【愛用者解説】TOTO携帯ウォシュレットYEW350・YEW4W3の違いとは?

非常にニッチな商品ながら、一度使うと必需品となる携帯ウォシュレット

中でも人気が高いのがやはりウォシュレットの生みの親である「TOTO」の製品です。

ただTOTOの携帯ウォシュレットには「YEW350」「YEW300」「YEW4W3」のように複数の品番があります。

それぞれの違い選び方、TOTO携帯ウォシュレットの使い心地について、愛用者が解説いたします。

他のメーカーの製品との比較レビューが見たい方は↓参考記事↓からどうぞ。

この記事の
筆者:ジンベエ
海外ガイド歴12年。小さな旅行情報会社の代表をしております。現役ガイドならではの視点から本当に役立つ“生”のトラベルグッズ情報をお届けします。

携帯ウォシュレット『YEW300・YEW350・YEW4W3』の違いは年式のみ

TOTOのYew350

*筆者愛用のYEW350

結論からご紹介すると、TOTO携帯ウォシュレットで市場に出回っている「YEW300」「YEW350」「YEW4W3」の違いは、基本的に年式の違いのみです。

TOTO携帯ウォシュレットの違い
  • YEW300:2011年モデル
  • YEW350:2012年モデル
  • YEW4W3:2016年モデル

現行の最新モデルは「YEW4W3」になります。

上記3モデルは性能や機能は全く同じなため、最安値のものを選べば問題ありません。

『YEW300・YEW350・YEW4W3』の性能や機能【カラーの違い】

TOTOの携帯ウォシュレット

TOTOで人気の高い『YEW300・YEW350・YEW4W3』の3モデルの仕様は全く同じですが、一応機能や性能を確認してみましょう。

一覧表で確認すると、唯一の違いも見えてきます。

ジンベエ
YEW300は市販しているところがほとんどなくなってきたため省きます。
品番 YEW350 YEW4W3
サイズ 47×67×130mm
重量 250g
タンク容量 180ml
機能 標準水流/ソフト水流
カラー ホワイト グレー・さくら

表で確認するとわかりやすいように、『YEW300・YEW350・YEW4W3』の機能・性能面での仕様は全く同等です。

そして、唯一異なるのがカラーラインナップです。

一つ前のモデルであるYEW350は「ホワイト」のみですが、最新モデルのYEW4W3には「グレー・桜柄」の2色がラインナップされています。

それぞれの見た目を確認してみましょう。
【YEW350 ホワイト】

清潔感のある定番のホワイトです。男女問わず使いやすいカラーだと思います。
*ちなみに筆者が愛用しているのもこちらのYEW350です。

【YEW4W3 グレー】

色が変わっただけで引き締まった印象になります。また、ホワイトと比べると中身が見えにくいのでカバンに入れて持ち歩くのにも良いのかもしれません。

【YEW4W3 桜柄】

ベースはホワイトですが、きれいなさくらの花びらがプリントされています。ただお値段は他のカラーより高いです。

安心のTOTO製で電池さえ交換していればいつまでも使えそうな製品です。

気に入ったカラーで選ぶのも一つの方法かもしれません。

『YEW300・YEW350・YEW4W3』の値段の違い

TOTOの携帯ウォシュレットの基本性能は全く同等ですが、年式の違いによって価格が結構違います。

それぞれの執筆時点での参考価格もご紹介します。

*2024年1月執筆時の価格

こうして見てみると、すべて同じ性能ですが型落ちのYEW350(ホワイト)がダントツで安いことがわかります。

そのせいなのかTOTOの携帯ウォシュレットで一番人気が高いのも『YEW350(ホワイト)』だそうです。

ジンベエ
「安心のTOTO製携帯ウォシュレットをできるだけ安く購入したい」という方はYEW350を選んでおけば間違いありません。

TOTO携帯ウォシュレット使用レビュー

TOTOの携帯ウォシュレットの水圧

最後にTOTOの携帯ウォシュレットの使い心地についてもレビュー形式でお届けします。

マニアックな情報かもしれませんが、口コミ評判だとわかりにくいようなところを確認するのにお役立ていただければ幸いです。

最大の魅力は“ピンポイント水流”

TOTOの携帯ウォシュレットでお尻を洗う

TOTOの携帯ウォシュレットを使ってみて特にメリットに感じたのは水流のピンポイントさです。

携帯ウォシュレットはライバルのパナソニックからノーブランド品までたくさんありますが、実際に人気の製品5種類を使って実施したテストでは、TOTOの携帯ウォシュレットYEW350がダントツの正確さでした。

なぜピンポイント水流が大切かというと、携帯ウォシュレットは水の容量に限りがあるからです。

例えば、TOTOのYEW350だとタンク容量は180mlです。

狙ったところを洗えないでぐずぐずしているとあっという間に水がなくなってしまいます。

ただ、TOTOの携帯ウォシュレットは本当にピンポイントで狙えるので基本1回180mlで水が足りなくなってしまったことはありません

「もしかしたら水が足りなくなるかも」と心配だとわざわざペットボトルも携帯ウォシュレットと一緒に持ち歩く必要があるので、この安心感は大きいと思います。

水流のワンタッチ切り替えは基本使わない

TOTOの携帯ウォシュレットの強弱ボタン

TOTOのYEW350は携帯ウォシュレットの中では高級品です。

その分、機能もしっかりしていて「標準水流/ソフト水流」の2種類をワンタッチで切り替えられます。

ただ自宅のウォシュレットでも何段階も選択できても基本は決めた水流を使いますよね。

携帯ウォシュレットも同じで、私の場合は最初それぞれの強さを確認したらその後は基本ずっとそのままです。

ジンベエ
ちなみに「標準水流」は自宅ウォシュレットの弱と中の間くらいの強さだと思います。

TOTO携帯ウォシュレットの使い方の流れ

TOTOの携帯ウォシュレットに水を補給

TOTOの携帯ウォシュレットを購入する方だと、主な用途は次の2つかと思います。

  • 日本の出先で自分専用のウォシュレットのために
  • 海外旅行で使用するために

*自宅用に購入する方もおられるみたいですが、使い方の流れは出先の場合と一緒です。

日本の出先で携帯ウォシュレットを使用する場合

  1. 手洗いでタンクに水を入れる
  2. トイレで携帯ウォシュレットを使う
  3. ノズルを手洗いで簡単に洗う

慣れると手洗いで洗う時にも外身は濡れないのでそのままカバンにしまえます。

持ち運びに便利な携帯ポーチも付属します。

海外で携帯ウォシュレットを使う場合

  1. ミネラルウォーターの水をタンクに入れる
  2. 携帯ウォシュレットを使う
  3. 除菌ウェットティッシュでノズルを拭く

海外だとどうしても水道水から出てくる水が信頼できないので、不要なトラブルを避けるためにもミネラルウォーターの水を使うほうが無難です。

また使用後もノズルを洗うのに水道水を使うのではなく、アルコールの含まれた除菌ウェットティッシュを使うことをおすすめします。

TOTO携帯ウォシュレットのYEW300・YEW350・YEW4W3は型番とカラーの違いのみ

ポーチに淹れたTOTOの携帯ウォシュレット

「TOTOの携帯ウォシュレットで型番がいろいろあるのはなぜ?」「YEW300・YEW350・YEW4W3で違いはなに?」と気になっている方のために比較解説やレビューをお届けしました。

YEW300・YEW350・YEW4W3は型番とカラーの違いのみで、携帯ウォシュレットとしての性能はどれを選んでも全く同等です。

そのため一番人気は価格もリーズナブルな「YEW350」です。

携帯ウォシュレットは「外で備え付けのウォシュレットを使うのが気になる…」「海外でウォシュレットがないのがつらい…」という方には救世主のような存在です。

特にTOTOの携帯ウォシュレットはさすがの品質で、自宅で使うのと同じ感覚で使用できます。

購入しようかどうか迷っている方は、一度使われてみるのはいかがでしょうか?

 

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  1. 品番でなにが違うのかわからなかったので、参考になりました。
    ありがとうございました。

    • ご連絡ありがとうございます。記事の内容が参考になって嬉しいです!
      流石のTOTOで完成度高いです♪

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