ドイツを代表するリュックサックブランドであるドイター/deuter。
本格的なアルピニスト向けや、ロードバイクなどバイク向けのリュックサックに加えて、120年のノウハウが活かされたビジネスリュックも機能的で非常に魅力があります。
「ドイターのビジネスリュックってどんなモデルがあるの?」と気になっている方のために、ドイターのビジネスリュックに搭載される各システムの解説からおすすめのモデルまでご紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。
筆者:ジンベエ
deuter/ドイターとは
ドイターは1898年に創業した120年を超える歴史を持つドイツを代表するバックパックブランドです。
創業当時から「冒険者のパフォーマンスを高める」をコンセプトとして貫き続け、背中で空気の流れを感じる通気性の高さ、重量を感じさせないフィット性の良さでプロアルピニストからも高く評価されています。
そして、過酷な環境で使われるリュックサック作りのノウハウがそのまま『ビジネスリュック』にも活かされています。
- スーツで蒸れないビジネスリュックを探している
- 自転車通勤にも対応できる機能性が欲しい
- アウトドアブランドならではのビジネスリュックが良い
ドイターのビジネスリュックの3つの特徴
*画像は筆者所有のスイッチバック3の背面部分
ドイターのビジネスリュックを語る上で外せない3つの特徴についてご紹介します。
搭載されている各システムの説明もあるので、どのビジネスリュックを選ぶのか決める時に参考にしてみて下さい。
1.背中の通気性の高さはドイターならでは
ドイターのリュックサックの代表的な特徴が「抜群の通気性の高さ」です。
山用モデルに採用されている歴史ある背面システムのノウハウがそのままビジネスリュックにも活用されています。
ドイターのビジネスリュックに採用される背面システムにはいくつか種類があって少しややこしいので、各機能を『通気性の高さ』の順でご紹介します。
- コンタクト:◯
人間工学に基づいたクッション配置で、重さを感じづらいシステム。
ドイターのトラベルパックに主に採用される。通気性は他のシステムと比べると劣るが、荷物が多い方には頼りになるシステム。
おすすめの対象:一般的なビジネスリュックを探している方 - エアストライプ:◎
縦に2本並んだウレタンパッドが煙突効果で熱を上方に排出する。
ウレタン自体にも溝がありムレを軽減。
左右の揺れに対する安定性も高い。
おすすめの対象:夏などリュックを背負って通勤するとYシャツが汗で濡れてしまう方、自転車通勤の方 - エアコンタクト:◎+
ビジネスリュックシリーズで一番通気性に優れる。
特殊なウレタンフォームで背中と接する面も通気する設計。
クッション配置で重量による負荷を軽減しつつ、発汗を最大15%抑制。
おすすめの対象:汗っかきで困っている方、とにかくドイターの通気性を体感してみたい方
2.ビジネスリュックにも山屋さんの背負い心地を
ドイターのビジネスリュックは、見た目こそビジネスリュックですが、背負った時の安定感は山リュック譲りです。
通気性に優れつつホールド感のしっかりしたショルダーハーネスや、胸の前でロックできるチェストストラップを使うと、ノートパソコンやタブレット端末、充電機器類、書類など、たくさんの荷物を収納したリュックもそこまで重く感じません。
これは数十kgもある荷物を担いで山を登るアルピニストとフィッティングを続けてきたドイターならではの背負い心地です。
3.品質を考えるとお求めやすい価格帯
*37年ぶりにロゴのデザインがリニューアルされました
ドイターのビジネスリュックとしてラインナップされているリュックサックは、すべてが1万円台です。
これだけの品質を考えると、非常にリーズナブルな印象です。
他のビジネスリュックブランドのメイン価格帯は2万円以上のところがほとんどなので、コストパフォーマンスは非常に高いです。
ドイターでおすすめのビジネスリュック5選
では、早速ドイターのビジネスリュックでおすすめのモデルを見ていきましょう。
それぞれのビジネスリュックの特徴や、搭載されているシステムもわかりやすくご紹介しているので、ビジネスリュック選びの参考にしてみて下さい。
順位 | モデル名 | 定価 |
1位 | スイッチバック3/SWITCHBACK Ⅲ | 16,500円 |
2位 | グラント/GRANT | 15,950円 |
3位 | メトロ20/METRO 20 | 13,750円 |
4位 | ギガフラット/GIGA FLAT | 11,000円 |
5位 | ギガバイク/GIGA BIKE | 17,600円 |
1位:ドイター スイッチバック3/SWITCHBACK Ⅲ
イチオシ!
スッキリ3WAYでスマートなビジネスリュック
サイズ | 430×300×150mm |
容量 | 16+4L |
重量 | 1,150g |
素材 | 420D ナイロン |
機能 |
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カラー | ブラック |
ドイターのビジネスリュックで3WAYに対応したスイッチバック3。
ユーザーの声をフィードバックしながら3代目となり、機能性の良さは成熟の域です。
いかにも“3WAY”という見た目ではなく、スッキリとしたシルエットで、不使用時にはショルダーハーネスは収納できます。通勤時にはビジネスリュックとして、営業先では手持ち鞄として使い分けられます。
また、中の荷物が少なくてもしっかり自立してくれるので、名刺交換などの際にリュックを地面に置いても安心です。
ビジネスリュックなので当然ながらPCスリーブ搭載。15インチのノートパソコンまでなら収納可能です。
背面にはドイター独自の「エアストライプシステム」が搭載され、“煙突効果”で熱と蒸れを上方へと排出してくれるため、普段なら背中が濡れてしまうような夏の暑い時期の通勤にもおすすめです。
ドイター スイッチバック3/SWITCHBACK Ⅲの口コミ評判
快適&高機能
2位:ドイター グラント/GRANT
ガジェット類を持ち歩くためのビジネスリュックならコレ
サイズ | 470×310×220mm |
容量 | 24L |
重量 | 960g |
素材 | 420D ナイロン |
機能 |
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カラー | ブラック |
グラントは、多様化するワークスタイルに応えるドイターのビジネスリュック。
15インチのノートパソコンまで対応するPCポケットとは別にタブレット端末のポケット、モバイルバッテリーなどを収納するのに便利なポケットなど、通勤で電子機器を持ち歩くのに高い収納性が魅力です。
また、ノートや書類などを収納するためのコンパートメントも搭載されているので、荷物が多くなりがちのビジネスリュックで書類が折れたり曲がったりするのも防げます。
フロント部分には文庫本サイズのポケットがあるので、電車通勤中にスマホや小物をサッと取り出すのに便利です。
ドイターのビジネスリュックシリーズの中で一番通気性に優れた「エアコンタクトシステム」が採用されています。
ドイター グラント/GRANTの口コミ評判
自転車通勤に最適
3位:ドイター メトロ20/METRO 20
電車通勤から出張まで対応の3WAYビジネスリュック
サイズ | 460×310×120mm |
容量 | 20L |
重量 | 930g |
素材 | 600Dポリエステル |
機能 |
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カラー |
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ドイターメトロ20はビジネスパーソンが求める機能性を追求した3WAYリュック。
*肩掛けには別途ストラップを用意が必要
20Lサイズとビジネス用途でしっかりとした容量を確保しつつも、電車通勤で周りに迷惑をかけない12cmの薄マチスタイルです。
15インチPCにも対応したPCポケットと、ファイルや文書をきれいな状態で持ち運べるドキュメントコンパートメントがそれぞれ独立して搭載されています。
ショルダーハーネスは背面部に収納して手持ちかばんスタイルにできるので、通勤時はビジネスリュックとして、営業先ではビジネスバッグとして使えます。
また、ドイターのビジネスリュックシリーズでは唯一スーツケースに取り付けられるセットアップ機能が採用されているため、出張用にスーツケースとセットにできるビジネスリュックを探している方には一番おすすめできるモデルです。
ドイター メトロ20/METRO 20の口コミ評判
出張用にもおすすめ
4位:ドイター ギガフラット/GIGA FLAT
ギガシリーズの収納力をスリムに絞った使いやすさ
サイズ | 480×320×120mm |
容量 | 22L |
重量 | 800g |
素材 | 210D リップストップナイロン |
機能 |
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カラー |
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収納力と使い勝手の良さからユーザー評価の高いギガシリーズですが、ギガフラットは使いやすさはそのままに通勤・通学のニーズに合わせて幅12cmのスリムボディに仕上げられています。
15インチPC対応ポケットとタブレット端末用ポケット、ドキュメントコンパートメントがそれぞれ独立して搭載されているため、電子機器やガジェット類を持ち運ぶ場合にも重宝します。
ビジネスリュックでは比較的珍しい両サイドポケットが搭載されているので、ペットボトルや折りたたみ傘を収納するのに便利です。
ドイター ギガフラット/GIGA FLATの口コミ評判
5位:ドイター ギガバイク/GIGA BIKE
自転車通勤のアクティブ派は迷わずギガバイク
サイズ | 480×320×180mm |
重量 | 1150g |
容量 | 28L |
素材 | 300D ポリエステル リップストップ, 600D ポリエステル |
機能 |
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カラー |
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バイクユーザーから絶大な支持を受けるドイターの機能性がビジネスリュックでも味わえるのがドイター・ギガバイクです。
ヒップフィンガレージがあるので、前傾姿勢でペダルを漕いでもリュックが身体にフィットして左右に揺れにくく、安定したライティングが可能。また、自転車に乗らない時には収納できます。
ドイター独自の「エアストライプシステム」採用で、背中に背負っても熱を効率的に上部から排気してくれるので、リュックスタイルの自転車通勤にありがちな「会社につくとワイシャツがびしょびしょ」というのも大幅に軽減されます。
ヘルメットホルダーなどギガバイクならでの機能に加えて、PCやタブレットポケット、ドキュメントコンパートメントなど、ドイターのビジネスリュックシリーズに搭載されている基本機能はしっかり採用されています。
自転車通勤を考えている方は、迷わずギガバイクを選びましょう。
ドイター ギガバイク/GIGA BIKEの口コミ評判
「本当の快適さ」を体現したドイターのビジネスリュックを!
ドイターのビジネスリュックでおすすめのモデルをご紹介しました。
山屋さんブランドであるドイターならではの「通気性の高さ」が活かされたビジネスリュックは、特に日本のジメジメとした環境では非常に頼りになります。
通勤用のビジネスリュックの場合、背中に汗をかいてしまうと会社に到着してから周りの目も気になるので、通気性の高いビジネスリュックが重要になります。
快適なビジネスリュックをお探しの方は、プロのアルピニストから選ばれるドイターのリュックを愛用してみるのはいかがでしょうか?