【2025年】青島地下鉄の路線図&乗り方!空港への行き方も解説!

青島への出張時や観光で快適に移動するのに欠かせないのが地下鉄

乗車賃も安く気軽に市内のどこへでも移動出来る便利な交通手段です。

今回は、地下鉄を利用するにあたっての乗り方や2025年最新の路線図情報から、空港まで行く際の注意点などもご紹介します。

週末の休みは地下鉄を使って、青島の観光地巡りなども可能です!

この記事の
筆者:ジンベエ

中国駐在7年目。現在は小さな旅行情報会社の代表をしております。中国出張や観光に役立つ生の情報をお届けします。

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【2025年】青島の地下鉄路線図

青島の地下鉄路線図
2025年4月現在、8路線が開通しておりまだ多くの路線が建設中、または延長予定です。

8路線の中で日本が主に利用する機会が多いのは次の3路線だと思います。

  • 2号線:日本領事館は海安路駅。日本人がよく利用する買い物&飲食エリアも大体2号線。
  • 3号線:中山公園や太平角公園など観光地がある。2号線と五四広場駅で乗り換え。
  • 8号線:青島空港から移動する際に利用。3号線→2号線へと乗り換え可能。

北京や上海と比べると渋滞は控えめですが、通勤時間帯になるとタクシーが渋滞にはまって時間がかかることも。

地下鉄移動は時間も読みやすく、コストもリーズナブルに移動できるのでおすすめです。

青島空港から青島市内への地下鉄を使ったアクセス方法

青島に来て地下鉄に乗る機会として、青島港から青島市内への移動もしくは、日本への帰国の為にホテルから空港へ向かうという方も多いのでは無いでしょうか?

では、青島空港から日本人がよく利用する青島シャングリラホテルまでの地下鉄のルートや行き方をご紹介したいと思います。

青島空港→青島シャングリラホテル
  • 乗り継ぎ:胶东机场----8号線----青岛北站----3号線----五四广场
  • 時間:約1時間30分
  • 費用:7元
  • タクシー:約1時間 120~150元

時間的には30分ほどの違いしかなく、乗り換えも1回で済むので、できるだけリーズナブルに済ませたい方には地下鉄がおすすめです。

ちなみに青島シャングリラホテルは五四広場のA1出口を出れば目の前です。

青島のおすすめホテルについては、参考記事もどうぞ。

青島空港の国際線出口から地下鉄駅までは歩いて少し距離があって3,4分かかるので、地下鉄駅までのルートを動画でご紹介しています。

青島空港
『8号線』

青島空港からは8号線に乗車します。

駅内の路線図では、8号線の路線はピンクで表記されています。

空港内から地下鉄駅まではちょっと分かりづらいのですが、まっすぐ進んで中国語で「地鉄(地下鉄の意味)」と表記された看板のあるエスカレーターを目指しましょう。

青島の地下鉄の乗り方

地下鉄駅が路上付近にある場合、地下鉄まで導く案内標識が立っています。

標識を頼りに地下鉄駅までいくと、~号線/~駅名/~号口が書かれた標識のある入り口があるので、そこから駅に入っていきましょう。

1.地下鉄の切符の買い方

まず、券売機で切符(カードタイプ)を買う必要があります。

青島で生活している人は基本的に携帯のアプリや、交通カードなどに料金をチャージしてそこから支払いますが、旅行者や青島に来たばかりの頃は券売機を使い現金で切符を買う必要が有ります。

こちらが切符売り場になります。

今の中国はキャッシュレスが非常に進んでいる為、現金対応している機械が少ないです。

こちらのタイプが現金対応の券売機です。紙幣と硬貨にて料金を支払う事ができます。

「QR code only」の場合、ウィーチャットペイやアリペイが必要になります。

もしお持ちでない場合には、現金が仕える券売機を選びましょう。

次に路線を選びます。

目的地の地下鉄駅が何線かわかっていれば、路線番号をタップすればOKです。

ほとんどの日本人の方は2号線か3号線が目的地になると思います。

今回はお隣の苗岭路駅に行ってみましょう。

路線図から2号線を選び、目的地の苗岭路駅駅をタッチパネルで選択します。

今回は2元でした。

日本円で約40円と、中国の地下鉄は本当に安くて助かります。

中国の現金はかなりぼろぼろな物が多く、なかなか受け付けてもらえないこともあります。

この時も5,6回裏表を変えたりしながらやっと購入できました。

中国の使い切り切符はこんな感じです。

長期滞在ならチャージタイプが便利

もし青島での滞在期間が長く、地下鉄に乗る機会が多い場合は交通カード(交通卡)の購入も検討下さい。

『售卡』と書かれた券売機でカードの購入が可能です。

日本のSuicaのように使えます。

期間限定デザインのカードもあり、駅によって取り扱っているカードのデザインが違ったりします。

購入する場合には画面上の『购卡』選択します。

デザインを選択します。

割引中のカードが10元くらいで、ほかは大体20元~30元程度です。

金額はチャージされていない、カード代金のみのものです。

購入後は『充值』を選択して、希望する金額をチャージしましょう。

カードを緑のライトのスペースに入れて、お金を投入すればOKです。

この様なチャージ可能なカードを購入すると、先にチャージした金額の範囲内で利用が可能です。

毎回、切符を購入する手間が無いので、ストレスフリーで改札を通る事が出来ます。

更に上級者は、iPhoneのウオレットに交通カードを追加する事も可能です。毎回お財布やカードケースからカードを取り出す必要もないのでとても便利です。

2.手荷物検査を受ける

大体どの地下鉄の駅にも2ヶ所以上の改札口(入場用)が有ります。

この様なX線検査の機械に手荷物を通す必要が有ります。

主な持ち込み禁止の物は可燃物刃物などです。

この表を見ると一般人は持っているだけで駄目やろうと突っ込みたくなる物も描かれていますが、

そこは人が多い中国だけに日本人の感覚では信じられない様な事も多々発生する為、ご愛嬌と言う事で(笑)

ジンベエ

この持ち物チェックは駅や係員さんによって対応が大きく異なります。

ラッシュ時間帯や人の多い駅ではゆるゆるの所も有りますが、めっちゃ暇な駅やものすごく真面目な駅員さんに当たると絶対X線を通す様に言われる事も。下手に逆らわずにメンツを立ててあげるとスムーズに通過出来ます。

3.改札を通る

無事に?持ち物検査を終えると改札の入場口です。

先ほど事前購入したICカードタイプの切符をここで利用します。

ICカードの読み取り部分になります。(刷卡区)

タッチすると、ランプが緑色に光ります。

銀色のバーを回転させて改札を通過しましょう!

新しいタイプのゲートだとそのまま侵入すると自動で開きます。

 

4.地下鉄に乗車

大抵改札から更にワンフロア降りた所にプラットフォームが有ります。

駅によっては進行方向によってフロアや降り口が違う場合が有ります。

目的になる駅を確認しながらホームに降りて行きましょう。

青島の地下鉄には時刻表と言う物が無く、5〜6分間隔で絶えず次の電車が来ます。

目の前で地下鉄が発車しそうになっても無理に駆け込み乗車せず、おとなしく次の地下鉄を待ちましょう。

こちらの電光掲示板で次と、その次の列車がが何分後に到着予定かわかります。

乗口の上には必ず列車方向と停車駅が確認できる路線図があるので、間違えにくいです。

このアイデアいいですよね。

東京の地下鉄にも欲しいです。

地下鉄がホームに到着すると、こちらのゲートが開き、

続けて車両のドアも開いて乗り込める様になります。

混雑する時は、日本と同じく降りる人が優先で、それを待ってから乗り込む様にしましょう。

5.地下鉄を乗り換える

地下鉄路線図の中で複数の線が交わっている駅は、ほとんどの駅で改札を出ずに乗り換えが可能です。

画像の様に、看板表示やフロアに乗り換え可能な路線のテーマカラーと表示があるのでそれを頼りに自分の乗りたい路線に向かいましょう。

6.改札から出る

チャージタイプの切符の時は改札に入る時と同じ様にカード読み取り部にタッチでOKですが、一度利用タイプのカードは回収されてしまいます。

緑色に光っているカード挿入口にカードを挿入します。

路線の長さに足りる金額であれば、ゲートが開き改札を出る事が出来ます。

青島の地下鉄利用時の注意点

  • ラッシュ時の利用を避ける
  • 携帯品に注意する
  • 日本語の使用

写真の様に朝晩の通勤時間帯(7:00〜9:00、17:00〜18:30)はぼちぼち混み合います。

最近はだいぶ治安も良くなりましたが、以前はスリ等も多く私も携帯電話を何台かやられています。

ジンベエ

友人はイヤホンから音楽が聞こえてこなくなったと思うと、ポケットの中から携帯が消えていたとの事です(笑)

治安の良い日本から来たばかりの時は、特に気をつけて下さい。

また、青島の人たちは基本的に日本人に対しても友好的ですが、反日関連の記念日などには少しピリ付くこともあるので、気をつけましょう。

青島地下鉄の3つのおすすめポイント

1.リーズナブルな運賃

タクシーの運賃は、空港から市内中心部までだと、120元~160元前後はします。

対して,地下鉄は4元~7元リーズナブルな運賃で利用できる上、運行時間も正確で、言葉の心配もいりません。

2.市内観光に便利

2025年4月現在、8路線が開通しておりまだ多くの路線が建設中、または延長予定です

市中心部の観光地へは基本乗り換え1回で移動できるので大変便利です。

3.早朝から深夜まで利用可能

運行時間は路線によって違いますが、市内中心部は朝6時から、夜23時くらいまで運行しています。

午前中の青島空港からのフライトでも地下鉄で移動できて便利です。

ジンベエ

個人的には4号線の終点駅の大河东から登れる崂山登山がおすすめです。
山の景色が日本にはない風情があって何度も登っています。

地下鉄で青島観光を楽しもう

青島の地下鉄の利用方法をご紹介しました。

青島は地下鉄を使えば空港から市内までも移動できますし、有名な観光地への移動も快適です。

青島観光から出張まで、快適に楽しむためにぜひ地下鉄を利用してみてください。

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