スーツケースの購入を検討中ですか?
スーツケースには大きく分けるとフレームタイプとファスナータイプがあるので、どっちを選んだらいいかお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
- フレームとファスナーはどちらがおすすめ?
- フレームとファスナーのメリット・デメリットは?
- それぞれどんなタイプの人が向いているの?
といった疑問にお答えしたいと思います。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
ファスナーとフレーム!どちらがおすすめ!?
ファスナータイプとフレームタイプは…
- フレームタイプ:金属フレーム。バックルで開閉する方式
- ファスナータイプ:フレーム部分は布製。ファスナーで開閉する方式
の違いがあります。
一昔前までは、フレームタイプのスーツケースがメインでした。
でも、最近では各メーカーが軽量化を図るためにファスナーを採用しているので、売り場でもファスナータイプのスーツケースが多くなっています。
スーツケースのフレーム&ファスナーのメリット・デメリット
スーツケースのファスナータイプとフレームタイプそれぞれのメリット・デメリットを確認してみて、自分がどちらを購入したらいいのか決めましょう。
ファスナータイプのメリット・デメリット
金属フレームの代わりにファスナーでスーツケースを開閉するタイプのスーツケースです。
店舗などで販売されているスーツケースの多くがファスナータイプになっています。
最近では、重量制限の厳しいLCC(格安航空会社)を利用する方が増えていますが、“スーツケースが軽い=荷物が+αで入れられる”なので、特にフレームタイプにこだわりが無ければファスナータイプがおすすめです。
ファスナータイプのスーツケースのメリット
- 軽量性に優れる
フレーム部分が布製なため、フレームと比べて重量差は歴然。 - スーツケース自体が壊れにくい
衝撃を受けても、中央のファスナー部分が衝撃を吸収するため、意外と壊れにくい。 - 選択肢が多い
主流はファスナータイプでたくさんの中からお気に入りを選べる。
ファスナータイプのスーツケースのデメリット
- ファスナー部分から水が染み込みやすい
フレームと比べると、若干雨に弱い。 - 衝撃が中に伝わりやすい
衝撃で布地部分の幅が変化するため、しっかりパッキングしておかないと割れ物は心配。
fa-check-square-oファスナーのスーツケースが向いている人
- 重量制限の厳しいLCC(格安航空会社)を利用することがある
- 軽くて扱いやすいスーツケースを探している
フレームタイプのメリットデメリット
フレームタイプのスーツケースは、ボディ自体はポリカーボネートなどの樹脂でできていますが、開閉する真ん中の部分に1周ぐるりと金属製のフレームが取り付けられています。
フレームタイプのスーツケースのメリット
- 中のものが壊れにくい
金属フレームなため、衝撃が中に伝わりにくく、割れ物などを入れても壊れにくい。 - 安定感がある
ある程度荷物を入れてもたわまないので、引いたり、持ち上げたりする時にも安定感がある。 - 防犯性が高い
無理やり開けるにはファスナーとは違い、鍵をこじ開けるしかなく防犯性が高い
フレームタイプのスーツケースのデメリット
- 重量が重い
金属フレームな分、ファスナーと比べて同じサイズで約1kg~2kgほど重い。 - 金額が高い
各メーカーのフレームタイプはファスナータイプと比べると若干割高です。 - 選択肢が少ない
各メーカーでフレームタイプは1~2台ほど。選択肢が少ないです。
fa-check-square-oフレームのスーツケースが向いている人
- お土産で現地のお酒や香水など割れ物のお土産をよく買う方
- 発展途上国など、治安が心配な地域へも旅行でよく行く方
フレームタイプとファスナータイプでどちらのスーツケースが欲しいか決まったでしょうか?
ではフレームタイプとファスナータイプごとに人気の高いスーツケースも見てみましょう。
おすすめのファスナー&フレームのスーツケース
各メーカーからいろいろなスーツケースが販売されているので、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
実際に約1万円~・約2万円~・約3万円~の価格帯別に人気の高いスーツケースをご紹介します。
好みのタイプをタップしていただければ、それぞれの情報へジャンプします。
ファスナータイプのおすすめのスーツケース3選
価格帯別にファスナータイプのスーツケース3モデルを確認してみましょう。
約1万円~:レジェンドウォーカー 5122
レジェンドウォーカーの神コスパモデル
5122は、コスパに優れたスーツケースを数多くラインナップするレジェンドウォーカーの中でも50万台を超すベストセラーになっているモデルです。
*拡張機能はファスナータイプならではの魅力
1万円前後で買えるスーツケースながら、荷物が増えた際に助かる拡張機能や、スムーズに引けるダブルキャスターなど、機能性にも優れています。
また、ユーザーの声に応えてブラッシュアップが続けられており、旧モデルからも性能がさらにアップしています。
【主な旧モデルからの改良点】
- 大型静音ダブルキャスター採用
- 剛性を強化したキャリーバー採用
- コーナーパットをアルミ製に変更
- 袋やバッグを掛けるのに便利な台座フック採用
- ボディーフレームの剛性強化
1万円で買えるスーツケースとしてはダントツのクオリティです。できるだけリーズナブルにスーツケースを購入したいなら迷わずコレです。
レジェンドウォーカー「5122」の口コミ・評判
ほんとに安い
約2万円~:バーマス ヘリテージ
ドイツ老舗の高品質ラゲージ
バーマスは、1919年に創業した100年以上の歴史を持つ老舗鞄メーカーです。
その中でもヘリテージは、人気No.1のベストセラーモデルです。
軽量さと耐久性を高い次元で両立するポリカーボネートプラスを採用したボディに加えて、バーマスの最先端技術が搭載されています。
ファスナータイプのお手本のようなスーツケースです。
【ヘリテージ/HERITAGEの特徴】
- キャスターストッパー
- USBポート×2
- HINOMOTOサイレントランキャスターへ
- YKK製ダブルコイルファスナー
バーマス/BERMAS ヘリテージ/HERITAGEの口コミ・評判
飾らない格好良さ
約3万円~:ace. パリセイド3-Z
エースの機能性を詰め込んだ代表モデル
日本最大手のカバンメーカーであるエースで一番人気のパリセイドシリーズ。
パリセイド3-Zはパリセイドシリーズの最新モデルです。
3代目まで改良が続けられており、パリセイド3-Zでは、キャスターストッパー機能が搭載されました。
坂道や電車の中でもストッパーを入れるだけでスーツケースが動かないようになるので、スマホを操作したり、ガイドブックを確認したりするのに便利な機能です。
機内持ち込みに搭載されるフロントオープン機能は、ファスナータイプならではの機能で、旅行から出張まで重宝します。
ace.の素晴らしさを体現するようなスーツケースで、予算に問題がなければ一番オススメしたいモデルです。
エースパリセイド3-Zの口コミ評判
キャスターとストッパーが◎
フレームタイプのおすすめスーツケース3選
スーツケースの中身を守れる安心感が魅力のフレームタイプのスーツケース。
最近は軽量化が進み、ファスナータイプとそこまで変わらないようなモデルもあります。
特におすすめの3タイプをご紹介します。
約1万円~:グリフィンランド PC7000
熟成を重ねたグリフィンランドのベストセラー
2019年の楽天市場上半期ランキングで1位を受賞したグリフィンランドのPC7000。
フレームに深溝式強化アルミフレームを採用し、歪みに強く、軽量性と耐久性に優れるポリカーボネートを外装にコーティングしているのでキズにも強く、同時に滑らかな光沢で高級感があります。
新モデルからはキャスターの耐久性も向上しています。
快適性を決めるキャスターにはHINOMOTO製のグリスパックキャスターを使用しているので、走行しながら少しずつグリスが補給されスムーズな回転が可能。
内装もフラットになっているので、荷物を効率よくパッキングする事ができます。
荷崩れを防ぐクロスバンドと仕切板は両側に配置しています。
グリフィンランド PC7000の口コミ評判
とても良いと思います
約2万円:ワールドトラベラー サグレス
キャスターストッパー×フレームの安心感
ワールドトラベラーはエースのオリジナルブランドです。
そしてサグレスはワールドトラベラーを代表するような安心感が魅力。
約2万円から購入できるモデルですが、高級素材であるポリカーボネート100%をボディに使用しており、耐久性だけでなく軽量性にも貢献しています。
フレームタイプでもMサイズで4kg台と扱いやすいので女性にもおすすめです。
評価の高いエースのキャスターストッパーも採用しているので、手元のスイッチを切り替えるだけで「動く」も「止まる」も自由自在です。
キャスターには大型の静音性に優れた4輪キャスターを採用しています。
ワールドトラベラー サグレスの口コミ評判
コスパサイコーです!
また、何といってもローラーの軽さ、スムーズさは持っている同容量のリモアと遜色ないです
傷の付きやすさだけは仕方ないところですが…。これとて、旅の想いで。ですね。
約3万円~:サンコー鞄 極軽(スーパーライト)MGC2
サンコーの技術がつまったフレームタイプの旗艦モデル
スーパーライトMGC2は、サンコーのベストセラーとなっているスーパーライト(極軽)シリーズの最新モデル。
マグネシウム合金フレームとHTポリカを採用するとこで抜群の軽量性と堅牢性を高い次元で両立。
マグネシウムは強度&軽量性に優れますが加工に高い技術が求められるため、国内で製品化に成功しているのはサンコーとエースの2社のみです。
マグネシウムとポリカーボネートのボディにすることでフレームタイプでありながら、93Lサイズでも重量約4.3kgと女性でも扱いやすい軽さです。
また移動の要になるキャスターには、HINOMOTO製のサイレントランキャスターを搭載。
サイレントランキャスターは三菱ケミカルと共同開発したLisofという素材が使われ、加水分解しないという性質を持ち、一般的なホイールのように経年劣化でボロボロと崩れることはありません。
マグネシウムの結晶構造からヒントを得た洗練されたボディデザインで、老若男女問わず使いやすいスタイリッシュな見た目です。
スーパーライトMGC2は約4万円台です。知る人ぞ知るフレームタイプだったため、3万円台の縛りより値段が高いですがココでご紹介させていただきました。
サンコー スーパーライトMGC2の口コミ評判
良い商品です。
ファスナー?フレーム?ぴったりなスーツケースを選ぼう
フレームとファスナーそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
fa-check-square-oフレームのスーツケースが向いている人
- お土産で現地のお酒や香水など割れ物のお土産をよく買う方
- 発展途上国など、治安が心配な地域へも旅行でよく行く方
fa-check-square-oファスナーのスーツケースが向いている人
- 軽量で扱いやすいスーツケースが欲しい方
- LCCなど重量制限の厳しい航空会社をよく利用する方
それぞれの用途に合わせるのが、正しいスーツケースの選び方です。
海外旅行から出張まで、快適に使用できるスーツケースを見つけましょう。