惹きつけられるような美しいデザインに抜群の軽量性が魅力のサムソナイト・シーライト。
ただ、購入する際にわかりにくいのがサイズの選び方です。
サムソナイトはサイズ表記が日本メーカーのようにS・M・Lでなく、『スピナー〇〇』となっているのでわかりにくいですよね。
そこで使用用途や旅行日程に合わせたシーライトのサイズの失敗しない選び方をご紹介したいと思います。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
シーライトは全5サイズ!失敗しない選び方は!?
では早速一覧表でシーライトのサイズラインナップを確認してみましょう。
現在シーライトは5サイズがラインナップされていますが、中には国際線で使用すると追加料金が必要になるものもあるのでご注意ください。
細かいサイズの選び方は記事の続く部分でご紹介します。
モデル | 区分 | 目安 | サイズ | 容量 | サイズ |
スピナー55 | 機内持込 | ~3泊 | 55×40×20/23cm | 36/42L | 2.1kg |
スピナー69 | 受託手荷物 | ~5泊 | 69×46×29cm | 68L | 2.5kg |
スピナー75 | ~1週間 | 75×51×31cm | 94L | 2.8kg | |
スピナー81 | 要注意 | 1週間~ | 81×55×34cm | 123L | 3.1kg |
スピナー86 | 1週間~ | 86×58×36cm | 144L | 3.6kg |
*モデル名をタップすると販売ページで詳細が確認できます
ちなみにサムソナイトのモデル全般に共通するのですが、シーライトの各サイズのスピナー〇〇の数字の部分はスーツケースの高さのことです。
“スピナー〇〇=スーツケースの高さ”
一般的にはスーツケースの高さが70cmを超えると、引いたり持ち上げたりするのに力の強くない方や身長の高くない方には扱いづらくなります。
日帰り~3泊:シーライト スピナー55サイズ一択!!
主にシーライトを国内旅行やアジアの近場の海外旅行用にと考えておられるのであれば、機内持ち込みサイズのスピナー55が最適サイズです。
スピナー55は2.1kgと非常に軽量なので、最近のLCCの厳しい重量制限の中でも必要なものをしっかりパッキングするのに重宝します。
また、シーライトのスピナー55サイズはエキスパンダブル機能が採用されていて、ラウンドファスナーを開くと42Lまで収納容量がアップするので海外旅行でも3泊4日くらいまでなら余裕で対応可能です。
機内持ち込みサイズなので空港で預ける必要がなく、空港到着時にもターンテーブルで荷物を待つ必要がないのですぐに移動ができてスムーズです。
エキスパンダブル機能や充電用のUSBポートなど、機内持ち込みサイズのスピナー55は機能性でも他サイズより優れています。
~5泊:シーライト スピナー69が万能!!
空港で預けるサイズのシーライトをお探しならスピナー69がおすすめです。
一般的なスーツケースのMサイズとLサイズの中間くらいのサイズで約68Lの収納力があるため、5泊6日くらいまでの旅行であればほとんどコレ一つで対応可能なサイズです。
スーツケースは“大は小をかねない”のが特徴で、これより大きなサイズのスーツケースだと、ほとんど利用シーンでは持て余すようになると思います。
国内旅行から海外旅行まで扱いやすく、どのサイズにするか迷ったらスピナー69がおすすめです。
留学・出張・家族旅行:シーライト スピナー75もあり!!
サムソナイトのシーライトでも大きなサイズを探しているという方もおられるかもしれません。
留学や出張で長期間海外に滞在する予定の方や、カップルやファミリーで荷物を一つにまとめるというケースもあります。
大きいサイズを探している方にはスピナー75も選択肢に入ってきます。
サムソナイトシーライトのスピナー75は94Lと大容量ながら2.8kgと抜群の軽量性を誇ります。
23kgの重量制限いっぱいまで荷物をパッキングしたいというようなユーザーの方には、スピナー75の容量と軽量性は大きな魅力です。
実は筆者もスピナー75を愛用しています。同サイズの一般的なスーツケースより1.5kg前後軽く、その分荷物が詰め込めるので頼りになります。
シーライトスピナー81以上のサイズは基本NG!!
「できるだけ大きなスーツケースが欲しい」という方が知らずに買って失敗してしまうケースが多いのがスピナー81とスピナー86です。
それぞれ123Lと144Lという非常に大きなサイズのスーツケースなのですが、注意点が大きすぎるサイズです。
航空会社の中にはANAやJALなど、国際線の預け入れ荷物のサイズ規定を3辺の合計が158cm以内と定めています。
サムソナイトシーライトのスピナー81とスピナー86は、3辺の合計が170cmと180cmとオーバーしています。
そのため空港でサイズオーダーがバレてしまうと、預ける際に追加料金が必要になります。
例えば、ANAの日本ー米国のフライトだと1個あたり追加料金が20,000円と決して安くないので、購入する方はお気を付けください。
シーライトの用途に合ったサイズで旅を楽しもう!
今回はちょっと分かりづらいサムソナイトシーライトのサイズの選び方をご紹介しました。
基本的には、3泊程度まで旅行に対応できる機内持ち込みサイズのスピナー55か、5泊6日程度の旅行に対応できる受託手荷物サイズのスピナー69を選ぶのおすすめします。
シーライトは指一本で持てる軽さというのも誇張でないくらい軽量性に優れた素晴らしいスーツケースです。
ニーズの合ったサイズのシーライトを選んで、旅の相棒にしましょう。
サムソナイトシーライトの詳しいレビューは↓特集記事↓を参考にして下さい。