
飛行機や列車など、旅行の移動時間を快適にしてくれる定番トラベルグッズのネックピロー。
中でも無印良品のネックピローは安定感があって評判です。
ただ、「いろいろな種類があるからどのネックピローを選んだらいいのかわからない」という方もおられるのではないでしょうか?
そこで無印良品の全種類のネックピローを実際に使用してそれぞれの違いやどんな方におすすめかを、トラベルブログならではの視点から比較レビューしてみたいと思います。
無印良品のどのネッククッションにするか迷っている方の参考になれば幸いです。

筆者:ジンベエ
【表で3種類比較】無印良品の各ネックピローの違い

無印良品から現在販売されているネックピロー(ネッククッション)は、全部で3種類です。
まずは簡単に表でそれぞれの違いを確認してみましょう。
| 商品名 | 方式 | サポート感 | 携帯性 | 通気性 | 値段 |
| フィットする ネッククッション |
ビーズ | ★★ | ★★ | ★★★ | 1,990円 |
| 二重編みフィットする ネッククッション |
ビーズ | ★★★ | ★★ | ★★★ | 2,490円 |
| ふうっとふくらむ ネッククッション |
空気 | ★★ | ★★★ | ★★ | 2,900円 |
- 二重編みフィットするネッククッション:フィット感が◎。首以外にも使える。基本はコレ。
- ふうっとふくらむネッククッション:携帯性に優れ、慣れると膨らますのも簡単。短時間フライトにおすすめ。
- フィットするネッククッション:2,000円以下から買えるコスパ。フィット感も無印良品ならでは。
すべて使ってみて、まずおすすめできるのは二重編みフィットするネッククッションです。
フィット感や通気性、メンテナンス性など、バランスが良く、使うのも難しくないため、選んで失敗がありません。
ただそれぞれのネックピローに特徴があるので、細かい違いが気になる方は、続いてのレビューをご確認ください。
【実際に使って比較】無印良品ネックピロー3種類を徹底ブログレビュー

では、無印良品の評判のネックピロー(ネッククッション)3種類の違いについて詳しくレビューしてみたいと思います。
おすすめ順に
- 二重編みフィットするネッククッション
- ふうっとふくらむネッククッション
- フィットするネッククッション
の順番でご紹介します。
1.無印良品『二重編みフィットするネッククッション』

“無印らしさ”×微粒子ビーズで首の隙間ゼロへ
| 製品名 | 二重編みフィットするネッククッション |
| サイズ | 64×16cm |
| 重量 | 230g |
| タイプ | ビーズ |
| 生地 | ポリエステル95%、ポリウレタン5% |
| 価格 | 2,490円 |
二重編みフィットするネッククッションは、ビーズタイプのネックピローです。
無印良品の人を駄目にすると有名になったビーズクッションのビーズが使われていて、フィット感が大きな魅力です。

もちっとした感触は無印良品のネックピローならではの癖になる使い心地です。

二重編みフィットするネッククッションは、特にビーズが身体とヘッドレストの間でフィットしやすいように、ストレッチの効いた丈夫な生地が使われています。
ノーマルタイプのフィットするネッククッションと比べると結構生地感に違いがあり、頭とヘッドレストの隙間を埋めるように馴染んでくれるので、安定感がよくエコノミークラスでも爆睡できました。

通気性にもすぐれていて、空調の効いた機内なら長時間のフライトでもベトっと汗をかくようなこともなく、快適に過ごせます。
また、カバーは外して洗濯できるので、衛生的です。

ストラップを外すと、普通のクッションになるので腰に当てたり、スマホをいじるときに机の上で手を置いたりと、狭い機内で快適に過ごすためにいろいろな使い方ができるのも大きな魅力に感じています。

ただ、携帯用のバッグなどがあるわけでなはないので、基本的には上の画像のように機内持ち込みスーツケースのキャリーバーに通したり、リュックに付けたりして持ち運ぶ必要があります。
携帯性はそこまで高くありませんが、こうやってスーツケースに乗せておけばそんなに持ち運びに困ることもありません。

The・高品質なネックピローで、選んで失敗のない商品です。通常版ネッククッションから+500円の価値は十分にあります。
2.無印良品『ふうっとふくらむネッククッション』

携帯性◎、サポート力もしっかりだが慣れが必要、、、
| 製品名 | ふうっとふくらむネッククッション |
| サイズ | 34×33cm |
| 重量 | 120g |
| タイプ | 空気 |
| 生地 | レーヨン100% |
| 価格 | 2,990円 |
ふうっとふくらむネッククッションは、空気で膨らませる方式のネックピローです。
ちなみに無印良品のネックピローシリーズの中では値段が一番高いモデルになります。

空気タイプのネックピローは、空気を入れる際にバルブに口をつける必要があり、長く使うことを考えると衛生面が大きな弱点でした。
しかし、ふうっとふくらむネッククッションは、上の画像のように大きく開いた開口部に向かって2回ほど息を吹き入れるとパンパンになり、吸入口をくるくると丸めて固定する方式のため、口が触れることはなく衛生的です。

くるくる丸める分の遊びが必要で、パンパンに空気を入れてしまうと丸められなくなるので、どれくらい空気を入れるかは少し慣れが必要ですが、数回使えばちょうどよい塩梅に使えるようになります。

2時間ほどのフライトで使用しましたが、しっかりくるくる丸めて固定すると空気が抜けてしまうようなこともなく、サポート感もビーズタイプほどではないにしても、これまでの空気タイプよりもしっかりと首周りを支えてくれます。

何よりも、畳んだときのサイズは手のひらに収まるコンパクトさなので、携帯性は抜群です。
重さもビーズタイプの約半分と軽量です。
- リュックスタイルで旅行する方
- ビジネストリップでビーズタイプが使いにくい方
には特におすすめです。

カバーに使われているレーヨンはシルクのようなすべすべした肌触りで、通気性にも優れているため、生地感は3種類で一番このネッククッションが優れていると思います。
3.無印良品『フィットするネッククッション』

コスパを求めるならこれ一択!5年使ってもへたらない安定感!
| 製品名 | フィットするネッククッション |
| サイズ | 64×16cm |
| 重量 | 230g |
| タイプ | ビーズ |
| 生地 | ポリエステル95%、ポリウレタン5% |
| 価格 | 1,990円 |
フィットするネッククッションは、無印良品がずっと販売を続けているロングセラーネックピローです。
人を駄目にするクッションのビーズが使われていて、初めて使ったときにはフィット感の良さに感動したのを覚えています。

カバーは取り外して洗えるので、いつまでも快適に使うことができます。
5年ほど使用していますが、未だにビーズが漏れてくることもなく、耐久性にも優れていると思います。

フィット感も相変わらずです。
これがあるだけで、安心してエコノミークラスでも爆睡できます。

今回二重編みフィットするネッククッションは新品だったので、長年使ってビーズがヘタっているか比較しましたが、ほとんど違いはありませんでした。頭の重さくらいでは、数年使ってもほとんどへたらないようです。
上位互換となる二重編みフィットするネッククッションが出てしまいましたが、無印良品のネックピローの中では、唯一2,000円以下で買えるコスパも見逃せないポイントです。
「これまで100均やスリーコインズのネックピローを使ってきたけど、ちょっといいやつも使ってみたい」という方にはおすすめできます。
洗える?寿命は?無印良品のネックピローに関するQ&A

3つのネッククッションすべて、カバーを外して洗濯できます。本体は洗えません。
フィットするネッククッションは5年ほど使用していますが、まだまだ使えていますよ。
ビーズタイプは、ビーズが漏れてくるようになったら使用をやめましょう。
また、二重編みフィットするネッククッションは、身体にフィットするために伸縮性の高い糸が使われています。糸が切れて粉状になってきたら寿命のサインです。
【まとめ】無印良品のネックピローで快適な移動時間を

今回は無印良品の3種類のネックピローすべての比較レビューをお届けしました。
ビーズタイプ、空気タイプどちらを選んでもフィット感にすぐれ、移動を快適にしてくれます。
長時間のフライトは首に負担がかかり、痛くなってしまうこともあります。
今度の旅行では無印良品のネックピローを使って、気持ち良い仮眠タイムを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
二重編みフィットするネッククッション

微粒子ビーズのポテンシャルを最大限活かすストレッチの効いたカバー。首をしっかり固定してくれるので飛行機でも安心して眠れます。
選んで失敗のない上質ネックピローです。



