グリフィンランドでベストセラーとなっている「PC7000」。
購入を考えていて…
- 「PC7000の機能性や耐久性は?」
- 「サイズや色はどんな種類がある?」
- 「PC7000の口コミや評判は?」
と気になっている方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回の特集では、実際にグリフィンランドPC7000を利用してみた正直レビューをご紹介します。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
グリフィンランドのPC7000とは
グリフィンランドのPC7000は、人気の高いグリフィンランドのスーツケースの中でも売上NO.1のベストセラースーツケースです。
PC7000シリーズの累計レビューは45,000件以上と圧倒的な数字で、平均評価も4.44以上とユーザーからの評判も非常に高いです。
PC7000シリーズはモデルチェンジを重ねる毎に改良が施され、現行モデルは熟成の粋ともいえるかもしれません。
ただし、後ほどご紹介しますが、すべての方におすすめできるタイプのスーツケースではないのでお気をつけください。
グリフィンランド・PC7000の基本仕様
ほとんどのスーツケースメーカーはサイズラインナップがS・M・Lと3種類ですが、グリフィンランドのPC7000はMINIサイズからLサイズまで全部で7サイズのラインナップされています。
サイズ規定 | 種類 | サイズ | 重量 | 目安の日数 |
航空会社による | Lサイズ | 76.5×52.5×36cm | 6.7kg | 7~14日 |
無料預け入れ | LMサイズ | 72.5×49.5×33.5cm | 6.2kg | 5~10日 |
Mサイズ | 67.5×46×32cm | 5.5kg | 4~7日 | |
MSサイズ | 62.5×42.5×28.5cm | 4.8kg | 3~5日 | |
Sサイズ | 56×39×27.5cm | 4.3kg | 1~3日 | |
機内持ち込み | SSサイズ | 53×36.5×25cm | 3.9kg | 1~3日 |
MINI | 52×34.5×20cm | 2.9kg | 1~2日 |
サイズラインナップが豊富なので、旅行日数や荷物の量に合わせて本当に必要としているサイズが購入できます。
*Lサイズは航空会社によっては無料預け入れにならないので事前に確認しましょう。
人気が高いのは、韓国や台湾、東南アジアなど近場の海外旅行に便利なMサイズと、機内持ち込みサイズのSSサイズです。
【レビュー】グリフィンランドPC7000の7つのメリット・デメリット
では、実際に使ってみてわかったグリフィンランドPC7000のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
メリット1:60mmのHINOMOTO製キャスターになった!
「スーツケースの性能・耐久性はキャスター次第」とよく言われます。
スーツケースは重い荷物を入れて引くことが多いので、キャスターの動きがスムーズでないとそれだけで移動で疲れたりストレスを感じたりする原因になります。
もともとPC7000には、自社製のキャスターが搭載されていました。
そして、15kgぐらいまではスムーズなんですが、20kgを超えると急に引くのがしんどくなったのを覚えています。
それが現行のPC7000では、日本が世界に誇るキャスターメーカーである「HINOMOTOグリスパックキャスター」に変更になりました。
ホイール部分にグリスが内蔵されていて、走行しながら少しずつホイールに補充されるため、摩耗に強く、長期間スムーズで滑らかな回転をキープできます。
実際に引いてみると、重量自体はそんなに変わってないのに、明らかにスーツケースを軽く感じます。
60mmの大型キャスターなので、少し段差があるような石畳や点字ブロックのあるところでもスムーズに引けます。
メリット2:PC7000は内装が優秀!
グリフィンランドPC7000の内装は昔から使いやすいです。
1万円前後のスーツケースは仕切板が左に1枚で、右はXバンドしか搭載されていないものも多いんですが、PC7000は両側にバンドとメッシュポケットの付いた仕切り板が搭載されています。
メッシュポケットも両側に付いているので、細かいものをパッキングするのに重宝します。
そして、PC7000には、機能性を重視したインナーフラット内装が採用されています。
キャリーバー収納部分の凹凸があると、どうしてもパッキングする時にデットスペースが生まれてしまいますが、PC7000は内装部分すべてがフラットになっているので、荷物をスッキリと収納できます。
こちらはメンテンスファスナーの中です。
キャリーバーのところに1枚パネルを挟むことで、フラットな内装を実現しています。
これまでのモデルのユーザーの声に応えて、使いやすさのために細部にまでこだわった内装になっています。
メリット3:耐久性を高める深溝フレームフレーム
最初に購入したPC7000は約5年間愛用し続けました。
東南アジアから中米まで、旅の相棒となってくれました。
海外の空港ではスーツケースはかなり手荒に扱われます。
それでも、最初のPC7000はキャスターの摩耗意外はまったく問題なく非常に頑丈。
この強さの秘密は、PC7000のフレームです。
一般的なフレームタイプよりも、強度を上げるために溝が深くなっています。
実はフレームを深くすると、スーツケースの収納量が若干少なくなるデメリットもあるのですが、これはグリフィンランドの「お客様に少しでも長く愛用してほしい」というこだわり。
最初のモデルから変わっていません。
また、現行モデルでは、高級スーツケースにも採用されるポリカーボネート素材を使ってボディ表面がコーティングしてあります。
ポリカーボネート素材は光沢があり、耐久性も非常に高いため、いつまでもきれいなボディ表面を保ちやすくなります。
画像は新色のスクラッチガンメタなんですが、以前のより高級感があります。
メリット4:台座フックは地味に便利!
グリフィンランドPC7000の台座は、フック形状になっているため、ビニール袋やトートバッグなんかをかけられるようになっています。
空港でチェックインした後、ちょっとコンビニで軽食を買って、ビニール袋をかけておけるので楽です。
目立たないポイントなんですが、これまでのユーザーの声をフィードバックして搭載した機能です。
メリット5:デオドラント内装は助かる!
スーツケースは基本的には水で洗えないので、衛生面が気になります。
現行モデルのグリフィンランドPC7000には、消臭・抗菌効果のある内装生地が使われているので、快適に使用できます。
メリット6:圧倒的なコストパフォーマンス
PC7000が選ばれ続けている大きな理由は、やっぱりコストパフォーマンスです。
種類 | 価格 |
Lサイズ | 16,980円 |
Mサイズ | 14,980円 |
Sサイズ | 13,980円 |
SSサイズ | 9,980円 |
デメリット1:重量は要チェック!
ほぼスキがないグリフィンランドPC7000ですが、多機能&フレームタイプということで、重量が重めなのは要チェックです。
例えば、仕事や旅行で重量制限が23kgのフライトを利用するなら全然問題ないです。
ただ、最近はLCCの安い航空券を利用する方が増えていますが、重量制限は機内持ち込み荷物だけで7kg以内など結構厳しめです。
グリフィンランドPC7000の機内持ち込みサイズ(SS)はスーツケースだけで3.9kgあるので、残り3kg分ほどしか荷物が入れられません。
荷物がオーバーすると追加料金がかかります。
そのため、「軽いスーツケースが欲しい」という方には、グリフィンランドの新作モデルのPC7258がおすすめです。
ポリカーボネート100%ボディを採用した軽量モデルで、価格はPC7000よりリーズナブルで、重量はPC7000の約半分です。
*機内持ち込みサイズは1.9kg。
- 「スーツケースには耐久性を求める!」という方→PC7000
- 「航空会社は大体大手を使ってる」という方→PC7000
- 「LCCでお得に韓国や台湾に行くのが大好き!」という方→PC7258
といった感じで選ぶと、PC7000の良さが活かしきれるのではないかと思います。
↓↓PC7258のレビューはコチラ↓↓
PC7000はグリフィンランドのベストセラーモデル!
グリフィンランドのPC7000について、できる限り丁寧にレビューしてみました。
初めてPC7000を購入してからもう7年以上たちますが、現行モデルはさらにユーザーにとって使いやすく進化していました。
人気で売れ続けている理由がよくわかります。
重量だけがネックですが、LCCをメインに利用している方意外には、1人のユーザーとして自信を持っておすすめしたい良質スーツケースです。