プロテカで一番人気のスタリアシリーズから最新モデルスタリアCXが発売されました。
早速購入して使ってみたので、旧モデルからスタリアシリーズを愛用し続けている筆者が、使い心地や機能面、スタリアVSからの変わったポイントなどをまとめてレビューしたいと思います。
リアルな口コミが気になっている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
追記スタリアシリーズに最新モデルとなるスタリアCXRが発売されました。
詳細はレビューからご確認下さい。
筆者:ジンベエ
趣味がスーツケース収集で、使用したスーツケースは70台以上。お役に立つ情報をお届けします。
スタリアCXとは
スタリアCXは、プロテカで一番人気の高いスタリアシリーズの最新モデルです。
プロテカのモデルは全て北海道赤平工場の職人さんの手によって作られる日本製で、通常使用での故障は、空港で預けている際も含めて無料修理してくれる3年間のプレミアムケアの保証が受けられます。
当然スタリアCXも日本製&プレミアムケア対象です。
また、スタリアシリーズは「フルスペックで堪能する大容量。」をコンセプトにしたスーツケースで、日本が世界に誇るプロテカブランドの3つの主要機能全てが搭載されているのが大きな特徴です。
- 体感音量を大幅軽減した「サイレントキャスター」
- なめらかな走行を実現した「ベアロンホイール」
- 特許を取得した「マジックストップ(キャスターストッパー)」
スタリアCXの詳しい使い心地は、レビューにてご紹介します。
スタリアCXの使用レビュー
では、早速スタリアCXのリアルな口コミが気になっている方のために、スタリアCXの使い心地や機能面の特徴についてご紹介したいと思います。
今回は特に…
- メンテナンスフリーのキャスターストッパー
- 荷物が多い人におすすめの高性能キャスター
- 旧モデルからのアップデートしたポイント
以上の3つのポイントに絞ってレビューします。
1.特許取得のキャスターストッパーは便利&ノーメンテナンス
プロテカCXには、プロテカが特許を取得しているキャスターストッパーの「マジックストップ」が搭載されています。
キャスターストッパーは、一度使うと未搭載のスーツケースを使うのが億劫になるほど便利な機能。
*スーツケースへのセットアップ機能付きのリュックなら、移動が手ぶらになります。
ワンタッチでストッパーをオンにできるので、電車内でスーツケースを支えておく必要がなく、傾斜のある道路でも安心です。
旅行中はスマホで地図を調べたり、写真を撮ったりといった機会が多いので、マジックストップはとても便利です。
実は、最近ではキャスターストッパーが搭載されたスーツケースも増えているのですが、特許を取得したマジックストップのどこが優れているかというと「メンテナンスフリー」なところです。
他のスーツケースに搭載されているキャスターストッパーは、どうしてもストッパー部品がキャスターに取り付けられているため、使用しているとその部分に落ちているゴミ(特に髪の毛)が絡まるため、定期的に掃除しないとキャスターの動きが悪くなったり、ストッパー機能の調子が悪くなったりする原因になります。
でも、スタリアCXのマジックストップの仕組みは特殊で、内部からスパイクが出てきてキャスターの動きを止める仕組みなので、ゴミが絡まる頻度が大幅に軽減されています。
わざわざ国産高級ブランドのプロテカ製品を購入しようというユーザーは、きっと「快適&安心なスーツケースを使用したい」という方だと思います。
スタリアCXのマジックストップは、まさにそんな方におすすめの機能です。
2.荷物が多い人にこそおすすめしたいプロテカのキャスター
スタリアCXには、サイレントキャスター&ベアロンホイールが搭載されています。
ちなみにサイズは50mmとぼちぼち大型で、道路の段差などを乗り越えるのにも快適です。
実はこの2つの機能が両方搭載されているのは、プロテカの中でも一部モデルのみです。
最近のスーツケースは格安のものでもキャスターがよく動きますが、それはお店で中が空の状態だからです。
15kg、20kgと荷物を入れた途端、キャスターの動きが悪くなるスーツケースが多く、特にキャスターがすり減ってくると、まるで修行のように辛くなります。
スタリアCXに搭載されているキャスターは、内部にベアリングが搭載されていて、重い荷物を入れた状態でもびっくりするほど滑らかに動いてくれます。
この使い心地は、キャスターがへたってきても、そんなに変わりません。
特にスーツケースに荷物を沢山いれて移動することの多い方には、スタリアCXのようにベアロンホイール&サイレントキャスターを搭載しているモデルをおすすめします。
3.スタリアVS(旧モデル)からの細かいアップデート
スタリアシリーズは完成度が非常に高く、旧モデルのスタリアVSですでにある意味プロテカのスーツケースの完成形だと感じていました。
ただ、今回スタリアシリーズの最新モデルであるスタリアCXが発売されて、さらに改良されているのでそのポイントもご紹介したいと思います。
まず、大きく変わったのがボディ形状です。
スタリアVSのリブデザインはリブが凹んだ形状でしたが、スタリアCXの方はリブが凸形状になり、これで傷がより一層付きにくくなったそうです。
個人的には、このリブデザインの違いは、傷の付きにくさよりも、デザイン性の向上の方が大きいなと思いました。
スタリアCXのリブは、スタリアVSよりも長くなり、旧モデルは良い意味でも悪い意味でも目立ちにくいデザインでしたが、新しいスタリアCXはより洗練された雰囲気でオシャレになったと思います。
そして、地味に大きな変化がTSAロック形状の変更です。
旧モデルを扱った以前のレビューでも唯一の短所として飛び出た形状のTSAロックを挙げていました。
ただ今回、新モデルのスタリアCXになって、きっちり埋め込み型のTSAロックに切り替えられています。
空港スタッフがスーツケースを移動している時に、TSAロックの樹脂部分が衝撃を受けると割れてしまうんです。
スタリアCXは埋め込み式になったので、そのリスクを最大限低くすることができます。
スタリアCXの内装に関しては、スタリアVSから特に変化ありません。両側にラウンドファスナーの仕切りがあり、片方は中身が見えないプライバシー仕様です。
プライバシー仕様の側は2つのポケットスペースもあって、細かいアメニティを入れたり、ガイドブックを入れたりと、何かと便利です。
ここまでプロテカCXのレビューをご紹介しました。
完成度の高いプロテカらしい王道スーツケースのスタリアシリーズの最新モデルはより快適な使いやすさ、安心の耐久性品質に磨きがかけられています。
いわゆる高級スーツケースに分類されるため、すべての人におすすめできるわけではないのですが、品質の良いものをお探しのユーザーには、相変わらずプロテカのコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
スタリアCXの品質とプレミアムケアの圧倒的な安心感はプロテカだけのものなので、「しっかりしたスーツケースを長く使いたい」と考えている方には、迷いなくおすすめしたいスーツケースです。
スタリアCXの仕様
型番 | 区分 | サイズ | 重量 | 容量 |
02150 | 持込 | 45×34×20cm | 2.4kg | 22L |
02151 | 51×39×25cm | 3.0kg | 37L | |
02152 | 預入 | 56×44×29cm | 3.3kg | 53L |
02153 | 66×51×30cm | 4.0kg | 78L |
22Lサイズの02150は、いわゆるコインロッカーサイズと言われる、ここ数年人気の小さいスーツケースで国内1~2泊旅行や、駅にスーツケースを預けて街ブラをするような旅スタイルにおすすめです。
おそらく一番人気になるのは53Lサイズの02152です。いわゆるMサイズに分類されるモデルで、4泊くらいまでの国内旅行&海外旅行どちらにも対応でき、取り扱いやすいサイズ感なので、老若男女問わずおすすめできます。
国産スタリアCXで安心&快適な旅を!
国産スーツケースブランド・プロテカ/ProtecAで一番人気のスタリアシリーズの最新モデルスタリアCXの使用レビューをお届けしました。
プロテカらしい高品質なスーツケースがさらにオシャレなデザインにブラッシュアップされ、より安心して使える快適なスーツケースへと仕上げられています。
決して安価な製品ではありませんが、「何かを購入したり、サービスを利用したりする時には、しっかり調べてからちゃんとしたものを利用したい」というタイプの方には特におすすめしたいスーツケースです。
快適な旅の相棒として、スタリアCXを使ってみてはいかがでしょうか?