【使用レビュー】カーゴのスーツケースの実力は口コミ評判通り!?

最近じわじわと人気が高まっているスーツケースブランドのカーゴ/CARGO

どんなスーツケースなのか気になっている方のために使用レビューをお届けします。

この記事でわかること
  • カーゴってどこの国のスーツケースブランド?
  • カーゴのスーツケースの使い勝手は?
  • どんなスーツケースのラインナップがあるの?

リアルな口コミ評判が気になっている方のお役に立てれば幸いです。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。

カーゴってどこの国のスーツケースブランド?

まず、「カーゴってどこの国のスーツケースブランド?」と気になっている方もおられるみたいですが、カーゴは日本のスーツケースブランドです。

カーゴを手掛けるのは、日本で鞄の聖地と呼ばれる兵庫県豊岡市に本拠地を置く老舗鞄メーカーのトリオさんで、カーゴの他にもスウェーデンブランドとタッグを組んだイノベーターのスーツケースなどを手掛けています。

*イノベーターはカーゴよりも若干価格帯が上です。

イノベーターもそうですが、日本メーカーが開発しているスーツケースで品質や機能性が高いのがトリオさんの特徴です。安心して使用できます。

ジンベエ

カーゴはあまり自己主張の強いタイプのスーツケースではないので、知る人ぞ知るという感じです。空港で持っている人を見かけると「良いスーツケースを選んだな~」という印象です。

【使用レビュー】カーゴのスーツケースの4つの特徴

カーゴのスーツケースの特徴

では、さっそくカーゴで一番人気の高いCARGO AiR LAYERの使用レビューをお届けしたいと思います。

結論から申し上げると…

カーゴスーツケースは多機能性&品質に優れたコスパ◎なスーツケース!!

です。

  • ブランドなどにこだわらず、高品質なスーツケースを探している方
  • 低価格でもしっかりしたスーツケースを探している方

などには、どストライクなモデルになるかと思います。

では、詳しく見ていきましょう。

1.片開き&両開きの両方に対応の2WAY仕様

片開きに対応のカーゴ

カーゴのAiR LAYERは、収納方法が片開きと両開きに対応した2WAY仕様のスーツケースです。

フロントポケット部分を開けると、そのまま中のメイン収納にアクセスできるため、上の画像のようにホテルの部屋の限られたスペースで荷物を出し入れしたりするケースで非常に便利です。

また、この収納方式は下から荷物を入れていくだけの一気室なので、デッドスペースができにくく収納容量を無駄なく利用できます。

真ん中の仕切りを丸めて固定することで、片開きのスーツケースになります。*すみません、手先が不器用で、ちゃんと丸めるともう少し小さくなります。

そしてこの仕切りのラウンドファスナーを閉じると、一般的な両開きのスーツケースとしても使えます

家族で収納スペースを分けながら使いたい場合などにはオーソドックスな両開きが便利かもしれません。

そして両開き仕様にした際にも、ちゃんと仕切り部分には収納ポケットが用意されているので、パッキングがはかどります。

フロントオープン部分にもサイズの異なる4つのポケットが採用されているので、ガジェットなどの細かいものを整理整頓しながらパッキングできます。

機内持ち込みサイズのオープンポケットには、パソコンやタブレット端末などが収納できる衝撃吸収材の付いた収納スペースが用意されています。

ジンベエ

左上のポケットが少しマチが深めに取られていて、わりとサイズの大きなものも収納できるなど、ユーザーの使いやすさがしっかり考えられた設計のスーツケースです。

2.HINOMOTOサイレントキャスター&ストッパーを搭載!

サイレントランキャスターのカーゴ

スーツケースの命とも言えるのがキャスター性能です。

そしてカーゴのスーツケースには日本が世界に誇るHINOMOTO製サイレントランキャスターが採用されています。

50mmの大口径Wキャスターで、多少の凹凸でもスムーズな移動が可能です。

他の高級スーツケースにも採用されるなど非常に口コミ評判の高いキャスターです。

また、細かいことは関連記事を確認していただきたいのですが、サイレントランキャスターは加水分解しない特徴があるため、経年劣化しにくく、長期間愛用したいスーツケースにはぴったりです。

そして、HINOMOTO製のキャスターに加えて、キャスターストッパーも日乃本錠前製のものが採用されています。

バーを引くだけでキャスターの動きを制御できるので、電車やバスに乗っている間や、傾斜のある道でもストッパーをONにするだけでスーツケースから手が離せます。

ストッパーを引くと、このキャスターに取り付けられたワイヤーが引っ張られてストッパーが効く仕組みです。

ジンベエ

キャスターストッパーは一度使うとストッパーのないスーツケースを使うのが大きなストレスになるほど便利な機能です。必須機能と言っても良いと思います。

3.細かい工夫が日本メーカーならでは

カーゴのスーツケースは、いかにも日本メーカーが手掛けたスーツケースで、細かいところまでユーザーの使いやすさにこだわっっています。

例えば、筆者のCARGO AiR LAYERは100Lサイズと大型で、荷物を詰め込むと23kg目一杯になります。

それで上げ下ろしがしやすいように、ボトム部分にはハンドルが取り付けられていて、トップハンドルと合わせて両手で持ちやすくなっています。

車のトランクやターンテーブルでスーツケースを動かすのに地味に助かります。

また、衝撃を受けやすいコーナー部分には、樹脂製のコーナーパッドが取り付けられていて、スーツケース本体がダメージを受けるのを防いでくれます。

カラーも本体カラーと統一されています。

当然のようにTSAロックを搭載していますが、フロントオープンポケットのキャスターも同時にロックできる仕組みなので、セキュリティ面も安心です。

4.この品質で1万円台はコスパが高い

カーゴのスーツケースは、特別な高級感があるわけでも、所有欲を満たしてくれるような特別なブランド品なわけでもありません。

でも、すでにご紹介したような日本メーカーならではの高機能性と、安心して使える高品質さが魅力のスーツケースです。

そして各メーカーが値上げを実施する中、2万円弱からこの品質のスーツケースが手に入るというのは非常にありがたいです。

中の見えないところまで品質にこだわって作られています。

*メンテナンスファスナーを開ける場合には自己責任でお願いします(メーカーは推奨していません)

ボディには、防弾ガラスなどにも使用される高級なポリカボネート素材を100%使用しています。

画像はキャスターが取り付けられているハウジングですが、衝撃に強いしっかりとした部品です。

キャリーバーが取り付けられているパーツです。

この部分が弱いと、キャリーバーがすぐにガタガタしてきますが、頑丈に取り付けられています。

ジンベエ

このようにユーザーの目に見えないところまでこだわって作られたスーツケースは安心して選べます。

カーゴのスーツケースの仕様

現在販売されているカーゴのスーツケースの仕様について確認してみましょう。

現在カーゴのスーツケースは3タイプがラインナップされているので自分の使用目的に合ったモデルを選びましょう。

モデル 品番 特徴 区分 目安 容量 重量 サイズ
AiR LAYER CAT235LY フロントオープン
2WAY仕様
機内持込 2泊 22L 3.1kg 50×33.5×22cm
CAT532LY 2~3泊 35L 3.4kg 54×36×25cm
CAT648LY 受託手荷物 3泊~5泊 60L 3.9kg 64.5×36×25cm
CAT738LY 5泊~ 100L 5.0kg 73×51×31cm
AiR STAND CAT558ST ファスナータイプ 機内持込 2泊~3泊 36L 3.1kg 55×38×22cm
CAT635ST 受託手荷物 3泊~5泊 56L 3.5kg 63×43.5×24.5cm
AiR SPORTS CAT68SSR フレームタイプ 受託手荷物 3泊~5泊 60L 5.1kg 65×39×35cm
CAT78SSR 5泊~7泊 78L 5.7kg 71×41×36cm
CAT88SSR 7泊~ 98L 6.0kg 78×42×37cm

*型番をタップすると販売ページで詳細を確認できます。

ちなみにカーゴのスーツケースの中で一番人気が高いのが、今回レビューしたCARGO AiR LAYERというフロントオープンポケットを搭載した2WAY仕様のスーツケースです。

Amazonや楽天市場で300件以上の口コミが寄せられており、平均評価も4.5以上とかなり評判も高いです。

実際に使ってみると口コミ評判が高いのもうなずける品質と機能性です。

カーゴの取り扱い店舗について

パスファインダーの店舗
サックスバーより

「購入前にどうしても実物を確認してみたい」という方もおられるかもしれません。

カーゴの取り扱いのある店舗は限られていますが、一部のサックスバー店舗にて販売されています。

近所にサックスバーがある場合には、カーゴのスーツケースを取り扱っているか問い合わせてみることをおすすめします。

高品質なカーゴのスーツケースで旅に出よう!!

今回は人気がじわじわと高まっているカーゴのスーツケースについてレビューしてみました。

ユーザーの使いやすさを考え抜いた機能性に加えて、ポリカボネート100%のボディなどしっかりとした品質で安心して使えるスーツケースです。

それでいて価格は2万円弱からと非常にコスパは高いです。高い口コミ評判もうなずける品質でした。

次回の旅行のために“信頼できるスーツケース”を探している方にはおすすめのスーツケースです。

高品質なスーツケースで旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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