおすすめできない
よく民間の廃品回収の業者が回ってくるのを見たことがある方がいるかもしれませんが、回収料金は粗大ごみの料金より高いことがほとんどです。
スーツケースは空なら軽いので、ゴミ置き場まで持っていくのもそこまで大変ではないです。自治体のサービスを利用して、リーズナブルに処分しましょう。
スーツケースの処分はお得に!
不要になったスーツケースの処分方法についてご紹介しました。
まとめてみると…
の順で処分方法を考えるようにしましょう。
もしかしたら、費用がかかると思っていたのに、逆にお小遣いがゲットできるかもしれません。
スーツケースは航空会社に手荒く扱われることもあり、長く使っていると故障は付き物ですが、今回ご紹介した方法を参考にしながら賢く処分するようにしましょう。
最近では、こうした故障のリスクや面倒、保管スペースのことを考えてレンタルスーツケースを利用する方も増えています。
常に最新モデルの高級スーツケースがリーズナブルにレンタルできるところもあるので、活用してみてもいいかもしれません。
気になる方は参考記事もご確認下さい。