女性に絶大な人気でベストセラーになっているハントマイン(HaNT mine)。
実際に購入して使用してみて感じた長所・短所をレビューしてみます。
購入しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
ハント・マインの基本仕様
ハントマインは、女性社員チームが開発した、女性のためのスーツケースです。
実は初代モデルの販売がスタートしてから数年が経つのですが、いまだに売れ続けている人気モデルです。
使ってみるとよくある「可愛くしておけば売れるでしょ的な女性用スーツケース」ではなく、本当によく考えられた機能派スーツケースでした。
サイズはフロントオープンモデルを加えた4サイズがラインナップされています。
モデル | 05744 | 05745 | 05748 | 05747 |
容量 | 34L | 33L | 47L | 75L |
サイズ | 54*35*24cm | 54*36*22cm | 61*43*23cm | 71*49*25cm |
目安 | ~2泊 | ~2泊 | 2-3泊 | 4-5泊 |
重量 | 3.3kg | 2.7kg | 3.5kg | 4.1kg |
フロント オープン |
○ | |||
素材 | ポリカーボネート | |||
参考 価格 |
30,800円 | 27,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
ハントマインの外観レビュー
「旅に出て新しい経験や楽しい思い出を持ち帰ってほしい」
もちろんTSAロックは搭載。
フロントオープンポケット側もロックがかけられるダブルロックなので、貴重品をフロントオープンポケットにしまっておいても安心です。
キャスターには、公式サイトでは説明がありませんがHINOMOTOの50mmサイレントランキャスターが採用されています。
移動がスムーズなだけでなく、引いて歩く時にも静かで振動が伝わりにくいので、旅の疲れ方も変わってきます。
ハントマインのフロントオープンポケットを開けたところです。
パソコンやタブレット用のスリーブも付いていて、一応衝撃吸収材のようなクッションも付いています。
*パソコンは14インチモデルです。
フロントオープンポケットの内容的には海外旅行向けという感じですが、ビジネス用でも使えなくはないと思います。
アネモネレッドは目立ちますが、パンジーブラックとかならビジネス用途でも落ち着いていておしゃれです。
ハントマインの特徴的な斜めのリブはおしゃれで高級感があります。
細かいリブデザインは耐久性の向上にも貢献しています。
質感はマットなので、ぶつけてもキズが目立たず、いつまでもきれいに使えそうです。
ボディには、軽量性と耐久性を両立した高級素材であるポリカーボネートを100%使用しています。
それもあってか、キャスターストッパー&フロントオープンポケットと機能満載でも重量は3.3kgしかありません。
フロントオープンポケットのない機内持ち込みサイズは2.7kgとさらに軽いので、LCC(格安航空会社)をメインで利用される方はそちらのほうが重宝するかもしれません。
ハントマインの収納レビュー
ハントマインのアネモネレッドの内装はこんな感じです。
ハントマインは本体のカラーごとに、内装デザインが変わるというこだわりようです。
ほとんどのスーツケースは内装が黒一色なので、こんな明るい収納スペースなだけでパッキングが楽しくなりそうです。
ハントマインには、パンプス用の収納袋と、キャスターカバーも内装と同じ生地で用意されています。
「観光はスニーカーで、レストランに行くときはドレスコードで…」など、旅行の予定に合わせて活用できます。
ハントマインは、例えばファスナートップのように、探すといろいろなところにハントらしさが込められていてます。
なんだかディズニーで隠れミッキーを探すような感覚で、旅行で使うのが楽しみになるスーツケースです。
ハント・マインの収納力
実際にフロントオープンポケットのモデルに普段の荷物をパッキングしてみました。
圧縮バッグまで使うと、なんとかお土産スペースは確保しつつ2泊3日の旅行の荷物がパッキングできるかなという感じです。
フロントオープンポケットのスペースの部分があるので、メイン収納はその分コンパクトな印象です。
口コミ評判にはないハントマインの長所・短所レビュー
ここからは実際にハントマインを使用してみて感じた長所・短所についても正直にレビューしていきたいと思います。
短所1:キャスターストッパーの出っ張り
これはキャスターストッパーを搭載しているスーツケースだとどうしようもないのですが、収納スペースに本来のキャリーバーの部分以外にも出っ張りがあります。
画像に見える黒い部品がキャスターストッパーです。
なので、パッキングする際にはデッドスペースを作らないようにちょっと工夫が必要です。
長所1:女性目線のフロントオープンポケット
これまで筆者は出張用にいくつもフロントオープンポケットが搭載されたスーツケースを使ってきました。
ただ、ハントマインのフロントポケットと同じようなスーツケースは見たことがありません。
ポケットの一つ一つのマチが深くなっていて、お手洗い用のポーチを入れておいたり、化粧直し用品をしまっておくのにベストサイズのようです。
さすが女性のために女性チームが考えたスーツケースだなと感じます。
そして、フロントポケットとメイン収納の仕切りはフックで簡単に外せる仕様になっていて、空港でちょっと肌寒い時に羽織るものを取り出したりするのに便利です。
そして、仕切りを取り外して、フロントポケットからパッキングすることも可能です。
帰国の際に高さのあるお土産などを購入した時に重宝する機能だと思います。
長所2:機内持ち込みサイズでサイドハンドル
サイドハンドルは女性にとって、とても貴重な機能です。
機内持ち込みサイズは、サイドハンドルを取り付けると外寸が膨らんで収納容量を減らさなければいけなくなるので、スーツケースメーカーは付けたがりません。
ただ、例えば機内に乗り込んだ後、スーツケースを椅子の上の収納にしまう時に、このハンドルがあるかどうかで“楽さ”が全く変わります。
ここらへんはハントの女性向けスーツケースだけでなく、エースの全てのスーツケースに搭載してもらえたら助かります。
長所3:キャスターカバーは帰国してから楽!
旅行からクタクタになって帰ってきて、まずすることと言えば“濡れた布巾を持ってきてキャスターを拭く”ではないでしょうか?
ハントマインには、専用のキャスターカバーがあるので、汚れたキャスターで家の中を汚すことがありません。
ちょっと付けにくいのが難点ですが、女性目線の嬉しい機能だとお思います。
長所4:キャスターストッパーが便利
キャスターストッパー付きのスーツケースは、一度使うとストッパー付き以外使えなくなる方も多いです。
電車の中や、海外でスマホを触ったり、ガイドマップを確認したりするのにも、ワンタッチでキャスターの動きをロックできるのは便利で安心です。
実際に電車で使用してみましたが、しっかりキャスターが固定されているので安心感があります。
ハントマインのコスパについて
ハントマインのフロントオープンポケットモデルだと参考価格で約30,000円。
これを安いと見るか高いと見るかは、これまで使ってきたスーツケースに価格帯によっても変わってくると思います。
ただ、エースのスーツケースは保証がしっかりしていて、キャスターなどが摩耗してしまった時も、デパートなどに出店している店舗まで持っていけば、配送料なしで修理してくれるのでリーズナブル。
これから4,5年安心して快適に使用できることを考えると、高い買い物ではないかと思います。
そして、持っているだけで旅行が楽しみになるスーツケースって限られているので、ちょっと奮発して購入するだけで海外旅行が2割増しくらいで楽しめるなら、お得な買い物ではないでしょうか?
ハントマインの可愛いだけじゃない使いやすさが魅力
ハントマインの使用レビューをご紹介しました。
奮発して購入しましたが、口コミ評判などで確認してイメージしていた以上に完成度の高いスーツケースで大満足です。
「ハントマインを購入しようかどうか悩んでいる…」という方がいらっしゃれば、おすすめですよ~。