今回は、中国青島膠東国際空港(TAO)のプライオリティパスで使える全4ヶ所のラウンジ情報をご紹介します。
中で食べられる食事やアルコールの種類、シャワーの有無などについてあらかじめ確認するのにお役立て下さい。
場所や行き方については動画でご紹介します。
*青島膠東国際空港のオープンに伴い、青島で以前使われていた青島流亭国際空港は閉鎖されました。
筆者:ジンベエ
業界歴13年。小さな旅行情報会社の代表を務めております。空港時間を最大限活用するためのおすすめ情報をご紹介します。
青島膠東国際空港の国際線ラウンジについて
日本への帰国など、国際線利用時にプライオリティパスで利用できるラウンジは『VIP Club 2』と『VIP Club 3』の2ヶ所があります。
2つのラウンジは非常に近くにあるので、ラウンジの利用目的に合わせて選ぶと良いと思います。
- VIP Club 2:食事を楽しみたい
- VIP Club 3:静かに過ごしたい
国際線ラウンジに関しては、行き方はとても簡単で、保安検査を終えて搭乗口に向かって歩き、エスカレーターを下りて右側にすぐにVIP Club 2があり、エスカレーター下りて裏手側にVIP Club 3があります。
詳しいラウンジの場所や行き方については、動画も参考にしてみてください。
国際線ラウンジは、搭乗口への通路上にあるので時間のロスが少なく助かります。
青島膠東国際空港『VIP Club 2』
場所 | エアサイドー保安検査後、エスカレーターを下りて右手。 |
営業時間 | AM6:30~最終便の出発時刻 |
設備 |
|
Priority Pass | ◯ |
VIP Club 2のラウンジの設備・雰囲気
青島膠東国際空港のVIP Club 2は、青島から国際線を利用する際に、一番大きなラウンジになります。
ANAなど航空会社のビジネスクラスラウンジも兼ねているため、一応青島膠東国際空港のラウンジの中ではハイグレードなクラスになるのですが、実際の雰囲気はプライオリティパスで使えるラウンジとして一般的なレベルです。
中は大きく分けて食事用のテーブル席と、ゆったりと座れるソファー席の2種類があります。
このVIP Club 2がいっぱいになってくると、VIP Club 3の利用を促すようなアナウンスが流れ出します。
実際利用した日はVIP Club 2が空席を見つけるのが難しいくらい人が多かったのですが、VIP Club 3はまだまだガラガラの状態でした。
『搭乗時間までゆったりと過ごしたい』『集中して仕事がしたい』という方は、VIP Club 3に移動しても良いかもしれません。
残念ながら、シャワーはありませんのでラウンジでシャワー派の方は我慢が必要です。
VIP Club 2の食べ物・飲み物
VIP Club 3と比べてVIP Club 2を利用する大きなメリットが食べ物です。
キッチンスペース自体が広いので、選べる料理の種類が多いです。
ご飯系は炒めものが3種類くらい、温かい麺料理は牛骨スープと海鮮スープの2種類から選んで好みの具をセルフで足す仕組みでした。
他にもサンドイッチや韓国式太巻き(韓国が近いからですかね)、プチケーキなどがあります。
味は…かなりさっぱりしているので、手元で辛くしたり、具を足したりすることをおすすめします。
ビジネスクラスラウンジとして利用してこのメニューだと少し物足りないですが、プライオリティパスでの利用なら十分なレベルだと思います。
飲み物は、青島ビールはあるだろうなと思っていましたが、崂特の原浆啤酒まで置いてあったのが嬉しい誤算でした。
*青島でも好きな人は好きな夏に飲みたくなる爽やかなビールです。
搭乗時間までの時間、ゆったりビールを飲みながら過ごせるのは贅沢です。
他にもソフトドリンクをはじめ、青島のワインも置いてあります。
青島膠東国際空港『VIP Club 3』
場所 | エアサイドー保安検査後、エスカレーターを下りて裏手へ回ると正面。 |
営業時間 | AM6:30~最終便の出発時刻 |
設備 |
|
Priority Pass | ◯ |
VIP Club 3ラウンジの設備・雰囲気
まず、VIP Club 3を利用するには、まずVIP Club 2で受付を済ませる必要があるので注意しましょう。
青島膠東国際空港のVIP Club 3には、小ぢんまりとしたスペースにテーブル席とソファー席があります。
広さはVIP Club 2の1/3くらいのイメージです。
ちょっと狭さは感じるのですが、VIP Club 2は混みだすとかなりガヤガヤとしていて落ち着かないのにたいして、VIP Club 3は、人が少なくかなりゆったりとした時間が流れています。
*行ったタイミングではソファー席は利用者はいませんでした。
別に食事や軽食を取る必要なく、搭乗までの時間はメールチェックするくらいというのであれば、私はVIP Club 3の方が好きです。
「搭乗時間までゆったりとしたい」という方はVIP Club 3ラウンジを利用することをおすすめします。
VIP Club 3の食べ物・飲み物
食べ物に関しては狭さのせいか、品揃えがVIP Club 2の半分くらいのイメージでした。
温かいヌードルなどはありましたが、特にデザート類やお菓子類のスペースが小さいです。
小さな子どもと一緒に利用する場合などはVIP Club 2の方が良いかもしれません。
ただ、VIP Club 3ラウンジの選べる飲み物に関しては、ほぼVIP Club 2ラウンジと変わりません。
なおかつ、カプチーノマシンはVIP Club 3ラウンジのみにあります。
*VIPClub2ラウンジは、アメリカンの機械のみです。
VIP Club 2ラウンジは人が多く、時々ビールやコーラがなくなるタイミングもありましたが、VIP Club 3ラウンジは、人が少ないせいか、いつでも飲み物を確保するには困りません。
青島膠東国際空港の国内線ラウンジについて
Plaza Premium loungeV1
場所 | エアサイドー国内線出発エリア3階のコンコースA。搭乗口1~11の近く。 |
営業時間 | AM5:30~最終便の出発時刻 |
設備 |
|
Priority Pass | ◯ |
利用し次第、レビューをご紹介します。
中国東方航空 VIPラウンジ V5
場所 | エアサイドー国内線出発エリアの搭乗口42付近。 |
営業時間 | AM6:30~最終便の出発時刻 |
設備 |
|
Priority Pass | ◯ *中国東方航空、上海航空、吉祥航空、スカイチーム加盟航空会社利用時に利用可能。 |
利用したらレビューでご紹介します。
空港ラウンジ利用におすすめのクレジットカード3選
グレードの高いクレジットカードを利用すると、無料で世界中のラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付いていくるものがあります。
タイプ別におすすめのクレジットカード3選をご紹介します。
- 楽天プレミアムカード:最安値。海外旅行は年2回までの方なら迷わずこのカードを。ポイント還元率も高め。
- 三菱UFJカードプラチナ:年会費2万2,000円でプライオリティが無料家族カード1枚にも付帯。グルメクーポンで高級レストラン1名分無料。
- エポスプラチナカード:プラチナコンシェルジュ利用可能。グルメクーポンで高級レストラン1名分無料。
カード名 | 楽天プレミアム カード |
三菱UFJプラチナ カード |
エポスプラチナ カード |
年会費 | 11,000円 | 22,000円 | 30,000円 *招待なら20,000円 |
ポイント還元率 | 1% | 0.5% | 0.5% |
プライオリティパス | ◯ *年5回まで |
◯ *家族カードでも発行可 |
◯ |
海外旅行保険 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
空港宅配サービス | 無料 *年2回まで |
無料 *1個まで |
500円/個 *2個まで |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | |
グルメクーポン | ー | ◯ | ◯ |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
王道の『楽天プレミアムカード』
年会費 | 11,000円(税込み) |
国際ブランド | |
ポイント還元率 | 1%~ |
世界1,300ヶ所の空港ラウンジが利用できる「プライオリティパス」を無料発行できる年会費最安値のクレジットカードです。本来プライオリティパスだけで年会費469$するため、非常にコスパに優れます。
加えて、「国内・海外旅行保険」の自動付帯、トラベルコースの選択で年2回まで「手荷物無料宅配サービス」利用可能と、海外旅行好きなら必携とも言えるクレジットカードです。
2025年1月以降、ラウンジ利用回数が年間5回まで改悪されますが、影響を受けるのは主に出張族などのハードユーザー勢です。年1,2回の海外旅行という方はほとんど影響がないと言えるでしょう。
夫婦なら神コスパの『MUFGカード・プラチナ・AMEXカード』
年会費 | 22,000円(税込み) |
国際ブランド | |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
年会費は22,000円と安くないのですが、家族カードにもプライオリティ・パスが発行可能という非常に太っ腹なクレジットカードです。
更に「海外旅行保険」の自動付帯や1個まで出入国の際、「手荷物無料宅配サービス」利用可能と、海外旅行好きの夫婦なら一瞬で元が取れます。
グルメクーポンも利用可能で、日本国内の高級レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になります。日常生活でも重宝するカードです。
2人で利用する時に最もコスパが良くなるクレジットカードです。
時間をかけて招待を受け取る『エポスプラチナカード』
年会費 | 招待時、20,000円(税込み) |
国際ブランド | |
ポイント還元率 | 1%~ |
年会費無料で海外旅行保険が付帯する旅好きの必携とも言えるエポスカード。
プラチナカードの場合には年会費が20,000円ほどかかりますが、年間利用金額が100万円以上だとボーナスポイント20,000ptがもらえるため、実質無料でプラチナカードが利用できます。
コンシェルジュサービスや高級レストランの1名分無料など、日常生活でも便利な1枚です。
ただ、残念なポイントは初年度から年会費20,000円にするには、招待が必要な点。
年間100万円ほど利用すると、ノーマルカード→年会費無料のゴールドカード→プラチナカードとインビテーションが届くと言われています。*筆者の場合もそうでした
ノーマル、招待を受けたゴールド共に年会費無料で海外旅行保険が付くので、ゆっくり時間をかけてステップアップしましょう。
tsumiki証券の積立分もボーナスポイント対象の利用金額としてカウントされますので効率的に年間利用額を積み上げましょう。
青島膠東国際空港利用時はラウンジで快適に過ごそう!
青島膠東国際空港を利用する際に、プライオリティパスが使えるラウンジの行き方や設備、食事内容についてご紹介しました。
搭乗までの数十分をラウンジで過ごせるだけで移動の疲れ方が変わってきます。
ぜひ青島の空港にお寄りの際には、ラウンジも利用してみて下さい。