
手に馴染むお気に入りのバッグのような味わいのあるフォルムが評判のmoln/モルンのスーツケース。
手に入れてから中国出張で2週間ほどしっかりと使ってみたので、惹きつけられるデザインの魅力や実際に使ってみてわかる機能性など、スーツケースブログの観点からレビューしてみたいと思います。
口コミ評判もまだ決して多いスーツケースではないので、実際に使い勝手をイメージするのにお役立ていただければ幸いです。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
『moln/モルン』ってどんなスーツケースブランド?
molnは、2021年にスーツケースのラインナップをスタートさせた新しいトラベルブランドです。
molnは、再び世界を旅する日への願いを込めたトラベルブランドです。世界的なコロナ禍により自由に旅へ出かけることが困難となったことをきっかけに、その価値が高まりつつある状況に注目し、旅への出発に向けた願いを込めてトラベルブランドの開発を開始しました。
ブランド名はスウェーデン語で「雲」を意味する言葉に由来。旅先でふと空を見上げた時に浮かぶ雲のように場所・時間・空気によって変化しながら、地球上のどこでも柔らかに感じられる存在でありたいという想いを込めています。
海外ブランドを含めた他メーカーにはないデザイン性が魅力なので、「空港で他の人と被りたくない」「自分のスタイルに合った物が欲しい」という方におすすめです。
molnスーツケースをブログレビュー!!
では、さっそくmolnのスーツケースをレビュー形式でご紹介したいと思います。
- molnだけの世界観のあるデザインについて
- こだわりのある機能性や使い勝手について
- フロントオープンの選び方の注意について
の3つのポイントに分けてご紹介したいと思います。
1.デザインに一目惚れした人は選んで間違いなし
まず、結論のようですが、『デザインが好みでmolnが気になっている…』という方にはそのまま選んでしまって間違いなしです。
なぜなら…
- molnにしかないデザインは絶妙
- (次で紹介)機能性にも優れている
からです。
デザインが気に入っている方は、moln以外を選ぶと後から後悔すると思います。
ちなみにプロダクトデザインは、無印良品や生活道具ブランドKINTO、デスクチェアのITOKIなどのデザインを手掛ける柴田文江氏が担当しています。
レザーとポリカボネートを基調としたデザインが特徴になっています。
molnのスーツケースのデザイン性の高さは唯一無二だと思います。
制作陣の「自分が使いたいスーツケースを作る!!」というこだわりがヒシヒシと伝わってきます。
ただおしゃれなだけでなく、職人さんが手掛けたレザーバッグのような手に馴染む感覚が味わえるスーツケースです。
ベルトやフロントオープンポケットにはしっとりとした合成皮革が使われています。
リアルレザーでないことで、耐久性と撥水性に優れ、劣化しにくいため長く愛用できます。
本体には耐久性と高い耐衝撃性を持つポリカボネート素材が使われているのですが、表面処理は他のスーツケースブランドで見たことのない質感です。
どうやって作ったのか聞いてみたくなるくらいマットな質感が絶妙で、光の当たり方によってカラーの濃淡が変化する様子がとても美しいです。
まるでレザーバッグを触っているような手の馴染み方が味わえます。
フロントオープンポケットの止め方もベルトをピンに指す方式と革鞄を彷彿とさせます。
ピンやベルトを通す部分など金具類も単純なシルバーではなく、molnのスーツケースに合うゴールド?に統一されていて、細かいポイントですが全体を見たときに高級バッグのようなまとまりがあります。
フロントオープン部分やベルトにはステッチが入れられていて、落ち着いた印象を与えてくれます。
ファスナーの引手もmoln専用の物が採用されています。
引手が他の製品と共用のものだとそれだけで浮いた印象になるのですが、molnはかなり細かいポイントまでこだわってデザインされています。
molnは、使い出すとどんどん自分色に染まっていくような印象のスーツケースです。
何年もじっくり使う鞄のように手に馴染む自分だけのスーツケースになってくれます。
molnはデザインが気に入っているなら選んで間違いないスーツケースです。それぐらい惹きつけられる唯一無二のデザイン性です。
2.日本ブランドらしい機能性も◎
molnのスーツケースのデザインが気に入ったら迷わず選んでも失敗しない理由は、機能性や耐久性にも優れているからです。
molnはその優れたデザイン性に目が行きがちですが、使い勝手や長く愛用してもらうことにこだわったのがよく分かる性能も魅力です。
スーツケースの要はキャスターです。
molnには、日本が世界に誇るHINOMOTOの最高級キャスターであるサイレントランが採用されています。
静音性に優れ、荷物を沢山いれた状態でもスムーズに動いてくれるのが特徴です。
周りがガラガラさせながらスーツケースを引いている中、molnは「スーッ」と小気味よいくらい滑らかに動いてくれます。
そして、専門的な内容ですが、サイレントランキャスターには加水分解による経年劣化が起きません。
そのためキャスター寿命が一般的なキャスターよりも遥かに長いのが特徴です。
加水分解しない…なかなか伝わりにくい魅力です。ただ長くスーツケースを愛用して欲しいと考えているブランドだからこそ採用している高級キャスターです。
スーツケースのラウンドファスナーにはYKK製のものが採用されています。
スーツケースは荷物をパンパンに入れて押さえながらファスナーを締めたりすることもあるので、意外とファスナーに負担がかかります。
YKK製なら間違いありません。
内側の生地にもmolnオリジナルのロゴがプリントされています。
そして両側がラウンドファスナーで閉じることができるので、開閉のたびに荷物が崩れてしまうこともありません。
高級スーツケースでも結構ゴムバンドが付いているだけのものが多いんですよね。
左側は内側が透けないタイプでなおかつ大きなサイズのポケットもあります。
スーツケースを開けたときにも中にパッキングしたものが見えません。
空港でスーツケースを開けなければいけないことって時々あるのでありがたいです。
そして右側はメッシュタイプの覆いになっていて、ポケットもメッシュタイプです。
中に入れた荷物がすぐにわかるので、頻繁に出し入れするものを入れておくと、取り出しやすくて便利です。
内装生地と同じデザインのシューズケースが付属しています。
こういう専用のケースが付いているとパッキングが美しくできるので、旅上手になった気がします。
左側のメイン収納の横には、小さいサイズのポケットが2箇所設置されています。こういうタイプのポケットは珍しいですが、薬だったり充電ケーブルだったり細かいものを収納するのに便利でした。
普通は見ることのないスーツケースの中身の部分です。
樹脂パーツもしっかりしたものでキャリーバーなどが固定されているので、長く使っても簡単に壊れることはないと思います。
実はこの中こそ、高品質なスーツケースと安物で全く質感が変わってきます。
最近は使う機会が減ってきてますが、もちろんTSAロックも搭載されています。
細かいですが、TSAロックやキャスターのパーツなどもカラーがしっかり統一されています。
違う素材の部品で統一感を出すのはかなり大変なんですが、molnはこだわり抜いています。
*なのでほとんどの安物の各パーツは黒一色。
3.フロントオープンかどうかは要注意
筆者は、出張でも使いやすいようにフロントオープンの付いたタイプのスーツケースを選択しました。
おそらくmolnのスーツケースを選ぶときに悩まれる方も多いと思うので、実際に使ってみた様子もご紹介します。
フロントオープンポケットは、区切られた収納スペースに、ベルトでパソコンなどを固定する方式です。
パソコンが触れる部分には起毛素材の生地が使われているので、傷がつくのを防いでくれます。
ただ、注意点として、フロントポケットの収納スペースはかなりシビアでした。
おそらく今まで使ったフロントオープンタイプで一番マチが薄いかもしれません。
公式サイトにもPCサイズ32×23×1.6cmまでとあったのをちゃんと確認していなかったのですが、MacBookだと14インチまで、ThinkPadなら13インチまでが快適に収納できるサイズです。
筆者のThinkPad X1Carbonは14インチモデルのため、推奨サイズ外でかなりギリギリでした。
そして当然フロントポケットのスペース分はメイン収納が犠牲になります。
メイン収納の大体2cm分くらいが犠牲になっているイメージでしょうか。
molnの機内持ち込みサイズのスーツケースはフロントオープンモデルは33Lとそこまで大きなサイズではないため、収納力にこだわる方はフロントオープンなしの34Lサイズを選ぶことをおすすめします。
フロントポケットモデルは2泊くらいまで、フロントポケットなしモデルなら3泊くらいまでの旅に対応できると思います。
ただ、私は空き時間に頻繁にパソコンを出し入れするので、フロントポケットタイプを選んで正解でした。
molnスーツケースの仕様
molnのスーツケースの仕様についてもご紹介します。
各サイズの収納力や重量などを確認してみましょう。
モデル | 容量 | サイズ | 重量 | 目安 | カラー |
Small | 34L | 54×37×21.5cm | 3.1kg | 1泊~3泊 |
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Small+ (フロントポケット) |
33L | 54×37×22cm | 3.4kg | 1泊~2泊 | |
Large | 92L | 78×51.5×27cm | 5.2kg | ~10日 |
全モデルに2年間の無償修理保証が付いており、2年が過ぎてからも有償修理対応が可能。
本当に気に入ったものを長く使うことができます。
ちなみにカラーは、おおらかな大地の赤土から着想を得たテラコッタが一番人気だそうです。
筆者は地球上にある褐色の土壌から着想を得たアンバーを選びました。
きれいな色です。スーツケースのカラーを選んでいる時間って幸せですよね。
デザインについては、自然からインスピレーションを得た6色に加えて、数量限定のデザイナーとのコラボレーションモデルが公式ストアにて販売されています。
molnスーツケースに関するQ&A
南青山にフラッグシップストアがあります。
また、期間限定で百貨店などでポップアップストアを開催しています。
moln南青山
住所:〒107-0062
東京都港区南青山6丁目6-20
molnは日本のトラベルブランドです。日本ブランドだからこそ、アフターサポートも安心して利用できます。
残念ながら、楽天市場には執筆時の段階で公式ストアは設置されていないようです。
molnで自分らしい旅へ出かけよう
今回はmolnのスーツケースレビューをお届けしました。
細かいところまでこだわり抜いて作られたmolnは、職人が作った鞄のような惹きつけられる美しいデザインが魅力のスーツケースです。
そして日本ブランドらしい高い機能性や耐久性も備わっています。
何より持っているだけで『次どこへ旅しよう』と楽しみにさせてくれるスーツケースです。
自分らしいスタイルにこだわった旅へ出かける相棒としてmolnのスーツケースを選んでみてはいかがでしょうか?
molnの口コミ評判が気になっている方に今回のレビューがお役に立てば幸いです。
何かレビュー以外で質問があれば、分かる範囲ならお答えできますのでお気軽にコメント欄からどうぞ。